2026年の全日本卓球選手権は、一般・ジュニアの部とダブルスの部が別日程で開催された。検索時に混同しやすいのが、天皇杯・皇后杯と全農杯の違いだ。
日本卓球協会の大会情報によると、天皇杯・皇后杯は東京都渋谷区の東京体育館、全農杯は愛知県豊田市のスカイホール豊田が会場となった。
2026年の大会日程
| 大会・日程 | 開催内容 | 会場 |
|---|---|---|
| 1月20日~25日 | 天皇杯・皇后杯(一般・ジュニア) | 東京体育館 |
| 1月29日~30日 | 全農杯・ダブルス前半 | スカイホール豊田 |
| 1月31日 | 全農杯・ダブルス準々決勝など | スカイホール豊田 |
| 2月1日 | 全農杯・ダブルス準決勝・決勝 | スカイホール豊田 |
1月20日~25日:天皇杯・皇后杯
一般・ジュニアの部では、男子シングルス、女子シングルス、ジュニア男子シングルス、ジュニア女子シングルスの4種目が実施された。
特に1月23日は大会4日目にあたり、男女シングルスの5回戦・6回戦とジュニアの決勝が行われた。男子シングルスでは、この日にベスト8が確定している。
1月29日~2月1日:全農杯
全農杯はダブルスの部として開催。男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目が競われた。
つまり、男子・女子シングルスの結果を探している場合は天皇杯・皇后杯、ダブルスの結果を探している場合は全農杯の記録を確認するのが正しい。
【男子シングルス結果】松島輝空が濵田一輝を破り、2連覇を達成

2026年の男子シングルスで最も大きな注目を集めたのは、前回王者の松島輝空だった。
第1シードとして出場した松島は、1月23日の6回戦で早稲田大学の濵田一輝と対戦。大学生王者を相手に4対1で勝利し、ベスト8入りを決めた。
日本卓球協会の大会レポートでは、松島はこの日の2試合について、相手の粘り強さに苦しみながらも、最後まで勝ち切れたことを振り返っている。
「最後、勝ち切ることができて良かったです。」
松島は勝因として粘り強さとサービスの組み立てを挙げた。単純な攻撃力だけではなく、競り合いの局面で相手に主導権を渡さない試合運びが光った。
1月23日に決まった男子シングルスベスト8
1月23日の6回戦終了時点で、準々決勝に進んだ8選手は次のとおりだ。
| 選手 | 6回戦の対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 松島輝空 | 濵田一輝 | 4-1 |
| 吉村真晴 | 三部航平 | 4-0 |
| 木造勇人 | 笠原弘光 | 4-0 |
| 張本智和 | 吉村和弘 | 4-0 |
| 谷垣佑真 | 戸上隼輔 | 4-2 |
| 川上流星 | 大島祐哉 | 4-3 |
| 宇田幸矢 | 松下大星 | 4-0 |
| 篠塚大登 | 小林広夢 | 4-0 |
この8人の顔ぶれで注目されたのは、実績のあるトップ選手だけでなく、ジュニア男子を制した川上流星も一般の部で勝ち残ったことだ。
一方、過去の優勝経験者である戸上隼輔は、谷垣佑真に敗れてベスト8入りを逃した。戸上は2022年と2023年の男子シングルス王者であり、過去の実績だけでは勝ち上がれない全日本の厳しさが表れた試合だった。
準々決勝から決勝までの結果
1月24日の準々決勝では、松島が吉村真晴を4対1で撃破。張本智和は木造勇人とのフルゲームの接戦を4対3で制した。
谷垣佑真は川上流星に4対2、篠塚大登は宇田幸矢に4対2で勝利。準決勝進出者は松島、張本、谷垣、篠塚の4人に絞られた。
| 試合 | 対戦 | 結果 |
|---|---|---|
| 準々決勝 | 松島輝空-吉村真晴 | 4-1 |
| 準々決勝 | 張本智和-木造勇人 | 4-3 |
| 準々決勝 | 谷垣佑真-川上流星 | 4-2 |
| 準々決勝 | 篠塚大登-宇田幸矢 | 4-2 |
| 準決勝 | 松島輝空-張本智和 | 4-3 |
| 準決勝 | 篠塚大登-谷垣佑真 | 4-1 |
| 決勝 | 松島輝空-篠塚大登 | 4-0 |
決勝は松島が篠塚にストレート勝ち
1月25日の男子シングルス決勝は、松島輝空と篠塚大登の対戦となった。
松島は第1ゲームを11対8で先取すると、第2ゲーム、第3ゲームも11対4で連取。第4ゲームでは篠塚がゲームポイントを握る場面もあったが、松島が追いついて12対10で取り切った。
男子シングルス決勝
松島輝空4
篠塚大登0
ゲームスコア
11-8 / 11-4 / 11-4 / 12-10
松島は2025年大会で男子シングルス初優勝を飾り、2026年大会で連覇を達成した。前回王者としての重圧を受けながら、決勝では篠塚にゲームを一つも与えなかった。
準決勝では張本智和との激戦を4対3で制しており、決勝までの道のりも決して平坦ではなかった。準決勝の勝負強さと、決勝での安定感が2連覇を支えたポイントだ。
【女子シングルス結果】張本美和が早田ひなを破り初優勝
女子シングルスでは、張本美和が早田ひなとの決勝を制し、初めて全日本の女子シングルス女王に輝いた。
2026年大会は、張本にとって3年連続の決勝進出となる大会だった。過去2大会では早田に敗れて準優勝に終わっていたため、今回の決勝は雪辱を果たす重要な一戦だった。
女子シングルス最終順位
| 順位 | 選手 | 所属 |
|---|---|---|
| 優勝 | 張本美和 | 木下グループ |
| 準優勝 | 早田ひな | 日本生命 |
| 3位 | 横井咲桜 | ミキハウス |
| 3位 | 木原美悠 | トップおとめピンポンズ名古屋 |
張本美和と早田ひなの決勝は4対3
決勝は1月25日に実施された。早田が先にゲームを奪ったものの、張本は第2ゲーム以降に立て直し、第4ゲーム終了時点で3対1とリードした。
しかし、早田も簡単には引き下がらない。第5ゲームを奪うと、第6ゲームでは張本が10対6でマッチポイントを握った状況から6連続得点を挙げ、12対10でゲームを取り返した。
勝負は最終第7ゲームへ。張本は攻撃的なプレーを貫き、早田の追い上げを振り切ってゲームカウント4対3で勝利した。
この勝利で張本は、ジュニア女子と一般女子の2冠を達成。ジュニア女子4連覇という実績に加え、一般女子でも日本一のタイトルを獲得した。
女子の結果で見逃せないのは、単に若い選手が優勝したという点ではない。過去2年連続で同じ決勝カードが組まれ、その両方で敗れていた張本が、3度目の対戦で勝利したことに価値がある。
経験豊富な早田に対し、最後まで攻める姿勢を崩さなかったことが初優勝につながった。2026年大会は女子卓球の世代交代を象徴する結果の一つとなった。
【ジュニアの部結果】川上流星と張本美和が優勝
2026年全日本卓球選手権では、ジュニアの部でも注目すべき結果が生まれた。
ジュニア男子は川上流星、ジュニア女子は張本美和が優勝。特に川上はジュニア男子のタイトルを獲得した当日に一般男子シングルスでもベスト8入りを決め、世代を超えた実力を示した。
ジュニア男子シングルス結果
| 順位 | 選手 | 所属 |
|---|---|---|
| 優勝 | 川上流星 | 星槎国際高横浜 |
| 準優勝 | 中城瑛貴 | 野田学園高 |
| 3位 | 吉田蒼 | 新潟産大附高 |
| 3位 | 渡部民人 | JOCエリートアカデミー/星槎 |
ジュニア女子シングルス結果
| 順位 | 選手 | 所属 |
|---|---|---|
| 優勝 | 張本美和 | 木下グループ |
| 準優勝 | 小塩悠菜 | JOCエリートアカデミー/星槎 |
| 3位 | 松島美空 | 田阪卓研 |
| 3位 | 髙森愛央 | 四天王寺高 |
川上流星が一般男子でもベスト8入り
川上の活躍は、今大会の男子シングルスを振り返るうえで外せない。
ジュニア男子で優勝した後、一般男子の6回戦では大島祐哉と対戦。最終ゲームまでもつれる接戦を4対3で制し、準々決勝へ進出した。
日本卓球協会の大会レポートでは、川上がバックドライブを武器に勝利を決めた場面も紹介されている。ジュニアの試合を終えた直後に一般のトップ選手と戦い、結果を残したことは、2026年大会を象徴する出来事の一つだった。
ただし、一般男子の準々決勝では谷垣佑真に2対4で敗退。ジュニア優勝と一般ベスト8という二つの成果を残した大会となった。
【選手・種目の関係を整理】2026年大会の注目ポイントと優勝者一覧
今回の大会を理解するには、選手個人の結果だけでなく、一般とジュニア、シングルスとダブルスの関係を整理すると分かりやすい。
特に張本美和と松島輝空は、一般シングルスだけでなく、後日開催された全農杯のダブルスでも優勝に関わっている。
| 選手・ペア | 主な関係・実績 | 2026年の結果 |
|---|---|---|
| 松島輝空 | 男子シングルス前回王者 | 男子シングルス2連覇 |
| 篠塚大登 | 男子シングルス決勝進出者 | 男子シングルス準優勝 |
| 張本智和 | 男子シングルス上位進出者 | 男子シングルス3位 |
| 谷垣佑真 | 男子シングルス上位進出者 | 男子シングルス3位 |
| 張本美和 | 一般女子・ジュニア女子で活躍 | 女子シングルス初優勝・ジュニア女子優勝 |
| 早田ひな | 女子シングルス決勝進出者 | 女子シングルス準優勝 |
| 川上流星 | ジュニア男子王者・一般男子ベスト8 | ジュニア男子優勝 |
| 松島輝空・張本美和 | 全農杯の混合ダブルスペア | 混合ダブルス優勝 |
| 張本美和・長﨑美柚 | 全農杯の女子ダブルスペア | 女子ダブルス優勝 |
2026年大会から見える3つの競技上のポイント
1. 松島輝空は勝負どころでの対応力を示した
濵田一輝、吉村真晴、張本智和、篠塚大登と、異なるタイプの強豪を相手に勝ち上がった松島。特に張本との準決勝は4対3の接戦だった。決勝では一転してストレート勝ちを収めており、試合ごとの対応力が際立った。
2. 張本美和は一般とジュニアの両方で頂点に立った
ジュニア女子4連覇に加えて、女子シングルス初優勝。さらに全農杯では女子ダブルスと混合ダブルスでも優勝している。複数種目で結果を残したことは、2026年の大きなトピックだ。
3. 川上流星は次世代の有力選手として存在感を示した
ジュニア男子優勝だけでなく、一般男子のベスト8入りも達成。年齢やカテゴリーだけで選手の実力を判断できないことを示す大会となった。
【全農杯2026のダブルス結果】男子・女子・混合の優勝ペア
シングルスの大会が終わった後、1月29日から2月1日までは全農杯2026年全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)が開催された。
こちらも日本卓球協会が最終結果とランキングを公表している。
ダブルス3種目の最終順位
男子ダブルス
- 優勝:篠塚大登・谷垣佑真
- 準優勝:英田理志・松下大星
- 3位:鈴木颯・萩原啓至
- 3位:坂井雄飛・面田知己
女子ダブルス
- 優勝:張本美和・長﨑美柚
- 準優勝:平野美宇・木原美悠
- 3位:麻生麗名・笹尾明日香
- 3位:大藤沙月・横井咲桜
混合ダブルス
- 優勝:松島輝空・張本美和
- 準優勝:坪井勇磨・赤江夏星
- 3位:鈴木颯・伊藤詩菜
- 3位:吉村和弘・長﨑美柚
注目は、松島輝空と張本美和が組んだ混合ダブルスだ。男子・女子のシングルス優勝者がペアを組み、全農杯でも頂点に立った。
また、篠塚大登と谷垣佑真は、男子シングルスでそれぞれ準優勝・3位に入った後、男子ダブルスでは優勝を獲得。個人戦とペア戦の両方で好成績を残した。
全日本卓球の結果を総合的に見るなら、一般・ジュニアの部だけでなく、全農杯のダブルスの結果も合わせて確認したい。
【公式結果・記録速報の確認方法】ランキングや歴代優勝者もチェック
卓球全日本の結果を調べる際には、日本卓球協会の公式大会ページを基準にすると、試合結果と選手の順位を正確に把握しやすい。
2026年大会については、公式ページに次の情報が掲載されている。
| 確認したい情報 | 主な確認内容 |
|---|---|
| 最終結果・ランキング | 優勝、準優勝、3位などの確定順位 |
| 記録速報 | 試合ごとのゲームスコア |
| トーナメント表 | 選手の勝ち上がりと対戦相手 |
| 試合一覧 | 各試合のスコアカード |
| 大会日程 | 種目別の競技日程 |
| 公式大会優勝記録 | 全日本卓球の歴代優勝者 |
卓球全日本の試合結果・記録速報を見るなら
大会開催中に途中経過を知りたい場合は、記録速報とトーナメント表を確認する。最終順位を知りたい場合は、日本卓球協会が発表する最終結果・ランキングを優先する。
この二つは役割が異なる。記録速報は各試合の勝敗やゲームスコアを追うための情報であり、最終結果・ランキングは大会終了後の順位を整理した公式資料だ。
全日本卓球の公式ランキングと世界ランキングは別物
ここは検索時に混同しやすいポイントだ。
全日本大会のランキングPDFは、その大会における選手の最終順位を確認するための資料。一方、日本卓球協会の国内ランキングや男女世界ランキングは、別の目的で管理されるランキングだ。
したがって、松島輝空が2026年全日本で優勝したという事実と、国際卓球連盟の世界ランキングで何位なのかという情報は、分けて扱う必要がある。
全日本卓球の歴代優勝者を調べる方法
過去の男子・女子シングルス優勝者やジュニアの歴代王者を調べたい場合は、日本卓球協会の「公式大会優勝記録」が参考になる。
2025年大会では松島輝空が男子シングルス初優勝を飾り、2026年には2連覇を達成した。男子では2022年・2023年に戸上隼輔が連覇しており、松島は新たな連覇記録を積み重ねた形だ。
歴代優勝者を確認するときは、一般の部とジュニアの部を分けて見ることも大切。大会名が同じでも、カテゴリーによって優勝記録は異なる。
【卓球全日本結果2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年全日本卓球の男子シングルス優勝者は誰ですか?
A1:松島輝空です。1月25日の決勝で篠塚大登を4対0で破り、2025年に続く男子シングルス2連覇を達成しました。
Q2:2026年全日本卓球の女子シングルス優勝者は誰ですか?
A2:張本美和です。決勝で早田ひなを4対3で破り、女子シングルス初優勝を果たしました。ジュニア女子との2冠も達成しています。
Q3:1月23日時点の男子シングルスベスト8は誰ですか?
A3:松島輝空、吉村真晴、木造勇人、張本智和、谷垣佑真、川上流星、宇田幸矢、篠塚大登の8人です。
Q4:濵田一輝は松島輝空に勝ちましたか?
A4:いいえ。1月23日の男子シングルス6回戦で対戦し、松島が4対1で勝利しました。
Q5:2026年の全農杯はいつ開催されましたか?
A5:1月29日から2月1日まで、愛知県のスカイホール豊田で開催されました。男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目が実施されています。
Q6:2026年のジュニア男子・女子の優勝者は誰ですか?
A6:ジュニア男子は川上流星、ジュニア女子は張本美和です。張本は一般女子シングルスでも優勝し、2冠を達成しました。
Q7:全日本卓球の歴代優勝者や公式ランキングはどこで確認できますか?
A7:日本卓球協会の公式大会記録で歴代優勝者を、各大会の最終結果・ランキング資料で当該大会の順位を確認できます。国内ランキングや世界ランキングとは区別して確認してください。
まとめ:2026年全日本卓球は松島の連覇と張本の2冠が象徴
2026年の全日本卓球選手権は、男子シングルスで松島輝空が2連覇、女子シングルスで張本美和が初優勝という結果になった。
男子では1月23日にベスト8が決まり、松島は濵田一輝を4対1で破って準々決勝へ進出。その後、張本智和との準決勝を制し、篠塚大登との決勝でもストレート勝ちを収めた。
女子では張本美和が早田ひなとの接戦を制して初優勝。ジュニア女子4連覇と一般女子初優勝の2冠を達成した。ジュニア男子では川上流星が優勝し、一般男子でもベスト8に入った。
さらに全農杯では、男子ダブルスを篠塚大登・谷垣佑真組、女子ダブルスを張本美和・長﨑美柚組、混合ダブルスを松島輝空・張本美和組が制している。
2026年の結果を確認する際に押さえておきたいのは、次の3点だ。
- 男子・女子シングルスとジュニアの結果は天皇杯・皇后杯の記録で確認する。
- ダブルスの順位は全農杯の最終結果で確認する。
- 途中経過と確定順位を混同せず、日本卓球協会の公式記録を基準にする。
1月23日時点の速報を探している読者にとっても、現在の最終順位を知りたい読者にとっても、両方の情報を区別することが大切だ。松島の連覇、張本の初優勝、川上の躍進がそろった2026年大会は、男子・女子のトップ争いと次世代選手の台頭を同時に感じさせる大会となった。