倉持麟太郎氏と山尾志桜里氏は、現在どのような関係にあるのか。2017年の週刊文春によるW不倫疑惑報道、山尾氏による男女関係の否定、その後の政策顧問への起用など、2人をめぐる出来事は長年にわたって関心を集めてきた。
特に注目されたのが、2025年6月10日の記者会見だ。山尾氏は過去の対応について謝罪するとともに、倉持氏について「私生活、仕事でも現在、特段の交流はない」と説明した。2025年の国民民主党による参院選擁立問題、そして2026年現在の2人の仕事や活動を整理すると、過去の報道と現在の状況には明確な違いが見えてくる。
【2026年現在の結論】倉持麟太郎と山尾志桜里は現在どんな関係なのか

最初に押さえておきたいのは、2025年6月10日の記者会見で山尾志桜里氏自身が、倉持麟太郎氏との現在の交流について説明している点だ。
山尾氏は、2017年に関係が報じられた男性について、現在は私生活でも仕事でも特段の交流がないと述べた。これは、2人の現在の関係を考えるうえで最も重要な本人発言である。
「現在ご指摘を受けた報道に載った方と、私生活、そして仕事の面においても、特段の交流はございません」
この発言から読み取れるのは、少なくとも山尾氏が公の場で、現在の2人の関係を過去の政策協力や親密な交流の延長として説明していないということだ。
一方、倉持氏側が同じ会見で発言したわけではないため、山尾氏の説明をそのまま倉持氏側の公式見解とすることはできない。
また、2026年10月29日までに公表された情報では、2人が再婚したという確定的な発表や、新たな交際を裏付ける信頼性の高い報道は確認できない。
したがって、現在の状況は次のように整理できる。
- 2017年:週刊文春が関係をめぐる疑惑を報道。
- 2017年:山尾氏は男女関係を否定。
- 2017年11月:政策顧問としての協力継続を表明。
- 2025年6月:山尾氏が現在の特段の交流を否定。
- 2026年:双方がそれぞれの専門分野で活動を続けている。
過去に報じられた関係と、現在確認できる公的な関係は分けて考える必要がある。
【2017年9月】週刊文春のW不倫疑惑報道と男女関係否定の経緯
週刊文春が報じた内容とは
2人の関係が大きく報道されたのは2017年9月だ。
当時、民進党所属の衆議院議員だった山尾志桜里氏は、政策論争などで注目される政治家だった。一方、倉持麟太郎氏は憲法問題などを専門とする弁護士として活動していた。
2017年9月7日発売の週刊文春は、山尾氏と倉持氏をめぐるW不倫疑惑を報じた。記事では、2人が同じホテルに時間差で出入りしたとする内容などが取り上げられた。
ただし、週刊誌による疑惑報道と、男女関係があったという法的・客観的な確定事実は同じではない。
報道を受けた山尾氏は、同日夜に民進党へ離党届を提出。その後、国会内で記者会見を開いた。
山尾氏は男女関係を明確に否定
2017年9月7日の会見で山尾氏は、ホテルへの宿泊について自分一人だったと説明し、倉持氏との男女関係を否定した。
「本件記事記載のホテルには私1人で宿泊した。倉持弁護士と男女の関係はない」
加えて、誤解を生じさせる行動によって周囲に迷惑をかけたことを謝罪した。
一方、この会見では用意した文書を読み上げる形にとどまり、記者からの質問には応じなかった。疑惑そのものを否定したことと、報道に至った経緯について十分な説明が行われたかどうかは、別の問題として残った。
この対応は、その後も山尾氏に対する政治的な評価や説明責任をめぐる議論の中心になっていく。
疑惑報道と政治的影響はどう結びついたのか
当時の山尾氏は、民進党内で要職への起用が取り沙汰される存在だった。しかし報道によって党内の人事にも影響が及び、最終的に離党することになった。
その後、2017年10月の衆議院選挙では無所属で愛知7区から出馬し、当選を果たしている。
つまり、2017年の一連の問題は、単に週刊誌の報道で終わったわけではない。政治家としての活動、支援者との関係、政策活動の進め方にまで影響する出来事となった。
【2017年11月】倉持麟太郎を政策顧問に起用した理由と世論の反応
2017年の報道から約2か月後、再び2人の関係が大きく取り上げられる出来事が起きた。
山尾氏が、報道の対象となった倉持氏を自身の事務所の政策顧問として起用する方針を明らかにしたのだ。
山尾氏が説明した起用理由は「政策立案の継続性」
2017年11月7日、山尾氏は神奈川新聞のインタビューで、倉持氏から引き続き政策面でサポートを受ける意向を示した。
その際に説明した理由の一つが、政策立案の共同作業には継続性が欠かせないという考え方だった。
山尾氏は、待機児童問題や憲法問題などに取り組む方針を示しており、特に憲法をめぐる政策議論では、それまでの研究や検討の蓄積を活用することに意味があると説明していた。
ここで重要なのは、政策顧問への起用について、山尾氏が仕事上の必要性を理由として説明していた点だ。
倉持氏は憲法問題を専門とする弁護士であり、法律面の知識や政策立案の経験を持つ人物だった。山尾氏にとって、これまでの共同作業を継続するという判断には、政策面での説明が存在した。
なぜ政策顧問への起用が批判を集めたのか
しかし、世論の受け止め方は単純ではなかった。
疑惑を報じられた直後に男女関係を否定していたにもかかわらず、その相手とされる人物を政治活動の中枢に近い立場へ起用することに、疑問を持つ人がいたためだ。
報道を受けて距離を置くのではなく、仕事上の協力を継続するという選択は、山尾氏の説明とは別の観点からも議論を呼んだ。
当時のJ-CASTニュースなどは、政策立案の継続性という山尾氏の説明と、起用に対するテレビ出演者や政治関係者の反応を伝えている。
この問題の本質は、男女関係があったかどうかだけではない。政治家が、疑惑を報じられた人物とどのような距離感で仕事を続けるのか、そして有権者に対してどこまで説明するべきなのかという、公私の境界にも関わっていた。
【時系列一覧】倉持麟太郎と山尾志桜里をめぐる重要な出来事
2017年から2026年までの経緯を時系列で整理すると、2人の関係をめぐる報道と、それぞれの政治・法律活動の変化が理解しやすい。
| 時期 | 出来事 | 確認できる内容・意味 |
|---|---|---|
| 2017年9月7日 | 週刊文春の疑惑報道 | 山尾氏と倉持氏をめぐるW不倫疑惑が報じられる。 |
| 2017年9月7日 | 山尾氏の会見・離党届提出 | 男女関係を否定し、誤解を招いた行動について謝罪。記者の質問には応じなかった。 |
| 2017年10月 | 衆議院選挙 | 山尾氏は無所属で愛知7区から出馬し、当選。 |
| 2017年11月7日 | 政策顧問への起用方針 | 山尾氏が政策立案の継続性を理由に倉持氏のサポートを受ける意向を表明。 |
| 2021年 | 山尾氏が政界引退 | 衆議院選挙への不出馬を表明し、弁護士などの活動へ。 |
| 2025年5月14日 | 国民民主党が参院選擁立を発表 | 山尾氏を全国比例の候補予定者として発表。 |
| 2025年6月10日 | 記者会見 | 過去の対応を謝罪。倉持氏とは現在、私生活・仕事の両面で特段の交流がないと説明。 |
| 2025年6月11日 | 国民民主党が公認見送り | 有権者や党内関係者から十分な理解と信頼を得られないと判断。 |
| 2025年6月12日 | 山尾氏が離党届提出 | 国民民主党との関係を解消する意向を表明。 |
| 2025年7月20日 | 参院選で落選 | 無所属で東京選挙区から立候補したが、当選には至らなかった。 |
| 2026年 | それぞれの専門活動 | 倉持氏は弁護士・憲法問題の発信、山尾氏は弁護士・国際政策活動を継続。 |
この年表から分かるのは、2017年の疑惑報道と2025年の政治活動再開が、8年近い時間を隔てて再び結びついたことだ。
特に2025年6月の記者会見は、過去の問題について山尾氏が改めて公の場で説明する機会となり、同時に現在の倉持氏との関係についても本人の見解が示された重要な節目だった。
【2025年6月10日】山尾志桜里の記者会見で何が語られたのか
2025年5月14日、国民民主党は夏の参議院選挙に向けて、山尾志桜里氏を比例代表候補として擁立する方針を発表した。
山尾氏は2021年に政界引退を表明しており、弁護士などの活動を続けていた。そのため、今回の出馬は国政への再挑戦として注目された。
過去の対応について「極めて未熟だった」と謝罪
2025年6月10日、山尾氏は国会内で約2時間半に及ぶ記者会見を開いた。
会見の冒頭では、2017年当時の自身の行動と、その後の対応について反省の言葉を述べた。
「本当に8年前、当時の自分の行動、そしてご指摘を受けた際の対応、極めて未熟だったと心から反省をしております」
加えて、当時の自分にはおごりがあったと振り返り、謝罪した。
しかし、記者から男女関係の有無や当時の具体的な経緯について質問が続くと、山尾氏は2017年の会見で話した内容以上の説明は控えたいという姿勢を示した。
つまり、過去の対応について謝罪した一方で、疑惑の核心に関する新たな説明は行わなかった。
倉持氏との現在の交流について明言
同会見で特に注目されたのが、倉持氏との現在の関係についての発言だ。
山尾氏は、現在は私生活でも仕事でも特段の交流がないと説明した。
2017年11月には政策顧問として協力を続ける意向を示していたため、この発言は当時との状況の変化を示すものとして受け止められた。
過去の政策協力が現在も続いているのか、再び接点が生まれているのかという疑問に対し、山尾氏は明確に否定する説明を行ったのである。
会見翌日に国民民主党が公認を見送り
会見の翌日である6月11日、国民民主党は両院議員総会を開き、山尾氏の公認を見送ることを決定した。
党側は、有権者や全国の党関係者から十分な理解と信頼を得られないと判断したと説明。榛葉賀津也幹事長も、全国の都道府県連や地方議員から公認見送りを求める意見が出ていたことを明らかにした。
翌12日、山尾氏は離党届を提出した。党の決定に対しては、統治能力に疑問を抱いているとの趣旨のコメントも公表している。
さらに7月1日には、無所属で参院選東京選挙区から立候補することを表明。しかし、7月20日の投開票で落選が確実となった。
2025年の一連の出来事は、山尾氏にとって国政復帰を目指したものの、実現には至らなかった政治的な転換点となった。
【再婚説の真相】倉持麟太郎と山尾志桜里は結婚したのか
2人の名前を検索すると、再婚説や現在のパートナー関係についての疑問も見つかる。
2017年の疑惑報道、その後の政策顧問への起用、長期間にわたる報道上の注目が、再婚という話題につながっていると考えられる。
再婚を裏付ける公式発表はあるのか
2026年10月29日現在、倉持氏と山尾氏が再婚したとする本人発表や、婚姻を裏付ける信頼性の高い報道は確認できない。
したがって、2人が再婚したという情報を確定事項として扱うことはできない。
また、過去に政策顧問として仕事を続けたことや、週刊誌で親密な関係が報じられたことだけを根拠に、婚姻関係が成立したと判断することもできない。
再婚の噂と確認できる事実を比較
- 2017年のW不倫疑惑:週刊文春による報道が存在する。山尾氏は男女関係を否定した。
- 政策顧問としての協力:2017年11月に山尾氏が継続方針を公表した事実がある。
- 再婚説:2人の婚姻を裏付ける公式発表や確かな報道は確認できない。
- 現在の交流:2025年6月の会見で、山尾氏は私生活・仕事の両面で特段の交流がないと説明した。
ここで注意したいのは、「再婚の公表がない」という情報と「再婚していないことが法的に確認された」という情報は異なる点だ。
結婚は私的な事柄でもあり、本人が公表しない限り、外部から婚姻状況を断定することは難しい。
現状では、再婚説を裏付ける具体的な公的情報はなく、過去の報道を現在の婚姻関係へ結びつける根拠も見当たらない。
【2026年現在】倉持麟太郎と山尾志桜里の仕事・活動を比較
倉持麟太郎氏は弁護士として活動を継続
倉持麟太郎氏は1983年1月16日生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業し、中央大学法科大学院を修了した後、2012年に弁護士登録を行った。
2014年には弁護士法人Nextを設立。現在も同法人の東京オフィス代表弁護士として紹介されている。
同事務所の公式プロフィールによると、倉持氏は企業法務、ベンチャー支援、一般民事事件などを扱うほか、慶應義塾大学グローバル・リサーチ・インスティテュート(KGRI)の所員、日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事としても活動している。
憲法問題に関する活動も継続している。2026年には、自身の番組「倉持麟太郎の『このクソ素晴らしき世界』」などを通じて、憲法の基本や憲法改正をテーマとする議論を発信している。
また、2026年10月29日には、翌30日のABEMA Primeへの出演予定も告知された。過去の報道とは別に、法律家・言論人としての活動を続けていることが分かる。
山尾志桜里氏は弁護士・国際政策分野で活動
山尾志桜里氏は東京大学法学部を卒業後、検察官として勤務。その後、2009年に衆議院議員に初当選し、衆議院議員を3期務めた。
政治家としては、待機児童問題、憲法問題、人権外交などに取り組んできた。
2021年に政界引退を表明した後は、弁護士として活動を続けている。
2026年3月15日付の日本GR協会のプロフィールでは、山尾氏は弁護士として紹介されており、「人権外交を超党派で考える議員連盟」の顧問、IPAC(国際対中政策議連)の日本ディレクターという肩書も掲載されている。
2025年の参院選では国政復帰を目指したが、無所属での出馬は落選という結果になった。その後も法律や国際政策に関する専門活動が公表されている。
2人の現在の立場はどう違うのか
現在の公開プロフィールや活動内容を比較すると、2人はともに法律の専門知識を基盤としながら、異なる領域で活動している。
倉持氏は弁護士業務と憲法問題に関する研究・発信が中心。山尾氏は弁護士業務に加え、人権外交や国際政策に関する活動を行っている。
過去に政策面で協力した経緯はあるものの、2025年6月の山尾氏の説明以降、2人が共同で仕事をしていることを示す新たな公的発表は確認できない。
したがって、2026年現在の2人については、過去の関係を中心に見るのではなく、それぞれの現在の専門活動を分けて捉えることが適切だ。
【よくある質問】倉持麟太郎と山尾志桜里の関係に関するFAQ
Q1:倉持麟太郎氏と山尾志桜里氏は現在も交際しているのですか?
A1:2025年6月10日の記者会見で、山尾氏は倉持氏と現在、私生活・仕事の両面で特段の交流はないと説明しています。2026年10月現在、新たな交際を裏付ける公的情報も確認されていません。
Q2:倉持麟太郎氏と山尾志桜里氏は再婚したのですか?
A2:2人が再婚したという公式発表や信頼できる報道は確認されていません。過去の疑惑報道や政策顧問としての協力関係と、実際の婚姻関係は区別する必要があります。
Q3:2017年のW不倫疑惑について山尾氏は認めたのですか?
A3:認めていません。2017年9月の会見では倉持氏との男女関係を否定しています。2025年6月の会見では当時の行動や対応が未熟だったと謝罪しましたが、疑惑の詳細について新たな説明は控えました。
Q4:倉持麟太郎氏を政策顧問に起用した理由は何ですか?
A4:山尾氏は2017年11月、政策立案の共同作業には継続性が欠かせないという考えを説明しました。憲法問題など、それまでの政策研究や協力の蓄積を重視した判断として説明されています。
Q5:山尾志桜里氏は2025年の参院選に当選しましたか?
A5:当選していません。国民民主党の公認見送り後、2025年7月に無所属で東京選挙区から立候補しましたが、落選しました。
Q6:倉持麟太郎氏は2026年現在、何をしていますか?
A6:弁護士法人Nextの代表弁護士として法律業務に携わるほか、憲法問題に関する研究や情報発信を続けています。2026年も憲法をテーマにした番組やメディア出演の告知が確認できます。
【プロの結論】2人の現在を理解するために押さえたい3つの判断基準
倉持麟太郎氏と山尾志桜里氏をめぐる一連の出来事は、2017年の疑惑報道だけで理解できるものではない。政策顧問への起用、長期間にわたる政治的な議論、2025年の記者会見、そして2026年のそれぞれの専門活動まで、時間軸に沿って捉える必要がある。
特に重要なのは、次の3点だ。
第一に、2017年の報道と本人の否定を混同しないこと。週刊文春が疑惑を報じたことは事実だが、山尾氏は当時から男女関係を否定している。報道された内容と本人の説明を分けて理解することが出発点になる。
第二に、政策顧問への起用と私的な関係を同一視しないこと。2017年11月の起用方針について、山尾氏は政策立案の継続性を理由に挙げていた。仕事上の協力があったという事実だけで、婚姻や交際の有無を判断することはできない。
第三に、2025年6月の発言を現在地の基準として捉えること。山尾氏は会見で過去の対応を謝罪し、倉持氏との特段の交流はないと説明した。再婚説についても、2026年現在、確定的な公表情報はない。
今後、2人について新たな情報が出た場合も、本人の発言、所属先の公式プロフィール、選挙や政治活動に関する公的発表、報道機関の取材記事を照らし合わせることが大切だ。
過去の疑惑だけを切り取れば、現在の活動や本人の説明を見落としてしまう。反対に、謝罪や説明があったからといって、過去の報道や政治的な議論が消えるわけでもない。
2017年から2026年までの経緯を振り返ると、倉持氏と山尾氏の関係について最も確かな現在の手掛かりは、2025年6月に山尾氏が公の場で示した「特段の交流はない」という説明である。再婚説や新たな関係を裏付ける情報とは区別し、2人それぞれの現在の活動を見ていくことが、実態を理解するための重要な視点となる。