特に注目したいのが混合ダブルスだ。川上流星と組んだ松島は、中国の李和宸・姚睿轩ペアとの準々決勝を3対1で制した。
混合ダブルス準々決勝のゲーム別スコア
- 第1ゲーム:11-3(日本)
- 第2ゲーム:13-15(中国)
- 第3ゲーム:15-13(日本)
- 第4ゲーム:11-8(日本)
合計3対1。第2ゲームをデュースで落とした後、第3ゲームも15-13という接戦を取り切った点が大きい。日本卓球協会の大会記録でも、この勝利と準決勝進出が確認できる。
松島にとっては、女子シングルスの連勝だけでなく、混合ダブルスでも中国の有力ペアを破ったことが大きな収穫だ。個人戦とペア戦の両方で勝ち上がることで、国際大会における対応力が試されている。
【WTTモンペリエ2026】張本美和・早田ひな・佐藤瞳の試合結果とスコア

大会期間:2026年10月27日~11月1日/フランス・モンペリエ
WTTチャンピオンズ・モンペリエ2026では、日本女子の張本美和、早田ひな、佐藤瞳が準々決勝まで進出した。しかし、3選手とも中国選手に敗れ、ベスト4進出はならなかった。
日本卓球協会の大会記録と卓球専門メディア「卓球レポート」の最終結果を照合すると、次のようになる。
張本美和:蒯曼に2対4で敗退
木下グループ/大会時の世界ランキング3位
張本美和は1回戦でブラジルのブルーナ・タカハシを3対0で下し、2回戦ではアメリカのリリー・チャンに3対2で勝利した。
しかし、準々決勝では中国の蒯曼と対戦。第1ゲームを11-9で先取したものの、最終的には2対4で敗れた。
準々決勝のスコア
| ゲーム | 張本美和 | 蒯曼 |
|---|---|---|
| 第1 | 11 | 9 |
| 第2 | 8 | 11 |
| 第3 | 2 | 11 |
| 第4 | 11 | 6 |
| 第5 | 9 | 11 |
| 第6 | 6 | 11 |
第3ゲームの2-11が流れを左右した。第4ゲームを取り返したものの、第5、第6ゲームを連取されている。
WTTチャンピオンズでの連続優勝記録も今大会で止まり、4大会連続優勝には届かなかった。
早田ひな:孫穎莎との大接戦は3対4
日本生命/大会時の世界ランキング6位
早田は1回戦で香港の杜凱琹を3対0、2回戦ではルーマニアのベルナデッテ・スッチを3対1で破り、準々決勝へ進出した。
対戦相手は世界ランキング2位の中国・孫穎莎。試合は最後まで勝敗の読めない展開となった。
準々決勝のゲーム別スコア
| ゲーム | 早田ひな | 孫穎莎 |
|---|---|---|
| 第1 | 7 | 11 |
| 第2 | 9 | 11 |
| 第3 | 11 | 9 |
| 第4 | 13 | 11 |
| 第5 | 8 | 11 |
| 第6 | 11 | 9 |
| 第7 | 9 | 11 |
早田は0対2から2ゲームを取り返し、第6ゲームも11-9で奪取。ゲームカウント3対3に追いついた。
最終ゲームは9-11。あと一歩で逆転勝利というところまで迫ったが、孫穎莎の勝負強さに及ばなかった。
3人の日本選手の中でも、早田の試合は特に接戦だった。ゲームカウントだけでなく、終盤の得点差まで見ると、その惜敗の意味がよく分かる。
佐藤瞳:中国の陳熠に0対4
日本ペイントグループ/大会時の世界ランキング13位
佐藤は1回戦でフランスのプリティカ・パバドに3対1、2回戦でドイツのザビーネ・ヴィンターに3対1で勝利した。
準々決勝では中国の陳熠と対戦したが、0対4でストレート負けとなった。
準々決勝のゲーム別スコア
- 第1ゲーム:10-12
- 第2ゲーム:5-11
- 第3ゲーム:6-11
- 第4ゲーム:4-11
第1ゲームは10-12と接戦だったものの、先取できなかった。その後は陳熠に主導権を握られ、ベスト8で大会を終えた。
WTT女子シングルスの最終順位
優勝は中国の孫穎莎。決勝で蒯曼を4対1で破り、WTTシリーズ通算20度目の優勝を達成した。
- 優勝:孫穎莎(中国)
- 準優勝:蒯曼(中国)
- 3位:陳熠(中国)、王芸迪(中国)
- 日本勢:張本美和、早田ひな、佐藤瞳がベスト8
準決勝進出者がすべて中国勢となったことも、今大会の特徴だった。
【大会別・人物別】2026年11月2日の卓球女子結果と関係者一覧
ここまでの情報を、大会と選手の関係が分かる形で整理する。
この一覧から分かるのは、日本女子の結果が一様ではないことだ。
松島美空は次世代選手としてユース五輪で勝ち上がり、張本美和や早田ひな、佐藤瞳は世界トップクラスが集まるWTTでベスト8に進出した。国内では永尾尭子が全国タイトルを獲得している。
同じ卓球女子の結果でも、国際大会、育成年代、国内社会人大会では競技の位置づけが異なる。単純に勝敗だけを並べるのではなく、どの舞台で誰が結果を残したかを把握することが大切だ。
【国内大会速報】全日本社会人卓球選手権2026は永尾尭子が初優勝
デンソー所属・30歳
国際大会と並んで注目したいのが、2026年10月30日から11月1日まで香川県のあなぶきアリーナ香川で開催された第60回全日本社会人卓球選手権大会だ。
日本卓球協会の公式発表によると、女子シングルスで優勝したのはデンソーの永尾尭子。決勝で日本生命の面手凛を3対2で破り、念願の初優勝を果たした。
永尾尭子の決勝までの勝ち上がり
卓球レポートの大会取材によると、永尾は準々決勝から決勝まで、3試合連続でフルゲームの接戦を戦い抜いた。
| ラウンド | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 準々決勝 | 由本楓羽 | 3-2 |
| 準決勝 | 赤江夏星 | 3-2 |
| 決勝 | 面手凛 | 3-2 |
特に決勝は、面手に最初の2ゲームを連取される苦しい展開だった。
しかし、第3ゲームからサービスの配球やコース取りを工夫して反撃。2ゲームを取り返してゲームカウントを3対2とし、最終ゲームも11-9で勝ち切った。
30歳で手にした初の全国タイトルであり、若手中心の優勝争いに割って入った価値ある勝利だ。
女子シングルス最終順位
-
- 2位:面手凛(日本生命)
- 3位:赤江夏星(日本生命)
- 3位:笹尾明日香(日本生命)
女子ダブルスでは菅澤柚花里・吉本はな(デンソー)も初優勝を飾った。デンソーにとって、女子シングルスと女子ダブルスの両方で優勝者を出した大会となった。
永尾の勝利は、ランキングや年齢だけでは大会の結果を予測できないことを示している。3試合すべてをフルゲームで勝ち抜いた事実は、試合中の修正力と最後まで動き続ける力が優勝を左右したことを物語る。
【日本時間と現地時間】卓球女子の速報・試合日程を間違えない見方
今回の結果を追ううえで、意外に重要なのが時差だ。
ユース五輪の開催地ダカールと、WTTモンペリエの開催地フランスでは、日本との時差が異なる。
ダカール・ユース五輪は日本より9時間遅い
セネガルのダカールはUTC±0、日本はUTC+9。日本がダカールより9時間進んでいる。
つまり、ダカールで11月1日午後に行われた試合が、日本では11月2日未明から朝にかけての試合として報道されることがある。
実際、松島美空の女子シングルス第2戦や混合ダブルス準々決勝は、日本時間では11月2日の日付で確認できる一方、現地では11月1日の競技として扱われている。
モンペリエは日本より8時間遅い
フランスは2026年10月25日に夏時間から冬時間へ移行している。11月のモンペリエはUTC+1、日本はUTC+9なので、時差は8時間だ。
このため、モンペリエで夜に開催された試合は、日本では翌日の未明に当たる場合がある。
WTTチャンピオンズの開催期間は現地時間の10月27日から11月1日。日本で11月2日に大会の最終結果が報じられていても、現地ではすでに大会が終了しているという状況が生まれる。
卓球女子のスコアとトーナメント表・ドローの読み方
試合結果を調べるときは、次の3点を区別すると混乱しにくい。
- ゲームカウント: 3-2、4-3など、試合全体で獲得したゲーム数。
- ゲーム内スコア: 11-9、13-15など、各ゲームの得点。
- 勝ち上がり状況: 1次リーグ、1回戦、準々決勝、準決勝、決勝のどこまで進んだか。
例えば、早田ひなの3対4という結果は、ポイントが3点対4点だったという意味ではない。7ゲームを戦い、獲得ゲーム数が3対4だったという意味だ。
また、松島美空の女子シングルスは1次リーグの戦績を確認する段階にある。WTTのようなノックアウト方式のトーナメントと同じ感覚で、2連勝した時点で優勝争いの決勝トーナメント進出が確定したと判断するのは避けたい。
大会ごとの公式ドローと試合結果を分けて見ることが、正確な勝ち上がり状況を把握する近道になる。
【プロの結論】2026年の卓球女子は若手の台頭と世界トップの壁が焦点
11月2日時点の結果を競技面から見ると、注目すべき要点は3つある。
1.松島美空は国際舞台での経験を積む段階
ユース五輪での女子シングルス2連勝に加え、混合ダブルスで中国ペアを撃破したことは大きい。
特に混合ダブルスは、個人戦とは異なり、パートナーとの連携や相手の組み合わせへの対応が求められる。第2ゲームを落としてから立て直した点は、今後の試合を考えるうえでも注目材料だ。
2.張本美和と早田ひなには中国勢との接戦を勝ち切る課題
WTTでは、張本美和が蒯曼に2対4、早田ひなが孫穎莎に3対4で敗れた。
両選手とも準々決勝で中国の強豪と互角の時間帯を作っている。特に早田は最終ゲームまで持ち込んだ。
世界ランキング上位に位置する選手であっても、強豪との対戦では数本の得点やゲーム終盤の判断が勝敗を分ける。今回の結果は、日本女子が世界の頂点を狙ううえで、ゲーム後半の対応力が引き続き問われていることを示している。
3.永尾尭子の初優勝は国内選手層の厚さを示す
全日本社会人卓球選手権では、30歳の永尾が若い世代の選手を破って初優勝した。
準々決勝から決勝まで3試合連続で3対2という結果は、勝負どころでの対応力を示すものだ。
国内大会では世界ランキングだけでは測れない選手の強さや成長が見える。国際大会の結果と国内大会の結果を一緒に追うことで、日本女子卓球全体の競争力をより立体的に理解できる。
速報を読む際の判断基準は、単なる勝敗ではなく、対戦相手、ゲームカウント、試合形式、次のラウンドの4点。 これらを確認することで、選手の現在地をより正確に把握できる。
【卓球女子の今日の結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月2日の卓球女子で松島美空は勝ちましたか?
A1:はい。ユースオリンピックの女子シングルス1次リーグで2連勝しています。また、川上流星との混合ダブルスでも中国ペアに3対1で勝利し、準決勝進出を決めました。
Q2:張本美和・早田ひな・佐藤瞳のWTTモンペリエの結果は?
A2:3選手とも準々決勝で敗退しました。張本美和は蒯曼に2対4、早田ひなは孫穎莎に3対4、佐藤瞳は陳熠に0対4でした。
Q3:全日本社会人卓球選手権2026の女子シングルス優勝者は誰ですか?
A3:デンソー所属の永尾尭子です。決勝で面手凛を3対2で破り、30歳で初の全国タイトルを獲得しました。
Q4:松島美空の試合結果が日本時間と現地時間で異なるのはなぜですか?
A4:ユース五輪の開催地ダカールと日本には9時間の時差があります。現地で11月1日に開催された試合が、日本では11月2日の日付で報じられることがあります。
Q5:WTTモンペリエ2026の女子シングルス優勝者は誰ですか?
A5:中国の孫穎莎です。決勝で蒯曼を4対1で下し、WTTシリーズ通算20度目の優勝を達成しました。
まとめ:卓球女子の最新結果は松島美空の連勝と永尾尭子の初優勝に注目
2026年11月2日時点の卓球女子の主な結果を振り返ると、ユースオリンピックでは松島美空が女子シングルス2連勝、混合ダブルスでは準決勝進出を決めた。
WTTチャンピオンズ・モンペリエ2026では、張本美和、早田ひな、佐藤瞳がベスト8。3選手とも中国勢に敗れたものの、早田は孫穎莎とのフルゲームの接戦を演じた。
国内大会では永尾尭子が全日本社会人卓球選手権で初優勝。国内外で異なる世代の日本女子選手が存在感を示した。
今後の注目は、ユース五輪での松島美空の勝ち上がりと、日本女子代表が世界トップクラスとの対戦でどこまで勝利を重ねられるかだ。
試合速報を追うときは、公式大会記録を基本に、現地時間と日本時間、ゲームカウントとポイントスコアを区別して確認したい。2026年の日本女子卓球は、若手の成長とトップ選手の巻き返しという2つの視点から、引き続き目が離せない。
主な確認資料:公益財団法人日本卓球協会、公益財団法人日本オリンピック委員会、卓球レポート、共同通信配信記事、各大会の試合記録。