福岡市中央区天神にある「福岡県済生会福岡総合病院」は、地域の一般診療から高度専門医療、重症患者の救急対応までを担う急性期総合病院です。2026年現在、369床・25の標榜診療科を備え、福岡地区の三次救急医療機関として救命救急センターを運営しています。地域医療支援病院と地域がん診療連携拠点病院の指定も受けており、福岡市内だけでなく周辺地域の医療を支える役割を担っています。
一方、初めて受診する人にとっては、紹介状が必要なのか、予約なしで診てもらえるのか、初診費用はいくらなのかといった疑問も少なくありません。天神南駅から徒歩約1分というアクセスの良さも含め、病院の特徴、診療科一覧、救急医療の実態、口コミ・評判、受診方法、2026年の費用情報まで、受診前に知っておきたいポイントを整理します。
【病院概要】済生会福岡総合病院はどんな医療機関?369床・25診療科の実力

福岡市中央区天神に位置する大規模急性期病院
済生会福岡総合病院の正式名称は「福岡県済生会福岡総合病院」。福岡市中央区天神1丁目3-46に位置し、社会福祉法人恩賜財団済生会が開設する医療機関です。
2026年4月時点の公式病院概要によると、病床数は369床。職員数は1,006人で、内訳には医師153人、看護師528人などが含まれます。複数の専門診療科に加え、救命救急センター、集中治療部門、脳卒中治療部門などを備えています。
一般的な診療所とは異なり、同院が中心的に担うのは、専門的な検査や治療、入院管理、手術、救急対応などを必要とする急性期医療です。病状に応じて複数の診療科が連携できることが、大規模総合病院としての特徴です。
病院の基本情報
- 正式名称:福岡県済生会福岡総合病院
- 所在地:福岡県福岡市中央区天神1丁目3-46
- 病床数:369床
- 標榜診療科:25科
- 開設者:社会福祉法人恩賜財団済生会
- 院長:定永倫明
- 代表電話:092-771-8151
- 主な指定:地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、福岡地区三次救急医療機関、福岡県災害拠点病院
369床という規模が意味するもの
369床という病床数は、入院治療を必要とする患者を受け入れる一定規模の医療基盤があることを示しています。ただし、病床数だけで診療能力や入院のしやすさを判断することはできません。
実際の医療提供能力は、医師や看護師などの人員配置、集中治療設備、手術室、検査機器、診療科間の連携によって左右されます。同院はPET-CTやMRI、マルチスライスCT、放射線治療装置、手術支援ロボット「da Vinci Xi」などを備え、高度な検査・治療にも対応しています。
つまり、同院の特徴は単に病床数が多いことではなく、救急医療と専門診療を組み合わせた急性期医療の提供体制にあります。
【診療科一覧】25科の専門分野と受診できる主な診療内容
済生会福岡総合病院の標榜診療科は25科です。内科系から外科系、眼科、耳鼻咽喉科、婦人科、救急科まで幅広い分野を扱っています。
公式に掲載されている25の標榜診療科
2026年の病院概要に掲載されている診療科は次のとおりです。
内科系・精神科系
- 内科
- 呼吸器内科
- 消化器内科
- 循環器内科
- 脳神経内科
- 心療内科
- 精神科
外科系
- 外科
- 呼吸器外科
- 消化器外科
- 血管外科
- 心臓血管外科
- 脳神経外科
- 乳腺外科
- 整形外科
- 形成外科
その他の専門診療科
- 泌尿器科
- 婦人科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
- 皮膚科
- 放射線科
- 麻酔科
- 病理診断科
- 救急科
専門外来や診療センターにも注目
標榜診療科とは別に、同院では専門分野に応じた診療体制も整備しています。
例えば、内科領域には糖尿病内科、消化管内科、肝胆膵内科、腎臓内科、血液内科、感染症内科などがあります。患者の症状や検査結果に応じて、より専門的な診療につなげる体制です。
加えて、主な専門部門として次のような組織があります。
- がん治療センター:がんの専門的な診断・治療や化学療法、緩和ケアなどに対応。
- 心臓血管・大動脈センター:心臓や大血管に関する専門的な診療を担当。
- 脳卒中センター:脳卒中に関する診断・治療を担う専門部門。
- 救命救急センター:重症の救急患者に対する高度な救急医療を提供。
このように、公式の25診療科という分類と、専門外来・診療センターという実際の診療体制は区別して理解すると分かりやすくなります。
外来診療担当表は受診前に確認する
診療科が設置されていても、すべての曜日に同じ医師が診察するわけではありません。手術日や医師の勤務予定によって休診になることもあります。
特に乳腺外科、脳神経外科、眼科、耳鼻咽喉科、形成外科などの外科系診療科は、手術日が設けられており、通常の初診受付時間と異なる場合があります。
また、初診時に電話予約が必要な診療科もあります。受診する診療科が決まっている場合は、公式の外来診療担当表で診察日、担当医、受付時間、予約条件を確認しておくと安心です。
【医療体制と役割】地域医療支援病院・がん拠点病院・三次救急の関係
済生会福岡総合病院を理解するうえで重要なのが、複数の公的な医療機能を担っている点です。369床・25診療科という規模に加え、地域の医療機関との連携、がん医療、重症救急という3つの役割が組み合わさっています。
病院の機能と関連制度の関係
| 関連する施設・制度 | 病院における位置づけ | 患者にとっての意味 |
|---|---|---|
| 369床・25診療科 | 総合的な急性期医療を提供する基盤 | 複数の専門診療科による検査・治療や入院に対応 |
| 地域医療支援病院 | かかりつけ医や地域の医療機関を支援 | 紹介状を通じて専門的な検査・治療を受けやすい |
| 地域がん診療連携拠点病院 | 福岡地区のがん医療連携を担う | 専門的ながん診療や相談支援につながる |
| 救命救急センター・三次救急 | 重篤な救急患者に高度な救急医療を提供 | 生命に関わる重症疾患や重篤な外傷などに対応 |
| 福岡県災害拠点病院 | 大規模災害時の医療提供体制を担う | 災害時にも地域医療を維持するための役割を持つ |
地域医療支援病院とは?紹介状が重視される理由
地域医療支援病院は、地域の診療所や中小病院と連携し、紹介患者に対する専門的な医療を提供することを目的とした医療機関です。
厚生労働省の制度説明によると、地域医療支援病院は、かかりつけ医など地域の第一線の医療機関を支援する能力を備えた病院として、都道府県知事が個別に承認する仕組みです。
そのため、済生会福岡総合病院も、すべての軽症患者が最初に訪れることを想定した医療機関ではありません。
地域のクリニックで診察を受け、専門的な検査や手術、入院治療が必要と判断された場合に、紹介状を通じて同院につながるという流れが基本です。治療後に病状が安定すれば、再び地域の医療機関で継続診療を受けることもあります。
地域がん診療連携拠点病院としての役割
同院は、厚生労働省の指定制度に基づく地域がん診療連携拠点病院です。福岡県の2026年の指定病院一覧にも掲載されています。
地域がん診療連携拠点病院は、専門的ながん医療を提供するだけでなく、地域の医療機関との連携、患者や家族に対する相談支援、がん診療の質の向上などを担います。
ここで注意したいのは、「地域がん診療連携拠点病院」と「都道府県がん診療連携拠点病院」は異なる指定区分だということです。済生会福岡総合病院は地域レベルの連携拠点として位置づけられています。
がんと診断された人にとっては、治療内容だけでなく、セカンドオピニオン、緩和ケア、相談支援、地域の医療機関との連携なども重要です。こうした機能を含めて医療機関を選ぶことが大切です。
【救急外来・救命救急センター】三次救急の実績と24時間体制の実態
福岡地区の三次救急医療機関として重症患者を受け入れる
済生会福岡総合病院の大きな特徴が、福岡地区の第三次救急医療機関であることです。
救急医療は、患者の重症度や必要な医療に応じて、初期・二次・三次に分けて考えられます。
- 初期救急:比較的軽症で、入院や手術を必要としない患者への初期診療。
- 二次救急:入院や手術が必要となる患者への救急医療。
- 三次救急:生命の危機に直結する重篤な患者に対する高度な救急医療。
同院の救命救急センターは、重症患者を受け入れ、迅速な診断と治療につなげる役割を担っています。
公式情報では、365日24時間の救急受け入れ体制を整備。救急隊や地域の医療機関との連携を通じて、重篤な患者への対応を行っています。
救急車の受け入れ実績から見える医療活動
同院の救命救急センターが公表している2024年4月から2025年3月までの実績では、救急車の搬入台数は合計4,017台でした。
- 入院患者:2,830人
- 外来患者:1,187人
- 合計:4,017人
- 1日平均:約11件
この数字からも、救急搬送された患者のうち相当数が入院治療につながっていることが分かります。
なお、救急車の搬入台数は救急医療活動の規模を示す指標であり、治療成績や救命率そのものを示す数字ではありません。医療の質を判断する際には、設備、人員、対応する疾患、治療成績などを総合的に見る必要があります。
屋上ヘリポートを備えた救急医療体制
同院の救命救急センターには屋上ヘリポートが設置されており、公式情報では24時間対応可能な設備として紹介されています。
離島や遠隔地域などから重症患者を搬送する場合、ヘリコプターで到着した患者を専用エレベーターで1階の初療室へ移動させ、早期の診断・治療につなげる仕組みです。
また、福岡市消防局との連携訓練も実施されています。救急医療は病院単独で完結するものではなく、救急隊、搬送機関、地域の医療機関との連携によって成り立っています。
救急外来は24時間受診できるが、受付順ではない
救急外来について、誤解しやすいのが「24時間受け入れ」と「すぐに診察してもらえる」という意味を混同することです。
同院は重症患者を優先して診療する体制を取っています。そのため、救急外来では受付順ではなく、症状や緊急度に応じて診察の順番が決まります。
公式FAQでも、混雑時には長時間待つ場合があり、症状や状況によっては他の医療機関を案内することがあると説明されています。
また、厚生労働省の医療情報ネットでは、同院は救命救急センターを持つ地域医療支援病院であり、一次診療や軽症患者の初期診療を主な役割とする医療機関ではないと案内されています。
軽い風邪や日常的な体調不良は、まず地域の診療所やクリニックに相談するのが基本です。一方、意識障害、強い胸痛、呼吸困難、重い外傷など緊急性が高い症状では、救急車の要請を含めた迅速な対応が必要です。
【初診・紹介状・医療費】初めて受診するときの方法と7,700円の注意点
初診受付時間は平日8時30分~11時30分
済生会福岡総合病院の一般的な初診受付時間は、月曜日から金曜日の午前8時30分~11時30分です。
通常の外来診療は土曜日・日曜日・祝日が休診です。年末年始や8月15日も休診日となるため、受診日を決める際には注意してください。救急患者は通常の外来受付時間とは異なる体制で対応しています。
紹介状は必要?持参するメリット
同院は地域医療支援病院であり、初診患者には、かかりつけ医からの紹介状を持参するよう案内しています。
紹介状の正式名称は「診療情報提供書」です。これには、これまでの症状、診断内容、検査結果、処方薬、治療経過などが記載されます。
紹介状を持参するメリットは、単に初診時の費用を抑えられることだけではありません。
- これまでの診療経過を担当医に伝えやすい。
- 過去の検査結果や画像情報を活用できる場合がある。
- 受診する診療科や専門分野を適切に判断しやすい。
- 地域のクリニックと総合病院の連携がスムーズになる。
特に内科で紹介状を持って初診を受ける場合は、専門分野別の予約を取るため、地域医療連携室への電話連絡が案内されています。
紹介状なしでも受診できる?
紹介状がないからといって、すべての診療科で受診できないわけではありません。
病院の公式FAQによると、予約なしでも診療日の受付時間内に受診できる診療科があります。ただし、完全予約制の診療科も存在するため、受診前に外来診療担当表を確認する必要があります。
また、外科系診療科では手術日によって受付条件が異なり、初診患者に電話予約を求める場合もあります。
紹介状がない場合は、受診可能かどうかだけでなく、初診時選定療養費が必要になることも考慮しておきましょう。
2026年の初診時選定療養費は7,700円(税込)
受診前に特に確認しておきたいのが、紹介状を持たずに初診を受ける場合の費用です。
済生会福岡総合病院の公式FAQおよび2026年1月1日付の自費料金一覧では、紹介状を持たない初診患者に対して、初診時選定療養費7,700円(税込)を申し受けると案内されています。
この費用は、通常の健康保険による診察料や検査費用とは別に発生する保険外併用療養費です。
つまり、紹介状なしで受診した場合、7,700円だけで診察や検査がすべて完了するという意味ではありません。実際には、診察内容、血液検査、画像検査、処置、薬剤などに応じた保険診療の自己負担額も加わります。
受診までの基本的な流れ
- かかりつけ医に相談する:専門的な診療が必要かどうか判断してもらいます。
- 紹介状を受け取る:必要に応じて診療情報提供書や検査結果を準備します。
- 診療科と担当表を確認する:受診日、初診受付時間、予約の必要性を確認します。
- 必要に応じて電話予約する:内科など、紹介状を持つ初診患者に予約を案内している診療科では地域医療連携室に連絡します。
- 受付・診察を受ける:紹介状、健康保険の資格確認書類、お薬手帳、過去の検査結果などを持参します。
- 検査・会計を行う:医師の判断に応じて必要な検査や治療を受けます。
予約や受診方法に関する問い合わせは、病院代表電話092-771-8151で確認できます。内科の紹介初診などについては、地域医療連携室(内線5475)が案内されています。
なお、実際の医療費は診療内容や保険の適用状況によって変わります。高額な検査や入院が予定される場合は、会計窓口や医療相談窓口で費用について相談しておくとよいでしょう。
【口コミ・評判】済生会福岡総合病院の評価と受診者が気にするポイント
口コミで評価される要点は診療対応とスタッフの印象
済生会福岡総合病院の口コミを確認すると、医師の診療、手術への対応、看護師やスタッフの接遇など、さまざまな観点から評価されています。
例えば、病院口コミ検索サイト「Caloo」に掲載された患者の体験談には、急な腹痛で紹介状を持って受診し、虫垂炎と診断された後、迅速に手術・入院へ進んだという内容があります。投稿者は手術や退院までの対応を評価する一方、待ち時間が長かった点にも触れています。
また、長期通院している患者の口コミには、医師の説明やスタッフの対応、救急時の対応を評価する声も見られます。
待ち時間は口コミでも確認しておきたい課題
一方、総合病院ならではの課題として、外来の待ち時間が挙げられます。
口コミには、診察や検査を受けるまでに1~2時間程度待ったという体験談も掲載されています。ただし、待ち時間は診療科、予約状況、検査内容、当日の救急患者の受け入れ状況などによって変わります。
特に同院のような三次救急医療機関では、重症患者への緊急対応が外来診療に影響することもあります。予約時間がそのまま診察開始時間になるとは限らない点は理解しておきたいところです。
病院独自の患者満足度調査も実施
口コミサイトとは別に、同院は患者満足度調査も実施しています。
2025年冬発行の病院広報誌では、2024年に実施した外来・入院患者を対象とする満足度調査と待ち時間調査の結果が紹介されています。自由記述では、待ち時間、清掃・設備、職員の説明や案内方法、患者への配慮などに関する意見が寄せられたと報告されています。
これは、医療技術だけでなく、受診時の案内や院内環境も患者の評価に影響することを示しています。病院側も寄せられた意見を関係部署で共有し、改善につなげる取り組みを紹介しています。
口コミサイトの評価点だけで判断しない
口コミサイトの評価は、実際に受診した人の体験を知る手掛かりになります。しかし、投稿者の症状、診療科、受診時期、期待する医療サービスはそれぞれ異なります。
Calooなどの口コミ掲載サイトでは、総合評価が3.52、口コミ33件と表示される時点もありますが、掲載件数や平均点は変動します。こうした数字は患者全体の満足度や医療の質をそのまま表すものではありません。
病院選びでは、口コミの星の数だけでなく、自分の症状に対応する専門診療科があるか、紹介状や予約の条件はどうか、必要な医療設備が整っているかという具体的な条件を優先することが大切です。
【アクセス・交通】天神南駅から徒歩1分!所在地と駐車場情報
天神南駅5番出口から徒歩約1分
済生会福岡総合病院は福岡市の中心部に位置し、公共交通機関でアクセスしやすい立地です。
最寄り駅は福岡市地下鉄七隈線の天神南駅です。5番出口から徒歩約1分で到着できます。
天神エリアからも近く、地下鉄空港線や西鉄電車を利用する場合にも比較的アクセスしやすい病院です。
主な交通アクセス
- 地下鉄七隈線:天神南駅5番出口から徒歩約1分。
- 地下鉄空港線:天神駅から徒歩約5分。
- 西鉄大牟田線:西鉄福岡(天神)駅から徒歩約3~5分。
- 西鉄バス:国体道路経由の「天神1丁目」バス停を利用。
- JR博多駅から:地下鉄七隈線で天神南駅まで約3分。
- 福岡空港から:地下鉄空港線で天神駅まで約11分。
車で来院する場合の注意点
病院には有料駐車場があり、厚生労働省の医療情報ネットでは72台と掲載されています。
ただし、立体駐車場のため車両サイズに制限があります。公表されている主な制限は、高さ1,500mm、長さ4,950mm、幅1,850mmまでです。
大型車や車高の高い車を利用する場合は、事前に駐車条件を確認してください。また、天神中心部は時間帯によって交通渋滞が発生するため、外来受付時間に余裕を持って到着する計画がおすすめです。
住所・問い合わせ先
- 住所:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目3-46
- 電話番号:092-771-8151(代表)
- 最寄り駅:地下鉄七隈線・天神南駅
- 駅からの距離:5番出口から徒歩約1分
【プロの結論】済生会福岡総合病院が向いている人・受診前に考えたいこと
ここまでの病院概要、診療体制、救急医療、口コミ、初診方法を踏まえると、同院を利用する際には、自分が必要としている医療と病院の役割が合っているかを考えることが重要です。
済生会福岡総合病院の受診が適しているケース
- 地域のクリニックから専門的な検査や治療を勧められた人。
- 入院や手術を必要とする可能性がある人。
- 心臓、血管、脳神経、消化器、がんなど専門的な診療を必要とする人。
- 重症の救急疾患や外傷に対して高度な医療を必要とする人。
- 地域の医療機関との連携を受けながら専門的な治療を進めたい人。
別の医療機関を先に検討したいケース
- 軽い風邪や日常的な体調不良について、まず診察を受けたい人。
- 慢性疾患の安定した経過観察や定期的な処方を希望する人。
- 専門的な検査や入院を必要とせず、身近な医療機関で対応できる症状の人。
こうしたケースでは、近隣の診療所やクリニックを最初の相談先とすることで、受診しやすくなる場合があります。必要に応じて紹介状を作成してもらえば、同院の専門診療へスムーズにつながります。
受診前に押さえたい3つの判断基準
1. 症状の重さと必要な医療を考える。
高度な検査や手術、入院が必要なら、総合病院の専門診療が適している可能性があります。軽症の場合は地域のクリニックから相談するのが基本です。
2. 紹介状と予約条件を確認する。
初診時選定療養費7,700円の有無だけでなく、専門診療科への紹介や予約が必要かを確認してください。
3. 口コミと公的な医療情報を分けて考える。
口コミは接遇や待ち時間などの参考になります。一方、病院の役割や指定、診療科、設備については、病院公式情報や厚生労働省の医療情報ネットなど公的情報を優先して判断することが大切です。
【済生会福岡総合病院に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:済生会福岡総合病院は紹介状なしでも受診できますか?
A1:受診できる診療科はあります。ただし、完全予約制の診療科や初診時に電話予約が必要な診療科もあります。また、紹介状がない場合は原則として初診時選定療養費7,700円(税込)が必要です。事前に外来診療担当表を確認してください。
Q2:初診の受付時間は何時から何時までですか?
A2:基本的には平日8時30分から11時30分までです。ただし、診療科によって受付時間や休診日、予約条件が異なります。土曜日・日曜日・祝日は通常の外来診療が休診です。
Q3:済生会福岡総合病院の救急外来は24時間対応していますか?
A3:救命救急センターは365日24時間の救急受け入れ体制を整えています。ただし、重症患者を優先するため、診察まで時間がかかる場合や、状況によって別の医療機関を案内される場合があります。
Q4:天神南駅から病院までどのくらいかかりますか?
A4:地下鉄七隈線の天神南駅5番出口から徒歩約1分です。天神駅や西鉄福岡(天神)駅からも徒歩圏内にあります。
Q5:済生会福岡総合病院はがん治療にも対応していますか?
A5:はい。地域がん診療連携拠点病院に指定されており、がん治療センターなどを通じた専門的ながん診療や地域医療機関との連携を担っています。診療内容や治療方法については、担当診療科への相談が必要です。
まとめ:済生会福岡総合病院は高度急性期医療と地域連携を担う福岡の中核病院
済生会福岡総合病院は、369床・25診療科を持つ福岡市中央区の総合病院です。三次救急医療機関としての救命救急センター、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院という複数の役割を担い、福岡市とその周辺地域の医療を支えています。
受診を検討する際に覚えておきたいのは、同院が単なる大規模な外来病院ではなく、地域の医療機関と連携しながら高度な専門医療や救急医療を提供する急性期病院だということです。
初診は原則として平日8時30分~11時30分。紹介状がない場合の初診時選定療養費は7,700円(税込)です。診療科によって予約条件が異なるため、受診前には外来診療担当表を確認しておきましょう。
アクセスは天神南駅から徒歩約1分と良好です。専門的な検査や治療、救急医療を必要とする人にとって、地域の医療機関と連携する重要な選択肢となっています。
2026年に受診を考えている人は、口コミの評価点だけで判断せず、診療科、紹介状、予約、費用、病院の専門的な役割を総合的に確認することが、納得できる医療につながる第一歩です。