2026年10月現在、安田記念の過去10年にあたる開催年は2017年から2026年までです。歴代優勝馬を見ると、ソングラインの連覇や、9番人気のモズアスコットによる波乱の勝利、香港から参戦したロマンチックウォリアーの快勝など、東京競馬場の芝1600メートルを舞台に数々の名勝負が繰り広げられてきました。
2026年6月7日に開催された第76回安田記念では、8番人気のシックスペンスが武豊騎手との初コンビで優勝。2着にはワールズエンドとガイアフォースが同着で入るという珍しい決着になりました。過去の着順、勝ちタイム、単勝人気、3連単配当を整理すると、このレースならではの波乱の特徴も見えてきます。
【完全一覧】安田記念の過去10年の結果・歴代優勝馬・勝ちタイム

安田記念は毎年6月に東京競馬場で行われる春のマイル王決定戦です。2017年から2026年までの10開催を振り返ると、勝ち馬の顔ぶれだけでなく、人気順や勝ち時計にも大きな違いがあります。
以下はJRAの過去GⅠ成績と各年の公式レース結果を基に整理した一覧です。単勝人気は優勝馬の人気、配当は3連単の払戻金を示しています。
| 開催年 | 優勝馬 | 2・3着馬 | 勝ちタイム | 単勝人気 | 3連単配当 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年 | シックスペンス | ワールズエンド・ガイアフォース(2着同着) | 1:32.1 | 8番人気 | 84,350円・65,720円 |
| 2025年 | ジャンタルマンタル | ガイアフォース・ソウルラッシュ | 1:32.7 | 2番人気 | 65,970円 |
| 2024年 | ロマンチックウォリアー | ナミュール・ソウルラッシュ | 1:32.3 | 1番人気 | 17,740円 |
| 2023年 | ソングライン | セリフォス・シュネルマイスター | 1:31.4 | 4番人気 | 14,510円 |
| 2022年 | ソングライン | シュネルマイスター・サリオス | 1:32.3 | 4番人気 | 64,140円 |
| 2021年 | ダノンキングリー | グランアレグリア・シュネルマイスター | 1:31.7 | 8番人気 | 110,420円 |
| 2020年 | グランアレグリア | アーモンドアイ・インディチャンプ | 1:31.6 | 3番人気 | 11,240円 |
| 2019年 | インディチャンプ | アエロリット・アーモンドアイ | 1:30.9 | 4番人気 | 43,720円 |
| 2018年 | モズアスコット | アエロリット・スワーヴリチャード | 1:31.3 | 9番人気 | 63,280円 |
| 2017年 | サトノアラジン | ロゴタイプ・レッドファルクス | 1:31.5 | 7番人気 | 283,000円 |
※2026年は2着同着のため、3着馬はありません。3連単は1着シックスペンス、2着ワールズエンド・ガイアフォースのそれぞれの組み合わせで2通りの払戻しが発生しています。
歴代優勝馬から見る10年間の主な記録
この10年間で特に目立つのは、2022年と2023年にソングラインが連覇を達成したことです。牝馬による連続優勝は、東京芝1600メートルへの適性と、安定した末脚を示す象徴的な記録になりました。
また、2018年のモズアスコットは9番人気という低評価を覆して勝利。連闘での参戦という異例のローテーションも注目を集めました。2021年には8番人気のダノンキングリーが、断然人気のグランアレグリアを破ってGⅠ初制覇を果たしています。
2024年には香港の強豪ロマンチックウォリアーが海外から参戦して優勝。2026年にはシックスペンスが8番人気から勝利し、伏兵の台頭が続いています。
なお、2026年時点の「過去10年」は2017~2026年です。2016年のロゴタイプの優勝は、今回の集計対象には含まれません。
【人気順・勝ちタイム・枠順】過去10年のデータから見える傾向
安田記念の予想で気になるのが、人気馬の信頼度、枠順による有利不利、そして勝ち時計です。JRAが公表している過去10年のデータを確認すると、一般的なGⅠのイメージとは少し異なる特徴が浮かび上がります。
1番人気は勝ち切れないが、馬券圏内には強い
JRAの2026年安田記念データ分析によると、過去10年の単勝人気別成績は次のようになっています。
- 1番人気:1着1回、2着3回、3着4回、着外2回
- 2番人気:1着1回、2着1回、3着2回
- 3番人気:1着1回、2着2回、3着1回
- 4番人気:1着3回、2着1回、3着1回
- 5番人気:1着0回、2着1回、3着0回
- 6~9番人気:1着4回、2着2回、3着2回
- 10番人気以下:3着以内なし
注目すべきは、1番人気が過去10年で1勝しかしていない一方、3着以内率は80%に達している点です。
つまり、1番人気は勝ち馬として絶対視できる存在ではないものの、相手候補としては高い安定感があります。
一方、勝利数が最も多いのは4番人気と6~9番人気です。特に2018年モズアスコット、2021年ダノンキングリー、2026年シックスペンスは、人気以上の走りで優勝しました。
加えて、10番人気以下の馬は過去10年で一度も3着以内に入っていません。人気薄なら何でも狙えるレースではなく、実績やコース適性を備えた中穴馬を見極めることが大切です。
勝ちタイムの最速は2019年インディチャンプの1分30秒9
過去10年の勝ちタイムで最も速かったのは、2019年のインディチャンプが記録した1分30秒9です。
2018年のモズアスコットは1分31秒3、2023年のソングラインは1分31秒4で勝利しています。対して、2025年のジャンタルマンタルは1分32秒7。年によって1秒以上の差が生じています。
この違いを単純に競走馬の能力差と考えることはできません。芝の状態、天候、馬場の水分量、レース全体のペースなどが時計に影響するためです。
実際、2020年と2024年は稍重馬場で開催されました。良馬場の高速決着と道悪の持続力勝負では求められる適性も変わります。
タイムを比較するときは、馬場状態と前半のペースを合わせて確認することが欠かせません。
枠順別成績では7枠の好走が目立つ
2017~2026年のJRA公式結果から、各年の3着以内馬を枠番別に集計すると、7枠が8頭で最多となりました。続いて4枠が5頭、5枠と8枠がそれぞれ4頭です。
- 1枠:2頭
- 2枠:3頭
- 3枠:3頭
- 4枠:5頭
- 5枠:4頭
- 6枠:1頭
- 7枠:8頭
- 8枠:4頭
この集計は各年の3着以内馬30頭を対象とした延べ頭数です。2026年の2着同着も含めています。
7枠が最も多いものの、枠ごとの出走頭数や出走馬の能力を考慮した勝率・複勝率とは異なります。そのため、7枠だから有利、6枠だから不利と決めつけるのは早計です。
東京芝1600メートルは長い直線を持ち、直線での進路取りも勝敗に影響します。内枠なら距離ロスを抑えやすい一方、馬群に包まれる可能性もあります。外枠なら進路を確保しやすい反面、位置取りによっては距離ロスが生じます。
過去10年の配当は大波乱から堅い決着まで幅広い
3連単配当で最も高かったのは、2017年の28万3,000円です。7番人気のサトノアラジンが勝ち、8番人気のロゴタイプが2着、3番人気のレッドファルクスが3着に入りました。
反対に、最も低かったのは2020年の1万1,240円です。3番人気のグランアレグリアが優勝し、1番人気のアーモンドアイ、2番人気のインディチャンプが続きました。
2021年も3連単11万420円と高配当になっており、2026年も2着同着によって8万4,350円と6万5,720円の2通りが成立しました。
配当の振れ幅が大きい理由の一つは、実力馬が複数集まる一方で、海外遠征帰りの馬や異なる距離路線から参戦する馬など、比較が難しいメンバー構成になりやすいことです。
人気順だけで買い目を決めるのではなく、上位人気馬の信頼度と中穴馬の実績を組み合わせて考える必要があります。
【2026年最新結果】シックスペンスが武豊騎手とのコンビでGⅠ初制覇
2026年6月7日、東京競馬場で開催された第76回安田記念は、春のマイル王決定戦にふさわしい接戦となりました。
優勝したのは、8番人気のシックスペンス。武豊騎手との初コンビで、勝ちタイムは1分32秒1でした。
2着同着の激戦、上位3頭の結果
JRA公式結果によると、上位の着順は次の通りです。
- 1着:シックスペンス(8番人気・武豊騎手)
- 2着:ワールズエンド(7番人気・津村明秀騎手)
- 2着:ガイアフォース(1番人気・横山武史騎手)
ワールズエンドとガイアフォースが同着で2着となり、次のセイウンハーデスは4着でした。上位馬がほとんど差のないタイムでゴールする、見応えのある決着です。
レースではワールズエンドが先頭を引っ張り、シックスペンスがその直後の好位を追走。直線ではセイウンハーデス、ガイアフォース、パンジャタワーなども加わり、複数の馬が横一線に近い形で競り合いました。
最後に抜け出したのがシックスペンスです。前年の安田記念では12着に敗れていましたが、1年後に同じ舞台で雪辱を果たしました。
武豊騎手との急きょのコンビ結成も話題に
2026年のレースで興味深いのは、武豊騎手とシックスペンスのコンビが当初から予定されていたものではなかったことです。
騎乗予定だったアドマイヤズームの回避に伴い、武豊騎手がシックスペンスに騎乗することになりました。初めてのコンビでありながら、逃げ馬の後ろという好位置を確保し、直線で確実に抜け出しました。
また、シックスペンスは初めてブリンカーを装着して出走。これまでGⅠ・JpnⅠで勝利できずにいた同馬にとって、大舞台で壁を乗り越えた一戦となりました。
武豊騎手にとっては安田記念通算4勝目。1990年のオグリキャップ、1995年のハートレイク、2009年のウオッカに続く勝利です。
2026年の安田記念の払戻金
JRAが発表した主な払戻金は以下の通りです。
- 単勝:2,160円
- 複勝:540円・460円・140円
- 枠連:2-6が3,630円、2-7が1,100円
- 馬連:4-11が6,390円、4-14が2,430円
- 3連複:4-11-14が16,210円
- 3連単:4-11-14が84,350円
- 3連単:4-14-11が65,720円
2着が同着だったため、3連単は2着馬の違いによる2通りの組み合わせが成立しています。通常の決着とは異なる払戻しの仕組みも、2026年の結果を読み解くポイントです。
【レースの基本情報】東京競馬場の芝1600メートルが舞台となる理由
安田記念はJRAが東京競馬場で施行する国際GⅠ競走です。正式な競走名は「農林水産省賞典 安田記念」。3歳以上のオープン馬が定量で競う、春のマイル路線を代表する一戦です。
安田記念の基本プロフィール
- 競走名:農林水産省賞典 安田記念
- 主催:日本中央競馬会(JRA)
- 競馬場:東京競馬場
- コース:芝1600メートル・左回り
- 開催時期:原則として6月
- 出走条件:3歳以上オープン
- 負担重量:定量
- 格付け:GⅠ
2026年の第76回は6月7日に行われました。出走可能頭数は最大18頭で、国内外の有力マイラーが集まる舞台です。
東京芝1600メートルの特徴は長い直線と急坂
東京競馬場の芝1600メートルは、2コーナー付近からスタートするワンターンのコースです。スタート直後は緩やかな下りでスピードに乗りやすく、3コーナーまでの距離も長いため、序盤から各馬の位置取りが重要になります。
JRAのコース解説によると、東京競馬場の芝コースは最後の直線が525.9メートル。直線の前半には全長160メートル、高低差約2メートルの坂が待ち受けています。
坂を上り切っても、ゴールまでは約300メートルあります。単純な瞬発力だけでなく、速いペースを追走する能力と、最後まで脚を持続させる力が大切です。
そのため、安田記念では逃げ馬が残る年もあれば、後方から差し切る馬が勝つ年もあります。
2017年のサトノアラジンは後方から追い込み、2023年のソングラインも直線で鋭い末脚を発揮しました。一方、2026年のシックスペンスは好位から抜け出しています。
この違いは、安田記念を特定の脚質だけで攻略することが難しい理由の一つです。
優先出走権と主要ステップレース
安田記念には、春のマイル路線から有力馬が集まります。JRAが案内する優先出走権の対象レースは次の2競走です。
- 読売マイラーズカップ(GⅡ)1着馬
- 京王杯スプリングカップ(GⅡ)1着馬
そのほか、東京新聞杯、ダービー卿チャレンジトロフィー、ヴィクトリアマイル、海外のマイルGⅠなども、出走馬の実力を判断する際に注目されるレースです。
【名前の由来と歴史】安田伊左衛門の功績と農林水産大臣賞
安田記念という名称は、単に開催地やスポンサーに由来するものではありません。日本競馬の発展に大きく貢献した人物、安田伊左衛門の功績を称えるために名付けられました。
安田伊左衛門とはどのような人物か
安田伊左衛門は、明治・大正・昭和の三つの時代にわたって競馬に携わった人物です。競馬法の制定や東京優駿(日本ダービー)の創設に尽力し、日本中央競馬会の初代理事長も務めました。
特に1923年の競馬法制定は、日本の競馬制度を形作るうえで大きな意味を持つ出来事でした。現在の中央競馬につながる制度的な基盤づくりに貢献した人物として知られています。
東京競馬場には安田の功績を称える胸像も建立されています。安田記念は、こうした日本競馬の歴史を後世に伝える役割も担っています。
1951年の安田賞から1984年のGⅠ格付けまで
JRAの公式解説によると、安田記念は1951年に「安田賞」として創設されました。
その後、1958年に安田伊左衛門が亡くなったことを受け、現在の「安田記念」という名称に変更されました。そして1984年のグレード制導入に伴い、GⅠ競走として格付けされています。
歴史を整理すると、次のようになります。
- 1923年:競馬法が制定される。安田伊左衛門が制定に尽力。
- 1951年:安田賞として競走が創設される。
- 1958年:安田伊左衛門の死去後、安田記念に改称。
- 1984年:グレード制導入に伴いGⅠに格付け。
- 1993年:国際競走として新たなスタートを切る。
- 1996年:日本ダービーの翌週開催となり、出走条件が3歳以上に変更される。
現在の安田記念が春のマイル王決定戦として定着している背景には、こうした制度改革と国際化の歴史があります。
農林水産省賞典と農林水産大臣賞の違い
安田記念を調べると、「農林水産省賞典 安田記念」と「農林水産大臣賞」という二つの表現が登場します。
前者は競走の正式名称に含まれる表記です。後者は競走の正賞に関わる賞で、2026年のJRA競馬番組では、優勝馬に対する賞として農林水産大臣賞が記載されています。
2026年の第76回安田記念では、農林水産大臣賞のほか、日本馬主協会連合会会長賞、ブリーダーズカップ・チャレンジ賞も設定されています。
特にブリーダーズカップ・チャレンジ賞は、海外競馬とのつながりを示す賞です。安田記念が国内のマイル王を決めるだけでなく、国際的な競馬交流とも関係する競走であることが分かります。
農林水産省も2026年6月7日の第76回安田記念の表彰式について公表しており、農林水産大臣政務官が優勝馬の馬主に農林水産大臣賞を授与しています。
【プロの結論】安田記念の過去10年データを予想に生かす判断基準
過去10年の結果を振り返ると、安田記念には人気馬の安定感と中穴馬の勝負強さが同居しています。単勝人気、枠順、勝ち時計の一つだけで判断すると、レースの本質を見誤る可能性があります。
注目したい3つの判断材料
1. 単勝人気だけで評価を決めない
1番人気は3着以内率80%という高い実績を持つ一方、勝利は1回です。4番人気が3勝、6~9番人気が4勝していることから、上位人気馬を軸にしながら、中穴の実績馬を相手に加える考え方には過去のデータ上の根拠があります。
2. 前走の着順よりも前走の人気や実績を見る
JRAの過去10年の分析では、国内の前走で4番人気以内だった馬は8勝、5番人気以下だった馬は0勝という結果になっています。前走の着順が悪くても、レース前に高く評価されていた馬には巻き返しの余地があります。
また、前走が海外だった馬は過去10年で2勝、2着4回、3着2回。3着以内率は33.3%です。海外の強豪との対戦経験や遠征実績も見逃せません。
3. 東京芝1600メートルへの適性を重視する
東京の長い直線と坂を克服するには、スピードだけでなく持続力も必要です。過去の東京マイル実績、直線での伸び、速いペースへの対応力などを総合的に確認したいところです。
過去データを参考にしやすい人・注意したい人
安田記念の過去10年データは、人気順や配当の傾向を把握したい人、過去のレースを比較しながら予想したい人に向いています。
一方で、過去の勝ち馬と同じ人気や枠番に入ったという理由だけで、今回も同じ結果になると考えるのは危険です。出走馬の能力、当日の馬場状態、展開、騎手の判断によって結果は変わります。
特に枠順別の延べ好走頭数は、出走頭数を考慮した勝率とは違います。数字の見た目だけで有利不利を決めず、馬の能力とコース適性を優先することが大切です。
過去の記録は未来の結果を保証するものではありませんが、レースの特徴を理解するための有力な判断材料になります。
安田記念の過去10年に関するよくある質問(FAQ)
Q1:安田記念の過去10年の歴代優勝馬は誰ですか?
A1:2017年サトノアラジン、2018年モズアスコット、2019年インディチャンプ、2020年グランアレグリア、2021年ダノンキングリー、2022年と2023年ソングライン、2024年ロマンチックウォリアー、2025年ジャンタルマンタル、2026年シックスペンスです。
Q2:安田記念の過去10年で最も速い勝ちタイムは何秒ですか?
A2:2019年のインディチャンプが記録した1分30秒9です。2017~2026年の10開催では、この記録が最速となっています。
Q3:安田記念は1番人気が強いレースですか?
A3:1番人気は過去10年で1勝ですが、3着以内率は80%です。勝ち切るケースは少ない一方、馬券圏内には高い確率で入っており、相手候補としては注目できます。
Q4:安田記念の過去10年で最も高い3連単配当はいくらですか?
A4:2017年の28万3,000円です。サトノアラジン、ロゴタイプ、レッドファルクスの順で決着し、7番人気と8番人気の馬が1・2着に入りました。
Q5:安田記念というレース名の由来は何ですか?
A5:日本中央競馬会の初代理事長を務め、競馬法の制定や日本ダービーの創設に尽力した安田伊左衛門の功績を称えたものです。1951年に安田賞として創設され、1958年に安田記念へ改称されました。
Q6:2026年の安田記念の優勝馬と騎手は誰ですか?
A6:シックスペンスと武豊騎手です。2026年6月7日の第76回安田記念を8番人気で制し、勝ちタイムは1分32秒1でした。2着はワールズエンドとガイアフォースの同着です。
まとめ:安田記念は人気・時計・コース適性を総合的に見ることが重要
安田記念の過去10年を振り返ると、2017年のサトノアラジンから2026年のシックスペンスまで、実績馬の勝利と中穴馬の台頭が繰り返されてきました。ソングラインの連覇や、モズアスコットの9番人気からの勝利など、歴代優勝馬の記録には、このレースの奥深さが表れています。
人気別では1番人気の3着以内率が80%と高く、4番人気や6~9番人気にも勝利の実績があります。勝ちタイムは2019年の1分30秒9が最速で、3連単は2017年の28万3,000円が過去10年の最高配当です。
2026年はシックスペンスが武豊騎手との初コンビでGⅠ初制覇を達成し、2着同着という珍しい結果も残しました。
レース名の由来となった安田伊左衛門の功績や、農林水産大臣賞、ブリーダーズカップ・チャレンジ賞といった歴史的・国際的なつながりも、安田記念を理解するうえで欠かせない要素です。
今後の安田記念を楽しむ際は、歴代優勝馬や過去の着順だけでなく、人気順、馬場状態、東京芝1600メートルへの適性まで確認すると、レースの見方がさらに深まります。
主な根拠資料: JRA公式の過去GⅠ成績、各年のレース結果、2026年データ分析、東京競馬場コース解説、2026年競馬番組、および農林水産省の表彰式発表。