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サッカー日本代表選手紹介|2026年10月招集メンバーと注目選手を徹底解説

大槻 莉子 大槻 莉子 • 更新: • 公開: • 読了約 25 分
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2026年11月2日現在、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の2026年10月シリーズで注目されたのは、鈴木彩艶、久保建英、上田綺世ら主力選手に加え、谷村海那や松木玖生ら新戦力が加わった新しいチーム構成だ。森保一監督は2026年9月17日、9月・10月の国際試合に臨む31人を発表。初招集4人を含む顔ぶれで、ワールドカップ後のチーム強化に着手した。

今回の招集では、海外クラブで経験を積む選手とJリーグで結果を残す選手が融合。10月1日のエクアドル戦ではGK鈴木彩艶がPK戦でセーブを記録し、10月5日のニュージーランド戦では上田綺世と堂安律が得点してキリンカップ優勝を決めた。この記事では、10月シリーズの招集メンバーをGK・DF・MF/FW別に整理し、所属クラブ、プロフィール、経歴、プレースタイル、初招集選手の特徴まで紹介する。

【2026年10月最新】サッカー日本代表の招集メンバーと森保一監督の選考方針

サッカー日本代表選手紹介

2026年10月の日本代表を理解するうえで、まず押さえたいのが招集の背景だ。

JFA(日本サッカー協会)は2026年9月17日、キリンチャレンジカップ2026とキリンカップサッカー2026に向けて31人を発表した。対象となったのは、9月24日のウルグアイ戦、9月28日のベネズエラ戦、10月1日のエクアドル戦、10月5日のニュージーランド戦という4試合である。

この活動は、FIFAワールドカップ2026後に行われた最初の代表シリーズ。ワールドカップ出場メンバーから20人が引き続き選ばれ、残る枠には初招集や代表復帰の選手が加わった。

初招集された4人は誰?

今回の初招集は次の4人だ。

  • 谷村海那:横浜F・マリノス所属。Jリーグで得点を重ねて評価を高めたFW。
  • 松木玖生:サウサンプトンFC所属。U-23日本代表でも実績を残したMF。
  • 中野就斗:サンフレッチェ広島所属。複数ポジションに対応できる守備・攻撃のユーティリティー選手。
  • 齋藤俊輔:KVCウェステルロー所属。年代別代表での経験を持つ若手アタッカー。

JFAの発表によると、谷村は2026年のJ1リーグで開幕から7試合6得点という結果を残していた。松木は2024年のAFC U-23アジアカップ優勝に貢献。齋藤は前年のFIFA U-20ワールドカップに出場しており、中野は所属クラブで複数のポジションをこなしながら存在感を示していた。

単に若手を増やしたのではなく、異なるカテゴリーで結果を出した選手をA代表に引き上げた点が特徴だ。

森保ジャパンのスタッフ体制

監督は引き続き森保一。コーチには名波浩、齊藤俊秀、中村俊輔、前田遼一、長谷部誠らが名を連ねる。GKコーチは下田崇、フィジカルコーチは松本良一が担当している。

森保監督にとって、このシリーズはワールドカップ後のチーム再構築と、2027年AFCアジアカップに向けた選手層の確認を両立する機会となった。

【ポジション別一覧】2026年10月の日本代表選手と所属クラブ全28人

ここではJFAの招集発表と、その後の選手変更・追加招集を反映した10月シリーズのメンバーを紹介する。JFAの公式登録区分に合わせ、MF/FWはまとめて掲載した。

GK(ゴールキーパー)3人

  • 早川友基:鹿島アントラーズ
  • 小久保玲央ブライアン:シントトロイデンVV(ベルギー)
  • 鈴木彩艶:アストン・ビラ(イングランド)

GK陣は、Jリーグで経験を重ねる早川、ベルギーでプレーする小久保、イングランドのアストン・ビラに所属する鈴木という構成。異なるリーグで経験を積んだ3人が、正GKの座を争う。

DF(ディフェンダー)5人

  • 板倉滉:ボルシア・メンヘングラートバッハ(ドイツ)
  • 伊藤洋輝:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
  • 瀬古歩夢:ル・アーヴルAC(フランス)
  • 鈴木淳之介:FCコペンハーゲン(デンマーク)
  • 荒木隼人:サンフレッチェ広島

DFでは、ドイツやフランスなど欧州クラブでプレーする選手に加え、広島で実績を積む荒木が追加招集された。センターバックを中心に、複数の組み合わせを試せる顔ぶれとなっている。

MF/FW(ミッドフィルダー・フォワード)20人

  • 伊東純也:KRCゲンク(ベルギー)
  • 鎌田大地:クリスタル・パレス(イングランド)
  • 相馬勇紀:FC町田ゼルビア
  • 前田大然:イプスウィッチ・タウン(イングランド)
  • 谷村海那:横浜F・マリノス
  • 堂安律:アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
  • 上田綺世:LOSCリール(フランス)
  • 田中碧:リーズ・ユナイテッド(イングランド)
  • 中野就斗:サンフレッチェ広島
  • 中村敬斗:オリンピック・リヨン(フランス)
  • 佐野海舟:マインツ05(ドイツ)
  • 久保建英:レアル・ソシエダ(スペイン)
  • 鈴木唯人:SCフライブルク(ドイツ)
  • 田中聡:シャルケ04(ドイツ)
  • 松木玖生:サウサンプトンFC(イングランド)
  • 佐野航大:PSVアイントホーフェン(オランダ)
  • 塩貝健人:VfLヴォルフスブルク(ドイツ)
  • 齋藤俊輔:KVCウェステルロー(ベルギー)
  • 後藤啓介:SCフライブルク(ドイツ)
  • 望月ヘンリー海輝:FC町田ゼルビア

MF/FWは20人と最も人数が多く、攻撃的なポジションの競争が激しい。伊東や前田のスピード、久保や堂安の技術、鎌田や田中碧のゲームメーク、上田の決定力など、それぞれ異なる強みを持つ。

当初31人から何が変わった?

発表時の31人が、そのまま全員10月の試合に参加したわけではない。JFAは活動前後に複数の変更を公表している。

  • 9月22日:冨安健洋が負傷のため不参加。
  • 9月28日:安藤智哉が負傷、佐藤龍之介がクラブ事情により離脱。
  • 9月29日:熊坂光希が負傷で離脱。渡辺剛も負傷で離脱し、望月ヘンリー海輝に変更。
  • 9月30日:荒木隼人を追加招集。
  • 10月3日:望月ヘンリー海輝がクラブ事情により一時離脱。10月4日に再合流する予定と発表された。

そのため、初回発表の名簿と実際の試合に参加した選手を混同しないことが大切だ。上記の28人は、これらの変更を反映した10月シリーズの招集選手である。

【プロフィール・プレースタイル】鈴木彩艶・久保建英・上田綺世を徹底紹介

日本代表を知るうえで、特に押さえておきたいのがGK鈴木彩艶、攻撃の中心を担う久保建英、得点源となる上田綺世の3人だ。それぞれの経歴とプレーの特徴を整理する。

鈴木彩艶|アストン・ビラ所属の日本代表GK

鈴木彩艶(すずき・ざいおん)は2002年8月21日生まれ。浦和レッズの育成組織を経てトップチームで経験を積み、シントトロイデンVVへの移籍を経てイタリアのパルマでプレーした。2026年8月にはイングランドのアストン・ビラへ移籍している。

190cmの恵まれた体格を生かしたセービングに加え、クロスへの対応や足元からの配球も持ち味だ。単にシュートを止めるだけでなく、守備から攻撃への切り替えを支えられるGKとして評価されている。

特に注目されたのが10月1日のエクアドル戦だ。90分を0-0で終えた試合はPK戦に突入。鈴木のセーブもあり、日本は5-4で勝利した。

現代サッカーではGKにもビルドアップへの参加が求められる。鈴木はゴール前の守備力とボールを前線へ届ける能力の両方を備え、日本代表の重要なポジションを担っている。

久保建英|レアル・ソシエダで磨いたドリブルと創造性

久保建英(くぼ・たけふさ)は2001年6月4日生まれ、神奈川県川崎市出身。幼少期にFCバルセロナの育成組織でプレーし、帰国後はFC東京の下部組織を経てトップチームに昇格した。

2019年にはレアル・マドリードに加入。その後、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェなどへの期限付き移籍を経験し、2022年からレアル・ソシエダでプレーしている。

主な武器は左足の細かなタッチと、相手の重心を見極めるドリブルだ。右サイドから中央へ切り込み、シュートやラストパスにつなげる形を得意とする。相手を引きつけてから味方にパスを出す判断力も高く、攻撃の局面を変える存在だ。

2026年10月5日のニュージーランド戦では、4-2-3-1の2列目中央で起用された。右ウイングだけでなく、中央でも技術と判断力を生かせる点は、日本代表の攻撃にとって大きな選択肢となる。

久保を見る際は、ドリブルで抜いた回数だけでなく、相手を引きつけたことで味方に生まれたスペースや、攻撃のテンポを変えたプレーにも注目したい。

上田綺世|リールでプレーする得点力抜群のストライカー

上田綺世(うえだ・あやせ)は1998年8月28日生まれ、茨城県出身。法政大学を経て鹿島アントラーズでプロキャリアをスタートさせ、ベルギーのセルクル・ブルッヘ、オランダのフェイエノールトでプレーした。

2026年8月31日にはフランスのLOSCリールへの加入が発表された。フェイエノールトでプレーした2025-26シーズンには、エールディヴィジ31試合25得点を記録し、日本人選手として初めて同リーグの得点王に輝いている。

上田の強みは、ゴール前での位置取り、相手DFの背後を取る動き出し、少ないタッチでシュートまで持ち込むフィニッシュ能力だ。ヘディングにも強く、クロスから得点を狙える。

加えて、欧州での経験を通してポストプレーにも磨きをかけた。以前は背後への抜け出しを中心にしていたが、現在は相手DFを背負ってボールを収め、味方の攻撃参加を促す役割も担う。

この変化によって、相手守備陣は裏への抜け出しだけでなく、足元でボールを受ける動きにも対応しなければならなくなった。得点を奪う能力と周囲を生かす能力を併せ持つ点が、現在の上田の大きな特徴だ。

10月5日のニュージーランド戦では先発出場し、後半にゴールを記録。日本の2-1の勝利とキリンカップ優勝に貢献した。

【日本代表初招集】谷村海那・松木玖生ら新戦力4人の経歴と注目ポイント

2026年10月シリーズを語るうえで欠かせないのが、A代表に初招集された4選手だ。実績のある主力選手とは異なる経歴を持ち、今後の日本代表に新しい選択肢をもたらす可能性がある。

谷村海那|JFLから日本代表へたどり着いた遅咲きのFW

谷村海那(たにむら・かいな)は1998年3月5日生まれ、岩手県出身。花巻東高校、国士舘大学を経て、2020年に当時JFL所属だったいわきFCへ加入した。

その後、いわきFCのJ3、J2へのステップアップとともに経験を重ね、2024年にはJ2リーグ38試合18得点を記録。J2ベストイレブンにも選ばれた。2025年夏には横浜F・マリノスへ完全移籍し、J1でも得点を重ねた。

2026年の初招集時にはJ1リーグ開幕から7試合で6得点。得点能力だけでなく、攻撃の過程に積極的に関わり、最後の局面で仕事をするプレーが森保監督の評価につながった。

プレースタイルの特徴は、ゴール前での駆け引きと得点感覚。相手DFの動きを見ながらシュートポジションに入り、クロスや味方のパスに反応する力がある。

JFLからJ1、そして日本代表へという経歴は、カテゴリーが下のリーグからでも継続的な結果によって代表入りを実現できることを示す事例だ。

松木玖生|青森山田から欧州へ進んだ攻守両面のMF

松木玖生(まつき・くりゅう)は2003年4月30日生まれ、北海道出身。青森山田中学校、青森山田高校を経て2022年にFC東京へ加入した。

高校時代には全国高校サッカー選手権で優勝を経験。FC東京でプロとしての実績を積み、2024年にサウサンプトンFCへ完全移籍した。その後、トルコのギョズテペでプレーした時期を経て、サウサンプトンで活動している。

2024年のAFC U-23アジアカップ優勝メンバーでもあり、年代別代表での経験も豊富だ。A代表には2026年9月に初招集された。

松木の持ち味は、球際での強さ、運動量、前方へボールを運ぶ推進力。中盤でボールを奪うだけでなく、攻撃に参加してゴール前まで進出できるボックス・トゥ・ボックス型のMFだ。

加えて、2026年9月24日のウルグアイ戦でA代表デビューを果たし、初出場試合でゴールを記録した。初招集から代表デビュー、得点までを実現したことは、今後の競争を考えるうえでも大きな材料となる。

中野就斗|複数ポジションに対応できる広島のDF

中野就斗(なかの・しゅうと)は2000年6月27日生まれ。桐蔭横浜大学を経て、2023年にサンフレッチェ広島へ加入した。

クラブではDFとして登録されている一方、JFAの代表メンバーではMF/FWの区分に掲載されている。これは、所属クラブでの登録ポジションと代表活動での分類が必ずしも一致しないことを示す例だ。

複数のポジションをこなせる対応力が特徴で、守備だけでなく攻撃にも参加できる。戦術に応じて役割を変えられる選手は、代表のように活動期間が限られるチームにとって貴重な存在だ。

齋藤俊輔|年代別代表を経てA代表へ

齋藤俊輔(さいとう・しゅんすけ)は、ベルギーのKVCウェステルローに所属するMF/FW。2025年のFIFA U-20ワールドカップに出場した経験を持つ。

年代別代表で国際大会を経験した選手がA代表に加わることは、世代間の継続的な強化という観点からも重要だ。欧州クラブでの経験をどのように代表の攻撃へ結びつけるかが注目される。

この4人に共通しているのは、異なる環境でそれぞれの強みを磨いてきたことだ。谷村の得点力、松木の推進力、中野の多様性、齋藤の若さと国際経験が、チーム内の競争を活性化させる。

【海外組と国内組を比較】所属クラブから見る日本代表の戦力構成

2026年10月の招集メンバーを所属クラブの所在地で分類すると、海外組22人、国内組6人という構成になる。海外組が多数を占める一方、Jリーグで結果を出した選手も重要な役割を担っている。

以下の表は、主要選手と所属クラブ、経歴、代表で期待される役割を整理したものだ。

選手 所属クラブ・区分 経歴の主な節目 代表で注目したい特徴
鈴木彩艶 アストン・ビラ/海外組 浦和、シントトロイデン、パルマを経て2026年に移籍 セービング、クロス対応、ビルドアップ
久保建英 レアル・ソシエダ/海外組 バルセロナ育成組織、FC東京、レアル・マドリードを経て現在のクラブへ ドリブル、チャンスメーク、左足の技術
上田綺世 LOSCリール/海外組 法政大学、鹿島、セルクル・ブルッヘ、フェイエノールトを経て移籍 得点力、裏への動き、ポストプレー
谷村海那 横浜F・マリノス/国内組 いわきFCでJFLからJ2まで経験 ゴール前の駆け引きと決定力
松木玖生 サウサンプトンFC/海外組 青森山田、FC東京、欧州でのプレーを経てA代表へ ボール奪取、推進力、攻撃参加

海外組が多い理由

海外組の強みは、日常的に異なる戦術や高い競争環境に触れられることだ。欧州の各リーグでは、相手のプレッシングへの対応、フィジカルコンタクト、攻守の切り替えなどが高い水準で求められる。

鈴木彩艶のようなGKであれば、クロス対応や配球を含めた総合的な能力が求められる。久保のような攻撃的選手には、狭い局面での判断や1対1の突破が要求される。所属リーグが違えば、選手が身につける経験にも違いが出る。

国内組が代表に与える価値

一方、国内組にはJリーグで培った連係や、所属クラブの戦術に適応してきた強みがある。谷村のように国内リーグで得点を量産した選手が選ばれることは、代表の選考基準が海外経験だけに限定されていないことを示している。

また、早川友基や荒木隼人のように国内クラブで主力として活動する選手も、代表の競争を支える存在だ。

海外組か国内組かという所属先だけで選手の優劣を判断するのは適切ではない。大切なのは、選手がどのような役割を担い、チームの戦術にどのような価値を加えられるかという点だ。

【10月シリーズの結果と戦術】森保ジャパンの現在地と歴代メンバーからの変化

2026年10月の日本代表は、結果と戦術の両面で見どころの多いシリーズとなった。

エクアドル戦は鈴木彩艶のPKセーブで勝利

10月1日に横浜国際総合競技場で開催されたキリンカップサッカー2026の初戦では、エクアドル代表と対戦した。

試合は90分を0-0で終え、勝敗はPK戦へ。日本は5-4で競り勝ち、決勝進出を決めた。鈴木彩艶のセーブが勝利を支えたことは、GKの重要性を改めて示す結果だった。

ニュージーランド戦は2-1で優勝

10月5日の決勝ではニュージーランド代表と対戦。日本は上田綺世と堂安律の得点によって2-1で勝利し、キリンカップサッカー2026を制した。

この試合で森保監督は、それまでの3バックから4バックへ変更。4-2-3-1の布陣を採用した。

最終ラインには右から中野就斗、瀬古歩夢、伊藤洋輝、鈴木淳之介を配置。中盤の底には佐野海舟と鎌田大地が入り、前線は上田綺世を1トップとして、右に堂安律、中央に久保建英、左に前田大然を並べた。

71分には中村敬斗の左サイドからの折り返しに堂安律が反応して先制。その後、上田も得点を記録した。日本は90分間でシュート20本を放ち、相手のシュートを3本に抑えている。

3バックと4バックを使い分ける意味

今回の戦術面で注目したいのは、森保監督が固定的な布陣にこだわらず、選手構成や対戦相手に合わせてシステムを変更した点だ。

3バックでは、センターバックの枚数を確保しながら両サイドの選手を高い位置へ押し上げられる。一方、4-2-3-1では中盤の中央に2人を置き、サイドと中央を組み合わせた攻撃を構築しやすい。

久保や堂安のような技術型アタッカー、前田のようなスピード型選手、上田のようなセンターフォワードをどう配置するかによって、攻撃の形は大きく変わる。

日本代表の歴代メンバーと現在のチームの違い

日本代表の歴代メンバーを振り返ると、三浦知良、中田英寿、中村俊輔、本田圭佑、香川真司、遠藤保仁など、各時代を象徴する選手がチームを支えてきた。

それぞれの時代で、攻撃の中心となる選手やチームの戦い方は変化してきた。欧州でプレーする選手が増えたことも、現在の日本代表の大きな特徴だ。

2026年のチームでは、海外組の経験を土台にしながら、国内で成長した選手を積極的に加えている。かつての代表選手の名前だけを追うのではなく、新しい選手がどのようにチームへ定着するかを見ることが、現在の日本代表を理解するポイントになる。

【プロの結論】2026年の日本代表選手を評価するときに見るべき3つのポイント

日本代表選手を知る際には、知名度や所属クラブだけで判断するのではなく、実際のプレーとチーム内での役割を確認することが大切だ。特に次の3点に注目したい。

1. 所属クラブだけでなく試合での役割を見る

海外の有名クラブに所属していても、ポジションや起用方法によって代表での役割は異なる。久保建英は右サイドだけでなく中央でも起用され、松木玖生は中盤から攻撃の最終局面まで関わることができる。

所属先の知名度よりも、どの位置でボールを受け、どのような判断で攻撃や守備に関わっているかを見る方が、選手の実力を理解しやすい。

2. 招集・出場・先発を区別する

日本代表に選ばれたことと、実際に試合へ出場したことは別の実績だ。加えて、途中出場と先発出場でも役割は異なる。

例えば、初招集された選手がすぐに先発の座を獲得するとは限らない。代表活動での出場時間、起用されたポジション、試合中の役割を合わせて確認することが重要だ。

3. 得点以外の貢献も評価する

FWなら得点数だけでなく、ポストプレーや相手DFを引きつける動きも評価したい。MFならパスの成功率だけでなく、ボールを前進させる判断や守備への切り替えも重要だ。

GKであればセーブ数に加えて、クロスへの対応やビルドアップへの参加も確認したい。鈴木彩艶がエクアドル戦で見せたPKセーブは、数字だけでは測れない試合への影響を象徴するプレーだった。

プロの視点で最も重要なのは、個々の選手の長所がチーム全体の戦術の中でどれだけ機能するかという点だ。日本代表は個人能力の高さだけで勝つチームではない。選手同士の連係、ポジションの入れ替わり、守備から攻撃への切り替えまで含めて評価する必要がある。

2027年のアジアカップを見据えるなら、鈴木彩艶、久保建英、上田綺世ら主力の安定感に加え、谷村海那や松木玖生ら新戦力がどこまで競争に食い込むかが大きな見どころとなる。

サッカー日本代表選手紹介に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年10月のサッカー日本代表メンバーは何人ですか? A1:9月17日のJFA発表では31人でした。その後、負傷による不参加・離脱や選手変更、追加招集があり、変更を反映した10月シリーズの顔ぶれは28人です。GK3人、DF5人、MF/FW20人で構成されています。

Q2:鈴木彩艶の所属クラブはどこですか? A2:2026年8月にイタリアのパルマからイングランドのアストン・ビラへ移籍しました。日本代表では正GK候補として、セービングやクロス対応、ビルドアップ能力が注目されています。

Q3:谷村海那と松木玖生は日本代表に初招集されたのですか? A3:はい。2人とも2026年9月にA代表へ初招集されました。谷村は横浜F・マリノスでの得点力が評価され、松木はサウサンプトンFCでプレーするMFです。松木は9月24日のウルグアイ戦でA代表デビューを果たし、初出場で得点も記録しました。

Q4:日本代表は海外組と国内組のどちらが多いですか? A4:今回の28人を所属クラブの所在地で分類すると、海外組22人、国内組6人です。ただし、所属先だけで選手の実力や代表での重要度が決まるわけではありません。

Q5:2026年10月の日本代表はどの大会で優勝しましたか? A5:10月1日から5日に開催されたキリンカップサッカー2026です。日本はエクアドルとの試合をPK戦で制し、決勝ではニュージーランドに2-1で勝利しました。

まとめ:2026年のサッカー日本代表は新戦力と主力の融合に注目

2026年10月のサッカー日本代表は、鈴木彩艶、久保建英、上田綺世ら経験豊富な選手を中心に、谷村海那、松木玖生、中野就斗、齋藤俊輔ら初招集組が加わったチームだった。

GK・DF・MF/FWそれぞれに異なる特徴を持つ選手がそろい、海外組22人と国内組6人という構成も現在の日本サッカーの広がりを示している。

10月のキリンカップでは、エクアドル戦のPK勝利、ニュージーランド戦の2-1の勝利によって優勝を達成。3バックから4-2-3-1への変更など、戦術面でも複数の可能性が示された。

11月にはシンガポールでブラジル代表、パラグアイ代表との対戦が予定されている。さらに2027年1月にはAFCアジアカップが控える。今後は新戦力がどこまで定着するか、主力選手との競争がどのように進むかが重要になる。

日本代表を応援する際は、選手の名前や所属クラブだけでなく、プレースタイル、試合での役割、チーム全体への貢献にも注目したい。個々の成長とチームとしての完成度、その両方が2026年以降のSAMURAI BLUEを追う大きな楽しみになる。

主な確認資料: JFAの2026年9月17日招集発表・選手変更情報、10月の公式試合レポート、各クラブの選手プロフィール、Jリーグ公式選手データ。

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大槻 莉子
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