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東京学芸大学附属国際中等教育学校の入試2026最新情報!A・B方式と倍率、IB教育を徹底解説

葛西 亮介 葛西 亮介 • 更新: • 公開: • 読了約 26 分
目次

東京学芸大学附属国際中等教育学校は、国際バカロレア(IB)教育と6年間の中高一貫教育を特色とする、東京都練馬区の国立中等教育学校です。外国語による表現力や探究型学習、多様な文化的背景を持つ生徒との協働を重視しており、国内大学だけでなく海外大学への進学を視野に入れる家庭からも関心を集めています。

2026年度入試では、A方式の受検者150人に対して34人、B方式の受検者96人に対して34人が合格しました。加えて、2026年11月現在、2027年度入試の募集要項も公表されており、出願期間や応募資格、選抜内容を確認できる段階です。偏差値だけでは判断しにくい独自の選抜方式や、MYP・DPの教育内容、学費、進学実績まで、受験を検討する家庭が押さえておきたい情報を整理します。

【東京学芸大学附属国際中等教育学校とは?】国際教育に強い6年一貫校の特色

東京学芸大学附属国際中等教育学校

国立の中等教育学校として展開する独自の教育

東京学芸大学附属国際中等教育学校は、東京都練馬区東大泉にある男女共学の国立中等教育学校です。通称はTGUISS、またはISS。東京学芸大学の附属学校として、前期課程3年間と後期課程3年間を合わせた6年間の一貫教育を実施しています。

学校が掲げる教育目標は、世界で通用する学力と教養、多様な表現力とコミュニケーション能力、知・心・身体のバランス、そして多様性を尊重する姿勢の育成です。

一般的な中高一貫校と異なるのは、知識の習得だけでなく、自分で課題を発見し、情報を分析し、他者と意見を交わしながら解決策を導き出す学習を重視している点です。

学校公式の教育紹介では、国際理解・人間理解・理数探究を柱とする「国際教養」の学習領域を設定。すべての教科・科目にIBの考え方を取り入れ、課題解決型の学習を進めています。

2026年4月1日時点の在籍生徒数は720人。6学年それぞれに生徒が在籍し、国内外の多様な教育環境を経験した生徒がともに学ぶ学校となっています。

国際バカロレアの認定校としての歩み

同校の大きな特色が、国際バカロレア(International Baccalaureate、IB)の認定校であることです。

学校公式資料によると、2010年2月5日にMYPの認定を受けました。これは日本の国公立中学校・高等学校・中等教育学校で初めての認定でした。加えて、2015年3月31日にはDPの認定校となり、MYPとDPを実施する国公立学校として先駆的な教育体制を築いています。

IB教育は、単に外国語を学ぶことや海外の教科書を使用することではありません。教科の知識を現実社会の問題と結び付け、批判的思考や探究心、異文化理解、協働する力を養う教育プログラムです。

また、同校では海外での教育経験を持つ生徒に対する日本語学習支援(JSL)や、母語・第一言語を支援するFLSにも取り組んでいます。英語力だけでなく、生徒それぞれの言語的背景を尊重する仕組みが整えられています。

こうした教育方針は、帰国生だけでなく、国際的な環境で自分の考えを深めたい国内生にとっても学校選びの判断材料になります。

【2026年度入試の結果を分析】A方式・B方式の内容と倍率は?

募集人数は約60人、2つの方式から選択

東京学芸大学附属国際中等教育学校の第1学年4月入学選抜では、A方式とB方式の2種類の選抜方法が設けられています。

2026年度の募集人数は男女合わせて約60人で、A方式が約30人、B方式が約30人でした。受験生は出願時にどちらか一方を選択します。

両方式は単に試験科目が異なるだけではありません。A方式は外国語による作文表現力、B方式は資料を読み解く力や数理的思考力、社会的な課題について考える力を中心に評価する設計です。

2026年度の志願者数・受検者数・合格者数

学校公式の入試結果によると、2026年度の第1学年4月入学選抜は次の結果でした。

比較項目 A方式 B方式
募集人数 30人 30人
志願者数 167人 101人
受検者数 150人 96人
合格者数 34人 34人
志願者数÷募集人数 約5.57倍 約3.37倍
受検者数÷合格者数 約4.41倍 約2.82倍
中心となる検査 外国語作文・基礎日本語作文 適性検査Ⅰ・Ⅱ

ここで注意したいのが、倍率の計算方法です。

受験情報で使われる倍率には、志願者数を募集人数で割る志願倍率と、実際の受検者数を合格者数で割る実質倍率があります。上記の表では両方を掲載しています。

実質倍率で見ると、A方式は約4.41倍、B方式は約2.82倍です。A方式のほうが競争率は高い結果となりました。

また、2025年度はA方式が志願者155人・受検者139人・合格者34人、B方式が志願者120人・受検者108人・合格者32人でした。

2026年度はA方式の志願者が12人増加した一方、B方式は19人減少しています。合格者数も方式ごとに異なるため、募集人数だけでなく、実際の受検者数と合格者数を組み合わせて判断することが大切です。

なお、合格者が各方式の募集人数30人を上回っているのは、募集人数が目安として設定されているためです。募集人数と合格者数が必ず一致するわけではありません。

東京学芸大学附属国際中等教育学校の偏差値は?

偏差値については、学校が公式に発表している合格基準値ではなく、模擬試験を実施する教育機関のデータを参考にする必要があります。

四谷大塚の2027年中学受験対応データでは、東京学芸大学附属国際中等教育学校のB方式について、Aライン80偏差値が57、Cライン50偏差値が54とされています。

一方、別の中学受験情報サイトでは64~65という数値も掲載されています。これは模試の受験者層や算出方法が異なるためです。

特にA方式は外国語作文を中心とした特殊な選抜であり、一般的な中学受験の偏差値だけでは必要な学力を測りにくい特徴があります。

したがって、偏差値57という数字だけで合格可能性を判断するのではなく、志望する方式の試験内容に合わせて学力を評価が必要です。

【応募資格と2027年度入試日程】出願条件・検査日・手続きを確認

2026年度の応募資格と帰国生枠の考え方

2026年度の第1学年4月入学選抜では、次の条件を満たすことが応募資格として定められていました。

  • 2013年4月2日から2014年4月1日までに出生していること。
  • 2026年3月に日本国内の小学校を卒業する見込み、または日本の義務教育6年間に相当する教育を受けていること。
  • 出願時に通学可能区域内で保護者などと同居していること、または2026年4月1日までに通学可能区域内で保護者などと同居し、そこを生活の本拠とすること。

重要なのは、4月の第1学年入学選抜に「帰国生枠」と「一般枠」という区分が設けられていないことです。

つまり、海外生活の経験があるかどうかだけで別枠に分けるのではなく、応募資格を満たした受検生がA方式またはB方式を選択する仕組みです。

ただし、帰国生にとって応募資格の確認は特に重要です。海外在住のまま受検する場合でも、入学時までに通学可能区域内で保護者などと同居し、生活の本拠を移す条件があります。

なお、編入学選抜は第1学年4月入学とは条件が異なります。第1~3学年の編入では、原則として帰国後または来日後1年以内であり、海外の教育機関に連続して1年と1日以上在籍していたことなどが条件となります。

2027年度入試の日程は2026年11月時点で公表済み

2026年11月3日時点では、2027年度4月入学選抜の募集要項が学校公式サイトで公開されています。

2027年度の第1学年募集は約60人で、A方式・B方式それぞれ約30人。検査日は2027年2月3日(水)です。

  • Web出願期間:2026年12月1日(火)9時~12月24日(木)17時
  • 郵送書類提出期間:2026年12月7日(月)9時~2027年1月7日(木)17時必着
  • 入学選抜検査日:2027年2月3日(水)
  • 合格発表:2027年2月6日(土)13時~15時30分
  • 入学手続き期間:2027年2月6日(土)~2月15日(月)
  • 検定料:5,000円(別途決済手数料)

出願にはWeb出願システム「プラスシード」への登録が必要です。ただし、Web上での手続きだけでは出願は完了しません。指定された書類を郵送し、期間内に到着させる必要があります。

また、2027年度の募集要項では、2014年4月2日から2015年4月1日までに出生していること、日本国内の小学校を2027年3月に卒業する見込みであること、または日本の義務教育6年間相当の教育を修了していることなどが条件として示されています。

通学可能区域内で保護者などと同居する条件も定められており、区域外・海外在住の場合は2027年4月1日までに同居して生活の本拠を移す必要があります。

なお、2027年度募集要項は2026年9月15日に公示され、その後10月にも編入学関係書類の訂正版が公開されています。特に編入学を検討している家庭は、以前ダウンロードした書類ではなく、最新の訂正版を使用する必要があります。

【過去問と入試対策】A方式の外国語作文・B方式の適性検査Ⅰ・Ⅱを攻略

A方式は外国語の知識だけでなく論理的な作文力が問われる

A方式は、外国語作文と基礎日本語作文によって構成されています。

2026年度の配点は、外国語作文が45分・85点、基礎日本語作文が30分・15点です。外国語作文では、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国・朝鮮語から1つを選択します。

外国語作文の評価では、課題の内容を正しく理解し、自分の考えや意見を豊かな発想に基づいて筋道立てて表現できるかが重視されます。

そのため、単語や文法の知識を増やすだけでは十分ではありません。自分の意見を論理的に構成し、理由や具体例を交えながら、読み手に伝わる文章を書く練習が必要です。

おすすめの対策は、次の3つです。

  • テーマに対する意見をまとめる:環境、教育、文化、社会問題などについて、自分の立場と理由を整理する。
  • 外国語で文章を書く:限られた時間内に序論・理由・具体例・結論を組み立てる練習をする。
  • 日本語でも表現力を磨く:経験や知識をもとに、自分の考えを簡潔かつ正確に伝える練習をする。

学校公式のQ&Aでも、外国語作文は語学力だけでなく、豊かな発想に基づいて考えを構成する思考力に着目すると説明されています。また、日常の出来事に目を向け、自分なりの考えを持つことが対策として示されています。

英語を選択する場合には、入学後にアドバンストクラスで学習できる力が望ましいともされています。英検などの資格だけで合格が決まる仕組みではありません。

B方式は資料読解・数理的思考・社会問題への対応力が鍵

B方式では、適性検査Ⅰと適性検査Ⅱが実施されます。どちらも45分・50点満点で、合計100点です。

適性検査Ⅰは大問2題で構成され、自然環境などを多角的に考える問題や、実際の場面で数理的に考えて対処する問題が出題されます。

一方、適性検査Ⅱは大問1題で、社会問題などに関する資料から問題を見いだし、自分の考えを表現する形式です。

対策では、知識を暗記するだけでなく、資料から必要な情報を読み取り、根拠を示しながら考えをまとめる力を鍛えることが重要です。

具体的には、次のような学習が効果的です。

  • グラフや統計資料から傾向と特徴を読み取る。
  • 環境やエネルギーなどのテーマについて、複数の視点から考える。
  • 算数の文章題や割合、数量関係を現実の問題に応用する。
  • 社会問題について、資料の事実と自分の意見を区別して記述する。
  • 限られた時間内に、結論と理由を明確にした答案を作成する。

A方式とB方式のどちらにも共通するのは、思考した内容を他者に伝える力です。試験科目だけに注目するのではなく、入学後のIB型学習にもつながる表現力や探究力を育てることが、長期的な準備になります。

東京学芸大学附属国際中等教育学校の過去問は公式公開分を活用

過去問対策では、学校公式サイトの「募集要項等ダウンロード」を確認することが基本です。

2026年度の第1学年入試では、A方式の外国語作文・基礎日本語作文と、B方式の適性検査Ⅰ・Ⅱが公開されています。編入学選抜の問題も学年別に掲載されており、英語以外の外国語作文が公開されている年度もあります。

過去問を解く際は、正解したかどうかだけでなく、次の点を確認してください。

  • 問題文や資料の条件を正しく理解できたか。
  • 自分の主張と根拠がつながっているか。
  • 設問が求める内容を過不足なく説明できたか。
  • 制限時間内に答案を書き終えられたか。

また、学校公式Q&Aでは、適性検査Ⅱの一部の非公開文章について、著作権上の理由から掲載できないと説明されています。過去問を探す際には、公式に公開されている範囲を中心に活用しましょう。

【IBのMYP・DPと進学実績】海外大学を目指せる教育環境の実態

1~4年生はMYP、5~6年生は選考制のDP

東京学芸大学附属国際中等教育学校のIB教育は、前期課程と後期課程で内容が異なります。

1~4年生は、国際バカロレアの中等教育プログラムであるMYPを全生徒が学びます。11~16歳を対象とするプログラムで、教科横断的な探究や批判的思考、コミュニケーション能力の育成を目指しています。

5~6年生では、希望者のうち選考を通過した生徒がDPを履修します。同校のDPは日本語と英語を使用するデュアルランゲージ方式です。

DPは16~19歳を対象とする2年間のプログラムで、所定の学習と最終試験を通じて国際バカロレア資格の取得を目指します。海外大学への進学を検討する生徒にとって、国際的に認められた学習資格を得られる点は大きな特徴です。

ただし、MYPとDPは同じものではありません。MYPは全員が受ける探究型の教育プログラムであり、DPは一定の条件を満たして選考を受けた生徒が進む専門的なプログラムです。

また、2027年度4月編入学選抜からは、第5学年4月に編入する生徒のDP受け入れが廃止されます。一般プログラムへの受け入れは継続します。DPを希望する海外在住家庭にとっては、編入する時期を考えるうえで見逃せない変更です。

2026年度の大学合格実績は国内外に広がる

同校の進学実績も注目されるポイントです。

学校公式の2026年度大学入試等合格者数資料では、2025年度卒業の14回生121人を対象に、国内外の大学への合格実績が公表されています。2026年6月1日時点の資料では、海外大学と国内大学の双方に幅広い合格者が確認できます。

主な国内大学の合格者数は、東京大学2人、東京外国語大学3人、東京学芸大学2人、東京都立大学3人、横浜市立大学2人などです。

私立大学では、早稲田大学37人、上智大学28人、慶應義塾大学26人、立教大学22人、明治大学10人、国際基督教大学9人、法政大学9人、中央大学8人などの合格実績があります。

海外大学では、Brown University、University of Pennsylvania、University of Toronto、University of British Columbia、Vanderbilt Universityなどが掲載されています。

ただし、これらは合格者数であり、実際の進学者数ではありません。また、大学によってはDP履修者の合格を含む数字であり、学校全体の実績をDP生だけの成果として扱うことはできません。

大学受験に向けたサポート体制

学校公式の進路指導計画では、6年間を通じたキャリア教育と進学指導を実施しています。

2年生では、30を超える事業所が協力するジュニアインターンシップを実施。4・5年生では、国内大学の教員を招いた模擬講義や大学説明会が行われ、実際の大学での研究や学びに触れる機会が設けられています。

海外大学についても、大学関係者や卒業生を招いた進学説明会、出願支援、エッセイ作成ワークショップなどを実施しています。

つまり、同校の進路指導は国内大学の一般選抜対策だけに限定されず、海外大学への出願も含めた多様な進路を支援する構成です。

一方で、進学実績の高さだけを理由に入学を決めるのは慎重であるべきです。6年間を通じて主体的に学び、自分で進路を設計する姿勢が求められる学校だからです。

【学費・評判・口コミを検証】国立校の費用と学校生活のメリット・注意点

2026年度募集要項に記載された学費の目安

国立学校ということもあり、学費は受験家庭が気になるポイントです。

2026年度募集要項の参考資料によると、第1学年の入学料・授業料は0円で、諸経費が18万800円、教材・行事費が18万円。初年度の合計は36万800円です。

また、同資料では、6年間に平均的にかかる経費を約180万4,400円としています。この金額は令和6・7年度の実績をもとに算出された概算であり、物価などの変動によって改訂される可能性があります。

後期課程では授業料が発生し、募集要項上の金額は月額9,600円、年間11万5,200円です。高等学校等就学支援金などの制度については、対象条件や年度ごとの制度変更を確認する必要があります。

加えて、DPを履修する場合には追加費用があります。2026年度募集要項の参考額では、DP教育費が5年・6年で各50万円、DP最終試験受験料が10万円です。

そのため、DPを選択する場合は、一般プログラムの学費だけでなく、追加費用も含めた家計計画が必要です。

なお、教材・行事費は個人生徒ごとの単年度会計で、残金は次学年へ繰り越され、卒業時に精算・返金される仕組みです。宿泊行事や教材購入などによって、実際の支出額は生徒ごとに異なります。

口コミで評価される国際的な環境と自由な校風

東京学芸大学附属国際中等教育学校の評判については、学校公式の教育方針と、保護者・在校生などによる口コミを分けて考える必要があります。

口コミサイト「みんなの中学校情報」では、掲載39件の総合評価が3.99点となっています。項目別では、校則4.52点、いじめの少なさ4.10点、進学実績・学力レベル3.81点などの評価が掲載されています。一方、学習環境は2.99点です。

2025年に投稿された保護者の口コミでは、英語教育の水準や国際的な環境を評価する声がある一方、授業中の私語など学習環境に関する指摘も見られます。

また、自由な校風や、生徒の自主性を尊重する学校生活を魅力として挙げる口コミもあります。

こうした評価から読み取れるのは、同校の魅力と課題が、ある意味で同じ教育方針の延長線上にあることです。

生徒の自主性を重視する環境は、自分で考えて行動できる生徒にとって大きな成長機会になります。一方で、細かく管理される環境を好む生徒には、自由度の高さが戸惑いにつながる可能性もあります。

口コミは投稿者の経験や学年、投稿時期によって評価が変わります。39件という限られた投稿だけで学校全体の実態を断定するのではなく、学校説明会や見学を通じて実際の雰囲気を確かめることが大切です。

向いている生徒・慎重に検討したい生徒

学校の教育内容、入試方式、口コミを総合すると、次のような観点から相性を考えられます。

向いていると考えられる生徒

  • 外国語を使って自分の意見を表現することに興味がある。
  • 正解を覚えるだけでなく、自分で問題を発見して考えることが好き。
  • 異なる文化や価値観を持つ人と交流したい。
  • ディスカッションやプレゼンテーションに積極的に取り組める。
  • 将来的に国内外の幅広い大学への進学を検討している。

慎重に検討したい生徒

  • 教員が細かく学習計画を管理する環境を希望している。
  • 暗記中心の授業や、定型的な受験対策を重視している。
  • グループでの話し合いや、自分の考えを説明することに強い抵抗がある。
  • 入学後は日本語を使った教科学習にも継続的に取り組む必要があることを理解していない。
  • DPを全員が自動的に履修できると思っている。

特に重要なのは、英語が得意かどうかだけで学校との相性を決めないことです。IB教育では、語学力と同時に、探究心、協調性、自分で学習を進める力が大切です。

【東京学芸大学附属国際中等教育学校に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:東京学芸大学附属国際中等教育学校の2026年度入試の倍率は何倍ですか?
A1:2026年度はA方式が150人受検・34人合格で実質約4.41倍、B方式が96人受検・34人合格で実質約2.82倍でした。志願者数を募集人数で割った倍率では、それぞれ約5.57倍、約3.37倍です。

Q2:A方式とB方式はどちらが難しいですか?
A2:2026年度の実質倍率はA方式のほうが高くなっています。ただし、A方式は外国語作文、B方式は適性検査Ⅰ・Ⅱと試験内容が大きく異なります。単純に倍率だけで難易度を比較せず、自分の得意分野と求められる能力を照らし合わせて選ぶことが大切です。

Q3:帰国生でなくても受験できますか?
A3:第1学年4月入学選抜には、帰国生枠と一般枠の区分はありません。国内小学校の卒業見込みなどの学歴条件、年齢条件、通学可能区域内で保護者などと同居する条件を満たせば出願できます。

Q4:2027年度入試はいつ実施されますか?
A4:2027年度第1学年4月入学選抜は2027年2月3日(水)に予定されています。Web出願は2026年12月1日から12月24日まで、郵送書類は2027年1月7日17時必着です。

Q5:英語が得意でなければ合格できませんか?
A5:A方式は外国語作文が中心ですが、B方式では適性検査Ⅰ・Ⅱを受検できます。ただし、入学後は英語の授業があり、学校生活では日本語による教科学習も必要です。選抜方式だけでなく、入学後の学習環境も考えて判断しましょう。

Q6:DPは全員が履修できますか?
A6:いいえ。1~4年生のMYPは全員が対象ですが、5・6年生のDPは選考を経て履修するプログラムです。また、2027年度4月編入学からは5年4月編入生のDP受け入れがなくなります。

Q7:東京学芸大学附属国際中等教育学校の6年間の学費はいくらですか?
A7:2026年度募集要項の参考額では、6年間の平均的な経費は約180万4,400円です。DP教育費や最終試験受験料などは別途必要で、教材・行事費も実際の支出によって変動します。

まとめ:2026年の入試結果とIB教育を理解して後悔のない学校選びを

東京学芸大学附属国際中等教育学校は、国際バカロレアのMYP・DPを軸に、探究型学習、外国語による表現、異文化理解を重視する国立の6年一貫校です。

2026年度入試では、A方式が実質約4.41倍、B方式が約2.82倍となりました。A方式では外国語作文を中心とする論理的な表現力、B方式では資料読解や数理的思考、社会問題への対応力が問われています。

また、2026年11月現在、2027年度入試の募集要項も公開済みです。2027年2月3日の検査に向け、12月1日からWeb出願が始まるため、応募資格や通学可能区域、郵送書類の準備を早めに進める必要があります。

偏差値や倍率、大学合格実績は学校選びの重要な材料ですが、それだけで判断することはできません。6年間の教育内容、DPの選考制度、追加費用、自由度の高い学校生活まで理解したうえで、本人が主体的に学び続けられる環境かどうかを見極めることが大切です。

国際的な視野を広げ、自ら課題を発見して行動できる力を育てたい家庭にとって、同校は検討する価値のある選択肢です。公式の募集要項、過去問、学校説明会の情報を活用し、2027年度入試に向けた準備を進めていきましょう。

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葛西 亮介

アイドル・グラビア担当として4年以上の取材経験。idol領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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