女優の岩下志麻さんは、2026年10月31日現在、85歳です。1941年1月3日生まれで、2026年の誕生日に85歳を迎えました。1958年にNHKのテレビドラマ『バス通り裏』でデビューして以来、約68年にわたって日本の映画・テレビ界で活躍してきた大女優です。
2025年3月には、58年間連れ添った夫で映画監督の篠田正浩さんが94歳で逝去。翌2026年には夫婦の映画人生を振り返る著書『同志として 妻として 「運命の人」篠田正浩と歩いた道』を出版し、女優としてもNHKドラマへの出演や公の場での活動を続けています。85歳を迎えた現在の暮らしから、若い頃の経歴、夫婦の歩み、代表作まで詳しく見ていきます。
【2026年10月最新】岩下志麻は85歳!生年月日とプロフィールを紹介

岩下志麻さんの生年月日は1941年1月3日です。2026年1月3日に85歳となり、10月31日現在も85歳です。2027年1月3日の誕生日には86歳を迎えます。
年齢を確認する際に注意したいのは、誕生日を迎えたかどうかです。2025年中のプロフィールや記事では84歳と紹介されている場合がありますが、2026年10月時点では85歳が正しい年齢です。
岩下志麻の基本プロフィール
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 芸名 | 岩下志麻(いわした しま) |
| 生年月日 | 1941年1月3日 |
| 2026年10月現在の年齢 | 85歳 |
| 出身地 | 東京都 |
| 本名 | 篠田志麻 |
| 職業 | 女優 |
| 所属事務所 | グランパパプロダクション |
| デビュー | 1958年 NHK『バス通り裏』 |
| 映画デビュー | 1960年『笛吹川』 |
| 趣味 | 旅行・陶芸 |
| 夫 | 映画監督・篠田正浩さん(2025年逝去) |
プロフィールの基本情報は、日本タレント名鑑や所属事務所グランパパプロダクションの公開情報で確認できます。
本名は篠田志麻。映画監督の篠田正浩さんと結婚した後も、芸名の岩下志麻として長く活動してきました。女優としての華やかな存在感に加え、旅行や陶芸を趣味としていることも所属事務所のプロフィールに記載されています。
また、岩下さんは新劇俳優の両親のもとに生まれ、高校在学中に芸能界へ入りました。若い頃から演技の世界に身を置いてきたことが、幅広い役柄を演じる現在のキャリアにつながっています。
【若い頃の岩下志麻】17歳でデビュー!清純派から実力派女優への転身
岩下志麻さんの女優人生は、1958年のNHK連続テレビドラマ『バス通り裏』から始まりました。当時は17歳。高校在学中に出演したこの作品が、芸能界デビューのきっかけです。
その後、1960年に松竹へ入社。同年、木下惠介監督の映画『笛吹川』で映画デビューを果たします。若手女優として注目され、小津安二郎監督の作品にも出演するようになりました。
若い頃の代表作と演技の変化
初期の岩下さんは、清楚で気品のある女性を演じることが多く、端正な容姿と自然な演技で人気を集めました。
特に小津安二郎監督の『秋日和』(1960年)、『秋刀魚の味』(1962年)や、1963年の『古都』などは、若い頃の出演作を知るうえで欠かせません。
1964年の『五瓣の椿』では、従来の清純なイメージにとどまらない複雑な女性像を演じ、ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。女優としての表現力を広く認められる転機となりました。
その後は、愛情、嫉妬、執念、孤独といった人間の内面を描く役柄にも挑戦。篠田正浩監督との共同作業を通じて、芸術性の高い映画でも存在感を発揮するようになります。
1977年の『はなれ瞽女おりん』では、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。若手スターから、日本映画を代表する実力派女優へと成長していきました。
【岩下志麻の女優人生】代表作と経歴を年代別に振り返る
岩下志麻さんのキャリアを理解するには、出演作品を年代順に追うと分かりやすくなります。清純派として注目された時代、篠田正浩監督との映画づくり、そして『極道の妻たち』での新境地という、大きく三つの段階に分けられます。
岩下志麻の主な出演作品・経歴年表
| 年代 | 出来事・代表作 | 女優人生における意味 |
|---|---|---|
| 1958年 | NHK『バス通り裏』 | 17歳でテレビデビュー |
| 1960年 | 松竹入社・映画『笛吹川』 | 映画女優として本格始動 |
| 1962年 | 『秋刀魚の味』 | 小津安二郎作品への出演で存在感を発揮 |
| 1964年 | 『五瓣の椿』 | 演技力が高く評価され、ブルーリボン賞主演女優賞を受賞 |
| 1967年 | 篠田正浩監督と結婚・表現社設立 | 夫婦で映画制作に取り組む新たな時代 |
| 1969年 | 『心中天網島』 | 映画史に残る代表作の一つ |
| 1977年 | 『はなれ瞽女おりん』 | 日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞 |
| 1986年 | 『極道の妻たち』 | 強い女性像を演じ、新たな代表的イメージを確立 |
| 1987年 | NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』 | テレビ時代劇でも幅広い視聴者に知られる |
| 2000年 | NHK大河ドラマ『葵 徳川三代』 | 大河ドラマの主要出演作 |
| 2026年 | NHK『まぐだら屋のマリア』 | 85歳でドラマ出演を続ける |
この年表から見えてくるのは、岩下さんが一つのイメージに固定されず、時代に応じて演技の幅を広げてきたことです。
『極道の妻たち』で確立した強い女性のイメージ
岩下志麻さんの名前を聞いて、映画『極道の妻たち』を思い浮かべる人は少なくありません。
1986年公開の第1作で、岩下さんはそれまでの清純派のイメージとは異なる、強い意志と迫力を備えた女性を演じました。独特の台詞回しや鋭い視線、落ち着いた佇まいが作品の印象を決定づけ、シリーズを代表する顔となりました。
この役柄が印象的なのは、単に強い女性を演じたからではありません。感情をむき出しにする場面でも、静かな表情の中に怒りや覚悟をにじませる演技ができたからです。
それ以前の映画で培ってきた繊細な心理表現が、極道の世界を生きる女性の迫力にもつながっていました。清純派から極妻へという変化は、岩下さんの女優としての表現力を象徴する転換点です。
【夫・篠田正浩との結婚】1967年から58年間続いた同志としての夫婦関係
岩下志麻さんの人生を語るうえで、映画監督の篠田正浩さんとの関係は欠かせません。二人は1967年に結婚し、2025年3月に篠田さんが亡くなるまで、58年間にわたって人生を共にしました。
二人の出会いは映画『乾いた湖』
二人が出会ったのは1960年、篠田監督の映画『乾いた湖』です。当時、岩下さんは19歳の新進女優。篠田さんは松竹の若手監督として注目されていました。
2026年5月の『女性自身』のインタビューでは、岩下さん自身が二人の関係が深まった経緯を振り返っています。
篠田監督の作品『暗殺』(1964年)の打ち上げでマンボを踊った際、岩下さんは結婚する相手だと直感したといいます。その場で結婚を予感する言葉を伝えたというエピソードも明かされました。
そして1967年に結婚。同年、二人は独立プロダクションの表現社を設立します。当時は結婚を機に女優が仕事を続けることが難しいとされた時代でしたが、岩下さんは結婚後も女優活動を続け、映画制作にも深く関わりました。
篠田正浩さんの死去と岩下志麻の現在
2025年3月25日、篠田正浩さんは肺炎のため94歳で亡くなりました。岩下さんは3月28日に惜別のコメントを発表し、58年間を共に過ごした夫への感謝と喪失感を伝えています。
篠田さんは『心中天網島』『卑弥呼』『はなれ瞽女おりん』など、映画史に残る作品を監督。岩下さんは主演女優として、また映画づくりを支えるパートナーとして、その作品世界を支えてきました。
2026年に刊行された著書の紹介文によると、二人が共に取り組んだ映画は22本に及びます。単なる芸能人夫婦という関係を超え、映画という共通の目標に向かって歩んできた同志だったことが分かります。
2026年5月30日には、篠田さんの特集上映「映画監督 篠田正浩レトロスペクティブ」のトークイベントに登壇。夫の逝去後、初めて公の場に姿を見せました。日刊スポーツやデイリースポーツなども、この登壇と岩下さんの心境を報じています。
【2026年の最新情報】岩下志麻の現在の活動と新刊『同志として 妻として』
2026年10月現在、岩下志麻さんは女優活動を続けています。夫を亡くした後、しばらく公の場から遠ざかっていましたが、映画出演、著書の刊行、インタビューなどを通じて、再び自身の仕事と向き合っています。
2026年4月放送のNHKドラマ『まぐだら屋のマリア』
2026年4月18日からNHK総合で放送されたドラマ『まぐだら屋のマリア』に出演しました。
原田マハさんの小説を原作とする作品で、尾野真千子さん、藤原季節さん、坂東龍汰さんらが出演。岩下さんは食堂「まぐだら屋」の女将・怜子役を務めました。
人生に行き詰まった人々が食堂を舞台に再生していく物語の中で、岩下さんは経験豊かな女優として作品に参加しています。85歳を迎えた後も、映像作品に出演していることを示す活動の一つです。
7月29日発売の著書『同志として 妻として』
2026年の大きな話題となったのが、岩下志麻さん自身が著者となった書籍です。
『同志として 妻として 「運命の人」篠田正浩と歩いた道』は、講談社から2026年7月29日に発売されました。
- 著者:岩下志麻
- 出版社:講談社
- 発売日:2026年7月29日
- ページ数:264ページ
- 定価:2,090円(税込)
- 内容:篠田正浩監督との出会い、結婚、映画制作、58年間の夫婦生活
この本の特徴は、夫婦の思い出を振り返るだけの回想録ではないことです。
岩下さんは執筆にあたり、篠田さんと一緒に制作した22本の映画を見返し、当時の脚本や報道記事、篠田さんが残した著作などにも目を通したと、2026年5月の『女性自身』の取材で明かしています。
書籍の紹介文では、二人が出会った1960年から、結婚、表現社の設立、映画制作、そして2025年の別れまでが描かれています。
2026年9月4日公開の『週刊文春』のインタビューでも、岩下さんは映画を見返し、篠田さんの本を読むことで、もう一度一緒に映画を作っているような気持ちになれたと語っています。
この著書は、夫を亡くした後に女優として、そして一人の人間として再び歩き出すきっかけになった作品でもあります。
2026年秋の連続ドラマ出演予定について
2026年5月23日付の『女性自身』のインタビューでは、岩下さん本人が、同年9月から全6回の連続ドラマに出演する予定だと明かしていました。
当時はタイトルや内容が未定とされていました。10月31日現在、所属事務所の公開プロフィールにも具体的な作品名は掲載されていないため、作品名や放送実績を確定情報として扱うことはできません。
ただし、本人が女優活動を続ける意思を明らかにしていることは確かです。2026年の活動を見ると、夫との別れを経ても、女優としての仕事を人生の中心に置き続けていることが伝わってきます。
【85歳の健康習慣】太極拳・気功・ストレッチを続ける日常
岩下志麻さんの姿勢のよさや凛とした佇まいは、若い頃からの印象として知られています。2026年には、本人が健康習慣について複数の媒体で詳しく語っています。
20年ほど続けてきた太極拳との出会い
2026年6月9日公開の『文藝春秋PLUS』の記事によると、岩下さんが太極拳に出会ったのは約20年前、60代の頃でした。
家族旅行で北京を訪れた際、公園で太極拳を行う人々を見かけたことがきっかけだったそうです。ゆっくりとした動きに魅力を感じ、帰国後に教室を探して週1回通うようになったと紹介されています。
本人は、太極拳を続けることで体幹や体力が鍛えられたと感じているそうです。また、撮影現場で米倉涼子さんから姿勢のよさについて尋ねられたエピソードも明かしています。
2026年に明かした現在の生活習慣
2026年5月の『女性自身』のインタビューでは、以前取り組んでいた太極拳の先生の指導のもと、現在は週1回の気功を続けていると説明しています。
朝は白湯を飲み、ベッドの上でストレッチ。就寝前にも軽い運動を取り入れているとのことです。
一方、6月の『文藝春秋PLUS』では、太極拳、気功、ストレッチの三つを日常生活に取り入れていると紹介されました。媒体や取材時期によって説明には違いがありますが、無理のない運動を生活の中で継続している点は共通しています。
また、岩下さんは長年の趣味として陶芸も挙げています。2026年5月の取材では、自作の湯飲みを使っている様子も紹介されました。
こうした習慣は、岩下さん自身が日々の生活で大切にしていることです。特定の運動だけが85歳という年齢につながったと考えるのではなく、本人が続けてきた生活の一部として捉えるのが自然でしょう。
【引退説の真相】岩下志麻は芸能界を引退したのか?現在の状況を整理
近年、岩下志麻さんのテレビ出演や公の場への登場が少なくなったことから、引退したのではないかと気になる人もいます。
背景には、夫・篠田正浩さんの介護に専念していた時期と、2025年の死別後に公の活動を控えていた時期があります。
2025年9月の『女性自身』の報道では、篠田さんの介護のために女優業をセーブしていたことや、『極道の妻たち』の記念イベントへの出演を最後の公の場にすることも考えていたと伝えられました。
しかし、その後の活動を見ると、芸能界から完全に引退したという理解は正確ではありません。
2026年にはNHKドラマへの出演、5月の映画イベントへの登壇、7月の著書発売、9月のインタビュー掲載などが確認できます。
ここで区別したいのは、テレビへの出演頻度と女優としての活動継続は別の問題だということです。以前より公の場への登場が少なくても、それだけで引退とは判断できません。
2026年10月現在、岩下さんが芸能界を正式に引退したという所属事務所の発表は確認されていません。本人も取材で女優を続ける意思を語っています。
【岩下志麻の年齢】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:岩下志麻は2026年10月現在、何歳ですか?
A1:85歳です。1941年1月3日生まれで、2026年1月3日に85歳になりました。2027年1月3日に86歳を迎えます。
Q2:岩下志麻の夫・篠田正浩はいつ亡くなりましたか?
A2:2025年3月25日です。肺炎のため94歳で亡くなりました。二人は1967年に結婚し、58年間にわたって夫婦として、また映画制作のパートナーとして歩みました。
Q3:岩下志麻は現在も女優活動をしていますか?
A3:はい。2026年4月放送のNHKドラマ『まぐだら屋のマリア』に出演し、同年7月には著書も発売しています。女優引退の公式発表は確認されていません。
まとめ:【プロの結論】岩下志麻は85歳、女優人生は現在も続いている
岩下志麻さんは、1941年1月3日生まれの85歳。2026年10月31日現在も、女優としての活動を続けています。
17歳で『バス通り裏』に出演して芸能界に入り、『秋刀魚の味』『心中天網島』『はなれ瞽女おりん』などの名作に出演。1986年の『極道の妻たち』では、それまでのイメージを大きく変える強烈な女性像を演じ、日本映画を代表する存在となりました。
夫の篠田正浩さんとは1967年に結婚し、58年間にわたり映画と人生を共にしました。2025年の死別は大きな転機となりましたが、2026年には著書『同志として 妻として』を刊行し、夫婦で作り上げた映画の歴史を自らの言葉で振り返っています。
岩下志麻さんの現在を理解するうえで大切なのは、85歳という年齢だけで活動を判断しないことです。本人のインタビュー、所属事務所の最新情報、出演作品の公式発表を照らし合わせれば、引退説と実際の活動を区別できます。
2026年の岩下志麻さんは、夫との思い出を大切にしながら、女優として新しい時間を歩んでいます。長いキャリアを経てもなお、自分の仕事と向き合う姿勢は、これまで演じてきた数々の役柄と同じように、彼女の人生を象徴するものです。
主な事実確認に使用した公表情報
- 所属事務所グランパパプロダクション・公式プロフィール
- 日本タレント名鑑・岩下志麻プロフィール
- 松竹映画クラシックス・人物紹介
- 講談社・版元ドットコムの2026年刊行書誌情報
- 『女性自身』2026年5月23日号掲載インタビュー
- 『文藝春秋PLUS』2026年6月9日掲載の本人寄稿
- 日刊スポーツ・2026年5月31日のイベント報道