広島県東広島市にある「近畿大学附属東広島」は、中学受験・高校受験の両方で検討される私立の中高一貫校です。正式名称は近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校。近畿大学の附属校として、中高一貫教育と大学との連携を生かした進路指導を展開しています。
2026年度は創立30年の節目にあたり、大学合格実績では近畿大学173件、国公立大学87件という実績も公表されています。一方、偏差値はADⅠ・ADⅡで異なり、専願・併願によって入試の選考方法も変わります。学費やスクールバスなど、入学後の生活に関わる情報も学校選びには欠かせません。
【学校の正体】近畿大学附属東広島の正式名称と中高一貫教育の特色

正式名称は「近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校」
「近畿大学附属東広島」という呼び方は、学校を探す際によく使われる略称です。正式には、近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校という名称で運営されています。
中学校と高校が併設された男女共学の私立校で、近畿大学の附属校として教育活動を行っています。所在地は広島県東広島市高屋うめの辺2。学校の問い合わせ先は082-434-7111です。
特に注意したいのは、近畿大学附属広島には東広島校と福山校があることです。両校は同じ近畿大学の附属校ですが、所在地も入試も異なります。受験情報を調べる際には、必ず「東広島校」と記載された募集要項を確認してください。
1996年開設から2026年の創立30周年へ
学校公式サイトの沿革によると、東広島校の始まりは1996年4月。当初は近畿大学附属福山高等学校東広島校舎として開設され、特別進学コースと進学コースが設置されました。
1999年4月には近畿大学附属東広島高等学校へ校名を変更。同時に附属東広島中学校が開設され、中高一貫教育の基盤が整いました。
その後、2013年4月に現在の近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校へ校名を変更しています。
2026年度は開設から30年の節目。学校長の橋本晃一氏も公式の学校長あいさつで創立30年に触れ、東広島を中心に広島市、竹原、三原などから通う生徒を受け入れてきた学校の歩みを紹介しています。
学校を構成する主な組織と教育上の関係
| 名称・組織 | 役割・関係 | 特徴 |
|---|---|---|
| 近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校 | 学校全体の正式な呼称 | 東広島市にある男女共学の私立中高一貫校 |
| 近畿大学附属広島中学校東広島校 | 中学校部門 | 6年間を見通した教育と高校への内部進学 |
| 近畿大学附属広島高等学校東広島校 | 高校部門 | 中学校からの進級者と高校入試による入学者が学ぶ |
| 近畿大学 | 附属大学 | 大学との連携を生かしたキャリア教育・進路選択 |
| 近畿大学工学部 | 大学連携の教育資源 | 近隣の大学施設や学びを活用した体験型教育 |
この学校の特徴は、単に近畿大学への進学を目指すだけではありません。中学校から高校までの学びをつなぎ、さらに大学との連携を通して将来の専門分野を考える機会を設けている点にあります。
【教育の特色】ADⅠ・ADⅡコースの違いと中高大連携の実態
ADⅠは基礎から応用までを着実に伸ばすコース
高校入試で注目されるのが、普通科に設置されているADⅠとADⅡです。
ADⅠコースは、標準的な進度で授業を進め、基礎力から応用力までを身につけることを目指します。国公立大学や近畿大学をはじめとする有名私立大学への進学を目標とする生徒に適したコースです。
学習と課外活動の両立も重視されているため、大学進学に向けた勉強だけでなく、部活動や学校生活にも取り組みたい生徒にとって検討しやすい選択肢です。
ADⅡは難関大学・医歯薬系学部を目指すコース
ADⅡコースは、ADⅠよりも進度を速め、高校課程を早期に修了して大学入試に備えることを特徴としています。
学校の2026年度高校入試要項では、難関国立大学、難関私立大学、医歯薬系学部への進学を目標とする生徒に適したコースと説明されています。
そのため、早い段階から大学受験を意識し、発展的な問題演習に取り組みたい生徒に向いています。ただし、コース名だけで学習内容を判断せず、授業の進度や課題量、模試への取り組み方なども確認することが大切です。
高校1年次は共通カリキュラム、2年次から進路に合わせて再編
意外と知られていないのが、入学後のクラス編成です。
2026年度の学校公式募集要項によれば、高校1年次は共通カリキュラムで学びます。そして高校2年次への進級時に、文系・理系の選択と同時に学年全体でクラス替えを実施します。
つまり、入学時に選んだコースが高校3年間ずっと固定されるという単純な仕組みではありません。大学で何を学びたいのか、どの科目を重点的に勉強するのかという進路選択が、2年次以降の学習環境に関わってきます。
近畿大学との連携が中高一貫教育の強み
学校公式の教育紹介では、近畿大学附属校ならではの中高大連携を生かしたキャリア教育が掲げられています。
中学校では、体験を通して学問への興味を広げる教育を実施。近畿大学の工学部などの大学資源を活用し、専門的な学びに触れる機会も設けています。
中高一貫教育のメリットは、高校受験に向けた学習期間を省き、6年間を通じて学力や興味関心を伸ばせることです。高校受験がない環境で、大学進学を見据えた学習計画を立てやすい点も魅力になります。
ただし、近畿大学の附属校だからといって、全員が無条件で近畿大学へ進学できるという意味ではありません。希望学部や進学条件、推薦制度などを早めに確認し、自分の目標に合った進路を考える必要があります。
【2026年度の偏差値・入試】中学受験と高校受験の難易度を比較
2026年度の偏差値は高校62~66が目安
近畿大学附属東広島の偏差値を調べる際、まず押さえたいのが高校と中学校では評価の基準が異なることです。
高校については、受験情報サイト「みんなの高校情報」の2026年度版で偏差値62~66と掲載されています。コース別では、ADⅠが62、ADⅡが66という目安です。
この数値からも、ADⅡはADⅠより高い学力水準を想定したコースであることが分かります。
中学校については、民間の中学受験情報サイトによって表示が異なり、49~54程度の入試区分別の数値が掲載されています。高校の偏差値と単純に比較することはできません。
なお、偏差値は学校が公式に発表している数値ではなく、模試の母集団や集計時期、合格可能性の設定によって変動します。受験対策では、偏差値だけでなく過去問の得点や出題傾向を確認することが欠かせません。
2026年度中学入試は前期110人・後期30人の募集
2026年度の中学校入試では、募集人員は男女共学で合計140人。内訳は前期110人、後期30人でした。
前期入試は2026年1月11日、後期入試は1月17日に実施。国語・算数が各100点、社会・理科が各60点の合計320点で、専願受験者には1人5分の面接が設けられていました。
出願区分は専願Ⅰ・専願Ⅱ・併願です。
- 専願Ⅰ:入試の成績と面接を総合的に判断する方式。
- 専願Ⅱ:資格や活動実績などに応じた実績点を筆記試験に加点し、面接も踏まえて判定する方式。
- 併願:入学試験の成績をもとに合否を判定する方式。
2026年度の前期入試では、志願者254人に対して受験者は242人でした。内訳は専願受験者94人、併願受験者148人です。
募集110人に対する受験者数の単純比は約2.20倍となります。ただし、合格者数が公表されていないため、これは正式な実質倍率ではありません。
2026年度高校入試は専願・併願を含め345人が受験
高校入試の2026年度募集人員は、内部進学予定者を含めて約220人でした。
学校が2026年1月22日に公表した入試概況によると、志願者は355人、実際の受験者は345人。内訳は専願103人、併願242人です。
高校入試の出願区分は、特別推薦、一般試験の専願Ⅰ、専願Ⅱ、併願に分かれています。
特別推薦は、学校が定める基準を満たし、出身中学校長の推薦を受け、本校への入学を確約できる生徒が対象です。
専願Ⅰは合格した場合に入学を確約する方式で、筆記試験に内申点を加えて総合判定します。専願Ⅱは指定された部活動や検定などの条件を満たす生徒が対象で、資格・実績に応じた加点があります。
一方、併願は他校への進学も予定している受験生向けです。筆記試験に加え、5教科の内申点を含む調査書の内容を総合的に判断します。
高校入試の平均点から見える受験準備のポイント
2026年度の高校入試は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科で、各100点、合計500点でした。
学校公表の受験者平均点は次のとおりです。
- 専願:278.8点
- 併願:343.3点
- 全体:324.0点
特に注目したいのは、数学の平均点です。専願は46.8点、併願は60.4点、全体では56.3点でした。理科も専願55.8点に対し、併願70.6点と差が見られます。
この数字は合格最低点ではなく、受験者の平均点です。専願と併願では選考方法も異なるため、平均点をそのまま合格ラインと考えるのは適切ではありません。
対策としては、5教科すべての基礎を固めたうえで、数学・理科の得点力を安定させることが重要です。専願を選ぶ場合は内申点や出願条件、併願の場合は他校の受験日程と合格発表後の手続き期限も確認しておきましょう。
なお、2026年度の高校入試で募集220人に対して受験者345人という数字だけを見ると約1.57倍ですが、募集人員には内部進学予定者が含まれています。一般受験者だけの実質倍率とは異なるため、倍率の数字だけで難易度を判断しないことが大切です。
【2026年度の進学実績】近畿大学173件・国公立大学87件の実力
2026年度の大学合格状況は学校公式資料で公表
大学進学を重視する家庭にとって、学校選びの重要な判断材料になるのが大学合格実績です。
近畿大学附属広島高等学校東広島校は、2026年6月2日に令和8年度大学入試合格状況を公式サイトで公開しています。公開資料は2026年3月31日現在の集計です。
この資料では、在籍270名と記載され、大学合格件数は国公立大学87件、私立大学466件となっています。大学の合格件数を合計すると553件です。
ここで注意したいのは、合格者数ではなく合格件数であること。1人が複数の大学・学部に合格する場合があるため、553件を553人の進学者と解釈することはできません。また、過年度卒業生の合格も一部含まれています。
国公立大学では広島大学・山口大学・愛媛大学などに合格
2026年度の国公立大学合格実績では、地元の広島大学をはじめ、中国・四国地方の大学への合格が目立ちます。
- 広島大学:19件
- 山口大学:14件
- 愛媛大学:11件
- 県立広島大学:8件
- 神戸大学:2件
- 岡山大学:2件
- 九州大学:1件
- 大阪公立大学:1件
ほかにも北海道大学、筑波大学、東京学芸大学、静岡大学、滋賀大学、九州工業大学など、幅広い大学への合格実績が確認できます。
広島大学19件、山口大学14件という結果は、地域の国公立大学を志望する生徒にとって注目したい数字です。県内だけでなく、近隣県や全国の大学へ進学する選択肢が用意されていることも読み取れます。
私立大学では近畿大学173件が最多
私立大学の合格実績では、やはり近畿大学が中心的な存在です。
2026年度は近畿大学173件。学部別では工学部63件、経営学部21件、総合社会学部14件、法学部13件などの合格が掲載されています。
そのほかの主な合格実績は次のとおりです。
- 安田女子大学:55件
- 広島国際大学:54件
- 広島修道大学:23件
- 立命館大学:21件
- 関西大学:16件
- 同志社大学:9件
- 関西学院大学:7件
- 東京理科大学:2件
- 慶應義塾大学:1件
難関私立大学だけに偏るのではなく、近畿大学をはじめ、広島県内の大学や関西圏の大学まで幅広い進学先があることが特徴です。
合格実績を見るときに大切なこと
進学実績を評価する際には、合格件数だけでなく、卒業生数、国公立大学への合格状況、希望する学部への進学実績などを合わせて確認する必要があります。
例えば、近畿大学173件という数字は大きな実績ですが、これだけで全員が近畿大学を第一志望としているとは判断できません。また、難関大学の合格実績があるからといって、すべての生徒が同じ進路指導を受けるわけでもありません。
受験生や保護者は、学校説明会でADⅠ・ADⅡそれぞれの進路状況や、内部進学を含む大学進学の仕組みについて具体的に質問すると、入学後のイメージを持ちやすくなります。
【口コミ・評判と学費】入学後の満足度と家計負担を検証
高校の口コミは総合3.05、中学校は3.59
口コミサイト「みんなの高校情報」では、高校の総合評価は3.05/5.00(47件)です。中学校は「みんなの中学校情報」で3.59/5.00(22件)となっています。
高校の評価では、進学に関する項目が3.47、施設が3.55。一方、校則は2.34、イベントは2.16と、項目によって差があります。
口コミの内容を整理すると、次のような傾向が見られます。
- 学習面:宿題や課題が多いという声がある一方、学習に取り組む環境や補習を評価する意見もある。
- 施設面:校舎や体育館、図書室などの設備に好意的な評価が見られる。
- 校則:服装や頭髪などの指導を厳しく感じるという意見がある。
- 学校行事:体育祭や文化祭などの盛り上がりについては評価が分かれる。
中学校は、学習環境3.91、進学実績・学力レベル3.97、施設4.16、治安・アクセス4.05と、比較的高い評価を受けている項目があります。
一方で、校則は3.45、制服は3.54となっており、学校生活の細かなルールや制服に関する評価は一様ではありません。
口コミから見えてくるのは、学習環境や施設を評価する人がいる一方、課題の量や校則、行事の雰囲気については好みが分かれるということです。
なお、口コミは投稿者の学年や在籍年度によって状況が異なります。特に数年前の投稿は現在の学校運営と一致しない場合もあるため、最新の学校説明会や授業見学と組み合わせて判断したいところです。
2026年度の学費は入学金25万円・授業料48万円
私立中高一貫校を検討する家庭にとって、学費は偏差値や進学実績と同じくらい重要な項目です。
近畿大学附属広島東広島校の2026年度入学試験要項によると、中学校・高校ともに基本となる金額は次のとおりです。
- 入学金:250,000円
- 年間授業料:480,000円
- PTA入会金:5,000円
- PTA会費:年間12,000円
- 生徒会入会金:2,000円
- 生徒会会費:年間7,200円
入学金と年間授業料だけで合計730,000円です。これにPTA会費や生徒会費などが加わります。
教材費・制服代・パソコン代も考慮する
特に見落としやすいのが、授業料以外の初年度費用です。
2026年度の中学校入試要項では、実力テスト代、研修費、教材費などの諸会費として年間約70,000~120,000円、パソコン、制服、体操服、通学かばん、副教材などの準備費用として約230,000円が必要とされています。
高校の入試要項では、模試代などの諸会費が年間約70,000~100,000円、パソコン、制服、体操服、通学かばん、教科書・副教材などの準備費用が約240,000円と案内されています。
そのため、授業料48万円だけを見て年間の負担を判断するのは避けたいところです。修学旅行や宿泊研修、通学交通費、部活動に関わる費用なども家庭によって異なります。
高校については、国の高等学校等就学支援金や広島県の授業料負担軽減制度の対象となる場合があります。2026年度の制度内容と各家庭の所得要件を確認し、支援適用前と適用後の両方で費用を計算しておくと安心です。
中学校と高校では利用できる支援制度が異なるため、中学から6年間通う場合は、3年間ごとの費用を分けて見積もることが重要です。
近畿大学附属東広島に向いている人・慎重に検討したい人
これまでの教育内容、進学実績、口コミを踏まえると、学校との相性は次のように整理できます。
向いていると考えられる人
- 中学から高校までの6年間を通して学力を伸ばしたい人。
- 近畿大学や広島大学など、幅広い大学進学を目指したい人。
- 宿題や模試など、日々の学習習慣を身につけたい人。
- 大学との連携教育や体験型の学習に興味がある人。
- 勉強と部活動の両立を目指したい人。
慎重に検討したい人
- 宿題や課題の少ない自由な学習環境を優先したい人。
- 校則や服装について、できるだけ自由度の高い学校を希望する人。
- 自宅からの通学に長時間かかり、毎日の移動が負担になる人。
- 私立中高一貫校の学費や教材費などの負担が難しい家庭。
- 大学進学よりも、行事や学校生活の自由度を最優先したい人。
特に重要なのは、学校の進学実績と本人の希望が一致しているかどうかです。難関大学を目指すのか、近畿大学を含む私立大学を視野に入れるのかによって、適したコースや学習環境は変わります。
【アクセス・通学事情】西高屋駅からの行き方とスクールバス
所在地は東広島市高屋うめの辺2
学校の所在地は〒739-2116 広島県東広島市高屋うめの辺2です。
最寄り駅はJR山陽本線の西高屋駅。学校確認済みの学校情報では、駅から徒歩約15分と案内されています。徒歩の所要時間は経路や歩く速度によって変わるため、受験前に実際の通学ルートを確認しておくと安心です。
西高屋駅から路線バスを利用する場合は、芸陽バスの「高美が丘循環」に乗車し、「近畿大学前」で下車する方法があります。乗車時間は約5分です。
車の場合は、山陽自動車道の西条ICから国道375号線方面を利用するルートが案内されています。
スクールバスは複数方面から運行
近畿大学附属東広島では、遠方から通う生徒のためにスクールバスも運行しています。
学校公式サイトの沿革には、2004年に竹原方面、2008年に広・黒瀬方面、2014年に安芸津方面のスクールバス運行を開始した記録があります。
2026年10月26日には、同年11月分のスクールバス時刻表が更新されました。掲載された時刻表には、安芸津方面と広・黒瀬・竹原方面の案内があります。
スクールバスは月ごとに時刻表が更新されるため、通学を考えている家庭は最新の運行時刻と乗降場所を確認する必要があります。駅から学校までの移動だけでなく、自宅からバス停までの距離や帰宅時間も含めて検討することが大切です。
2026年10月末の学校公式情報にも注目
2026年10月29日には、学校公式サイトで行事予定の更新が告知されています。また、同月末には中学3年生を対象とした大学見学会や、部活動の活動報告なども掲載されました。
高校1年生を対象とした文理コース説明会も10月3日に実施されています。文系・理系の選択に加え、大学や学部について考える機会が設けられており、進路指導が日々の学校生活に組み込まれていることが分かります。
受験生にとっては、パンフレットの情報だけでなく、こうした日常的な学校活動も学校の雰囲気を知る材料になります。
【近畿大学附属東広島に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:近畿大学附属東広島の正式名称は何ですか?
A1:正式名称は「近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校」です。中学校は近畿大学附属広島中学校東広島校、高校は近畿大学附属広島高等学校東広島校という名称です。
Q2:2026年度の高校偏差値はいくつですか?
A2:民間の受験情報サイトでは62~66が目安です。コース別ではADⅠが62、ADⅡが66とされています。偏差値は模試や集計方法によって変わります。
Q3:ADⅠとADⅡはどちらが難しいですか?
A3:ADⅡの方が難関大学向けのコースです。ADⅠは標準的な進度で基礎から応用まで学び、国公立大学や近畿大学などを目指します。ADⅡは進度を速め、難関国公立大学や難関私立大学、医歯薬系学部を目標とします。
Q4:近畿大学附属東広島の中学入試は何教科ですか?
A4:2026年度入試は国語・算数・社会・理科の4教科でした。国語と算数は各100点、社会と理科は各60点です。専願受験者には面接もありました。
Q5:高校入試には専願と併願がありますか?
A5:あります。一般試験は専願Ⅰ・専願Ⅱ・併願に分かれ、別に特別推薦制度も設けられています。専願Ⅱでは、学校指定の部活動や検定などの実績が選考に関係します。
Q6:2026年度の大学合格実績はどうでしたか?
A6:学校公式資料では、国公立大学87件、私立大学466件が掲載されています。近畿大学173件、広島大学19件、山口大学14件、愛媛大学11件などです。これらは延べ合格件数であり、実際の進学者数とは異なります。
Q7:近畿大学への進学は保証されていますか?
A7:附属校として近畿大学との連携や進学の機会がありますが、全員の進学が無条件に保証されるわけではありません。希望学部や推薦制度、校内での進学条件を学校に確認してください。
Q8:2026年度の学費はいくらですか?
A8:中学校・高校ともに、2026年度募集要項では入学金25万円、年間授業料48万円です。これにPTA会費、生徒会費、教材費、制服代、パソコン代などが加わります。
Q9:西高屋駅から学校までどのくらいかかりますか?
A9:学校確認済みの案内では徒歩約15分です。芸陽バスの高美が丘循環を利用し、近畿大学前で下車する方法もあります。
Q10:スクールバスはありますか?
A10:あります。安芸津方面、広・黒瀬・竹原方面などの運行案内が学校公式サイトに掲載されています。時刻表は月ごとに更新されるため、利用前に最新情報を確認してください。
まとめ:近畿大学附属東広島を選ぶ前に確認したい判断基準
【プロの結論】偏差値だけでなく6年間の進路設計で判断する
近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校は、近畿大学との教育連携、中高一貫教育、複数の進学目標に対応した高校コースを持つ東広島市の私立共学校です。
2026年度の高校偏差値は62~66が目安で、大学合格実績では近畿大学173件、国公立大学87件という結果が公表されています。中学受験では専願・併願に加え、資格や活動実績を評価する選考方式も設けられています。
一方、口コミでは学習環境や施設を評価する声がある反面、課題量や校則、行事については意見が分かれています。学費も授業料だけではなく、初年度の教材・制服・パソコンなどの費用まで考える必要があります。
学校選びで特に確認したいのは、次の4点です。
- 学力とコースの相性:ADⅠ・ADⅡのどちらが本人の学力や大学進学目標に合っているか。
- 進学の方向性:近畿大学、広島大学、その他の国公立・私立大学など、希望する進路に実績があるか。
- 費用と通学:6年間の学費、教材費、スクールバス代、通学時間を無理なく負担できるか。
- 学校生活との相性:宿題の量、校則、部活動、行事の雰囲気が本人に合っているか。
2026年度は創立30年という節目を迎え、学校公式サイトでは大学合格状況や学校生活の情報が随時更新されています。受験を検討している家庭は、最新の募集要項と学校説明会の内容を確認し、可能であれば実際に学校を訪れてみることをおすすめします。
偏差値や大学合格実績の数字だけでは分からない、授業の雰囲気や通学環境まで確認すること。それが、入学後に後悔しない学校選びにつながります。
主な参照資料・確認先
- 近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校の公式サイト、沿革、教育紹介、2026年度入試要項および大学合格状況。
- みんなの高校情報・みんなの中学校情報の偏差値および口コミ集計。
- 日本の学校の学費・アクセス情報、学チャンの入試情報。