加陽麻里布さんは、司法書士法人永田町事務所の代表司法書士です。読み方は「かよう・まりの」。活動名として「かようまりの」という表記も使用しています。
基本プロフィールは次のとおりです。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 氏名 | 加陽麻里布 |
| 読み方 | かようまりの |
| 生年月日 | 1992年8月29日 |
| 年齢 | 34歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 千葉県千葉市 |
| 職業 | 司法書士・行政書士・実業家・著者 |
| 主な所属 | 司法書士法人永田町事務所 |
| 主な役職 | 代表司法書士 |
| 司法書士登録番号 | 第7945号 |
| 簡裁訴訟代理等関係業務認定番号 | 第1701031号 |
司法書士以外にも複数の資格を保有
加陽さんの特徴は、司法書士資格だけにとどまらない専門性です。
公表されている資格・登録情報には、次のものがあります。
- 司法書士:会社・法人登記、不動産登記、相続関連業務などを扱う国家資格。
- 行政書士:官公署に提出する書類の作成や許認可申請などを扱う国家資格。
- 宅地建物取引士:不動産取引における重要事項説明などを担う資格。
司法書士については、東京司法書士会の会員検索でも本人の氏名と登録番号が確認できます。
また、簡裁訴訟代理等関係業務の認定も受けています。これは、所定の条件を満たす簡易裁判所の民事事件などについて、司法書士が代理業務を行うための認定です。弁護士と同じ範囲の訴訟代理権を持つという意味ではありません。
行政書士についても、東京都行政書士会への所属・登録番号が公式プロフィールに記載されています。
出身地は千葉県千葉市
公式プロフィールでは、1992年に千葉県千葉市で生まれたことが紹介されています。
生年月日は株式会社エルアイイーエイチの役員情報にも1992年8月29日と記載されています。2026年11月2日時点では34歳です。
【経歴・年表】不動産営業から2018年の独立開業まで

加陽麻里布さんのキャリアを理解するうえで重要なのが、不動産業界から司法書士への転身です。
最初から法律事務所に所属していたわけではありません。不動産営業を経験した後、司法書士試験に挑戦し、資格取得後は実務経験を積んで独立しています。
不動産会社で営業職を経験
公式プロフィールによると、2014年に株式会社木下不動産へ入社し、木下工務店グループの不動産営業部で勤務しました。
その後、司法書士を目指すことになります。
2021年に掲載された資格Timesの本人インタビューでは、20歳の頃に宅地建物取引士試験に合格したことや、不動産営業を経験した後に資格を生かした独立を考えるようになった経緯が語られています。
営業職で培った顧客対応や事業感覚は、その後の事務所経営にもつながる経験だったと考えられます。
2017年に司法書士試験に合格
司法書士試験に向けて勉強を始めた加陽さんは、約2年間の学習を経て2017年に合格しました。
資格取得までの勉強については、資格Timesのインタビューや2022年のbizSPA!の取材でも詳しく紹介されています。
本人のインタビューによれば、通常は1日12〜13時間、試験直前には18時間ほど勉強していたとのことです。
また、2017年には株式会社東京リーガルマインドに入社し、司法書士受験生向けの教科書や模擬試験問題の制作・監修にも携わりました。
単に資格を取得するだけでなく、受験指導に関わる教材制作の経験も積んでいた点が特徴です。
2018年9月、永田町司法書士事務所を設立
2018年は加陽さんのキャリアにおける大きな転換点です。
同年1月に司法書士事務所で実務経験を積み、9月3日に永田町司法書士事務所を設立しました。
事務所の公式情報では、設立日は平成30年9月3日とされています。
また、同年には株式会社あさなぎコンサルティングも設立。法律記事の執筆・監修や法律解説動画の配信など、司法書士業務以外の事業にも取り組み始めました。
加陽麻里布の経歴・キャリア年表
主要な出来事を整理すると、次のようになります。
出典:本人公式プロフィール、東京司法書士会、企業開示資料、各社発表。
この年表から分かるのは、資格取得から独立までの期間が比較的短く、独立後も司法書士業務、法人経営、企業役員という複数のキャリアを積み重ねてきたことです。
【司法書士法人永田町事務所】代表としての仕事内容と専門分野
2023年1月、永田町司法書士事務所は法人化され、現在の司法書士法人永田町事務所となりました。
加陽さんは同法人の代表司法書士を務めています。
事務所の公式情報では、東京都千代田区永田町に拠点を置き、商業登記を中心とした専門サービスを展開しています。
具体的にどのような仕事をしている?
加陽さんの仕事は、一般的にイメージされる不動産登記だけではありません。
主な業務領域は次のとおりです。
1. 会社設立・商業登記
株式会社や法人の設立、役員変更、本店移転、増資など、企業活動に伴う登記手続きを支援します。
会社の設立時だけでなく、事業拡大や組織再編のタイミングでも必要になる専門業務です。
2. 新株予約権・ストックオプション
企業が役員や従業員にストックオプションを付与する場合、制度設計や関連する登記手続きが必要になります。
加陽さんはストックオプションの設計・評価に関連する事業にも携わってきました。
3. 相続・不動産登記
不動産の名義変更や相続登記など、個人の財産に関する法律手続きも取り扱っています。
4. インターネット上の誹謗中傷問題
公式プロフィールでは、インターネット上の誹謗中傷問題への取り組みも紹介されています。
発信者情報開示請求に関する手続きや書類の作成など、法律の知識がなければ対応が難しい問題について情報を提供しています。
5. 裁判関連の手続き
簡裁訴訟代理等関係業務の認定を受けており、法律上の条件を満たす範囲で裁判関連業務にも対応できます。
相談件数は月間1,000件を超えることも
本人の公式プロフィールには、多いときには月間1,000件を超える相談を受けてきたとの記載があります。
また、2025年12月のLegal AI株式会社の発表でも、月間1,000件を超える相談実績が紹介されました。
ただし、これは本人側のプロフィールや参画企業の発表に基づく数字であり、独立した第三者による監査済み統計とは区別して理解する必要があります。
司法書士法人化によって何が変わったのか
個人事務所から司法書士法人への移行は、単なる名称変更ではありません。
法人化によって組織として業務を展開しやすくなり、複数の専門家やスタッフとの連携、継続的な顧客対応、企業案件への組織的な対応などが可能になります。
加陽さんの場合、会社設立や商業登記、ストックオプションといった法人向け業務を展開してきた経緯があります。
そのため、2023年の法人化は、個人の資格を中心とする働き方から、専門サービスを提供する組織の経営へと活動範囲を広げた転換点として捉えられます。
【東京司法書士会・企業役員】2026年の最新役職を検証
加陽さんの経歴を調べる際、混同されやすいのが東京司法書士会の理事と、企業の取締役という2つの役職です。
どちらも異なる組織での活動であり、就任時期や役割を分けて理解する必要があります。
東京司法書士会の理事に2021年就任
加陽さんは2021年5月、東京司法書士会の理事に就任しました。
本人のプロフィールによると、広報部に所属し、無料法律相談会の企画・開催などに取り組んでいました。
司法書士会の理事は、個々の依頼者を対象とする通常の司法書士業務とは異なり、司法書士制度や業界全体に関係する活動を担う役職です。
2025年12月のLegal AI株式会社の発表では、加陽さんは「元東京司法書士会理事」と紹介されています。
したがって、2026年現在も理事を務めていると紹介するのは正確ではありません。確認できるのは、2021年の就任実績と、その後に元理事として紹介された事実です。
パス株式会社の取締役監査等委員にも就任
2022年6月には、パス株式会社の取締役・監査等委員に就任しました。
司法書士として登記や会社法に関する知識を持つ加陽さんにとって、企業の経営監督に関わる役職は、それまでの専門分野を企業経営に生かす機会でもありました。
同年11月には行政書士永田町事務所も開設しています。
2026年5月、株式会社エルアイイーエイチの社外取締役に就任
2026年の大きな動きは、株式会社エルアイイーエイチの社外取締役への就任です。
同社の役員に関する開示資料によると、加陽さんは2026年5月に取締役に就任しています。
加えて、2026年7月31日提出の有価証券報告書では、同社の社外取締役として氏名、生年月日、略歴が掲載されています。
注目したいのは、同社が加陽さんの選任理由として、会社法・登記に関する専門知識を挙げていることです。
具体的には、法令遵守体制の強化や、訴訟・株主対応などの法的リスクに対する独立した視点からの監督・助言が期待されています。
これは、司法書士としての専門性が、個人や企業の登記手続きだけでなく、企業統治やコンプライアンスの分野にも広がっていることを示す動きです。
Legal AIへの参画も2026年に向けた注目材料
もう一つの活動が、Legal AI株式会社との取り組みです。
2025年12月18日、同社は加陽さんのプロジェクト参画を発表しました。
発表された取り組みは、AIを活用して法律手続きや本人訴訟に必要な書面作成などを支援するものです。
加陽さんは、司法書士としての実務経験を生かし、法律知識を持たない人でも自分の権利を守るための手続きにアクセスしやすくすることを目指すプロジェクトに参加しました。
この発表から見えてくるのは、従来の司法書士業務だけでなく、リーガルテックと呼ばれる法律分野のデジタル化にも活動を広げている点です。
ただし、同社の発表はプロジェクト参画に関するものであり、加陽さんの具体的な社内役職を示すものではありません。
【YouTube・著書】かようまりのの情報発信と代表作品
加陽麻里布さんを知るきっかけとして、YouTubeを挙げる人も少なくありません。
司法書士としての実務経験を生かし、法律や資格、会社設立などに関する情報を動画や書籍で発信しています。
YouTubeチャンネル「司法書士かようまりの」
司法書士かようまりの
本人公式サイトから案内されているYouTubeチャンネル
司法書士の仕事内容、法律手続き、資格試験、事務所経営などをテーマにした情報発信を行っています。
本人のチャンネル紹介では、司法書士の魅力や実際の仕事について広く知ってもらうことを発信の目的として掲げています。
資格Timesの2021年のインタビューでは、独立当初に案件を獲得する方法を模索する中で、YouTubeを認知度向上の手段として活用した経緯も語られています。
つまり、YouTubeは単なる趣味の動画配信ではなく、専門家としての知識を届け、事務所の存在を知ってもらうための事業戦略でもありました。
加陽麻里布の主な著書
公式プロフィールや著者紹介では、複数の著書が紹介されています。
代表的なものを挙げます。
『自分で出来る!! 発信者情報開示請求手続のすべて』
インターネット上の匿名投稿者を特定するための手続きや書類のひな型を扱った実務書です。誹謗中傷問題への取り組みとも関連する一冊です。
『司法書士試験 超ストイック勉強法』
司法書士試験の短期合格を目指す人に向けた勉強法をテーマにした著書です。
『司法書士事務所の独立開業マニュアル:完全版』
司法書士として独立を考える人に向け、事務所開設や経営に関する情報を扱っています。
『司法書士が全部教える「一人一法人」時代の会社の作り方【基本編】』
個人事業主や起業希望者に向け、会社設立の基礎を解説する書籍です。
『司法書士が全部教える「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
基本編の続編。会社設立後の経営体制や資金調達、制度の活用など、実践的な内容を扱っています。
そのほか、『司法書士雑学集』『民意の黙殺:無投票選挙を考える』なども公式サイトの著書一覧に掲載されています。
特に2025年9月刊行の実践編は、司法書士としての専門領域を起業や会社経営に結び付けた内容です。
司法書士試験の受験生だけでなく、法人設立を考える人や、会社を経営する人にも関係するテーマを扱っています。
【加陽麻里布の評判・評価】実績から見える人物像と確認ポイント
加陽さんの評判を考える際には、知名度と専門家としての実績を分けて見ることが大切です。
YouTubeやメディア出演によって一般の人にも名前が知られる一方、司法書士としての評価は、実際の業務内容や資格登録、専門分野、依頼者への対応などから判断する必要があります。
評価できる3つの特徴
1. 資格取得後の行動が早い
2017年の司法書士試験合格後、2018年には独立開業しています。
資格を取得して勤務を続けるだけでなく、自分で事業を立ち上げた点は、経歴上の大きな特徴です。
2. 法律知識を一般向けに発信している
YouTubeや書籍を通じて、専門的な法律手続きの情報を発信しています。
特に発信者情報開示請求や会社設立など、一般の人が必要になったときに手続きの難しさを感じやすい分野を扱っている点が特徴です。
3. 企業法務・ガバナンスにも活動を広げている
2022年のパス株式会社での役員経験、2026年の株式会社エルアイイーエイチの社外取締役就任は、司法書士としての専門知識を企業経営の分野に展開している実績です。
依頼を検討する場合の判断基準
加陽さんの知名度だけで司法書士への依頼を決めるのではなく、次の項目を確認が必要です。
- 業務分野との相性: 会社設立、商業登記、相続、誹謗中傷など、自分の相談内容を扱っているか。
- 費用の透明性: 報酬、実費、追加料金の条件が明確か。
- 担当体制: 実際に誰が相談を受け、誰が手続きを担当するのか。
- 業務範囲: 弁護士など、別の専門家への相談が必要な案件では適切な案内があるか。
なお、加陽さん個人や事務所について、顧客満足度を比較できる統一的な第三者調査データは、今回確認した公開資料には見当たりません。
したがって、ネット上の知名度や動画の再生数だけを、専門家としてのサービス品質を示す数字として扱うことはできません。
【プロの結論】加陽麻里布の経歴から見える司法書士の新しい働き方
加陽麻里布さんのキャリアで注目すべきなのは、司法書士という資格を取得したことだけではありません。
不動産営業から法律専門職に転身し、実務経験を積んで2018年に独立。加えて、YouTube、書籍、法人経営、企業役員という複数の活動領域を築いてきました。
この経歴には、専門資格を取得した後のキャリア形成について、3つの示唆があります。
1. 資格はキャリアの出発点になる
司法書士資格は、登記や法律手続きを専門的に扱うための基盤です。
しかし、資格を取得しただけで事業が成立するわけではありません。
顧客を獲得する方法、専門分野の選択、他士業との連携、事務所の経営など、資格以外の能力も必要になります。
加陽さんが独立後にYouTubeを活用したことは、専門知識と情報発信を結び付けた事例です。
2. 専門知識を企業経営に展開できる
会社設立や商業登記の知識は、企業の成長や組織運営にも関係します。
2026年の社外取締役就任は、司法書士の専門性が企業のコンプライアンスやガバナンスの分野でも活用されることを示す事例です。
司法書士の仕事は登記申請だけではなく、企業活動を法律面から支える役割も担っています。
3. 情報発信によって司法へのアクセスを広げる
法律の専門用語や手続きは、一般の人には理解しにくい場合があります。
そのため、動画や書籍、無料の書式公開などによって情報を分かりやすく伝える活動には、社会的な意味があります。
加陽さんがLegal AIのプロジェクトに参画したことも、法律知識とデジタル技術を組み合わせる方向性を示しています。
専門家の知識を、専門家だけが利用できるものにしない。この考え方は、今後の司法サービスのあり方を考えるうえでも注目されます。
【加陽麻里布に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:加陽麻里布は何歳ですか?
A1:1992年8月29日生まれです。2026年11月2日時点で34歳です。出身地は千葉県千葉市です。
Q2:加陽麻里布は司法書士の資格を持っていますか?
A2:はい。2017年に司法書士試験に合格し、東京司法書士会に登録しています。登録番号は第7945号です。行政書士と宅地建物取引士の資格も公表されています。
Q3:加陽麻里布は2018年に独立したのですか?
A3:はい。2018年9月3日に永田町司法書士事務所を設立しました。2023年1月には法人化し、司法書士法人永田町事務所となっています。
Q4:東京司法書士会の理事は現在も務めていますか?
A4:2021年5月に理事に就任した経歴があります。ただし、2025年12月のLegal AI株式会社の発表では元理事と紹介されています。
Q5:2026年現在の役職は何ですか?
A5:司法書士法人永田町事務所の代表司法書士です。また、2026年5月に株式会社エルアイイーエイチの社外取締役に就任しています。
Q6:加陽麻里布の著書には何がありますか?
A6:『自分で出来る!! 発信者情報開示請求手続のすべて』『司法書士試験 超ストイック勉強法』『司法書士事務所の独立開業マニュアル』などがあります。2025年には『司法書士が全部教える「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』も刊行されました。
まとめ:加陽麻里布の2026年最新情報と今後の注目点
加陽麻里布さんは、2017年の司法書士試験合格を経て、2018年に永田町司法書士事務所を設立した司法書士です。
2023年には事務所を法人化し、司法書士法人永田町事務所の代表司法書士として活動しています。
2026年11月時点で確認できる主な要点は次のとおりです。
- 1992年8月29日生まれ、千葉県千葉市出身の34歳。
- 司法書士・行政書士・宅地建物取引士の資格を保有。
- 2018年に独立し、2023年に司法書士法人化。
- 2021年に東京司法書士会理事に就任した経歴を持つ。
- 2026年5月、株式会社エルアイイーエイチの社外取締役に就任。
- YouTube、著書、Legal AIへの参画など、法律知識を広く伝える活動も展開。
特に注目したいのは、司法書士としての実務経験を企業経営やデジタル分野にまで広げている点です。
今後は、司法書士法人の経営に加え、社外取締役としての活動やリーガルテックとの連携が、加陽さんのキャリアを読み解く要点になりそうです。
単なる資格取得者やYouTuberという枠に収まらず、法律専門職の新しい活動モデルを実践している人物として、2026年以降の動向にも注目が集まります。