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角松敏生のアルバム歴代一覧!発売順・名盤の選び方と2026年サブスク最新情報を徹底解説

長谷 莉子 長谷 莉子 • 更新: • 公開: • 読了約 32 分
目次

角松敏生のアルバムは、1981年のデビュー作『SEA BREEZE』から2025年の最新スタジオアルバム『Forgotten Shores』まで、40年以上にわたる音楽的な変化を楽しめる作品群です。シティポップ、AOR、ファンク、フュージョン、壮大な組曲、ギターインストゥルメンタルなど、時代ごとに異なる魅力が詰まっています。

2026年はデビュー45周年を迎え、音源の聴き方にも大きな変化がありました。6月27日には『TIME TUNNEL』以降の旧作10タイトルが初めてストリーミング配信され、さらに10月30日には、12月16日に予定される第2弾の旧譜配信10タイトルも発表されています。デビュー作『SEA BREEZE』の配信も、この第2弾に含まれています。

この記事では、公式ディスコグラフィーやソニーミュージックの発表をもとに、角松敏生の歴代アルバムを発売順に整理。代表作の収録曲、ベストアルバムとの違い、初心者におすすめの聴き方、2026年11月時点のサブスク事情まで詳しく紹介します。

【2026年最新】角松敏生のアルバムは何枚ある?最新作と45周年の動き

角松敏生アルバム

角松敏生のアルバムを調べるとき、最初に理解しておきたいのが、作品の種類です。

単純に発売順に並べるだけでは、オリジナルアルバム、ベストアルバム、インストゥルメンタル作品、セルフカバー作品、映画音楽などが混在します。

また、2026年には過去のCD作品の配信解禁が進んでおり、以前とは異なる環境で歴代作品を楽しめるようになりました。

2026年11月時点の最新アルバムは『Forgotten Shores』


最新スタジオアルバム
2025年4月30日発売/全8曲
Contemporary Urban Musicシリーズ第3弾。夏、海、都会的なサウンドをテーマにした作品。

『Forgotten Shores』は、2024年から展開されているContemporary Urban Music(C.U.M)シリーズの第3弾です。

公式ディスコグラフィーでは、2025年4月30日発売と記載されています。2026年11月3日時点でも、これより後に発売された新しいスタジオオリジナルアルバムは確認できません。

注目したいのは、1980年代の角松サウンドを単純に再現するのではなく、当時の音楽的な手法や質感を現在の演奏・録音技術で組み立て直している点です。

2024~2025年のC.U.Mシリーズ3作品



1.

2024年5月15日発売
C.U.Mシリーズ第1弾。夕暮れから夜へ移り変わる時間帯をイメージした、都会的で洗練されたポップスが特徴。


2.

2024年12月11日発売
1990年の『Legacy of You』以来、34年ぶりとなるギターインストゥルメンタルアルバム。


3.

2025年4月30日発売
夏と海をテーマにしたC.U.Mシリーズ第3弾。歌ものを中心に構成されたアーバンポップス作品。


この3作は、発売順に聴くとシリーズの展開が分かりやすくなります。

特に『Tiny Scandal』は歌のないインスト作品であるため、『MAGIC HOUR』や『Forgotten Shores』とは違った角松敏生のギタリストとしての表現を楽しめます。

公式の『Forgotten Shores』作品紹介では、70~80年代の音楽的な香りを現在の演奏技術で再構築するというC.U.Mプロジェクトの考え方も説明されています。

【発売順で完全整理】角松敏生の歴代アルバムと音楽性の変遷

角松敏生の歴代アルバムを理解するには、1980年代、1990年代、2000年代以降という3つの時代に分けて考えると分かりやすくなります。

ここではオリジナル作品を中心に、ミニアルバムや重要な関連作品も含めて発売順に整理します。

1981~1989年:シティポップとAORを確立した時代

1981年のデビューから1980年代後半にかけては、都会的なポップス、洗練されたコード進行、ファンクやAORの要素を取り入れた作品が続きます。

発売日 アルバム 主な特徴
1981年6月21日 SEA BREEZE デビュー作。爽やかなシティポップ
1982年4月5日 WEEKEND FLY TO THE SUN 都会の日常と週末の情景
1983年5月21日 ON THE CITY SHORE 夏と海を感じる代表作
1984年4月21日 AFTER 5 CLASH 夜の都会を彩るファンキーな作品
1985年5月21日 GOLD DIGGER~with true love~ 80年代角松サウンドの重要作
1986年6月11日 TOUCH AND GO AORやファンクを融合した作品
1987年7月1日 SEA IS A LADY インストゥルメンタル作品
1988年2月5日 BEFORE THE DAYLIGHT~is the most darkness moment in a day 内省的な表現も感じられる作品
1989年9月6日 REASONS FOR THOUSAND LOVERS 洗練された都会的サウンド

この時代の大きな特徴は、角松敏生が単なるシンガーソングライターではなく、アレンジャー、プロデューサー、プレイヤーとしても独自の音楽世界を構築していったことです。

1986年の『TOUCH AND GO』と1988年の『BEFORE THE DAYLIGHT』は、日本レコード大賞の優秀アルバム賞を受賞しています。

また、1983年の杏里「悲しみがとまらない」、1988年の中山美穂「You're My Only Shinin' Star」など、他アーティストへのプロデュースでも実績を残しました。

1990~1993年:インスト作品と内面的な音楽への変化

1990年代初頭には、それまでの華やかな都会的サウンドに加え、より内面的な表現が強まっていきます。

発売日 アルバム 主な特徴
1990年7月25日 Legacy of You 女性をテーマにしたインスト作品
1991年7月3日 ALL IS VANITY 内省的な歌詞と音楽性
1992年7月1日 あるがままに 日本語タイトルのオリジナル作品
1992年12月16日 君をこえる日 全5曲のミニアルバム

特に『ALL IS VANITY』と『あるがままに』は、初期のリゾート感や華やかさだけでは説明できない、角松敏生の精神的な変化を感じられる作品です。

1993年1月27日、日本武道館でのライブを最後に、本人はアーティスト活動の凍結を宣言しました。

この期間もプロデュース活動などは続き、1997年には覆面バンドAGHARTAとして「ILE AIYE~WAになっておどろう」を発表。1998年の長野冬季オリンピック閉会式にも登場しました。

そして1998年5月18日、活動を休止した日本武道館に再び立ち、アーティスト活動を再開しています。

1999~2006年:活動再開と新しい音楽的挑戦

1999年の『TIME TUNNEL』は、活動再開後の角松敏生を象徴するアルバムです。

公式プロフィールによれば、同作は発売時にチャート初登場3位を記録しました。

その後は沖縄やアイヌの音楽的要素を取り入れた作品、夏をテーマにしたアルバム、ファンク色の強い作品など、多様なコンセプトが展開されていきます。

発売日 アルバム 主な特徴
1999年1月21日 TIME TUNNEL 活動再開後の重要作
2000年1月19日 The gentle sex カバー曲を含む作品
2000年8月2日 存在の証明 生楽器中心の音楽表現
2002年10月30日 INCARNATIO 沖縄・アイヌの音楽的要素
2003年8月6日 Summer 4 Rhythm 海と夏をテーマにした作品
2004年8月4日 Fankacoustics ファンク色の強いサウンド
2005年10月26日 THE PAST & THEN 過去の楽曲と現在の表現を結ぶ作品
2006年7月26日 Prayer 25年のキャリアを感じさせる集大成的作品

この時期の作品は、単に80年代のサウンドに戻ったわけではありません。

『INCARNATIO』では音楽的な旅を感じさせる要素が盛り込まれ、『Summer 4 Rhythm』では初期の海や夏のイメージが新しい演奏技術とともに表現されています。

また、『Prayer』にはスティーヴ・ガッドをはじめとする実力派ミュージシャンが参加。演奏面でも充実した作品になっています。

2009~2025年:コンセプトアルバムからC.U.Mシリーズへ

2009年以降は、作品ごとにテーマを明確に設定するスタイルがさらに際立ちます。

発売日 アルバム 主な特徴
2009年3月18日 NO TURNS 2000年代後半の角松サウンド
2010年8月4日 Citylights Dandy 都会の夜がテーマ
2014年3月19日 THE MOMENT 組曲的なプログレッシヴ・ポップ
2019年4月3日 東京少年少女 ミニアルバム・舞台作品との関連
2022年8月31日 Inherit The Life 8年ぶりのオリジナルアルバム
2023年5月17日 Inherit The Life II 前作を発展させた完結編
2024年5月15日 MAGIC HOUR~Lovers at Dusk~ C.U.Mシリーズ第1弾
2024年12月11日 Tiny Scandal ギターインストアルバム
2025年4月30日 Forgotten Shores C.U.Mシリーズ第3弾

『THE MOMENT』は約20分の組曲的楽曲を含む意欲作です。

『Inherit The Life』と『Inherit The Life II』は、角松敏生が脚本・演出・音楽を手がける総合エンターテインメント「MILAD」とも関係しています。

2024年以降のC.U.Mシリーズでは、スタジオアルバムそのものの音作りや演奏の価値を前面に押し出している点が興味深いところです。

【作品の関係性を整理】オリジナル・ベスト・インスト・サントラの違い

角松敏生のディスコグラフィーを調べる際に混乱しやすいのが、作品の分類です。

例えば『SEA IS A LADY』と『Legacy of You』は、歌を中心にした一般的なポップスアルバムとは違います。また、『REBIRTH 1』は新曲中心のオリジナルアルバムではなく、過去の楽曲を新たな演奏で再構築した作品です。

ここでは主要作品の関係性を整理します。

分類 代表作品 作品の位置づけ
デビュー作 SEA BREEZE 1981年の出発点
初期オリジナル ON THE CITY SHORE シティポップの代表作
80年代の重要作 GOLD DIGGER ファンク・AORの魅力
インスト作品 SEA IS A LADY ギターを中心とした音楽表現
インスト作品 Legacy of You 1990年のインストアルバム
活動再開後 TIME TUNNEL 1999年の再始動を象徴
コンセプト作品 INCARNATIO 沖縄・アイヌなどの音楽的要素
映画サントラ 白い船 映画音楽作品
映画サントラ ミラクルバナナ 映画音楽作品
ベスト盤 角松敏生1981~1987 初期作品からの選曲
ベスト盤 角松敏生1988~1993 活動凍結前の作品を収録
セルフカバー REBIRTH 1 過去の楽曲を再録音・再構築
セルフカバー EARPLAY~REBIRTH 2~ セルフカバー第2弾
舞台関連 Inherit The Life II MILADとの関係が深い作品
C.U.Mシリーズ MAGIC HOUR シリーズ第1弾
C.U.Mシリーズ Tiny Scandal シリーズ第2弾
C.U.Mシリーズ Forgotten Shores シリーズ第3弾

角松敏生のベストアルバム一覧

ベストアルバムを探している人には、次の作品が参考になります。

『T's BALLAD』(1985年)

初期の楽曲からバラードを中心に構成された作品。角松敏生のメロディメーカーとしての一面を味わえます。

『T's 12 INCHES』(1986年)

12インチシングルなどのダンスミュージック的な側面に触れられる作品です。

『TEARS BALLAD』(1991年)

バラードを中心に構成されたアルバム。初期の華やかなサウンドとは違った情感を楽しめます。

『角松敏生1981~1987』(1993年)

デビューから1987年までの楽曲を選曲した2枚組ベストアルバム。初期の音楽性をまとめて把握するのに適しています。

『角松敏生1988~1993』(2000年)

1988年から活動凍結前までの楽曲を収録。80年代後半から90年代初頭の変化を確認できます。

『TOSHIKI KADOMATSU 1998~2010』(2011年)

活動再開後の楽曲を中心に選曲した2枚組作品。新曲「ALL LIFE IS PRECIOUS」も収録されています。

『REBIRTH 1~re-make best~』(2012年)

単なる過去曲の寄せ集めではなく、本人が選んだ楽曲を新たな歌と演奏で再構築したセルフカバー作品です。

なお、2007年の『Players Presents Ballad Collection』も重要なバラード作品です。角松と関係の深いミュージシャンたちが、それぞれの楽曲をプロデュースしています。

旧作の再録音・リメイク作品も見逃せない


SEA BREEZE 2016

1981年のデビュー作を、当時のバックトラックを生かしながら歌やコーラスを再録音した作品。オリジナルとの聴き比べに最適です。



SEA IS A LADY 2017

1987年のインストゥルメンタル作品を同一アレンジで再発売した作品。初期のギターサウンドを別の時代から聴き直せます。



Breath From The Season 2018~Tribute to Tokyo Ensemble Lab~

ビッグバンドとのコラボレーションに挑戦した作品。角松敏生の管楽器アレンジやアンサンブルへの関心を知る手がかりになります。



EARPLAY~REBIRTH 2~

2020年発売。過去の楽曲をライブで培ったアレンジを中心に再構築したセルフカバー作品です。

こうした作品をオリジナルアルバムと同じ基準で比較するのは適切ではありません。

オリジナルの制作時期や演奏の違いを意識して聴くことで、同じ曲でも表情が変わる面白さが見えてきます。

【おすすめアルバム5選】初めて聴く人が選ぶべき角松敏生の名盤

角松敏生のアルバムは作品ごとに音楽的な方向性が違うため、最初から全作品を順番に聴く必要はありません。

どんな音楽を求めているかによって、入門盤を選ぶのがおすすめです。

1. 初心者に最初に聴いてほしい『SEA BREEZE』

入門におすすめ

1981年6月21日に発売されたデビューアルバムです。

収録曲は全8曲。

- Dancing Shower
- Elena
- Summer Babe
- Surf Break
- YOKOHAMA Twilight Time
- City Nights
- Still I'm In Love With You
- Wave

初期の角松敏生らしい爽快感、都会的なメロディ、夏の空気を感じられる構成です。

特に「Summer Babe」「YOKOHAMA Twilight Time」は、彼の音楽的な出発点を理解するうえで外せません。

2026年12月16日には、オリジナル版のストリーミング配信も予定されています。

2. 80年代の代表作を聴くなら『GOLD DIGGER』


GOLD DIGGER~with true love~

1985年5月21日発売
80年代の角松敏生の魅力が凝縮された作品。ファンク、ダンスミュージック、都会的なポップスが融合しています。

特に「Tokyo Tower」「No End Summer」などは、角松敏生の楽曲を知るうえで押さえておきたいナンバーです。

1980年代のシティポップやAORが好きな人には、優先して聴いてほしい一枚です。

3. 活動再開後の世界観を知るなら『TIME TUNNEL』


TIME TUNNEL

1999年1月21日発売
約5年間の活動凍結を経て発表された、再始動を象徴するアルバムです。

初期の明るい都会的なサウンドとは異なり、時間や記憶、内面的な感情を感じさせる楽曲が並びます。

活動凍結前と後の音楽性の違いを理解するためにも、重要な作品です。

4. 演奏と音楽的な完成度を楽しむなら『Prayer』


Prayer

2006年7月26日発売
スティーヴ・ガッドなど実力派ミュージシャンが参加した、演奏面でも聴き応えのある作品。

収録曲には「UGAM」「Movin'」「You made it」「恋の落とし穴」「Prayer」などがあります。

歌だけでなく、ドラム、ベース、ギター、キーボードなどの演奏をじっくり聴きたい人におすすめです。

5. 現代の角松サウンドを知るなら『MAGIC HOUR』


MAGIC HOUR~Lovers at Dusk~

2024年5月15日発売
現代の角松敏生が提案するC.U.Mシリーズの出発点。

収録曲は次の8曲です。

1. Lovers at Dusk
2. Magic Hour
3. Power of Nightfall
4. Turn on your lights ~May your dreams come true~
5. Crows
6. Wake up to the love
7. Paradise in your eyes
8. 君にあげる

夕暮れから夜へと変化する時間帯をイメージしたサウンドが特徴です。

過去の角松作品を知らない人でも入りやすく、2020年代の音楽的な方向性を知るのに適しています。

好みに合わせたおすすめアルバム早見表

聴きたい音楽 おすすめ作品
爽やかなシティポップ SEA BREEZE
80年代の都会的なサウンド GOLD DIGGER
ギターインスト SEA IS A LADY
活動再開後の音楽 TIME TUNNEL
沖縄・民族音楽的な要素 INCARNATIO
夏と海の雰囲気 Summer 4 Rhythm
演奏の完成度 Prayer
組曲・壮大な展開 THE MOMENT
現代的なアーバンポップス MAGIC HOUR
ギター中心のインスト Tiny Scandal
最新のC.U.M作品 Forgotten Shores

個人的なおすすめの聴き方としては、『SEA BREEZE』から『GOLD DIGGER』を聴き、その後『TIME TUNNEL』を経由して『MAGIC HOUR』へ進む流れです。

約40年以上の音楽的な変化を、無理なく体験できます。

【2026年11月最新】角松敏生のサブスク配信状況と旧作20タイトルの解禁予定

2026年は、角松敏生のディスコグラフィーにとって大きな節目になりました。

デビュー45周年を記念して、これまでCDを中心に親しまれてきた作品のストリーミング配信が段階的に進んでいます。

特に重要なのが、6月27日の第1弾と12月16日の第2弾です。

2026年6月27日:旧作10タイトルが初のストリーミング配信

ソニーミュージックは2026年6月15日、活動凍結からの再始動を飾った『TIME TUNNEL』以降の作品10タイトルを、6月27日から初めてストリーミング配信すると発表しました。

対象となった作品は次のとおりです。

作品 オリジナル発売日
TIME TUNNEL 1999年1月21日
voices under the water/in the hall 1999年6月23日
The gentle sex 2000年1月19日
存在の証明 2000年8月2日
映画「白い船」オリジナル・サウンドトラック 2002年6月26日
INCARNATIO 2002年10月30日
Summer 4 Rhythm 2003年8月6日
Fankacoustics 2004年8月4日
「ミラクルバナナ」オリジナル・サウンドトラック 2005年10月26日
THE PAST & THEN 2005年10月26日

この配信解禁の要点は、1999年から2005年までの作品群にまとめてアクセスしやすくなったことです。

ただし、10タイトルすべてが同じ種類のアルバムというわけではありません。ライブ作品やカバー作品、映画サウンドトラックも含まれています。

つまり、単純なオリジナルスタジオアルバム10枚の配信というより、活動再開後の重要な作品群が一挙に聴けるようになった出来事として捉えると理解しやすいでしょう。

2026年12月16日:第2弾としてさらに10タイトルを配信予定

2026年10月30日発表

さらに10月30日、ソニーミュージックは旧譜配信の第2弾を発表しました。

配信開始予定日は2026年12月16日(水)です。

対象となる10タイトルは以下のとおりです。

作品名 注目ポイント
Prayer 2006年の重要なオリジナル作品
Players Presents Ballad Collection バラード作品集
NO TURNS 2009年のオリジナルアルバム
Citylights Dandy 都会の夜がテーマ
REBIRTH 1~re-make best~ セルフカバー・ベスト
THE MOMENT 組曲的なプログレッシヴ・ポップ
SEA BREEZE 2016 デビュー作の再録音版
SEA IS A LADY 2017 インスト作品の再展開
Breath From The Season 2018~Tribute to Tokyo Ensemble Lab~ ビッグバンド作品
Sea Breeze 1981年のオリジナルデビューアルバム

特に注目したいのが、最後の『Sea Breeze』です。

1981年のデビューアルバムそのものが配信対象に含まれたことで、初期の作品をストリーミングで聴く環境も大きく変わります。

また、すでに発売されている『SEA BREEZE 2016』と、1981年のオリジナル版を聴き比べられるようになる点も魅力です。

なお、2026年11月3日時点では12月16日の配信はまだ開始されていません。 発表済みの配信予定と、すでに配信中の作品を混同しないようにしましょう。

2026年の配信状況を整理

時期 配信・発表内容 状況
2026年6月27日 旧作10タイトル 配信開始済み
2026年10月30日 第2弾10タイトル発表 発表済み
2026年12月16日 第2弾10タイトル 配信予定

このほか、2026年6月27日には横浜アリーナでデビュー45周年記念ライブが開催されました。

さらに10月30日には、そのライブ映像を収録した『TOSHIKI KADOMATSU 45th Anniversary Live 2026.6.27 Yokohama Arena』のBlu-ray・DVDが2027年1月1日発売予定と発表されています。

こちらはアルバムではなく映像作品ですが、45周年の活動を振り返る重要なリリースです。

【プロの結論】角松敏生のアルバムを聴くなら年代と作品の種類を意識する

角松敏生のディスコグラフィーを通して見えてくるのは、単なるシティポップの人気アーティストという枠に収まらない音楽家としての姿です。

1980年代には都会的なポップスやAORを軸に独自のサウンドを築き、1990年代にはインスト作品や内省的な歌を展開。活動再開後は沖縄・アイヌの音楽的要素、ファンク、映画音楽、組曲的な作品、舞台音楽へと表現の幅を広げてきました。

そして2024年からのC.U.Mシリーズでは、スタジオで作り込む音楽そのものの価値を改めて提示しています。

角松敏生のアルバムを評価する3つの視点

1. 楽曲の魅力と演奏の完成度を分けて聴く

角松作品の魅力はメロディや歌詞だけではありません。ギター、ベース、ドラム、キーボード、ホーンセクションなどの演奏とアレンジも重要です。

そのため、歌ものとインスト作品の両方を聴くと、音楽家としての全体像が理解しやすくなります。

2. オリジナル盤とリメイク盤を比較する

『SEA BREEZE』と『SEA BREEZE 2016』のように、同じ楽曲でも録音時期や歌唱、ミックスの違いによって印象は変わります。

昔の作品をそのまま聴きたい人はオリジナル盤、現代の録音で聴きたい人はリメイク盤という選び方もできます。

3. アルバム単位で聴く

角松敏生の作品には、特定のテーマやコンセプトを軸に構成されたものが多くあります。

『Summer 4 Rhythm』なら海と夏、『Citylights Dandy』なら都会の夜、『MAGIC HOUR』なら夕暮れの時間帯というように、作品全体の雰囲気を楽しむことが大切です。

こんな人にはこの作品がおすすめ

- 80年代のシティポップが好きな人:『SEA BREEZE』『GOLD DIGGER』
- ギターやフュージョンが好きな人:『SEA IS A LADY』『Tiny Scandal』
- 物語性のある音楽が好きな人:『INCARNATIO』『THE MOMENT』
- 大人向けのAORが好きな人:『Prayer』『Citylights Dandy』
- 現代的なサウンドが好きな人:『MAGIC HOUR』『Forgotten Shores』

逆に、ヒット曲だけを短時間で楽しみたい人は、オリジナルアルバムを片端から購入するより、まずベストアルバムから入るほうが効率的です。

作品の種類を把握してから選ぶことが、角松敏生の音楽を長く楽しむためのポイントです。

【よくある質問】角松敏生のアルバムに関するFAQ

Q1:角松敏生のデビューアルバムは何ですか?

A1:1981年6月21日発売の『SEA BREEZE』です。全8曲を収録し、「Summer Babe」「YOKOHAMA Twilight Time」など、初期の角松サウンドを代表する楽曲が楽しめます。

Q2:角松敏生の最新アルバムは何ですか?

A2:2026年11月3日時点で最新のスタジオオリジナルアルバムは、2025年4月30日発売の『Forgotten Shores』です。C.U.Mシリーズ第3弾にあたります。

Q3:角松敏生のアルバムで初心者におすすめなのは?

A3:まずは『SEA BREEZE』がおすすめです。1980年代の代表作を聴きたいなら『GOLD DIGGER』、活動再開後なら『TIME TUNNEL』、現代の作品なら『MAGIC HOUR』を選ぶとよいでしょう。

Q4:角松敏生のアルバムは2026年にサブスク解禁されましたか?

A4:はい。2026年6月27日に『TIME TUNNEL』以降の旧作10タイトルが初めてストリーミング配信されました。また、12月16日には第2弾としてさらに10タイトルが配信予定です。

Q5:『SEA BREEZE』と『SEA BREEZE 2016』は何が違いますか?

A5:1981年のオリジナル版と、35年後の2016年に制作されたリメイク版です。2016年版は当時のバックトラックを生かしながら歌やコーラスを再録音しています。

Q6:角松敏生のベストアルバムはどれがおすすめですか?

A6:初期の作品をまとめて聴くなら『角松敏生1981~1987』、活動凍結前なら『角松敏生1988~1993』、活動再開後なら『TOSHIKI KADOMATSU 1998~2010』がおすすめです。新しい演奏で過去曲を楽しみたい場合は『REBIRTH 1』も適しています。

Q7:『MAGIC HOUR』『Tiny Scandal』『Forgotten Shores』はシリーズ作品ですか?

A7:はい。いずれもContemporary Urban Music(C.U.M)シリーズの作品です。『MAGIC HOUR』が第1弾、『Tiny Scandal』が第2弾、『Forgotten Shores』が第3弾です。

まとめ:角松敏生のアルバムは発売順に聴くと音楽人生が見えてくる

角松敏生のアルバムは、1981年の『SEA BREEZE』から2025年の『Forgotten Shores』まで、時代ごとに異なる音楽的な挑戦が積み重なっています。

80年代のシティポップやAOR、90年代の内省的な作品、活動再開後のコンセプトアルバム、そして現代のC.U.Mシリーズ。それぞれに違った魅力があります。

2026年はデビュー45周年を迎え、6月27日の旧作10タイトルの初配信に続き、12月16日にはさらに10タイトルの配信が予定されています。とりわけ、デビュー作『SEA BREEZE』が第2弾に含まれたことは、初期作品を聴き直す大きな機会です。

初めて聴く人は『SEA BREEZE』『GOLD DIGGER』『TIME TUNNEL』から始め、気に入った時代の作品を深掘りするのがおすすめです。

すでに長年のファンであれば、オリジナル盤とセルフカバー盤、インスト作品を比較することで、これまでとは違う角度から角松敏生の音楽を楽しめます。

45周年を迎えてもなお、過去の作品が新しいリスナーへ届き続けていること。それこそが、角松敏生のアルバムを今あらためて聴く価値なのです。


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