2026年現在、「ワールドカップバレー2023の日程」を振り返ると、女子大会は2023年9月16日~24日、男子大会は9月30日~10月8日に開催されました。日本代表は男女ともに東京・国立代々木競技場第一体育館を舞台に、世界の強豪7カ国と対戦。日本戦は全14試合が19時25分開始で、フジテレビ系列による地上波生中継も実施されました。
この大会の正式名称は「FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」。単なる国際大会ではなく、パリ2024オリンピックの出場権を懸けた重要な予選でした。女子日本代表は5勝2敗でPOOL Bの3位、男子日本代表は5勝2敗で2位となり、明暗が分かれています。
【2023年大会の日程一覧】女子は9月、男子は9月末から10月に開催

ワールドカップバレー2023は、女子と男子で開催期間が異なります。
日本バレーボール協会(JVA)の大会概要によると、女子大会が先に行われ、その後に男子大会が開催されました。どちらも日本が開催国となり、東京の国立代々木競技場第一体育館でPOOL Bの試合が実施されています。
女子日本代表の日程
女子大会は9月16日に開幕し、24日のブラジル戦で全日程を終了しました。
日本代表は9日間で7試合を戦い、9月18日と21日は試合がありませんでした。
男子日本代表の日程
男子大会は9月30日に開幕。10月8日のアメリカ戦が最終戦となりました。
男子も7試合の総当たり戦で、10月2日と5日が休養日でした。
日本代表全14試合の日程・対戦相手・試合結果
以下は女子・男子それぞれの日本代表の試合をまとめた一覧です。試合開始時刻はすべて日本時間です。
日本バレーボール協会の競技日程とフジテレビの公式試合結果を基に整理しています。
※スコアは日本代表から見たセットカウントです。
【女子日本代表の結果】5連勝からトルコ・ブラジルに連敗し3位
女子日本代表は大会序盤に5連勝を記録しましたが、終盤の強豪国との直接対決で2連敗。最終順位はPOOL Bの3位でした。
開幕から5試合連続ストレート勝利
女子日本代表は、9月16日のペルー戦で3-0の勝利を収め、好スタートを切りました。
続くアルゼンチン、プエルトリコ、ブルガリア、ベルギーにもすべてストレート勝ち。5試合連続で相手にセットを与えない安定した戦いを披露しました。
特に注目されたのは、9月22日のベルギー戦です。
第1セットは28-26という接戦でしたが、日本は粘り強く競り勝ち、その後の2セットも連取。3-0で勝利し、開幕5連勝を達成しました。
この時点で、日本はパリ五輪出場権獲得に向けて好位置につけていました。
トルコ戦で初黒星、ブラジル戦が運命の最終戦に
状況が変わったのは9月23日のトルコ戦です。
当時の世界ランキング1位だったトルコとの対戦で、日本は第1セットを25-22で先取。しかし、第2セット以降は相手の攻撃に押され、最終的に1-3で敗れました。
この敗戦により、日本の開幕からの連勝は5でストップ。
翌24日の最終戦では、同じく五輪出場権を争っていたブラジルと対戦しました。
試合はフルセットにもつれ込み、日本は第2セットと第4セットを奪いましたが、最終セットを10-15で落とし、セットカウント2-3で敗戦。
この結果、日本は5勝2敗で大会を終え、3位となりました。
女子の結果で押さえておきたいのは、5勝2敗という好成績でも、直接の五輪出場権を獲得できなかった点です。
上位2チームに与えられる出場枠を、トルコとブラジルが獲得したためです。
【男子日本代表の結果】スロベニア撃破でパリ五輪出場権を獲得
男子日本代表も5勝2敗でしたが、女子とは異なりPOOL Bの2位に入り、パリ2024オリンピックへの出場を決めました。
初戦フィンランド戦はフルセットの接戦
男子日本代表の初戦は9月30日のフィンランド戦でした。
日本は序盤の2セットを連取したものの、その後2セットを奪われ、試合は最終セットへ。
最後は15-12で日本が取り切り、セットカウント3-2で開幕戦を勝利しました。
しかし、翌10月1日のエジプト戦では、2セットを先取しながら逆転を許します。
最終的に2-3で敗れ、日本にとって痛い黒星となりました。
チュニジア、トルコ、セルビアに3連勝
10月3日のチュニジア戦では3-0で勝利。
翌4日のトルコ戦も3-0、10月6日のセルビア戦も3-0と、3試合連続のストレート勝利を達成しました。
この連勝によって日本は五輪出場圏内へ浮上します。
10月7日のスロベニア戦で五輪切符が確定
最大の山場は10月7日のスロベニア戦でした。
スロベニアも上位を争う強豪であり、この試合はパリ五輪出場権を左右する重要な一戦でした。
日本は石川祐希、西田有志らを中心に攻撃を組み立て、25-21、25-22、25-18でストレート勝利。
この結果、最終戦を残してPOOL Bの2位以内が確定し、パリ2024オリンピックの出場権を獲得しました。
JVAも10月7日の勝利を受け、日本男子代表の五輪出場決定を公式に発表しています。
最終戦のアメリカ戦は2-3で敗戦
10月8日の最終戦は、POOL B首位のアメリカとの対戦でした。
日本はフルセットまで持ち込みましたが、最終的には2-3で敗れました。
ただし、前日のスロベニア戦で五輪出場権を確保していたため、最終順位は変わらず2位。
大会を通じて5勝2敗という成績を残し、男子日本代表にとって大きな成果となりました。
【女子・男子の順位表】POOL Bの最終順位と大会方式を解説
ワールドカップバレー2023の順位を理解するには、勝敗だけでなく勝ち点やセット率も確認する必要があります。
女子POOL B最終順位
フジテレビが掲載した2023年9月24日終了時点の順位は次のとおりです。
- 1位:トルコ(7勝0敗・21ポイント)
- 2位:ブラジル(6勝1敗・16ポイント)
- 3位:日本(5勝2敗・16ポイント)
- 4位:プエルトリコ(4勝3敗・11ポイント)
- 5位:アルゼンチン(3勝4敗・8ポイント)
- 6位:ベルギー(2勝5敗・6ポイント)
- 7位:ブルガリア(1勝6敗・5ポイント)
- 8位:ペルー(0勝7敗・1ポイント)
日本とブラジルはともに16ポイントでしたが、勝敗数の差によってブラジルが2位、日本が3位となりました。
男子POOL B最終順位
男子大会の最終順位は次のとおりです。
- 1位:アメリカ(7勝0敗・20ポイント)
- 2位:日本(5勝2敗・16ポイント)
- 3位:スロベニア(5勝2敗・15ポイント)
- 4位:トルコ(4勝3敗・11ポイント)
- 5位:セルビア(3勝4敗・9ポイント)
- 6位:フィンランド(2勝5敗・7ポイント)
- 7位:エジプト(2勝5敗・5ポイント)
- 8位:チュニジア(0勝7敗・1ポイント)
男子は日本とスロベニアがともに5勝2敗でしたが、日本が勝ち点16を獲得し、スロベニアの15ポイントを上回りました。
POOL Bの出場国は男女で異なる
日本開催のPOOL Bには男女それぞれ8カ国が参加しました。
女子の出場国
日本、ブラジル、トルコ、ベルギー、ブルガリア、プエルトリコ、アルゼンチン、ペルー。
男子の出場国
日本、アメリカ、スロベニア、セルビア、トルコ、チュニジア、エジプト、フィンランド。
女子と男子では参加国の顔ぶれが異なり、同じ国立代々木競技場第一体育館で別々の大会が行われました。
パリ五輪予選の大会方式とは?
大会はFIVB(国際バレーボール連盟)が主催し、開催国フランスを除いた世界ランキング上位国から選ばれた24カ国が参加しました。
3つの開催地に8カ国ずつ分かれ、各POOLで総当たり戦を実施。各POOLの上位2チーム、合計6チームがパリ2024オリンピックの出場権を獲得する仕組みでした。
順位決定には、次の基準が使われました。
1. 勝敗数
2. 勝ち点
3. セット率
4. ポイント率
勝ち点は、3-0または3-1の勝利で3ポイント、3-2の勝利で2ポイント、2-3の敗戦で1ポイントです。3-0または3-1の敗戦ではポイントを獲得できません。
この仕組みが、女子と男子の最終順位を理解するうえで要点です。
【フジテレビの放送予定】日本戦は19時から地上波生中継
ワールドカップバレー2023では、フジテレビが男女の日本代表戦を地上波で生中継しました。
ここで注意したいのが、テレビ放送開始時刻と実際の試合開始時刻は異なるという点です。
テレビ放送は19時、試合開始は19時25分
JVAの公式メディア情報では、女子の日本戦7試合はすべて19時からフジテレビで生中継されました。
男子についても、全7試合が19時から地上波で放送される予定でした。
一方、競技日程上の試合開始時刻は19時25分です。
つまり、19時にテレビをつければ試合開始前の中継から楽しめる構成でした。
2023年大会のテレビ放送と試合時間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 地上波放送局 | フジテレビ |
| 放送開始 | 19:00 |
| 日本戦開始 | 19:25 |
| 女子日本戦 | 全7試合を生中継 |
| 男子日本戦 | 全7試合を生中継 |
| 男子の関連放送 | フジテレビONE、BSフジなどで録画放送 |
なお、これらは2023年当時の放送実績です。2026年の放送予定を示すものではありません。
会場は国立代々木競技場第一体育館
男女のPOOL Bが開催された会場は、東京都渋谷区にある国立代々木競技場第一体育館です。
JVAの大会概要にも正式な会場として記載されています。
東京の中心部で開催されたこともあり、日本代表の試合を会場で観戦できる大会として注目されました。
【2026年から振り返る】女子も男子もパリ五輪に出場できた理由
2023年大会の結果だけを見ると、男子は五輪出場を決め、女子は出場権を逃したという違いがあります。
しかし、実際のパリ2024オリンピックでは、男女ともに日本代表が出場しました。
この違いを理解するには、2023年の予選と2024年の世界ランキングによる出場枠の仕組みを知る必要があります。
女子は2024年6月14日に出場権を獲得
女子日本代表は2023年のPOOL Bで3位となり、予選大会での直接的な出場権獲得には届きませんでした。
その後、2024年のバレーボールネーションズリーグ(VNL)の結果を受けて、状況が変わります。
2024年6月14日、日本バレーボール協会はFIVBとバレーボールワールドから、女子日本代表が世界ランキングに基づく出場条件を満たしたとの通知を受けたと発表しました。
つまり、女子は2023年の予選では出場権を獲得できなかったものの、翌年の世界ランキングによってパリ五輪への切符を手にしたのです。
男子は2023年の予選で直接出場を決定
一方、男子日本代表は2023年10月7日のスロベニア戦に勝利し、予選POOL Bで2位以内を確定させました。
そのため、2024年の世界ランキングによる追加枠を待つことなく、予選大会の段階でパリ五輪出場を決めています。
この違いは、2023年大会を振り返るうえで押さえておきたいポイントです。
【プロの結論】大会の成績と五輪出場権は分けて考える
2023年のワールドカップバレーを調べる際、女子3位という結果だけで日本代表の五輪出場がなかったと判断するのは誤りです。
女子は2024年の世界ランキングによって出場権を獲得し、男子は2023年の予選で直接出場を決めました。
大会の順位は、その大会での成績を示すものです。一方、オリンピック出場権は複数の予選経路によって決まります。
スポーツの大会結果を正確に理解するには、最終順位だけでなく、出場枠の決定方式とその後の公式発表まで確認することが大切です。
【ワールドカップバレー2023の日程】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ワールドカップバレー2023の女子の日程はいつでしたか?
女子大会は2023年9月16日から24日まで開催されました。女子日本代表は7試合を戦い、9月16日のペルー戦から9月24日のブラジル戦まで、すべて19時25分開始でした。
Q2:ワールドカップバレー2023の男子の日程はいつでしたか?
男子大会は2023年9月30日から10月8日まで開催されました。日本代表はフィンランド、エジプト、チュニジア、トルコ、セルビア、スロベニア、アメリカと対戦しました。
Q3:日本戦の試合開始時間とフジテレビの放送開始時間は同じですか?
異なります。日本戦の試合開始時刻は19時25分、フジテレビの地上波生中継は19時開始でした。試合前の時間から中継が行われていました。
Q4:女子日本代表は2023年大会でパリ五輪出場権を獲得しましたか?
いいえ。女子は5勝2敗で3位となり、予選大会での直接出場権獲得には届きませんでした。しかし、2024年6月14日に世界ランキングによる出場権獲得が発表され、パリ五輪への出場が決まりました。
Q5:男子日本代表は何位でパリ五輪出場を決めましたか?
男子日本代表は5勝2敗でPOOL Bの2位でした。2023年10月7日のスロベニア戦で3-0の勝利を収め、最終戦を待たずにパリ五輪出場権を獲得しました。
まとめ:ワールドカップバレー2023は男女で異なる結果と五輪への道筋を残した
ワールドカップバレー2023は、女子が9月16日~24日、男子が9月30日~10月8日に開催されました。
日本代表の試合は男女とも全7試合が19時25分開始で、フジテレビでは19時から地上波生中継が行われました。
大会の最終結果は、女子が5勝2敗の3位、男子が5勝2敗の2位です。
男子はスロベニア戦の勝利でパリ五輪出場権を獲得。女子は大会終了時点では出場権を逃しましたが、2024年6月に世界ランキングによって出場が決まりました。
2026年にこの大会を振り返るなら、女子の3位という順位だけでなく、翌年の五輪出場決定まで追うことが大切です。 2023年の試合日程、全14試合の結果、POOL Bの順位表、そしてパリ五輪への出場経緯を合わせて確認すれば、大会の全体像がより明確になります。
主な参照資料:日本バレーボール協会(JVA)の大会概要・競技日程・試合結果・五輪出場決定発表、フジテレビの2023年大会公式日程・順位表、日本オリンピック委員会(JOC)の発表。