2026年現在、J:COMスタジアム土浦は、茨城県土浦市の川口運動公園に位置する市営野球場です。両翼99m、中堅122mという本格的なグラウンドを備え、茨城県高校野球大会や独立リーグの公式戦など、幅広い野球イベントの会場として利用されています。JR常磐線の土浦駅から徒歩約12分というアクセスの良さも特徴です。
「土浦市営球場とJ:COMスタジアム土浦は同じ施設なのか」「駐車場は何台あるのか」「収容人数や実際の座席数はどれくらいなのか」と気になる人も多いでしょう。加えて、2025年4月から始まった新しいネーミングライツ契約や、2026年時点の利用料金、予約システムについても押さえておきたいところです。
この記事では、土浦市の公式施設案内、ネーミングライツ情報、茨城アストロプラネッツの球場案内や試合情報をもとに、観戦・施設利用の両面からJ:COMスタジアム土浦の特徴を整理します。
【1】J:COMスタジアム土浦とは?正式名称・所在地・愛称の由来を解説

土浦市川口運動公園にある市営野球場
J:COMスタジアム土浦は、茨城県土浦市川口二丁目にある野球場です。
所在地は次のとおりです。
- 施設名:川口運動公園野球場
- 愛称:J:COMスタジアム土浦
- 住所:茨城県土浦市川口二丁目12番75号
- 電話番号:029-821-1648
- 管理:川口運動公園管理事務所
インターネットで「土浦市営球場」と検索しても、同じ施設が表示されます。
ここで押さえておきたいのは、J:COMスタジアム土浦と土浦市営球場は別々の球場ではないという点です。
行政上の施設名は川口運動公園野球場であり、土浦市営球場は従来から使われている呼称です。J:COMスタジアム土浦はスポンサー契約によって付けられた愛称に当たります。
J:COMの名前が付いた理由はネーミングライツ
J:COMスタジアム土浦という名称は、土浦ケーブルテレビ株式会社(J:COM茨城)とのネーミングライツ契約によるものです。
ネーミングライツとは、企業などのスポンサーが公共施設の愛称を付ける権利を取得する制度です。
土浦市はこの制度について、新たな自主財源の確保と民間企業との連携による施設の魅力向上を目的として説明しています。
2025年4月には、土浦ケーブルテレビによるネーミングライツ契約が継続されました。
2026年11月現在の契約情報は次のとおりです。
- 契約者:土浦ケーブルテレビ株式会社(J:COM茨城)
- 対象施設:川口運動公園野球場
- 愛称:J:COMスタジアム土浦
- 略称:Jスタ土浦
- 契約期間:2025年4月1日~2030年3月31日
つまり、2026年時点でも正式に使用されている愛称です。
なお、同じ川口運動公園にある陸上競技場も、J:COMフィールド土浦という愛称で呼ばれています。
野球場と陸上競技場の両方に同じ企業の名前が付いている点も、このネーミングライツ契約の特徴です。
【2】J:COMスタジアム土浦の施設概要・収容人数・座席数を解説
両翼99m・中堅122mの本格的な野球場
J:COMスタジアム土浦は、地方大会や独立リーグの試合にも対応する規模を持つ球場です。
主な施設スペックを整理します。
| 項目 | 施設概要 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県土浦市川口2-12-75 |
| 開場 | 1950年11月 |
| 主な改修 | 1973年・2017年 |
| グラウンド面積 | 12,990㎡ |
| 両翼 | 99m |
| 中堅 | 122m |
| 内野 | クレー舗装 |
| 外野 | 天然芝 |
| 夜間照明 | LED照明塔4基 |
| スコアボード | LED方式・磁気反転式 |
| 収容人員 | 13,240人 |
| 駐車場 | 210台 |
1950年に開場した歴史ある球場ですが、2017年には大規模な改修が実施されています。
現在の施設は、長年にわたる地域の野球利用を支えながら、現代の大会運営にも対応できる環境を備えています。
特に両翼99m、中堅122mというグラウンド規模は、高校野球や硬式野球の試合を開催するうえで重要な特徴です。
収容人数13,240人の内訳は?
J:COMスタジアム土浦の収容人員は13,240人です。
土浦市の施設概要資料に掲載されている内訳は次のとおりです。
| 観客エリア | 収容人員 |
|---|---|
| メインスタンド | 3,650人 |
| 1・3塁側スタンド | 6,590人 |
| 外野席 | 3,000人 |
| 合計 | 13,240人 |
ここで注意したいのが、「収容人数」と「固定された個別座席の数」は必ずしも同じではないという点です。
外野席は天然芝のエリアを利用するため、一般的な背もたれ付きの個別座席が13,240席並んでいるわけではありません。
観戦する際は、内野スタンドと外野の芝生席という違いも理解しておくと、座席選びで迷いにくくなります。
観戦環境の特徴
J:COMスタジアム土浦は、メインスタンドや内野スタンドからグラウンド全体を見渡せる構造です。
一方、観戦レポートでは、ファウルゾーンが広いため、スタンドからフィールドまでの距離を感じるという指摘もあります。
また、外野席は芝生席で、スタンドには屋根がないという特徴があります。
そのため、夏の高校野球や日中の試合では帽子、飲み物、日焼け対策が欠かせません。雨天時も屋根のある球場と同じ感覚では観戦できないため、雨具の準備が必要です。
【3】J:COMスタジアム土浦へのアクセス!土浦駅から徒歩・バス・車での行き方
JR常磐線土浦駅から徒歩約12分
公共交通機関を利用する場合、最寄り駅はJR常磐線の土浦駅です。
球場までは徒歩約12分が目安となっています。
駅から徒歩でアクセスできるため、遠方から観戦に訪れる人にも利用しやすい立地です。
特に高校野球の大会開催日は、駐車場の混雑を避ける意味でも電車での移動が選択肢になります。
バスを利用する場合
土浦駅からバスを利用する場合は、西口から乗車し、「川口運動公園入口」で下車します。
バス停から球場までは徒歩約2分です。
徒歩で約12分かかる道のりを短縮できるため、荷物が多い人や暑い時期の移動にも便利です。
車でアクセスする場合
高速道路を利用する場合の目安は次のとおりです。
| 出発地点 | 球場までの距離 |
|---|---|
| 常磐自動車道・土浦北IC | 約8.5km |
| 常磐自動車道・桜土浦IC | 約8km |
カーナビには「J:COMスタジアム土浦」または「土浦市川口運動公園」と入力すると目的地を探しやすくなります。
大会当日は周辺道路の交通量が増える可能性があるため、時間に余裕を持って出発するのがおすすめです。
駐車場は210台!大会開催日は注意
茨城アストロプラネッツの公式スタジアムガイドでは、駐車場の収容台数は210台と案内されています。
ただし、土浦市の公式施設案内でも、駐車場の台数には限りがあると注意喚起されています。
特に次のような日は、駐車場の混雑が予想されます。
- 茨城県高校野球大会の開催日
- 茨城アストロプラネッツの公式戦
- 観客が多く集まるスポーツイベント
- 複数の競技施設で大会が重なる日
土浦市は、大規模な大会やイベントの際には、近隣の市営駐車場(有料)などの利用も案内しています。
駐車場210台という数字だけを見て、必ず駐車できると考えるのは避けたいところです。
混雑が予想される試合では、土浦駅周辺の有料駐車場を利用して徒歩やバスで向かう方法も検討しましょう。
【4】J:COMスタジアム土浦の利用料金・予約方法を解説
J:COMスタジアム土浦は、一般の観戦施設としてだけでなく、野球場を団体で借りて利用することもできます。
利用料金は市内・市外の利用者によって異なります。
野球場の基本利用料金
土浦市が川口運動公園の施設案内で掲示している料金表は、令和元年10月からの料金です。
野球場を団体で利用する場合の基本料金は次のとおりです。
| 利用区分 | 2時間の利用料金 |
|---|---|
| 市内利用者 | 3,570円 |
| 市外利用者 | 5,350円 |
| 市内利用者・時間外1時間 | 1,785円 |
| 市外利用者・時間外1時間 | 2,675円 |
基本利用時間は9時から17時までで、2時間単位の区分になっています。
9時以前または17時以降の利用には、1時間ごとの追加料金が設定されています。
スコアボード・放送設備・夜間照明の料金
野球場を大会や練習で使用する場合、基本料金以外に付属設備の使用料が必要になる場合があります。
| 付属設備 | 市内利用者 | 市外利用者 |
|---|---|---|
| スコアボード一式・2時間 | 1,320円 | 1,975円 |
| 放送設備一式・2時間 | 550円 | 825円 |
| 夜間照明100%・最初の1時間 | 15,280円 | 同料金区分 |
| 夜間照明60%・最初の1時間 | 9,070円 | 同料金区分 |
| 夜間照明40%・最初の1時間 | 5,910円 | 同料金区分 |
| 夜間照明25%・最初の1時間 | 3,670円 | 同料金区分 |
夜間照明は点灯割合によって料金が異なります。
また、1時間を超える場合は30分ごとに追加料金が発生します。
実際に利用する場合は、利用時間や付属設備を含めて管理事務所に確認すると安心です。
2026年の予約方法は新システムが基本
川口運動公園の施設予約は、2025年12月1日から新土浦市公共施設予約システムに移行しています。
インターネットを利用すれば、空き状況の確認や仮予約が可能です。
予約の基本的な流れは次のとおりです。
1. 新土浦市公共施設予約システムにアクセスする。
2. 利用者登録を行う。
3. 利用したい日程と施設の空き状況を確認する。
4. 希望日時を選択して予約を申し込む。
5. 施設側の確認・承認を受ける。
6. 利用料金を支払って施設を使用する。
これまで予約システムを利用したことがない人は、システム画面の「利用登録」から新規登録できます。
一方、旧システムを利用していた人は、本人確認書類を持って川口運動公園管理事務所などの指定窓口で手続きを行い、利用者IDと仮パスワードの発行を受ける必要があります。
新システムではメールアドレスの登録が必須です。
予約開始時期と支払い方法
川口運動公園の野球場は、抽選ではなく一般先着予約の対象です。
予約希望日の属する月の2か月前の月の1日から、利用日前日まで申し込めます。
例えば、2027年1月23日に利用したい場合、2026年11月1日から予約期間が始まります。
支払い方法は次の2種類です。
- 現金払い: 利用当日の利用時間前までに施設窓口で支払う。
- キャッシュレス決済: 施設側の予約承認後、新システムでクレジットカードやPayPayによる決済が可能。
当日予約については、システムだけでなく施設への直接問い合わせが必要です。空きがあれば電話で予約できる場合もあります。
予約や料金に関する問い合わせ先は、川口運動公園管理事務所(029-821-1648)です。
【5】2026年の試合日程は?茨城アストロプラネッツ・高校野球の開催実績
J:COMスタジアム土浦は、地域のスポーツ大会だけでなく、独立リーグや高校野球の試合会場としても利用されています。
2026年の開催情報を確認すると、球場の役割がよく分かります。
茨城アストロプラネッツの公式戦
茨城アストロプラネッツは、茨城県を拠点に活動する独立リーグの野球チームです。
水戸市、土浦市、笠間市、牛久市など県内各地の球場を利用してホームゲームを開催しています。
J:COMスタジアム土浦も、その開催会場の一つです。
2026年8月5日には、群馬ダイヤモンドペガサスとの公式戦が開催されました。
試合開始は17時で、球団の公式案内では一般入場開始も16時とされていました。
この試合は「土浦市DAY」として開催され、土浦市と球団のフレンドリータウン協定に基づき、市内在住・在勤・在学者を対象とした無料招待も実施されました。
なお、当初予定されていた開催球場は牛久運動公園野球場でしたが、2026年7月8日の球団発表でJ:COMスタジアム土浦への変更が告知されています。
このように、球団の試合日程は変更される場合があります。観戦予定がある場合は、球団公式の試合情報を直前にも確認しましょう。
高校野球・茨城県大会の会場としても使用
J:COMスタジアム土浦は、茨城県の高校野球大会でも使用される球場です。
2026年には、第79回秋季関東地区高等学校野球茨城県大会などの大会会場として掲載されています。
高校野球では、春季大会、夏の選手権茨城大会、秋季大会など、年間を通して複数の大会が行われます。
県南地域の高校が出場する試合などを観戦できる機会があり、地元の野球ファンにとっても身近な球場です。
ただし、大会の開催期間と、J:COMスタジアム土浦で実際に試合が行われる日程は異なります。
大会全体の日程だけで訪問日を決めず、球場別の組み合わせや試合会場を確認することが大切です。
2026年の試合情報を確認する方法
主な確認先は次のとおりです。
| 確認したい情報 | 主な確認先 |
|---|---|
| 茨城アストロプラネッツの試合日程 | 球団公式サイト |
| 公式戦の開催場所変更 | 球団公式ニュース |
| 高校野球の大会日程 | 茨城県高等学校野球連盟 |
| 球場別の大会情報 | 一球速報.com・高校野球ドットコム |
| 施設の利用・休館情報 | 土浦市公式ホームページ |
2026年11月3日時点では、2026年シーズンの試合日程はすでに終了しています。2027年の観戦を予定している場合は、新シーズンの公式発表を待って確認する必要があります。
【6】J:COMスタジアム土浦の評判は?観戦するメリットと注意点
実際に訪れる前に知っておきたいのが、施設の使いやすさや観戦環境です。
J:COMスタジアム土浦については、スタジアム訪問レポートなどでも観戦環境が紹介されています。
評価されるポイント
最初に、土浦駅から徒歩約12分というアクセスの良さは大きな魅力です。
車がなくても訪れやすく、首都圏方面からJR常磐線を利用して観戦に行くこともできます。
また、2017年の改修によって整備されたメインスタンドは、比較的新しい観戦環境を備えています。
球場の規模も十分にあり、高校野球や独立リーグの試合を楽しむ場所として利用できます。
外野には天然芝が広がり、一般的なコンクリート主体の観客席とは異なる雰囲気もあります。
気になるポイントと観戦時の注意点
一方、観戦レポートで指摘されている注意点もあります。
特に気を付けたいのは次の3点です。
1. 屋根がない
スタンドに屋根がないため、夏場の日差しや雨への対策が必要です。
2. ファウルゾーンが広い
スタンドからグラウンドまで距離を感じる場所もあり、球場全体を見渡す観戦と、選手を間近に感じる観戦では印象が異なります。
3. 外野は芝生席
外野席は天然芝のため、一般的な個別座席とは使い勝手が異なります。
特に長時間の観戦では、座る場所や天候への備えを考えておきたいところです。
どんな人におすすめの球場なのか
J:COMスタジアム土浦は、次のような人に向いています。
- 土浦駅から歩いて野球観戦に行きたい人
- 茨城県の高校野球大会を現地で応援したい人
- 茨城アストロプラネッツの試合を観戦したい人
- 地域の野球大会や練習で球場を利用したい団体
- 天然芝の外野席など、地方球場ならではの雰囲気を楽しみたい人
反対に、屋根付きスタンドで快適に観戦したい人や、背もたれのある座席を重視する人は、事前に座席環境を確認しておくとよいでしょう。
【プロの結論】
この球場を評価する際に重要なのは、収容人数の大きさだけではありません。
駅からのアクセス、硬式野球に対応するグラウンド規模、独立リーグや高校野球の大会開催実績、そして地域の公共スポーツ施設としての役割を総合的に見ることです。
J:COMスタジアム土浦は、観戦施設であると同時に、土浦市の野球文化を支える地域スポーツ拠点としての性格を持っています。
【7】J:COMスタジアム土浦に関するよくある質問(FAQ)
Q1:J:COMスタジアム土浦と土浦市営球場は同じ場所ですか?
A1:同じ施設です。行政上の施設名は川口運動公園野球場で、土浦市営球場とも呼ばれます。J:COMスタジアム土浦は、土浦ケーブルテレビとのネーミングライツ契約による愛称です。
Q2:J:COMスタジアム土浦の収容人数と座席数は何人ですか?
A2:収容人員は13,240人です。内訳はメインスタンド3,650人、1・3塁側スタンド6,590人、外野席3,000人です。外野は天然芝のため、全員分が個別の固定座席というわけではありません。
Q3:J:COMスタジアム土浦に駐車場はありますか?
A3:あります。茨城アストロプラネッツの公式スタジアムガイドでは210台と案内されています。ただし、大会開催日は混雑する可能性があり、土浦市も近隣の有料市営駐車場の利用を案内しています。
Q4:土浦駅から徒歩で何分かかりますか?
A4:JR常磐線土浦駅から徒歩約12分です。バスの場合は西口から乗車し、川口運動公園入口で下車すると徒歩約2分で到着します。
Q5:球場を借りる場合の利用料金はいくらですか?
A5:団体利用の基本料金は、市内利用者が2時間3,570円、市外利用者が2時間5,350円です。スコアボード、放送設備、夜間照明などを利用する場合は別途料金がかかります。
Q6:J:COMスタジアム土浦の予約はどうすればいいですか?
A6:新土浦市公共施設予約システムまたは川口運動公園管理事務所で予約できます。電話での確認・予約にも対応しています。管理事務所の電話番号は029-821-1648です。
Q7:茨城アストロプラネッツの試合はいつ開催されますか?
A7:開催日はシーズンごとに異なります。2026年には8月5日に群馬ダイヤモンドペガサスとの公式戦が開催されました。次シーズンの予定は球団公式サイトで確認してください。
まとめ:2026年も地域野球を支えるJ:COMスタジアム土浦
J:COMスタジアム土浦は、土浦市川口運動公園にある市営野球場で、正式な施設名は川口運動公園野球場です。
2025年4月から2030年3月までのネーミングライツ契約により、土浦ケーブルテレビ(J:COM茨城)の愛称が継続されています。
施設の特徴を改めて整理すると、次のとおりです。
- 両翼99m・中堅122mの本格的なグラウンド
- 収容人員13,240人
- 駐車場210台
- JR土浦駅から徒歩約12分
- 茨城アストロプラネッツの公式戦開催実績
- 茨城県高校野球大会の開催会場
- 新公共施設予約システムによるオンライン予約対応
観戦目的なら、試合日程と駐車場の混雑状況を事前に確認することが大切です。施設を借りる場合は、利用料金だけでなく、照明やスコアボードなどの付属設備の料金も計算しておきましょう。
アクセスの良さと本格的な設備を兼ね備えたJ:COMスタジアム土浦は、これからも土浦市の野球文化を支える重要なスポーツ施設です。
主な参照資料: 土浦市公式ホームページ、茨城アストロプラネッツ公式サイト、ルートインBCリーグ公式情報、高校野球ドットコム、スタジアム観戦レポート。