2026年のサッカー日韓戦は、男子と女子で明暗が分かれる結果となった。10月3日に行われた第20回アジア競技大会の男子決勝では、U-21日本代表がU-23韓国代表に0-1で敗戦。豊田スタジアムで行われた一戦は、後半16分にオム・ジソンが決勝ゴールを決め、韓国がアジア大会4連覇を達成した。
一方、9月29日の女子準決勝では、なでしこジャパンが韓国女子代表に2-0で快勝。神谷千菜が2得点を挙げ、日本を決勝進出に導いた。その後、日本女子代表は10月2日の決勝でも勝利し、大会3連覇を達成している。男子と女子で対照的な結果となった2026年の日韓戦を、試合結果、得点者、歴代対戦成績、2025年E-1選手権、A代表との違いから整理する。
【最新結果】2026年10月3日の韓国対日本は1-0で韓国が勝利

2026年10月3日、第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)の男子サッカー決勝で、日本と韓国が対戦した。開催地は愛知県の豊田スタジアム。19時30分にキックオフされた決勝戦は、韓国が1-0で勝利した。
日本はU-21代表、韓国はU-23代表という編成で臨んだ。日本は大岩剛監督のもと、2028年ロサンゼルスオリンピックを見据えた若い世代の強化を進めていた。
試合は前半を0-0で折り返したものの、後半16分に韓国が均衡を破る。オム・ジソンの得点がそのまま決勝点となり、日本は最後まで同点ゴールを奪えなかった。
この結果、韓国は2014年仁川大会から4大会連続となる男子サッカー金メダルを獲得。日本は4大会ぶり2度目の優勝を逃し、3大会連続の銀メダルとなった。
日本にとっては、自国開催のアジア大会で金メダルを獲得する大きな機会だっただけに、決勝での敗戦は悔しい結果となった。一方、韓国は決勝で日本を破るという近年の大会の流れを維持した。
日本サッカー協会の公式試合記録と日刊スポーツ、聯合ニュースの報道でも、試合結果は韓国1-0日本と確認できる。
【試合経過】オム・ジソンの決勝ゴールが生まれた61分
今回の男子日韓戦は、前半と後半で明暗が分かれた。前半は両チームとも得点を奪えず、0-0のままハーフタイムに入った。
前半:互いに得点を許さず0-0
試合序盤から韓国はオム・ジソンを攻撃の起点として活用した。日刊スポーツの試合速報では、前半6分にオム・ジソンが敵陣でボールを奪い、ドリブルでペナルティーエリア内に進入した場面が記録されている。
日本は失点を許さず前半を終えたが、スコアを動かせないまま後半を迎えることになった。
後半16分:オム・ジソンが先制点
試合が動いたのは後半16分、公式記録上の61分だった。韓国のオム・ジソンがゴールを決め、スコアは韓国1-0日本となった。
オム・ジソンはイングランドのスウォンジー・シティに所属する韓国人選手。聯合ニュースは、同選手が今大会の決勝ゴールを記録したことを報じている。
日本は同点を目指したが、韓国のリードを覆すことはできなかった。試合終了の笛が鳴り、韓国の優勝が決まった。
試合結果と基本データ
- 大会:第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)
- 開催日:2026年10月3日(土)
- 会場:豊田スタジアム
- キックオフ:19時30分
- 対戦:U-21日本代表対U-23韓国代表
- 最終スコア:日本0-1韓国
- 前半:0-0
- 後半:0-1
- 得点者:オム・ジソン(韓国・61分)
今回の試合で注目すべきなのは、韓国が1点を守り切ったことだけではない。日本はU-21世代でU-23韓国代表に挑んでおり、年齢構成の異なるチーム同士の対戦だったという点も重要だ。
【女子の日韓戦】9月29日は日本が韓国に2-0で快勝
男子決勝とは対照的に、女子の日韓戦では日本が明確な結果を残した。
2026年9月29日、なでしこジャパンは第20回アジア競技大会の女子準決勝で韓国女子代表と対戦。静岡県の小笠山総合運動公園エコパスタジアムで行われた試合は、日本が2-0で勝利した。
神谷千菜が2得点を記録
前半は両チームとも無得点で終了したが、後半に入ると日本が試合を動かした。
54分、神谷千菜が先制ゴールを記録。さらに63分にも神谷が追加点を決め、日本が2点のリードを奪った。
日本サッカー協会の公式試合記録によると、2得点はいずれも神谷によるもの。最終スコアは日本2-0韓国となった。
女子日本代表はその後、アジア大会3連覇を達成
韓国を破った日本は決勝に進出。10月2日には朝鮮民主主義人民共和国女子代表と対戦した。
決勝は90分を2-2で終え、延長戦でも決着がつかずPK戦に突入。日本はPK5-3で勝利し、アジア大会3連覇を達成した。
この試合では、GK大場朱羽が相手のPKを1本阻止。最後は塩越柚歩が5人目のキックを成功させ、日本の金メダルが決まった。
つまり2026年の女子サッカーでは、韓国との準決勝に勝利しただけでなく、その勢いを決勝までつなげて大会優勝を果たしたことになる。
【結果比較】2025年E-1選手権から2026年アジア大会までの日韓戦
2025年から2026年にかけての日韓戦を振り返ると、男子A代表、女子代表、男子年代別代表でそれぞれ異なる結果が出ている。
特に2025年のE-1選手権では男子日本代表が韓国を1-0で破った一方、2026年のアジア大会男子決勝では韓国が同じスコアで日本を下した。スコアだけを見ると同じ1点差だが、対戦したチームのカテゴリーは異なる。
| 開催日 | 大会・カテゴリー | 試合結果 | 主なポイント |
|---|---|---|---|
| 2025年7月13日 | E-1女子 | 日本1-1韓国 | 女子代表は引き分け |
| 2025年7月15日 | E-1男子 | 韓国0-1日本 | ジャーメイン良が8分に得点 |
| 2026年9月29日 | アジア大会女子準決勝 | 日本2-0韓国 | 神谷千菜が2得点 |
| 2026年10月3日 | アジア大会男子決勝 | 日本0-1韓国 | オム・ジソンが61分に決勝点 |
2025年E-1選手権では男子日本代表が韓国に勝利
2025年7月15日に韓国の龍仁ミル・スタジアムで開催されたE-1選手権の男子最終戦では、日本が韓国を1-0で破った。
決勝点を挙げたのはジャーメイン良。前半8分に得点し、日本はそのままリードを守り切った。
この勝利によって日本は大会3連勝を達成し、E-1選手権の連覇も実現した。日本にとっては、韓国との国際Aマッチで史上初の3連勝という記録的な結果でもあった。
女子は2025年の引き分けから2026年の2点差勝利へ
2025年7月13日の女子E-1選手権では、日本と韓国は1-1で引き分けた。日本の得点者は成宮唯だった。
その後、2026年9月29日のアジア大会では日本が2-0で勝利。神谷千菜の2得点によって、女子の日韓戦では日本が主導権を握る結果となった。
このように、2025年と2026年の結果を並べると、男子ではA代表と年代別代表の勝敗が分かれ、女子では引き分けから日本の勝利へと結果が変化したことが分かる。
【歴代対戦成績】日本代表と韓国代表はどちらが強い?
サッカーの日韓戦を語るうえで欠かせないのが、長年にわたる男子A代表の対戦成績だ。
日本と韓国は1954年のワールドカップ予選で初めて対戦して以来、数多くの国際試合を重ねてきた。歴史的には韓国が優勢であり、日本は長く苦戦してきた。
2025年7月の試合後、日本側のAマッチ集計は16勝23分け40敗
日刊スポーツが2025年7月15日のE-1選手権を終えた時点で報じた日本側の国際Aマッチ通算成績は、79試合で日本の16勝23分け40敗だった。
この記録は、2025年の韓国戦で日本が勝利した後の数字である。勝ち数では韓国に大きく差をつけられているものの、2002年の日韓ワールドカップ以降に限ると、日本が7勝6分け5敗と勝ち越している。
日韓の集計方法によって通算試合数が違う理由
歴代対戦成績を調べる際に注意したいのが、日本サッカー協会と韓国サッカー協会のAマッチ認定基準の違いだ。
2025年7月の試合前時点では、日本側の集計が78試合だったのに対し、韓国側の集計では81試合となっていた。
差が生まれた理由は、1967年のアジアカップ予選、1988年のアジアカップ、1998年のアジア大会の3試合にある。
これらの試合について、韓国側はAマッチとして記録している一方、日本側は若手主体の編成などを理由に国際Aマッチの通算記録に含めていない。
特に1998年のアジア大会では、日本はU-21世代を中心に編成していた。対する韓国はワールドカップ経験者を含む選手構成だった。このように、同じ試合でも両国の代表チームの位置付けが異なる場合がある。
したがって、インターネット上で日韓戦の通算成績が複数掲載されていても、必ずしも誤記とは限らない。集計対象と基準日を確認することが大切だ。
【A代表と年代別代表の違い】なぜ日本はU-21、韓国はU-23だったのか
2026年10月3日の男子決勝を評価する際に、特に理解しておきたいのが両チームの年齢構成だ。
今回の日本はU-21代表、韓国はU-23代表として出場した。大会そのものは23歳以下を対象とする競技であり、日本は2歳若い世代を中心にチームを編成していた。
日本は2028年ロサンゼルス五輪を見据えたチーム編成
日本サッカー協会の大会プレビューによると、U-21日本代表は2028年ロサンゼルスオリンピックを目標に強化を進めているチームだった。
指揮官は大岩剛監督。2026年1月のAFC U23アジアカップでも優勝を経験した選手たちを含む23人が招集されていた。
つまり、2026年のアジア大会は単なる優勝争いだけでなく、次のオリンピック世代を実戦で成長させる機会でもあった。
一方、韓国はU-23代表として出場。年齢構成が異なる両チームの対戦だったことから、結果だけで日本の若い世代の実力を判断するのは適切ではない。
2025年E-1選手権のA代表戦とは評価軸が異なる
2025年7月のE-1選手権で日本が韓国に1-0で勝利した試合は、男子の国際Aマッチだった。
これに対して2026年10月のアジア大会決勝は、U-21とU-23の年代別代表同士の対戦である。
同じ日本対韓国でも、A代表の実績と年代別代表の結果を同じ数字として扱うことはできない。出場選手、年齢、チームの強化目的、大会の性格が違うためだ。
また、E-1選手権は東アジアの代表チームが参加する大会であり、2025年の男子日本代表はジャーメイン良の得点で優勝を決めている。2026年の年代別代表の敗戦によって、このA代表の実績が変わるわけではない。
【プロの結論】2026年の日韓戦は男子と女子を分けて評価すべき
2026年のサッカー日韓戦を整理すると、男子と女子で異なる成果が見えてくる。
男子は10月3日のアジア大会決勝でU-21日本代表がU-23韓国代表に0-1で敗れた。韓国のオム・ジソンが後半16分に決勝点を挙げ、日本は3大会連続の銀メダルとなった。
一方、女子は9月29日に韓国を2-0で破り、その後の決勝でも勝利してアジア大会3連覇を達成した。
ここで重要なのは、男子の敗戦をそのまま日本A代表の実力低下と結び付けないことだ。今回の男子チームはロサンゼルス五輪を見据えたU-21世代であり、韓国はU-23代表だった。
また、2025年のE-1選手権では男子日本A代表が韓国を1-0で破っている。年代別代表の結果とA代表の結果は、別々に評価する必要がある。
今後の日韓戦を見る際は、次の3点を基準にすると、試合の意味をより正確に理解できる。
- 代表カテゴリー:A代表、U-23、U-21など、どの世代が出場しているか。
- 大会の目的:国際大会の優勝争いなのか、オリンピック世代の強化なのか。
- 対戦記録の基準:国際Aマッチなのか、年代別大会なのか、また通算成績の集計方法は何か。
日韓戦は歴史的なライバル関係だけでなく、次世代の選手が成長する舞台でもある。2026年の男子決勝は韓国の勝利に終わったが、日本のU-21世代にとっては2028年のロサンゼルス五輪へ向けた課題と経験を得る大会となった。
サッカー韓国対日本に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年10月3日の韓国対日本の試合結果は?
A1:第20回アジア競技大会の男子決勝で、U-21日本代表はU-23韓国代表に0-1で敗れました。試合会場は豊田スタジアムで、韓国のオム・ジソンが後半16分に決勝ゴールを決めました。
Q2:韓国対日本の男子決勝で得点した選手は誰?
A2:韓国のオム・ジソンです。後半61分に得点し、韓国をアジア大会4連覇に導きました。
Q3:2026年9月29日の女子日韓戦は何対何だった?
A3:なでしこジャパンが韓国女子代表に2-0で勝利しました。神谷千菜が54分と63分に得点しています。
Q4:2026年の男子日韓戦はA代表同士の試合だった?
A4:いいえ。日本はU-21代表、韓国はU-23代表でした。男子A代表同士の試合とは区別する必要があります。
Q5:2025年のE-1選手権では日本と韓国のどちらが勝った?
A5:2025年7月15日の男子最終戦では、日本が韓国に1-0で勝利しました。ジャーメイン良が前半8分に決勝ゴールを決めています。
Q6:サッカーの日韓戦の歴代対戦成績は日本が勝ち越している?
A6:男子国際Aマッチでは韓国が通算成績でリードしています。2025年7月の試合後に報じられた日本側の集計は、日本の16勝23分け40敗です。ただし、日韓でAマッチの認定基準が異なるため、集計方法によって試合数に差があります。
まとめ:2026年の日韓戦は男子韓国、女子日本という結果に
2026年のサッカー韓国対日本は、男子と女子で対照的な結果となった。
男子は10月3日のアジア大会決勝で韓国が1-0で勝利。オム・ジソンの決勝ゴールによって韓国が4連覇を達成し、日本は銀メダルとなった。
女子は9月29日の準決勝で日本が韓国に2-0で勝利。神谷千菜の2得点が勝利を決定付け、その後の決勝でも日本が勝利して大会3連覇を達成した。
2025年のE-1選手権では男子A代表が韓国に1-0で勝利しており、2026年の年代別代表の結果とは異なる側面もある。
サッカーの日韓戦を正確に理解するには、単純な勝敗だけでなく、男子・女子、A代表・年代別代表、大会ごとの条件を分けて見ることが欠かせない。今後の日本代表と韓国代表の対戦でも、それぞれの世代がどのような成長を見せるのかが大きな注目点となる。
主な事実確認資料: 日本サッカー協会(JFA)の2026年大会公式記録・試合レポート、東アジアサッカー連盟(EAFF)の2025年E-1選手権公式記録、日刊スポーツ、TBS NEWS DIG、聯合ニュース。