ラジオNIKKEI賞の過去結果を調べるとき、まず押さえておきたいのが歴代優勝馬、勝ち時計、騎手、そして福島芝1800mで行われるハンデ戦ならではの特徴だ。2026年6月28日に開催された第75回ラジオNIKKEI賞では、1番人気のサノノグレーターが田辺裕信騎手とのコンビで優勝。勝ち時計は1分45秒2となり、従来のコースレコードを更新する圧巻の走りを見せた。
同レースは1952年に「中山四歳ステークス」として創設され、「日本短波賞」「ラジオたんぱ賞」を経て現在の名称になった歴史ある3歳限定重賞でもある。この記事では、2026年の最新結果から過去10年の歴代優勝馬、全着順、勝ち時計、払戻金、人気別・枠順別成績、血統傾向まで整理。旧称時代の名馬やレース名の変遷も含め、知りたい情報をまとめて紹介する。
【2026年最新結果】サノノグレーターが1分45秒2のレコード勝ち!

2026年のラジオNIKKEI賞は6月28日(日)、福島競馬場の芝1800mで行われた。第75回を迎えた今年のレースは、晴天・良馬場のもと16頭が出走。最後の直線で鋭い末脚を発揮したサノノグレーターが、1番人気の支持に応えて勝利した。
2026年ラジオNIKKEI賞の上位入線馬
- 1着:サノノグレーター(田辺裕信)1分45秒2・1番人気
- 2着:ディールメーカー(高杉吏麒)1分45秒4・8番人気
- 3着:リッツパーティー(横山武史)1分45秒5・2番人気
勝ったサノノグレーターは、美浦・尾形和幸厩舎に所属する3歳牡馬。父はグレーターロンドン、母はメメクザリアーナ、母の父はジャングルポケットという血統だ。
JRAの競走成績によると、同馬は4コーナーを11番手で通過。そこから上がり3ハロン34秒0の末脚を繰り出し、前で粘る馬たちをまとめて差し切った。中団より後ろから脚をため、直線で勝負する競馬が見事にはまった形だ。
28年ぶりに福島芝1800mのレコードを更新
今回の勝ち時計1分45秒2は、従来のコースレコードだった1分45秒3を0秒1更新するもの。旧記録は1998年6月21日にアンブラスモアが吾妻小富士オープンで記録したタイムだった。
2024年のラジオNIKKEI賞でもオフトレイルが1分45秒3を記録していたが、2026年のサノノグレーターはそれを上回った。28年間維持されてきた福島芝1800mの記録を塗り替えたことは、今回の勝利を象徴する大きな出来事となった。
ラジオNIKKEIの競馬実況webが掲載したレース後のコメントでは、田辺騎手はスタートに課題があった馬について、ゲート練習の成果が出たことに言及している。
「調教から練習した甲斐があったのではと思います。」
単に末脚の能力だけで勝ったのではなく、発馬の改善や道中での位置取りなど、陣営と騎手が積み重ねてきた取り組みも勝利を支えた。重賞初制覇をレコード更新で飾った点でも、記憶に残る2026年大会となった。
【歴代優勝馬一覧】ラジオNIKKEI賞の過去10年結果・勝ち時計・騎手
ラジオNIKKEI賞の過去結果を振り返るうえで、最初に確認したいのが優勝馬と騎手、勝ち時計の推移だ。以下は2017年から2026年までの10開催をまとめた一覧である。
2017年〜2026年の歴代優勝馬
| 開催年 | 歴代優勝馬 | 優勝騎手 | 勝ち時計 | 単勝人気 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年 | サノノグレーター | 田辺裕信 | 1:45.2 | 1番人気 |
| 2025年 | エキサイトバイオ | 荻野極 | 1:46.9 | 4番人気 |
| 2024年 | オフトレイル | 田辺裕信 | 1:45.3 | 6番人気 |
| 2023年 | エルトンバローズ | 西村淳也 | 1:46.9 | 3番人気 |
| 2022年 | フェーングロッテン | 松若風馬 | 1:46.7 | 3番人気 |
| 2021年 | ヴァイスメテオール | 丸山元気 | 1:48.0 | 4番人気 |
| 2020年 | バビット | 内田博幸 | 1:47.3 | 8番人気 |
| 2019年 | ブレイキングドーン | 田辺裕信 | 1:49.8 | 3番人気 |
| 2018年 | メイショウテッコン | 松山弘平 | 1:46.1 | 2番人気 |
| 2017年 | セダブリランテス | 石川裕紀人 | 1:46.6 | 2番人気 |
この10年間で目立つのは、優勝馬の人気が幅広いことだ。2020年には8番人気のバビットが勝利し、2024年には6番人気のオフトレイルが優勝。対照的に2026年は1番人気のサノノグレーターが期待に応えた。
勝ち時計にも変化がある。2019年は不良馬場で1分49秒8、2021年は稍重で1分48秒0だった一方、2024年は1分45秒3、2026年には1分45秒2まで短縮された。
この違いを馬の能力だけで説明することはできない。芝の状態、開催時期、ペース、各馬の斤量などが複合的に影響するため、単純に時計の速い年ほど優秀な馬が勝ったと判断するのは早計だ。
歴代優勝騎手にも注目
2017〜2026年の10開催で複数回の優勝を記録している騎手として、田辺裕信騎手が挙げられる。2019年のブレイキングドーン、2024年のオフトレイル、2026年のサノノグレーターで勝利している。
特に2024年と2026年は、異なる馬で福島芝1800mの重賞を制した。コースの特徴を把握し、馬の能力を引き出す騎乗が求められる舞台だけに、騎手の経験値も見逃せないポイントだ。
また、2023年のエルトンバローズは西村淳也騎手、2022年のフェーングロッテンは松若風馬騎手が勝利。若手・中堅騎手にもチャンスがあるレースである。
【レースの歴史】日本短波賞からラジオたんぱ賞、現在の名称へ
ラジオNIKKEI賞の特徴は、長い歴史のなかで競走名や開催条件が変わってきたことにある。現在の名称だけで過去の競走記録を探すと、古い資料が見つからないこともあるため、旧称を理解しておくと情報収集の幅が広がる。
1952年に中山四歳ステークスとして創設
このレースは1952年、3歳限定の重賞競走として創設された。当時の名称は「中山四歳ステークス」。現在の馬齢表記とは異なり、当時の4歳馬は現在の3歳馬に相当する。
第1回は中山競馬場の芝1800mで開催され、皐月賞の前哨戦という位置付けを持っていた。その後、開催時期や距離、競馬場などの条件が変更されていく。
日本短波賞・ラジオたんぱ賞時代の歴代優勝馬
1959年と1960年には「日本短波賞中山四歳ステークス」という名称が使われ、1961年から1978年までは「日本短波賞」として開催された。
日本短波賞時代の代表的な優勝馬には、1977年のマルゼンスキーや1978年のキタノコンゴウがいる。特にマルゼンスキーは競馬史に名を残す名馬であり、旧称時代の記録を調べる際にも欠かせない存在だ。
1979年には「ラジオたんぱ賞」へ名称変更。同時に開催場所も福島競馬場の芝1800mへ移され、現在につながるレースの基本的な舞台が確立された。この年の優勝馬はホクセーミドリだった。
ラジオたんぱ賞の最終開催となった2005年には、コンラッドが横山典弘騎手とのコンビで優勝している。
2006年にラジオNIKKEI賞へ改称
2006年には現在の「ラジオNIKKEI賞」という名称に変更された。この年は名称だけでなく、負担重量の制度も大きく変わっている。
それまでの別定戦からハンデキャップ競走へ変更され、各馬の実績や能力に応じて異なる斤量が設定されるようになった。名称変更後の第1回を制したのはタマモサポート。津村明秀騎手が騎乗し、重馬場の福島芝1800mを1分50秒5で勝ち切った。
その後、2009年には国際競走に指定され、国際GIIIとして格付けされた。現在は3歳馬による夏のハンデ重賞として定着している。
名称と歴史の変遷まとめ
- 1952年:中山四歳ステークスとして創設。
- 1959〜1960年:日本短波賞中山四歳ステークスに改称。
- 1961年:日本短波賞に改称。
- 1979年:ラジオたんぱ賞に改称。福島芝1800mへ開催場所を変更。
- 1984年:グレード制導入に伴いGIIIに格付け。
- 2006年:ラジオNIKKEI賞に改称。別定戦からハンデ戦へ変更。
- 2009年:国際競走に指定され、国際GIIIとなる。
- 2026年:第75回を開催。サノノグレーターがコースレコードを更新。
なお、1979年以降も開催場所が例外的に変更された年がある。1989年は新潟、1996年は中山、2000年は東京、2011年も福島競馬場の開催中止に伴って中山で行われた。したがって、過去の勝ち時計を比較するときは、開催競馬場と距離を必ず確認したい。
【過去10年の傾向】人気別・枠順別・ハンデ戦の特徴を分析
ラジオNIKKEI賞は、3歳馬限定のハンデ重賞という特殊な条件が予想を難しくしている。実績上位馬が必ずしも有利とは限らず、斤量差やコース適性によって着順が大きく変わる。
人気別成績:1番人気を過信できない
JRAが2026年の開催前に公表した2016〜2025年の過去10年データでは、人気別成績は次のようになっている。
- 1番人気:1勝・2着1回・3着1回。複勝率30%。
- 2番人気:2勝・2着1回・3着1回。複勝率40%。
- 3番人気:3勝。勝率30%。
- 4番人気:2勝・2着2回。複勝率40%。
- 6〜10番人気:3着以内に12頭が入線。
- 11番人気以下:3着以内は1頭のみ。
注目したいのは、1番人気の勝率が10%にとどまっている点だ。能力上位と評価された馬でも、ハンデや展開によって取りこぼすケースがある。
一方で、6〜10番人気の馬が過去10年の3着以内30頭のうち12頭を占めている。極端な大穴を狙うより、実力がありながら人気を落としている中穴馬を探すことが、このレースのデータを活用するうえでのポイントとなる。
ただし、2026年は1番人気のサノノグレーターが勝利した。過去の統計は傾向を示すものであり、毎年同じ結果になるわけではない。
枠順別成績:内枠はプラス材料だが絶対条件ではない
福島芝1800mでは、一般的に内側をロスなく立ち回れる馬が有利になりやすい。2017〜2026年の10開催を集計した枠番別データでも、1枠は14頭中7頭が3着以内に入り、複勝率は50%となっている。
対照的に8枠は20頭中2頭が3着以内で、複勝率は10%。こうした数字からは内枠を評価する根拠が見えてくる。
しかし、2026年の優勝馬サノノグレーターは7枠13番から勝利した。外寄りの枠でも能力と展開がかみ合えば勝ち切れることを示す結果であり、枠番だけで評価を決めるのは危険だ。
ハンデ戦の傾向:軽い斤量だけが有利ではない
ラジオNIKKEI賞がハンデ戦になったのは2006年から。各馬の実績を踏まえて負担重量が調整されるため、実績上位馬と条件戦を勝ち上がった馬が同じ舞台で競うことになる。
2017〜2026年の集計では、51.5〜53kgのグループが38頭中10頭の3着以内、53.5〜55kgのグループが62頭中13頭の3着以内を記録。55.5〜57kgのグループからも28頭中7頭が3着以内に入っている。
軽ハンデ馬にチャンスがあるのは確かだが、重い斤量を背負う実力馬も十分に勝ち負けできる。2026年のサノノグレーターも56kgを背負って勝利しており、斤量だけを理由に評価を下げるべきではない。
【福島芝1800m・血統傾向】勝ち馬に求められる適性とは
ラジオNIKKEI賞を理解するうえで、福島競馬場のコース形態は欠かせない。東京競馬場のような長い直線で瞬発力を発揮するタイプと、福島の小回りで機動力を生かすタイプでは、同じ1800mでも求められる能力が異なる。
福島芝1800mは起伏と短い直線が特徴
JRAのコース解説によると、福島芝1800mはスタンド前からスタートし、発走直後に高低差1.2mの上り坂を迎える。最初のコーナーまでの距離は約300mで、序盤から位置取りが重要になる。
その後もバックストレッチで上り、4コーナー付近から下りに転じるなど、細かな起伏が連続する。最後の直線はAコース使用時で292mと短い。
このコースでは、直線だけで一気に加速する能力に加えて、コーナーでの立ち回りや早めに動ける機動力が求められる。加えて、坂を何度も越えるため、最後まで脚を使い続ける持続力も重要だ。
2026年のサノノグレーターが示した差し切りの可能性
福島は小回りだから先行馬が有利というイメージがある。しかし、2026年の勝ち馬サノノグレーターは4コーナー11番手から差し切った。
同馬の上がり3ハロンは34秒0。前半から速い流れになったレースで、中団より後ろで脚を温存し、直線で持ち味を発揮した。
これは、福島芝1800mでは先行馬だけを重視すればよいわけではないことを示している。前半のペース、逃げ・先行馬の構成、差し馬が進路を確保できるかなど、展開全体を読む必要がある。
血統傾向:特定の種牡馬だけに偏らない
過去10年の血統データを見ると、ラジオNIKKEI賞は特定の種牡馬だけが勝ち続けるレースではない。
2017〜2026年の種牡馬別集計では、ディープブリランテ産駒が2勝。ヴィクトワールピサ、レイデオロ、キングカメハメハ、ブラックタイドなどからも優勝馬が出ている。
2026年のサノノグレーターはグレーターロンドン産駒。母父はジャングルポケットで、父系にはディープインパクトの血も受け継いでいる。
グレーターロンドンは2018年の中京記念を制した実績を持つ種牡馬であり、サノノグレーターはその産駒として重賞タイトルを獲得した。
血統を評価する際は、父の名前だけでなく、母父や母系の特徴、芝1800mへの適性、福島の起伏に対応できる持続力まで確認したい。少数の勝利例だけから特定の血統が絶対的に有利と判断するのは避けるべきだ。
【2026年全着順・払戻金】レース結果と配当を完全整理
2026年のラジオNIKKEI賞は16頭立てで行われた。上位3頭だけでなく、全馬の着順と勝ち時計を確認すると、レコード決着のなかでどの馬がどこまで迫ったのかが分かる。
2026年ラジオNIKKEI賞の全着順
開催日:2026年6月28日(日)
競馬場:福島競馬場
レース:第75回ラジオNIKKEI賞(GIII)
距離:芝1800m・右回り
天候:晴
馬場状態:良
出走頭数:16頭
- 1着:サノノグレーター/田辺裕信/1分45秒2
- 2着:ディールメーカー/高杉吏麒/1分45秒4
- 3着:リッツパーティー/横山武史/1分45秒5
- 4着:バドリナート/津村明秀/1分45秒6
- 5着:ガリレア/石橋脩/1分45秒6
- 6着:サイモンシャリオ/田口貫太/1分45秒7
- 7着:ジーネキング/菊沢一樹/1分45秒8
- 8着:コルテオソレイユ/荻野極/1分45秒8
- 9着:クカイリモク/F.ゴンサルベス/1分45秒8
- 10着:ルージュボヤージュ/北村宏司/1分45秒9
- 11着:ローベルクランツ/松山弘平/1分46秒0
- 12着:ショウナンガルフ/丸山元気/1分46秒0
- 13着:キンググローリー/石川裕紀人/1分46秒1
- 14着:スペルーチェ/M.デムーロ/1分46秒3
- 15着:コロナドブリッジ/三浦皇成/1分46秒3
- 16着:スカイスプレンダー/戸崎圭太/1分47秒6
1着から5着までは0秒4差以内に収まっており、上位争いは非常に接近していた。一方、16着のスカイスプレンダーは1分47秒6で、勝ち馬から2秒4差となった。
2026年の払戻金一覧
- 単勝:13番 540円
- 複勝:13番 200円、8番 360円、5番 200円
- 枠連:4-7 3,150円
- 馬連:8-13 4,550円
- ワイド:8-13 1,520円、5-13 710円、5-8 1,290円
- 馬単:13-8 8,360円
- 3連複:5-8-13 8,250円
- 3連単:13-8-5 52,690円
2026年の3連単は5万2,690円。1番人気のサノノグレーターが勝った一方で、2着には8番人気のディールメーカーが入ったため、上位人気だけで決まる組み合わせにはならなかった。
単勝540円という比較的落ち着いた配当と、3連単5万円超という結果が同時に生まれた点は興味深い。勝ち馬を絞れても、相手選びによって払戻金が大きく変わることが分かるレースだった。
【ラジオNIKKEI賞の過去結果】よくある質問(FAQ)
Q1:ラジオNIKKEI賞の2026年の優勝馬は誰ですか?
A1:2026年6月28日に開催された第75回ラジオNIKKEI賞は、サノノグレーターが優勝しました。田辺裕信騎手が騎乗し、勝ち時計は1分45秒2。福島芝1800mのコースレコードを更新しています。
Q2:ラジオNIKKEI賞の過去10年の歴代優勝馬は?
A2:2017年から2026年までの優勝馬は、セダブリランテス、メイショウテッコン、ブレイキングドーン、バビット、ヴァイスメテオール、フェーングロッテン、エルトンバローズ、オフトレイル、エキサイトバイオ、サノノグレーターです。
Q3:ラジオNIKKEI賞はなぜハンデ戦なのですか?
A3:2006年の名称変更と同時に、別定戦からハンデキャップ競走へ変更されたためです。3歳馬の成長段階や実績の違いを考慮した斤量設定が行われ、実力差が結果に直結しにくい競走条件となっています。
Q4:ラジオNIKKEI賞の旧称は何ですか?
A4:1952年に中山四歳ステークスとして創設され、1959年に日本短波賞中山四歳ステークス、1961年に日本短波賞、1979年にラジオたんぱ賞へ変更されました。2006年から現在のラジオNIKKEI賞となっています。
Q5:ラジオNIKKEI賞は1番人気が強いレースですか?
A5:必ずしもそうではありません。JRAが公表した2016〜2025年の過去10年集計では、1番人気は1勝で複勝率30%。6〜10番人気の馬も3着以内に12頭入っており、中穴馬にも注目したい重賞です。
Q6:ラジオNIKKEI賞のコースレコードは何秒ですか?
A6:2026年6月28日のサノノグレーターが記録した1分45秒2です。それまでの1分45秒3を更新しました。
まとめ:ラジオNIKKEI賞は歴史とデータの両面から読み解く
ラジオNIKKEI賞は、1952年の中山四歳ステークスから続く歴史ある3歳限定重賞だ。日本短波賞、ラジオたんぱ賞という旧称を経て、2006年から現在の名称となり、福島芝1800mを舞台とする夏の名物レースとして親しまれている。
2026年はサノノグレーターが田辺裕信騎手とのコンビで勝利。1分45秒2というコースレコードを記録し、28年間維持されてきた従来の記録を塗り替えた。血統面では父グレーターロンドン、母父ジャングルポケットという組み合わせも注目を集めた。
過去10年のデータからは、1番人気への過信を避けること、中穴人気の馬にも目を向けること、内枠の利点と斤量のバランスを考えることが重要だと分かる。ただし、2026年のように外寄りの枠から1番人気がレコード勝ちするケースもあり、過去の傾向を絶対視することはできない。
【プロの結論】ラジオNIKKEI賞を分析するときは、人気や血統だけで馬を選ぶのではなく、福島芝1800mへの適性、道中の位置取り、前走からの成長、そしてハンデとのバランスを総合的に見ることが大切だ。特に3歳馬は春から夏にかけて大きく成長する時期にあり、過去の実績だけでは測れない能力を発揮することもある。
歴代優勝馬と勝ち時計を確認しながら、レースごとの馬場状態や展開まで比較すれば、ラジオNIKKEI賞の本当の特徴が見えてくる。2026年のサノノグレーターによるレコード勝ちは、その奥深さを改めて示した一戦だった。
主な確認資料: JRA公式の2026年競走成績・歴史とコース解説・データ分析、ラジオNIKKEI競馬実況web、過去10年の競走成績データ、競馬データベース各種。