長崎県長崎市にある十善会病院は、1875年に開設された十善寺病院を起源とする、150年以上の歴史を持つ医療機関です。2026年11月現在、病院長を務めるのは麻生憲史氏。188床の病床を備え、救急医療から地域包括ケア、在宅支援まで幅広い役割を担っています。
最近のニュースでは、2026年11月2日に栄養サポートチーム(NST)の設立20周年記念行事を開催したことが公表されました。また、管理栄養士の厚生労働大臣表彰など、院内スタッフの活動も紹介されています。この記事では、十善会病院長崎の最新情報、病院長のプロフィール、診療内容、移転の経緯、ネットの反応や炎上の噂まで詳しくまとめます。
【2026年最新】十善会病院長崎のニュースと現在の動向

2026年の十善会病院では、医療スタッフの専門性向上や多職種連携に関する活動が続いています。公式サイトで確認できる直近のニュースを整理すると、病院が力を入れている分野が見えてきます。
11月2日:NST設立20周年記念パーティーを開催
2026年11月2日、十善会病院は栄養サポートチーム(NST)の設立20周年を記念するパーティーを開催しました。
公式ブログによると、当日は歴代の医師や関係者、現役のNST委員・スタッフ、OG・OBなど約50人が参加。光晴会病院の馬渡医師による記念講演や、NST委員による20年間の活動を振り返るスライドショーが行われました。
NSTとは、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師などが連携し、患者の栄養状態を評価・改善するためのチームです。入院患者の栄養管理は、治療後の回復や退院後の生活にも関係するため、病院にとって重要な取り組みです。
20周年という節目は、単なる院内イベントではありません。長期間にわたって専門職が連携してきたことを示す、病院のチーム医療に関するニュースとして注目できます。
10月14日:管理栄養士が厚生労働大臣表彰を受賞
2026年10月14日には、十善会病院の管理栄養士・大下氏が厚生労働大臣表彰を受賞したことが発表されました。
受賞日は2026年10月8日。都市センターホテルで開催された「2026年度 全国栄養改善大会」において、栄養士業務功労者として表彰されています。
病院公式ブログでは、長年にわたる栄養士業務や、患者の栄養管理・食事支援への取り組みが紹介されています。医療は医師の診察や手術だけで成り立つものではなく、食事や栄養面から患者を支える専門職も欠かせません。
8月31日:長崎県看護学会で感染対策を発表
2026年8月31日には、長崎県看護学会学術集会における病院の取り組みが公式サイトで紹介されました。
発表テーマは「手指消毒の使用率上昇と習慣化に向けて~手指消毒の現状と課題~」。日常的な感染対策を振り返り、手指消毒の使用率向上と習慣化に向けた課題を取り上げています。
これらのニュースを総合すると、2026年の十善会病院は、救急診療だけでなく、栄養管理、感染対策、職員間の連携といった医療の基盤部分にも取り組んでいることが分かります。
【病院長・基本情報】十善会病院とはどんな医療機関?
十善会病院は、社会福祉法人十善会が運営する長崎市の病院です。開設者である法人の理事長と、病院の管理者である病院長は別の役職です。
病院長は麻生憲史氏
2026年11月時点で、公式病院概要および医療情報ネットに掲載されている病院長は麻生憲史氏です。
公式の医師紹介によると、麻生氏は長崎大学を平成元年(1989年)に卒業。呼吸器と感染症を専門とし、医学博士の学位を持っています。
主な資格・認定は次のとおりです。
- 日本内科学会認定内科医
- 日本内科学会総合内科専門医
- 日本呼吸器学会専門医
- 日本感染症学会専門医・指導医
- インフェクションコントロールドクター
- 肺癌CT検診認定医
病院長に加え、内科部長、薬剤部部長も務めています。呼吸器疾患や感染症に関する専門知識は、病院の診療体制を理解するうえでも要点です。
理事長と病院長の違い
混同しやすいのが、社会福祉法人十善会の理事長と十善会病院の病院長です。
病院公式の組織情報では、理事長は笠伸年氏、病院長は麻生憲史氏とされています。法人全体の運営を担う役職と、病院の管理・診療体制を担う役職は異なります。
病院長について調べている場合は、麻生憲史氏の情報を確認するのが適切です。
十善会病院の基本情報
- 正式名称:社会福祉法人十善会 十善会病院
- 所在地:長崎県長崎市淵町20-5
- 病院長:麻生憲史氏
- 理事長:笠伸年氏
- 病床数:188床
- 一般病床:94床
- 地域包括ケア病床:94床
- 代表電話:095-864-0085
一般外来の受付時間は平日8時30分から11時30分までで、午後は予約患者が対象です。通常の診療時間は平日8時45分から12時までとなっています。
【150年の歴史】十善会病院の創立から現在までの経緯
十善会病院を理解するうえで欠かせないのが、長崎の地域医療とともに歩んできた歴史です。
起源は1875年(明治8年)6月。柳川藩の御典医だった高木文章氏が、現在の長崎市中新町に十善寺病院を開設したことにさかのぼります。
その後、病院は名称や所在地、運営形態を変えながら発展してきました。特に1945年の原爆投下後の救護活動と、2021年の新病院への移転は大きな転換点です。
主な出来事を時系列で整理
| 年月 | 出来事 | 意味・背景 |
|---|---|---|
| 1875年6月 | 十善寺病院を開設 | 高木文章氏が長崎市中新町で開業。病院の起源となる。 |
| 1938年7月 | 籠町へ移転 | 地域医療の拠点として診療を継続。 |
| 1945年8月 | 原爆投下後の救護活動 | 被爆者の診療・救護に貢献。 |
| 1958年5月 | 社会福祉法人十善会として発足 | 現在につながる法人形態となる。 |
| 1962年4月 | 救急部・救急室を設置 | 病院公式沿革では県内初と紹介されている。 |
| 1964年6月 | 救急告示病院に指定 | 救急医療の体制を整備。 |
| 2021年6月1日 | 淵町へ新築移転 | 建物の老朽化に伴い、旧成人病センター跡地へ移転。 |
| 2025年 | 創立150周年 | 長い地域医療の歴史を記念。 |
| 2026年11月2日 | NST設立20周年記念行事 | 多職種連携の取り組みを振り返る。 |
原爆投下後の長崎で担った役割
十善会病院の歴史において、特に重要なのが1945年8月の長崎原爆投下後の活動です。
法人の沿革によると、病院は被爆直後から市民の救護にあたり、近隣の医師たちと協力しながら診療を続けました。新興善特設救護病院などとともに、救護活動の中心的な役割を担ったと記録されています。
理事長挨拶でも、大学病院が壊滅的な被害を受けた状況下で、多くの被爆者を収容し、診療に貢献したことが紹介されています。
2008年には、救急医療への長年の功績に対して「救急医療功労者厚生労働大臣表彰」を受けました。2009年には長崎県から地域脳卒中センターの指定を受けています。
2021年の移転は閉院ではなく機能更新
インターネットで旧所在地の情報を見かけることがありますが、十善会病院は閉院したわけではありません。
以前の病院は建物や設備の老朽化が進んでおり、2021年6月1日に長崎市淵町20-5へ移転しました。新病院での一般外来診療は同年6月4日に開始されています。
新施設は地下1階・地上6階建てで、既存建物の改修と増築を組み合わせた計画です。旧市民病院の建物を活用しながら、画像診断部門や手術部門などの設備を整備しました。
2025年には創立150周年を迎え、10月4日に記念健康まつりを開催。医療体験や音楽ライブ、子ども向けの縁日など、地域住民が参加できる催しも企画されました。
【診療内容・救急体制】十善会病院の医療サービスを詳しく解説
十善会病院の特徴は、複数の診療科を備え、救急医療と地域包括ケアを組み合わせていることです。
対応している主な診療科
病院公式の概要に掲載されている診療科は次のとおりです。
- 内科
- 神経内科
- 呼吸器内科
- 消化器内科
- 循環器内科
- 外科
- 整形外科
- 形成外科
- 脳神経外科
- 泌尿器科
- 肛門外科
- 放射線科
- リウマチ科
- リハビリテーション科
- 麻酔科
呼吸器内科では、肺疾患や感染症などを対象とした診療を実施しています。公式の診療案内では、気管支鏡検査や画像を活用した検査、超音波を用いた検査なども紹介されています。
脳神経外科では、脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷などを診療対象としています。脳卒中に関しては、日本脳卒中学会から2019年9月1日付で一次脳卒中センターの認定を受けています。
365日24時間の救急診療体制
公式サイトによると、十善会病院は救急告示指定病院および病院群輪番制病院として、365日24時間の救急診療体制を掲げています。
ただし、24時間いつでもすべての専門医が常駐しているという意味ではありません。
夜間・休日の輪番日は外科系と内科の医師がそれぞれ1名、専任看護師が対応します。輪番日以外は外科または内科の医師1名による対応となるため、受診前に電話で確認することが案内されています。
必要に応じて専門医、看護師、放射線技師、検査技師などを呼び出し、緊急手術にも対応する体制です。
188床の病床と地域包括ケア
病院の病床数は合計188床。内訳は一般病床94床、地域包括ケア病床94床です。
一般病床では急性期の治療を中心に行い、地域包括ケア病床では患者の状態に応じた治療やリハビリテーション、退院後の生活に向けた支援を行います。
この構成は、病気の治療だけでなく、その後の生活への復帰まで視野に入れた医療体制を表しています。
十善会が掲げる理念は「救急から在宅まで」です。健康管理センターや在宅総合支援センターも運営しており、病院での診療と地域での生活支援を結び付ける仕組みを整えています。
【ネットの反応・炎上・噂の真相】評判をどう判断するべきか
十善会病院について調べる人の中には、口コミや評判、過去のトラブル、炎上の有無が気になっている人もいるでしょう。
2026年11月3日時点で確認できる公式発表の直近の話題は、NST設立20周年記念行事、管理栄養士の表彰、看護学会での発表などです。今回確認した公式発表や公的医療情報からは、病院全体に関わる大規模な炎上を裏付ける情報は確認できません。
口コミサイトの評価は医療の質と同じではない
第三者の病院口コミサイトには、十善会病院に関する個人の評価や体験談が掲載されています。
ただし、口コミは投稿者の受診時期、診療科、担当者、治療内容、待ち時間などによって印象が変わります。少数の投稿だけで病院全体の医療水準を評価することはできません。
特に救急医療では、緊急性や患者の状態によって診療の流れが大きく変わります。外来での受診体験と救急搬送後の診療体験を同じ条件で比較することにも注意が必要です。
移転に関する噂の真相
旧所在地の情報を見て、病院がなくなったのではないかと疑問を持つ人もいます。しかし、実際には2021年6月1日に淵町へ移転しています。
移転理由として公式に説明されているのは、旧病院の建物や設備の老朽化です。移転後も十善会病院として診療を継続しています。
炎上という言葉だけで判断しないために
医療機関に関するネット上の話題を確認する際には、次の3点を区別することが大切です。
- 公式発表:病院が公表した診療体制、受賞、活動報告など。
- 公的情報:厚生労働省や長崎県などが公開する医療機関情報。
- 個人の口コミ:患者や家族が個別の経験をもとに投稿した感想。
これらは情報の性質が異なります。個人の投稿をそのまま病院全体の問題や不祥事の証拠として扱うことはできません。
十善会病院の受診を検討する場合は、口コミだけで結論を出すのではなく、希望する診療科の有無、担当医、診療時間、医療連携体制などを確認することが現実的です。
【受診前に確認】アクセス・診療時間・病院選びのポイント
実際に十善会病院を受診する場合は、所在地だけでなく、外来の受付時間や診療科ごとの対応日も確認しておきましょう。
所在地と交通アクセス
現在の所在地は長崎県長崎市淵町20-5です。
長崎バスの淵町バス停から徒歩約1分で、茂里町電停からは徒歩約11分と案内されています。
代表電話番号は095-864-0085です。受診前の問い合わせや救急外来の対応確認に利用できます。
一般外来の受付時間
- 一般外来受付:平日8時30分~11時30分
- 一般外来診療:平日8時45分~12時
- 午後:予約患者のみ
- 休診日:土曜・日曜・祝日・年末年始
- 救急診療:365日24時間体制
診療科によって診療曜日や受付時間が異なる場合があります。受診を予定している人は、担当医表や予約案内を確認することが大切です。
どのような人が受診先として検討できる?
十善会病院は、内科系疾患、呼吸器疾患、整形外科領域、脳神経外科領域などについて相談したい人にとって、検討対象となる医療機関です。
また、急性期の治療後にリハビリや退院支援を必要とする人にとっても、地域包括ケア病床や在宅総合支援センターの存在は確認しておきたいポイントです。
一方、高度な専門治療や特定の手術を希望する場合は、病院にその治療への対応可否を確認する必要があります。診療科が存在することと、希望する専門治療を必ず実施できることは同じではありません。
【プロの結論】病院選びは専門性・連携・受診目的で判断する
十善会病院を評価するうえで注目したいのは、150年の歴史だけではありません。
188床の病床構成、24時間の救急診療体制、一次脳卒中センターとしての機能、地域包括ケア、NSTによる栄養管理など、複数の医療機能を組み合わせている点が特徴です。
病院選びでは、次の判断基準が役立ちます。
- 現在の症状に対応する診療科があるか。
- 希望する検査や治療を実施できるか。
- 担当医の専門分野が症状や病気に合っているか。
- 入院後のリハビリや退院支援が必要な場合に対応できるか。
- 紹介状や他院との連携が必要か。
病院の規模や歴史、口コミの評価点だけでは、自分に適した受診先かどうかは判断できません。症状と治療目的を明確にしたうえで、診療内容を確認が必要です。
【十善会病院の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:十善会病院の病院長は誰ですか?
A1:2026年11月時点で、病院長は麻生憲史氏です。長崎大学を平成元年に卒業し、呼吸器・感染症を専門としています。理事長の笠伸年氏とは別の役職です。
Q2:十善会病院は現在どこにありますか?
A2:長崎県長崎市淵町20-5です。2021年6月1日に旧所在地から移転しました。長崎バスの淵町バス停から徒歩約1分です。
Q3:十善会病院は24時間救急を受け付けていますか?
A3:公式サイトでは365日24時間の救急診療体制を案内しています。ただし、輪番日とそれ以外の日で勤務体制が異なるため、受診前に095-864-0085へ確認することが案内されています。緊急性の高い症状では119番を利用してください。
Q4:十善会病院は何床ありますか?
A4:合計188床です。病院公式概要では、一般病床94床と地域包括ケア病床94床の構成となっています。
Q5:十善会病院で炎上や重大な不祥事があったのですか?
A5:2026年11月3日時点で確認できる公式発表や公的医療情報からは、病院全体に関わる大規模な炎上を裏付ける情報は確認できません。口コミサイトの個別投稿と、確認された公的な事実は分けて判断する必要があります。
まとめ:十善会病院長崎の最新情報と今後の注目点
十善会病院は、1875年に開設された十善寺病院を起源とし、2025年に創立150周年を迎えた長崎市の医療機関です。
2026年11月現在の病院長は麻生憲史氏。188床の病床を備え、救急医療、脳卒中医療、一般診療、地域包括ケアなどを展開しています。
直近では、11月2日のNST設立20周年記念パーティー、10月の管理栄養士による厚生労働大臣表彰など、医療を支える多職種の活動がニュースになりました。
また、2021年の淵町への移転は閉院ではなく、老朽化した施設を更新するための移転です。現在も地域医療を担う病院として運営されています。
今後、十善会病院の動向を追う際には、病院長や診療科の情報だけでなく、救急体制、地域連携、専門職による活動にも注目すると、病院の役割をより立体的に理解できます。
受診を考えている人は、最新の外来担当医表と診療案内を確認し、自分の症状や治療目的に合った診療科を選ぶことが大切です。
主な参照資料: 十善会病院公式サイト・病院概要・2026年11月2日付NST活動報告・2026年10月14日付受賞報告、厚生労働省の医療情報ネット、長崎県の医療関連公表資料。