2026年、44歳になったタレント・女優の安田美沙子さんが、再びランナーとして注目を集めている。2026年3月1日の東京マラソンでは、17年ぶりの挑戦で3時間54分24秒を記録。4時間を切る「サブ4」を達成し、最後まで走り抜いた姿を自身のInstagramで報告した。
一方、2025年4月の長野マラソンでは4時間01分35秒で完走。30km付近から足やお腹の痛みに苦しみ、涙を流しながら歩いたことも明かしている。加えて、安田さんには2012年の名古屋ウィメンズマラソンで記録した3時間44分56秒という自己ベストがある。2026年10月現在のランニング事情や学生時代から続く走歴を含め、その実力と挑戦の軌跡を振り返る。
【東京マラソン2026】安田美沙子が17年ぶりに挑戦!3時間54分24秒でサブ4達成
2026年3月1日、東京マラソンに出場した安田美沙子さん。43歳だった安田さんにとって、今回の大会は17年ぶりの東京マラソン挑戦となった。
大会後、安田さんは自身のInstagramで完走を報告。記録は3時間54分24秒だった。
「東京マラソン。無事におわりました! タイムは3:54:24」
「PBは切れなかったけど、最後まで諦めずに、なおかつ楽しんだ!」
この投稿内容は、2026年3月3日付の日刊スポーツなどが報道している。
17年前とは違う自分を実感した東京マラソン
今回の挑戦で印象的だったのは、タイムだけではない。安田さんは17年ぶりに東京のコースを走った感想として、自分自身の精神面の変化を振り返った。
「わたし強くなった。あの頃のネガティブみさこは、もういませんでした。笑」
この言葉には、長年走り続けてきた安田さんの実感が表れている。
かつては思いどおりに走れないと落ち込み、自分の走りに納得できないこともあった。しかし、フルマラソンやトライアスロンなどへの挑戦を重ねるなかで、苦しい状況を受け入れながら前に進む姿勢を身につけてきた。
東京マラソンでは海外からの参加者や沿道の応援にも触れ、大会全体の特別な雰囲気を楽しめたと報告している。
自己ベスト更新には届かなくても価値のある3時間台
東京マラソン2026の記録は3時間54分24秒。安田さんが持つ3時間44分56秒の自己ベストには届かなかったものの、4時間以内でゴールするサブ4を達成した。
2026年1月のENCOUNTのインタビューでは、東京マラソンに向けて3時間40分を目標に掲げていた。自己ベストを更新したいという意欲を持って大会に臨んでいたことが分かる。
結果は目標にも自己ベストにも届かなかった。それでも、最後まで諦めずに楽しめたという本人の振り返りは、今回の挑戦を象徴している。
【長野マラソン2025】4時間01分35秒の激走!30kmから涙を流した苦しいレース
安田美沙子さんのマラソン歴を語るうえで外せないのが、2025年4月20日に開催された第27回長野マラソンだ。
安田さんはこの大会を4時間01分35秒で完走した。本人は「42歳ラスト」のレースとして振り返っており、記録だけを見れば惜しくもサブ4には届かなかった大会である。
このレースについて、TBS NEWS DIGは2025年4月21日、安田さんのInstagram投稿をもとに詳しく報じている。
前半は順調でも30km付近から状況が変化
安田さんは大会前、どのようなペースで走るかをぎりぎりまで考えていたという。高橋尚子さんやテレビ番組のスタッフと会ったこともあり、次第に3時間45分を狙いたいという気持ちが強くなった。
本人の投稿によると、前半は1kmあたり5分15秒〜5分20秒のペースを意識し、補給用のジェルも3つ用意していた。
しかし、30km付近から不安要素が出始める。足やお腹の痛みに加え、思うようにペースを維持できなくなり、何度も歩く場面があった。
「1人で泣いて」それでも再び走り出した理由
長野マラソンで特に反響を呼んだのは、安田さんが苦しいレース展開を率直に明かしたことだった。
「足やお腹が辛くって悔しくて、1人で泣いて。ついに歩いてしまった」
「最後の直線4キロが、永遠に終わらないんじゃないかと思った」
フルマラソンは、30kmを過ぎてから身体への負担が大きくなる。前半に余裕があっても、後半に疲労や痛みが出ると、当初の計画どおりに走り切ることは難しい。
安田さんも、苦しい状況のなかで河川敷の菜の花や桜の美しさに目を向け、自然の景色を楽しみながら再び走り出したという。
沿道からの声援にも力をもらった。本人は、走っているとすべてがスローモーションになるような瞬間があると表現し、ランナーや応援する人々が一つになる感覚を振り返っている。
悔しさを残しながらも完走を喜んだ
記録は4時間01分35秒。目標としていた3時間45分にも、サブ4にも届かなかった。
それでも安田さんは、挑戦できたこと自体を肯定し、いつか長野マラソンに再挑戦したいという思いを投稿している。
また、母親としての日常を送りながら挑戦の機会を支えてくれた家族や、大会関係者、ボランティアへの感謝も伝えた。
長野での走りは、単純なタイム比較では測れない。自己ベスト更新を狙う気持ちと、身体の限界に向き合う現実。その両方を隠さず発信したことが、多くの読者の共感につながった。
なお、この4時間01分35秒は2025年4月20日の長野マラソンの記録であり、2026年10月の大会記録ではない。TBS NEWS DIGの報道日も2025年4月21日となっている。
【マラソン記録一覧】安田美沙子の自己ベストは3時間44分56秒!大会別に比較
安田美沙子さんのマラソン記録を整理すると、2008年の初フルマラソンから少しずつタイムを縮め、2012年に自己ベストを更新。その後も長野や東京などの大会で挑戦を続けている。
特に重要なのは、2026年の東京マラソンで記録した3時間54分24秒が、自己ベストではないという点だ。現在も本人が目標としているのは、過去の最高記録を更新することにある。
主なフルマラソン記録・挑戦の年表
| 時期・大会 | 記録 | 主な意味・実績 |
|---|---|---|
| 2008年12月・ホノルルマラソン | 4時間24分55秒 | 初めてのフルマラソンを完走。 |
| 2009年・ホノルルマラソン | 4時間09分46秒 | 初挑戦からタイムを短縮。 |
| 2011年1月・湘南国際マラソン | 3時間49分10秒 | 目標だったサブ4を達成。 |
| 2012年3月・名古屋ウィメンズマラソン | 3時間44分56秒 | フルマラソン自己ベストを記録。 |
| 2025年4月・長野マラソン | 4時間01分35秒 | 42歳最後の挑戦。苦しい展開を乗り越えて完走。 |
| 2026年3月1日・東京マラソン | 3時間54分24秒 | 17年ぶりの東京挑戦。サブ4を達成。 |
※大会記録はMANTANWEB、日刊スポーツ、TBS NEWS DIGなどの報道に基づく。すべての出場大会を網羅した一覧ではなく、主要な記録を抜粋している。
自己ベストと東京・長野の記録にはどれほど差がある?
3つの記録を比較すると、2026年の東京マラソンは自己ベストより9分28秒遅く、2025年の長野マラソンは自己ベストより16分39秒遅い。
一方、東京マラソンと長野マラソンを比較すると、東京のほうが7分11秒速い。
この差から分かるのは、安田さんが2026年の東京マラソンで再びサブ4の走力を示したことだ。
ただし、フルマラソンの記録は年齢だけで決まるものではない。練習量、当日の体調、気温、コース、補給、レース中の身体の状態など、複数の条件が影響する。長野と東京のタイム差だけを見て、単純に実力が上がった、あるいは下がったと判断することはできない。
安田さんの記録を評価する際には、自己ベストと各大会の結果を分けて見ることが大切だ。
【ランニング歴の原点】学生時代のバスケ部から「雨の皇居を泣いて走った」過去まで
安田美沙子さんが走ることを好きになったのは、芸能界で活動を始めてからではない。
2010年11月4日公開のスポーツ総合誌『Number』のインタビューでは、学生時代に所属していたバスケットボール部での経験を振り返っている。
バスケットボール部時代から走ることが好きだった
安田さんによると、学生時代の長距離ランニングの練習では、1日1回でよいコースを自分だけ2回走ることもあったという。
本人は当時から走ることが好きで、周囲から驚かれるほど自主的に練習していたと語っている。
このエピソードは、安田さんのランニング歴を考えるうえで重要だ。芸能活動の一環としてマラソンを始めたのではなく、もともと身体を動かすことや、自分で目標を決めて取り組むことに楽しさを感じていた。
25歳でフルマラソンを決意したきっかけ
本格的にマラソンを始めたきっかけは、フルマラソン経験者から「フルを走ると何かが見える」と勧められたことだった。
安田さんは、その言葉を聞いて挑戦を決意。2008年12月のホノルルマラソンに向けて練習を始めた。
当初は一度完走できれば満足して辞めるつもりだったという。しかし、実際に走り終えると「もっとできた」という気持ちが生まれ、次の目標としてサブ4を掲げた。
2010年の『Number』のインタビューでは、走ることについて、限界を決めずに自分を磨いていきたいという思いを語っている。
雨の皇居を泣きながら走った練習の日々
安田さんのランニング歴を象徴するエピソードとして知られているのが、皇居周辺での練習だ。
「雨の皇居を『しんどいです』と言いながら、泣いて走ったこともありました」
これは『Number』の2010年11月のインタビューで本人が語った経験である。
マラソンは大会当日だけ頑張ればよい競技ではない。天候の悪い日も、気持ちが乗らない日も、地道な練習を積み重ねなければ42.195kmを走り切ることは難しい。
安田さんも、練習中に苦しさや悔しさを感じていた。しかし、走り終わると「走ってよかった」と思える自分がいると語っている。
2025年の長野マラソンで涙を流し、2026年の東京マラソンで精神的な成長を実感した姿は、この頃から続くランニングへの向き合い方とつながっている。
【安田美沙子の現在】2026年も週2〜3回のランニング!ソウルマラソンにも意欲
2026年10月現在、安田さんは44歳。フルマラソンへの挑戦だけでなく、日常のランニングも継続している。
2026年10月9日付のスポニチアネックスの報道によると、安田さんはABEMAの番組『エイジレスボーイズ』に出演。早朝から7kmを走る様子が紹介された。
現在のランニング頻度は週2〜3回
番組内で安田さんは、25歳ごろから走り始め、約18年間ランニングを続けていると説明した。
出産などで走れない時期もあったものの、現在も週2〜3回のランニングを習慣にしているという。
また、走ることによって呼吸が楽になり、肩甲骨も動いて気持ちが前向きになると話している。
本人が大切にしているのは、単に距離やタイムを追いかけることだけではない。身体を積極的に動かすことで休息につなげる「アクティブレスト」という考え方だ。
坂道トレーニングも好きな現在の走り方
同番組では、表参道の上り坂を走る様子も紹介された。
安田さんは坂道が好きだと話し、負荷のかかる練習を楽しんでいる様子を見せた。本人によると、上り坂ではお腹に力が入り、フォームを整えやすいという。
また、2026年10月24日には、ランニングコーチの木下裕美子さんとともに約10kmを走ったことをInstagramで報告。ラジオ出演前の練習で、カフェに立ち寄る時間も含めて楽しんだという。
同日の投稿では、次の目標としてソウルマラソンにも言及している。
2026年10月時点の安田さんは、東京マラソンで走り終えて競技から離れたわけではない。日常のランニングを続けながら、次のレースを見据えている。
ランニングアドバイザーとしての知識も生かす
安田さんは、走ることを趣味として楽しむだけでなく、ランニングアドバイザーの資格も取得している。小学館の2022年の紹介記事では、2021年12月に同資格を取得したことが紹介された。
加えて、TBSラジオの2022年7月の番組では、フルマラソンに7回挑戦した経験や、アイアンマンレースへの出場、トライアスロンへの取り組みについても語っている。
単に走行距離を重ねるだけではなく、身体の使い方や食生活、メンタル面にも関心を広げている点が、長くランニングを続けられている理由の一つだ。
【プロの結論】安田美沙子が走り続ける理由は?記録以上に価値のあるランニングとの関係
安田美沙子さんのマラソン歴を振り返ると、注目すべきなのは自己ベストの数字だけではない。
2008年のホノルルマラソンで初めてフルマラソンを完走し、2011年にはサブ4を達成。2012年には3時間44分56秒まで記録を伸ばした。その後も出産などによるブランクを経験しながら、2025年の長野、2026年の東京と再びフルマラソンに挑戦している。
走る理由はタイム更新だけではない
2022年のTBSラジオ『コシノジュンコ MASACA』では、安田さんが走ることによって考え方が前向きになると語っている。
以前はサブ4を達成できなかった時期に、自分を受け入れられず悩んでいたという。しかし、コーチから自分を受け入れるよう助言され、トライアスロンで水泳やバイクにも取り組むうちに、考え方が変化した。
走ることは、自分の状態を見つめ直し、気持ちを切り替える時間にもなっている。
2026年の番組出演でも、安田さんは走ることについて、止まっていると心身がなまってしまうため、動くことが自分に合っていると説明した。
タイムを評価するなら3つの基準を分けて見る
安田さんの走力を判断する際には、次の3つの視点を分けると分かりやすい。
1. 自己ベストの水準
3時間44分56秒という記録は、安田さんが過去に達成した最高記録だ。2026年の東京マラソンで更新できなかったからといって、この実績の価値が変わるわけではない。
2. 直近の大会での走力
2025年の長野では4時間01分35秒、2026年の東京では3時間54分24秒だった。東京では再びサブ4を達成しており、フルマラソンを走り切る力を維持していることがうかがえる。
3. 日常的な練習の継続性
2026年10月も週2〜3回走り、7kmや10kmの練習を続けている。大会の記録だけでなく、日常生活にランニングを組み込んでいる点も評価したい。
安田美沙子の走り方から分かること
安田さんの挑戦は、記録を追求する競技的な側面と、日々の生活を豊かにする趣味としての側面を併せ持っている。
フルマラソンの自己ベスト更新を目指す人にとっては、目標設定や練習を継続する姿勢が参考になる。一方、健康維持や気分転換のために走る人にとっては、タイムだけを目的にしない楽しみ方がヒントになる。
ただし、長距離走には疲労やけがのリスクもある。安田さんのように負荷の高い練習を楽しむ姿勢をそのまままねるのではなく、自分の体力や体調に合わせて距離や強度を調整することが大切だ。
安田さん自身、長野マラソンでは歩かざるを得ないほどの苦しさを経験した。だからこそ、記録だけではなく、身体と向き合いながら走り続ける姿に説得力がある。
【安田美沙子のマラソン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:安田美沙子のマラソン自己ベストは何時間何分ですか?
A1:自己ベストは3時間44分56秒です。2012年3月の名古屋ウィメンズマラソンで記録しました。2026年3月の東京マラソンでは3時間54分24秒で完走していますが、自己ベスト更新には届きませんでした。
Q2:安田美沙子の東京マラソン2026の記録は?
A2:2026年3月1日の東京マラソンで、3時間54分24秒を記録しました。本人が17年ぶりの東京マラソン挑戦と振り返っており、サブ4を達成しています。
Q3:安田美沙子の長野マラソンの記録は?
A3:2025年4月20日の長野マラソンで4時間01分35秒を記録しました。30km付近から足やお腹の痛みに苦しみ、途中で歩いたことや涙を流したことも本人が明かしています。
Q4:安田美沙子は現在もランニングを続けていますか?
A4:はい。2026年10月の報道では、週2〜3回のランニングを継続していると紹介されています。10月24日にも約10kmの練習を報告し、ソウルマラソンへの意欲を示しています。
Q5:安田美沙子がマラソンを始めたきっかけは何ですか?
A5:フルマラソン経験者から「フルを走ると何かが見える」と勧められたことがきっかけです。2008年12月のホノルルマラソンで初めてフルマラソンに挑戦し、4時間24分55秒で完走しました。
Q6:安田美沙子はなぜマラソンを続けているのですか?
A6:走ることで気持ちが前向きになり、自分自身と向き合えるからです。本人は、身体を動かすことで心身が整う感覚や、日常のなかで自分だけの時間を持てることについても語っています。
まとめ:安田美沙子は2026年も挑戦を続けるランナー
安田美沙子さんのマラソン歴は、2008年のホノルルマラソンから始まり、2012年の名古屋ウィメンズマラソンで自己ベスト3時間44分56秒を記録するまでに成長した。
2025年の長野マラソンでは4時間01分35秒という悔しい結果を経験したが、2026年3月の東京マラソンでは17年ぶりの挑戦で3時間54分24秒を記録。再びサブ4を達成した。
そして2026年10月現在も、週2〜3回のランニングを継続し、ソウルマラソンを次の目標に据えている。
雨の皇居を泣きながら走った練習の日々、長野で涙を流した42.195km、そして東京で感じた精神的な成長。安田さんの走歴には、成功だけでなく、失敗や悔しさを受け入れて再び前を向く姿が刻まれている。
3時間44分56秒という自己ベストを更新できるのか。それとも、新たな大会で走る楽しさを見つけるのか。タイムへの挑戦と、日常のランニングを楽しむ姿勢。その両方を大切にする安田美沙子さんの次のレースにも注目したい。
主な参照資料: 日刊スポーツ、TBS NEWS DIG、ENCOUNT、MANTANWEB、Number Web、TBSラジオ、ABEMA TIMES、安田美沙子公式サイト。