2026年6月に大きな話題となったのが、たっくーと眼鏡チェーン「メガネの愛眼」が共同開発したコラボレーション商品「TAKKU」をめぐる問題です。
この騒動の中心にあったのは、商品の品質そのものというよりも、国産という説明と実際の素材構成に食い違いがあったことでした。
発端は「素材からすべて国産」という説明
「TAKKU」は2026年5月20日に発売されたコラボ眼鏡です。たっくーは、こだわりの国産眼鏡を作りたいという意向から企画に参加しました。
ところが、6月10日のコレコレの配信で、眼鏡業界に携わっていたとする女性が、商品の国産表記に疑問を呈しました。女性は購入した商品について調査し、海外製部品が含まれている可能性を指摘しました。
翌11日、たっくーはXで謝罪し、今後の対応について説明。同時に、商品の開発過程では素材も工程も国産と認識していたことを明らかにしました。
6月17日、愛眼が公式に説明と謝罪を発表
問題を受けて、メガネの愛眼は6月17日に公式サイトで説明と謝罪を掲載しました。
同社の発表で明らかになった要点は次のとおりです。
- 商品は福井県の仕入先メーカーの国産基準に基づき、鯖江市内の工場で製造されていた。
- ただし、眼鏡の素材には海外製のものが含まれていた。
- 愛眼側は、たっくーも自社と同じ国産基準を理解していると思い込み、十分な説明を行っていなかった。
- 「素材がすべて国産」という趣旨の動画についても、事前確認時に十分な指摘ができなかった。
- 希望する購入者には返品対応を行うと発表した。
つまり、鯖江の工場で製造されたことと、素材のすべてが日本製であることは別の問題だったのです。
愛眼は加えて、一部店舗で「鯖江」と記載された販売促進用フラッグを使用していた件についても説明しました。このフラッグは別のキャンペーン向けに作成されたもので、TAKKUの販売用として制作されたものではありませんでした。愛眼は福井県眼鏡協会に謝罪し、該当フラッグを撤去したとしています。
この騒動でたっくー本人は何を説明したのか
6月17日、たっくー自身も動画を公開し、「すべて国産」という説明に誤りがあったことを謝罪しました。
6月19日に公開された実写チャンネルの動画では、騒動の最中に投稿を休止し、愛眼や製造工場との確認作業に追われていたことや、精神的に追い込まれていた時期についても語っています。
ただし、問題の責任をたっくー個人だけに帰すのも正確ではありません。愛眼自身が公式文書で、商品仕様の情報共有や動画の確認体制に不備があったことを認めています。
この一件は、インフルエンサーが企業と共同開発商品を販売する際、広告表現や商品仕様の確認をどこまで徹底すべきかという課題を浮き彫りにしました。
【台湾有事動画の非公開】情報発信をめぐる問題とネットの反応

2026年7月には、台湾有事をテーマにした動画をめぐってもニュースが報じられました。
7月9日に動画を取り下げて謝罪
日刊スポーツの2026年7月9日付報道によると、たっくーは同日、台湾有事に関する動画を公開後に非公開にしたとXで発表しました。
理由として挙げたのは、取り上げた情報の一部について確認が不十分だったことと、誤解を招く表現が含まれていたことです。
本人は政治的な意図や特定の立場に誘導する意図はなかったと説明したうえで、次のように謝罪しています。
今後はより慎重に確認したうえで発信致します。
この問題については、政治的な立場をめぐる対立と、動画内の情報の正確性をめぐる問題を区別する必要があります。本人が非公開にした理由として説明したのは、情報の確認不足と表現上の問題でした。
XのAI要約をめぐる誤解にも注意
6月の眼鏡問題では、Xに自動表示されたAI要約が、配信で扱われた内容を誤った形で説明したことも問題になりました。
日刊スポーツによると、たっくーは女性による性的行為の告発が話題になっているという趣旨のAI要約について、今回の件とは違うと否定し、風評被害を訴えました。
これは、本人に関するニュースであっても、SNS上の自動要約が必ずしも正確とは限らないことを示す事例です。元の配信や本人の説明を確認せず、AIが生成した短い要約だけで騒動の内容を判断するのは危険です。
ネットの反応はどうだった?
たっくーをめぐる騒動では、報道で紹介されたコメント欄に、本人を応援する声や、関係者への対応を評価する声が見られました。
特に2025年末のイベント問題については、出演者への費用を自ら立て替える意向を示したことに対して、責任感を評価するコメントがユーチュラで紹介されています。
一方、眼鏡問題については、商品説明の正確性や共同開発に関わる確認体制を問題視する視点もあります。応援する声があることと、商品の説明に不備があったことは、別々に評価すべき事柄です。
【プロの結論】たっくーTVのニュースを正しく理解する3つの視点
今回の一連の出来事から、たっくーTVというチャンネルを理解するうえで、押さえておきたい要点は3つあります。
1.エンターテインメントと報道情報を区別する。
都市伝説や怪談は、話の面白さや考察を楽しむコンテンツです。一方、政治・事件・社会問題は、実際の人物や社会に影響を与える情報です。同じ語り口で紹介されても、必要とされる裏付けの水準は異なります。
2.本人の説明と企業・関係者の公式発表を照合する。
眼鏡問題のように複数の関係者が存在するケースでは、本人の説明だけで全体像を判断できません。企業側の謝罪文書や商品の仕様説明を合わせて読むことで、責任の所在や認識の食い違いが見えてきます。
3.炎上の大きさと活動実績を混同しない。
批判を受けた出来事があるからといって、すべての活動が否定されるわけではありません。反対に、大規模イベントが成功したからといって、過去の問題がなかったことになるわけでもありません。個々の活動を分けて評価することが大切です。
【よくある質問】たっくーTVに関する疑問を解決
Q1:たっくーTVの正式名称は何ですか?
A1:メインチャンネルの正式名称は「たっくーTVれいでぃお」です。ラジオ系の動画スタイルで、怪談や都市伝説、ニュース、ネットの話題などを取り上げています。
Q2:2026年現在、たっくーTVの登録者数は何人ですか?
A2:2026年11月2日時点の外部集計では、メインチャンネルの登録者数は約330万人です。総再生回数は約36億5,052万回と集計されています。
Q3:たっくーTVは2026年に炎上したのですか?
A3:2026年には、愛眼とのコラボ眼鏡「TAKKU」の素材の国産表記をめぐる問題や、台湾有事に関する動画の非公開・謝罪が報じられています。いずれも経緯の異なる出来事であり、特に眼鏡問題では愛眼側も公式に説明と謝罪を発表しています。
まとめ:たっくーTVの今後の動向と注目ポイント
2026年11月現在、たっくーTVれいでぃおは登録者数約330万人を擁する大規模なYouTubeチャンネルです。
2026年は双葉社からの怪談コミックス発売、上野ゾク夏祭りの全面プロデュースなど、動画配信以外の活動でも成果を残しました。特に上野ゾク夏祭りは実施4日間で約6万5,000人を集め、個人クリエイターが大型イベントを手掛ける事例として注目されました。
その一方で、コラボ眼鏡の国産表記や台湾有事動画の情報確認をめぐる問題も発生しています。こうした出来事は、影響力の大きな動画クリエイターに求められる説明責任や情報管理の重要性を改めて示しています。
今後注目したいのは、怪談・都市伝説という得意分野を生かした新たな書籍やイベントの展開、そして社会ニュースを扱う際の情報確認や訂正対応です。
たっくーTVを楽しむ際は、エンターテインメントとしての面白さと、現実のニュースとしての事実確認を分けて見ることが、噂の真相を見極めるうえでの大切な判断基準になります。