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詐欺電話番号の見分け方と検索方法は?+1・+44や警察番号偽装、2026年対策を徹底解説

榊原 真央 榊原 真央 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
目次

知らない電話番号から突然着信があり、検索しても相手が分からない。電話に出ると警察官や通信会社、総務省などを名乗り、個人情報や銀行口座について質問される。このような不審電話への警戒が必要になっている。2026年現在、特殊詐欺では国際電話番号や実在する警察署の電話番号を偽装する手口が確認されている。

警察庁が公表した2025年の統計では、特殊詐欺に利用された電話番号の約75.5%が国際電話番号だった。加えて、2026年10月に公表された8月末時点の暫定統計では、特殊詐欺の認知件数は29,687件、被害額は2,360.7億円に達している。知らない番号を検索するだけでは防ぎきれない詐欺もあるため、番号の調べ方、口コミの読み方、国際電話の着信拒否、警察への相談方法まで知っておきたい。

【2026年最新】詐欺電話番号の実態とは?警察庁の統計から見える危険性

詐欺電話番号

詐欺電話番号を調べる際、最初に押さえておきたいのは、特殊詐欺に使われる番号の傾向が変化していることだ。

かつては固定電話を使ったオレオレ詐欺などが広く知られていたが、現在は携帯電話への架電や海外の電話番号を利用した犯行、警察官を装った電話など、複数の手口が確認されている。

2025年は特殊詐欺利用番号の75.5%が国際電話

警察庁の「みんなでとめよう!!国際電話詐欺」キャンペーンによると、2025年中に特殊詐欺に利用された電話番号のうち、約75.5%が国際電話番号だった。

ここでいう75.5%は、一般の人が受けた電話全体の割合ではなく、特殊詐欺に犯行利用された電話番号の種類に占める割合である。

国際電話番号の代表例は次のとおり。

- +1:北米番号計画の国・地域(米国、カナダなど)
- +44:英国
- +81:日本

日本国内の電話番号と異なる見慣れない国番号が表示された場合、相手に心当たりがなければ慎重に対応したい。

ただし、+1や+44から始まる番号がすべて詐欺というわけではない。海外に住む家族や仕事関係者からの正規の連絡もあるため、国番号だけで詐欺と断定することはできない。

2026年も深刻な特殊詐欺被害

2026年6月5日に警察庁が公表した2025年の確定値では、特殊詐欺の認知件数は27,832件、被害額は約1,423.1億円だった。

特に目立ったのが、警察官などを装って捜査名目で現金をだまし取る「ニセ警察詐欺」である。

統計・項目 数値・内容
2025年の特殊詐欺認知件数 27,832件
2025年の特殊詐欺被害額 約1,423.1億円
ニセ警察詐欺の認知件数 11,014件
ニセ警察詐欺の被害額 1,005.0億円
特殊詐欺利用番号の国際電話割合 約75.5%
2026年8月末の特殊詐欺認知件数 29,687件(暫定値)
2026年8月末の特殊詐欺被害額 2,360.7億円(暫定値)

なお、2026年から警察庁はニセ警察詐欺を独立した手口として整理し、SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺も特殊詐欺の集計に含める方式に変更している。2025年以前の統計とは集計範囲が異なるため、単純な数字の比較には注意が必要だ。

この数字から分かるのは、詐欺電話への対策が高齢者だけの問題ではないということだ。スマートフォンを日常的に使う若い世代も、警察や公的機関を名乗る電話の標的になっている。

【知らない電話番号の調べ方】詐欺電話番号検索と口コミの正しい使い方

知らない番号から着信があった場合、すぐに折り返すのではなく、まず電話番号を検索することが基本となる。

詐欺電話番号検索や迷惑電話番号検索・口コミサービスは、過去に同じ番号から電話を受けた人の情報を確認するために役立つ。

ただし、検索結果をそのまま信用するのは危険だ。

迷惑電話番号検索の具体的な手順

おすすめの確認方法は次の5段階だ。

1.電話番号を正確に控える

着信履歴に表示された番号を、国番号や市外局番も含めて確認する。

特に「+」から始まる国際電話番号は、先頭の数字だけでなく番号全体を記録しておく。

2.検索エンジンで番号を検索する

電話番号をそのまま入力し、検索結果を確認する。

例えば、次のような検索方法がある。

- 電話番号+詐欺
- 電話番号+迷惑電話
- 電話番号+口コミ
- 電話番号+警察
- 電話番号+営業電話

3.迷惑電話番号検索サイトの口コミを確認する

番号検索サービスでは、利用者が投稿した口コミから電話の内容や発信者の名乗りを確認できる場合がある。

注目したいのは、単に「怪しい」という評価だけではなく、次のような具体的な情報だ。

- 警察官や捜査機関を名乗った
- 未払い料金があると説明された
- 自動音声で番号を押すよう指示された
- 銀行口座や氏名、生年月日を聞かれた
- LINEなどのメッセージアプリへ誘導された
- 金銭の振り込みや電子マネーの購入を求められた

複数の利用者が似た内容を報告している場合は、警戒する材料になる。

4.電話番号の発信元を公式情報で確認する

企業や行政機関を名乗る電話であれば、公式サイトや公表資料に掲載されている代表番号を自分で調べる。

着信相手から教えられた電話番号や、SMSに記載された連絡先をそのまま使わないことが大切だ。

5.不審な場合は折り返さない

相手の正体が分からなければ、電話をかけ直す必要はない。

特に自動音声による案内で番号入力を求められたり、担当者につなぐための操作を指示されたりした場合は、いったん通話を終了したい。

詐欺電話番号の口コミ・評判を見るときの注意点

口コミ検索には便利な面がある一方、情報の鮮度や正確性には差がある。

例えば、以前は一般企業が使用していた番号が、契約終了後に別の利用者へ割り当てられる可能性もある。また、電話番号を偽装するスプーフィングでは、実際の発信元と画面に表示された番号が一致しない。

そのため、口コミが1件あるだけで詐欺と決めつけるのも、口コミがゼロだから安全と判断するのも適切ではない。

特に注意したいのは次の3点だ。

- 投稿日時が新しいか。
- 電話の内容が具体的に記載されているか。
- 別の検索サービスや公的機関の情報とも一致するか。

電話番号検索は危険性を判断する補助資料であり、相手の身元を保証するものではない。

詐欺電話番号一覧や最新情報を調べる場合も、更新日と情報の出所を確認することが欠かせない。

【+1・+44・0110に注意】国際電話と警察署番号偽装の見分け方

2026年の詐欺電話対策で特に知っておきたいのが、国際電話番号と発信者番号の偽装である。

+1・+44から始まる国際電話は危険なのか

+1や+44は、それぞれ国際電話の国番号を示している。

日本の国番号は+81であり、見慣れない国番号から着信した場合は、海外からの電話である可能性を考える必要がある。

しかし、国際電話番号というだけで詐欺と判断することはできない。

例えば、海外の取引先や旅行先のホテル、海外在住の知人からの電話である可能性もある。

判断の要点は、電話番号だけでなく、相手が何を要求しているかだ。

- 身に覚えのない料金を請求する。
- 警察や裁判所を名乗って逮捕をほのめかす。
- 個人情報や銀行口座情報を聞き出す。
- ATMでの操作を指示する。
- 暗号資産や電子マネーでの支払いを要求する。

こうした要求があれば、電話を切って確認する必要がある。

警察署の電話番号が表示されても安心できない理由

さらに注意が必要なのが、スプーフィングと呼ばれる電話番号偽装だ。

これは、実際の発信元とは異なる電話番号を相手の画面に表示させる手口である。

警察庁は2025年3月25日、実在する警察署や警察本部の代表番号を偽装して表示させる特殊詐欺について注意喚起した。

実際に、愛知県警察本部の代表電話番号を表示させ、警察官を名乗る人物が「あなた名義の口座が不正に開設されている」と説明した事例が公表されている。

その後、SNSのビデオ通話に誘導し、警察手帳を見せながら資金調査を理由に現金を振り込ませた。

被害者が実際の警察本部に確認したところ、詐欺であることが判明した。警察庁が公表した事例では、被害額は250万円だった。

つまり、画面に表示された電話番号が本物でも、電話をかけてきた相手が本物とは限らないのである。

0110で終わる番号にも注意

警察署の代表番号には、末尾が0110となっている番号が多い。

この特徴を悪用し、0110で終わる番号を表示させて信用させる手口も確認されている。

国家公安委員会の2025年11月27日の説明資料では、特定の通信事業者のシステムを通過した電話番号偽装について、次の実態が示された。

- 偽装番号による発信:約197万件
- 偽装された電話番号:約147万番号
- 末尾0110の偽装番号による発信:約11万件
- 末尾0110の偽装番号:約3万1,000番号
- 関連が確認された特殊詐欺被害:少なくとも11事件、約2,800万円

この事案では、通信事業者のシステム設定の誤りが原因の一つとされ、2025年3月14日に設定が修正された。同年4月以降、警察署などの電話番号を装う事案は急減したと報告されている。

ただし、これは特定事業者のシステムを通過した事案の調査結果であり、電話番号偽装全体がなくなったという意味ではない。

電話番号の表示と危険性の関係

表示される番号・特徴 考えられる内容 確認すべきポイント
+1 北米番号計画の国際電話 海外からの連絡に心当たりがあるか
+44 英国の国際電話 相手の名乗りと用件
+81 日本の国番号 国内の正規番号とは限らない
末尾0110 警察署などを連想させる番号 番号だけで警察と判断しない
非通知 発信者番号が表示されない電話 不審な要求があれば応答しない
見覚えのある企業・警察番号 正規の発信または番号偽装の可能性 自分で公式代表番号を調べ直す

番号の表示だけでは安全性を確定できない。相手の所属や説明内容を確認し、必要であれば通話を終了して自分で調べた番号に連絡することが基本だ。

【ニセ警察詐欺の手口】電話で言われたら警戒すべき言葉と対処法

ニセ警察詐欺は、警察官や捜査関係者を名乗り、逮捕や犯罪への関与をほのめかして金銭をだまし取る手口だ。

相手は、突然の電話で不安をあおり、冷静に考える時間を奪おうとする。

ニセ警察詐欺によく見られる話の流れ

典型的な流れは次のとおりだ。

1. 警察官や捜査機関を名乗って電話をかける。
2. 「あなた名義の口座が犯罪に使われている」と説明する。
3. 「資金洗浄事件の容疑者になっている」と不安をあおる。
4. SNSやビデオ通話に誘導する。
5. 警察手帳や逮捕状の画像などを見せて信用させる。
6. 資金調査や口座確認を名目に送金を要求する。

警察庁が2026年6月5日に公表した2025年の確定値では、ニセ警察詐欺の認知件数は11,014件、被害額は1,005億円だった。

特殊詐欺全体の認知件数に占める割合は39.6%であり、被害額の大きさも際立っている。

警察官を名乗る電話で絶対に応じてはいけない要求

警察庁は、警察官が電話で捜査対象になっていると告げたり、SNSで連絡したり、警察手帳や逮捕状の画像を送ったりすることはないと注意喚起している。

次のような要求には応じてはいけない。

- 「捜査のために口座のお金を移してください」
- 「逮捕を避けるために指定口座へ送金してください」
- 「LINEのビデオ通話で事情聴取します」
- 「警察手帳を確認したら、指示に従ってください」
- 「誰にも相談せず、この電話をつないだままにしてください」

特に、警察官を名乗る人物から送金を求められた場合は、詐欺を疑うべきだ。

電話を受けてしまった場合の正しい対応

対応は難しくない。

最初に、相手の話を最後まで聞く必要はない。個人情報や口座情報を伝えず、通話を終了する。

その後、警察署の公式代表番号を自分で調べるか、警察相談専用電話に連絡して確認する。

相手から教えられた電話番号には折り返さないこと。

また、警察官を名乗る相手からSNSへの移動を求められても応じてはいけない。電話を切った後、必要に応じて最寄りの警察署や#9110に相談する。

【国際電話の着信拒否方法】費用無料の受付センターと警察庁推奨アプリ

詐欺電話番号を検索することも有効だが、そもそも不審な電話を受けない環境を整えることも大切だ。

2026年は、固定電話向けの国際電話利用休止制度と、スマートフォン向けの警察庁推奨アプリを組み合わせる方法がある。

固定電話は国際電話不取扱受付センターで利用休止

海外との電話を利用する予定がない場合、固定電話の国際電話着信を休止する方法がある。

窓口は「国際電話不取扱受付センター」だ。


国際電話不取扱受付センター

0120-210-364


申込み・利用休止は無料
- 対象:03・06などから始まる10桁の固定電話
- 着信休止:海外からの国際電話を停止
- 申込方法:Web・電話・郵送
- 電話受付:自動音声は平日・土日祝24時間
- オペレーター対応:平日9時~17時
- Web・電話申込みの利用休止までの目安:約1週間
郵送による申込みは数週間かかる場合がある。郵送申込時の切手代などは利用者負担。

注意したいのは、この制度が固定電話向けであることだ。

070・080・090から始まる携帯電話や050から始まるIP電話は受付対象外となる。

また、着信休止と発信休止は同じではない。センターでは国際電話の着信休止に加え、KDDI・ソフトバンクの対象サービスについて発信休止も受け付けている。他社回線の発信休止は、それぞれの通信事業者への確認が必要だ。

スマートフォンには警察庁推奨の特殊詐欺対策アプリ

携帯電話への詐欺電話が増えていることから、警察庁は特殊詐欺対策に役立つアプリを推奨している。

2026年に警察庁が紹介している主なアプリは次の2種類だ。







詐欺対策 by NTTタウンページ

警察庁推奨・無料
要注意番号の判別、警告・ブロック、事業者情報の表示、防犯情報の通知などに対応。






詐欺バスター Lite

警察庁推奨・無料
独自の脅威情報や公的機関からの情報を活用し、不審な電話の警告・ブロックをサポート。


いずれもダウンロード・利用料は無料。対応機能はOSや端末の仕様によって異なる。

AndroidとiPhoneではブロック機能が異なる

導入前に理解しておきたいのが、OSによる機能差だ。

機能 Android iPhone
国際電話番号の一括ブロック・警告 対応 非対応
警察庁提供の犯行利用番号のブロック・警告 対応 対応
防犯情報の通知 対応 対応
民間事業者の技術による検知 対応 対応

iPhoneでは、Androidのようにすべての国際電話番号を一括して遮断する機能はない。

ただし、警察庁などが把握している特殊詐欺の犯行利用番号については、両OSともブロックや警告に対応している。

警察庁の公表資料によれば、推奨アプリの累計ダウンロード数は2026年8月末時点で約221万件に達している。

スマートフォンを利用する人は、こうした公的な推奨制度を活用するのも有効な対策だ。

【詐欺電話を受けたときの相談先】#9110と消費者ホットライン188

不審な電話を受けたとき、自分だけで相手の正体を判断する必要はない。

警察や消費生活センターには、詐欺電話に関する相談窓口が設けられている。

警察相談専用電話「#9110」

警察相談専用電話は、緊急の事件・事故ではないものの、警察に相談したい場合に利用できる全国共通の窓口だ。

例えば、次のような場合に適している。

- 警察官を名乗る電話があった。
- 実在する警察署の番号から着信した。
- 電話番号が偽装されている疑いがある。
- 詐欺かどうか判断できず不安がある。
- 個人情報や口座情報を伝えてしまった。

電話番号は#9110。

相談時間は原則として平日8時30分から17時15分だが、受付時間は都道府県警察によって異なる。時間外の対応についても地域ごとに違いがある。

消費者ホットライン「188」

消費者ホットライン188は、消費生活に関するトラブルを相談できる全国共通の電話番号だ。

不審な電話で料金を請求されたり、契約や支払いを求められたりした場合に利用できる。

電話番号は188(いやや!)。

電話をかけると、郵便番号などをもとに最寄りの消費生活センターや相談窓口を案内してもらえる。

なお、相談そのものは無料だが、相談窓口につながった後の通話料金は利用者負担となる。携帯電話の定額通話サービスでも別途料金が発生する場合があるため注意したい。

相談先の使い分け

状況 相談先 電話番号
警察官を名乗る不審電話 警察相談専用電話 #9110
詐欺電話や悪質な料金請求 消費者ホットライン 188
現在進行中の事件・差し迫った危険 警察への緊急通報 110
固定電話の国際電話着信休止 国際電話不取扱受付センター 0120-210-364

金銭を振り込んでしまった場合は、警察への相談に加え、振込先の金融機関にも速やかに連絡して被害拡大を防ぐ必要がある。

【詐欺電話番号】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:+1や+44から始まる電話番号はすべて詐欺ですか?

A1:すべてが詐欺というわけではありません。+1は北米番号計画の国・地域、+44は英国の国番号です。海外の知人や取引先からの正規の電話もあります。ただし、2025年の特殊詐欺利用番号の約75.5%が国際電話番号だったため、心当たりがない場合は慎重に対応してください。

Q2:知らない電話番号が詐欺かどうか無料で調べる方法はありますか?

A2:検索エンジンで電話番号を検索し、迷惑電話番号検索サイトの口コミや評判を確認する方法があります。複数の情報を照合し、警察庁などの公的情報も参考にしてください。口コミがない番号でも安全とは限りません。

Q3:警察署の代表番号が表示されていたら信用しても大丈夫ですか?

A3:番号だけで信用してはいけません。実在する警察署の代表番号を偽装して表示させるスプーフィングが確認されています。いったん通話を切り、自分で調べた警察署の代表番号や#9110に連絡してください。

Q4:国際電話の着信拒否には費用がかかりますか?

A4:固定電話の場合、国際電話不取扱受付センターを利用した国際電話の利用休止は無料です。電話番号は0120-210-364です。ただし、携帯電話や050から始まるIP電話は対象外です。

Q5:警察庁推奨の詐欺対策アプリは無料ですか?

A5:2026年に警察庁が紹介している「詐欺対策 by NTTタウンページ」と「詐欺バスター Lite」は、ダウンロード・利用料ともに無料です。ただし、国際電話の一括ブロック機能はAndroidのみ対応しており、iPhoneでは機能に違いがあります。

Q6:詐欺電話に出てしまっただけでも被害になりますか?

A6:電話に出ただけで直ちに金銭被害が発生するわけではありません。ただし、個人情報や認証コード、銀行口座情報などを伝えないことが大切です。不審な相手にはすぐに通話を終了し、情報を伝えてしまった場合は警察や関係する金融機関に相談してください。

Q7:詐欺電話を受けたら#9110と188のどちらに相談すればよいですか?

A7:警察官を名乗る電話や犯罪の疑いがある場合は#9110、料金請求や契約など消費生活上のトラブルは188が適しています。犯罪が進行中で緊急性がある場合は110に通報してください。

まとめ:詐欺電話番号は検索だけに頼らず着信前の対策が重要

2026年の詐欺電話対策で覚えておきたいのは、電話番号の表示だけでは相手の正体を判断できないということだ。

警察庁の2025年データでは、特殊詐欺に利用された電話番号の約75.5%が国際電話番号だった。また、実在する警察署の代表番号を偽装するスプーフィングや、警察官を名乗ってSNSに誘導するニセ警察詐欺も確認されている。

被害を防ぐためには、次の対策を組み合わせたい。

- 知らない番号は検索して口コミや発信元を確認する。
- +1・+44など、心当たりのない国際電話には慎重に対応する。
- 0110で終わる番号でも警察と決めつけない。
- 固定電話は国際電話不取扱受付センターで着信休止を申し込む。
- スマートフォンには警察庁推奨の特殊詐欺対策アプリを導入する。
- 不審な電話は#9110、消費者トラブルは188に相談する。

最も大切なのは、相手が名乗る肩書きや電話番号ではなく、実際に要求している内容で危険性を判断することだ。

警察官、銀行員、行政機関の職員を名乗られても、電話だけで個人情報やお金を渡してはいけない。焦らずに電話を切り、公式窓口へ自分で確認する。この習慣が、詐欺電話から自分と家族を守るための第一歩となる。

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榊原 真央

取材デスクとして10年以上の取材経験。geinou領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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