2026年11月現在、全国に店舗を展開するラーメンチェーン「来来亭」は、京都風醤油味の鶏ガラスープと背脂、コシのある細麺を組み合わせた独自のラーメンで知られている。定番の醤油ラーメンだけでなく、こってりラーメン、葱ラーメン、チャーハン定食、ギョーザや唐揚げなど、好みや食事量に合わせて選べるメニュー構成も魅力だ。
一方、2026年10月1日には価格改定が実施され、現在の全国標準メニューではラーメンが税込870円、こってりラーメンが税込930円となっている。価格に見合う満足感はあるのか、背脂や醤油の濃さはどこまで調整できるのか、店舗によって値段や営業時間は違うのか。公式メニュー、栄養情報、店舗案内、2026年の利用者口コミをもとに、来店前に知っておきたい情報を整理する。
【人気の正体】来来亭のラーメンは何が違う?背脂醤油と細麺の魅力

来来亭のラーメンを理解するうえで欠かせないのが、京都風醤油味の鶏ガラスープだ。
公式サイトによると、ベースとなるのは鶏ガラを使用した澄んだスープ。そこに背脂を浮かべることで、醤油の風味を残しながら、まろやかなコクを加えている。
表面には背脂が浮いているものの、スープそのものは透明感のある鶏ガラベース。この構造によって、見た目の濃厚さと実際に飲んだときの口当たりに違いが生まれる。
背脂・醤油・細麺の三つが味を決める
来来亭の基本的な味わいは、次の三要素で構成されている。
- 醤油:スープ全体の味の土台。醤油の風味とほどよい塩味を感じられる。
- 背脂:表面に浮かぶ脂が、スープにコクとまろやかさを加える。
- 細麺:コシのある細麺がスープと絡み、テンポよく食べ進められる。
特に注目したいのは、背脂が多いからといって、必ずしも豚骨系の濃厚ラーメンと同じ味になるわけではないことだ。鶏ガラと醤油を軸にしているため、脂のコクと醤油の風味を同時に楽しめる。
こってりラーメンと通常ラーメンはどちらがおすすめ?
初めて来店する人には、公式サイトも通常の醤油ラーメンをおすすめしている。まず基本の味を知り、その後にこってりラーメンや葱ラーメンへ進むと、メニューごとの違いを把握しやすい。
こってりラーメンは通常の醤油ラーメンとは別に用意されたメニューで、より濃厚な食べ応えを求める人に向いている。
ただし、背脂が多いことと、こってりラーメンを注文することは同じではない。通常ラーメンでも背脂の量を指定できるため、基本の醤油味を楽しみながら脂の量を調整する選び方もある。
【2026年最新メニュー・価格一覧】10月の価格改定後はいくら?
来来亭の価格を調べる際に注意したいのが、2026年10月1日の価格改定だ。
同社は公式サイトで「価格改定へのご理解のお願い」を告知し、2026年10月1日から商品価格を改定した。以下は、改定後の公式全国標準版メニューに掲載されている税込価格である。
定番ラーメンの価格
| メニュー | 税込価格 | 特徴・備考 |
|---|---|---|
| ラーメン | 870円 | 基本の背脂醤油ラーメン |
| ラーメン(小) | 650円 | 通常より少ないサイズ |
| こってりラーメン | 930円 | 濃厚な味を楽しみたい人向け |
| こってりラーメン(小) | 680円 | 小サイズ |
| 味玉ラーメン | 1,020円 | 味玉付き |
| チャーシュー麺 | 1,100円 | チャーシューを楽しみたい人向け |
| 葱ラーメン | 1,150円 | 数量限定 |
定食・サイドメニューの価格
- チャーハン定食:1,200円
- ギョーザ定食:1,200円
- 白身魚フライ定食:1,200円
- アジフライ定食:1,200円
- カキフライ定食:1,350円
- がっつりA定食:1,400円
- がっつりB定食:1,550円
- チャーハン単品:650円
- ギョーザ6個:360円
- 唐揚げ6個:700円
定食の内容も確認しておきたい。がっつりA定食は通常ラーメン、ギョーザ5個、ミニチャーハンの組み合わせ。がっつりB定食は通常ラーメン、唐揚げ4個、ミニチャーハンという構成だ。
また、チャーハン定食は通常ラーメンにチャーハンを組み合わせたセット。ラーメン単品では物足りない人にとって、選びやすいメニューになっている。
2026年10月の価格改定で注意したいこと
2026年10月1日以降の価格を確認する場合、古い口コミや過去のメニュー写真だけを参考にするのは避けたい。改定前の投稿には、現在の価格と一致しない金額が残っている可能性がある。
加えて、公式メニューには全国標準版の価格であること、地域や店舗によって価格・メニュー内容が異なる場合があることが明記されている。
したがって、上記の金額は全店舗で必ず適用される一律価格ではない。実際に注文する際は、利用店舗のメニュー表示を優先する必要がある。
【注文のコツ】麺の硬さ・背脂・醤油の濃さはどう調整する?
来来亭の特徴として、ラーメンを自分好みに仕上げられる「こだわり注文」がある。
公式サイトでは、麺の硬さ、醤油の濃さ、背脂の量、一味唐辛子の有無、ネギの量、チャーシューの赤身・脂身を選択できると案内している。
麺の硬さは3段階から選ぶ
- 柔らかめ:柔らかい麺が好みの人向け。
- 普通:標準的な食感を楽しみたい人向け。
- 硬め:細麺のコシをしっかり感じたい人向け。
細麺はゆで時間によって食感が変わりやすい。歯応えを重視するなら硬め、スープとのなじみを重視するなら普通という選び方が考えられる。
背脂と醤油の濃さで味の印象が変わる
背脂は、抜き・少なめ・普通・多めという選択肢がメニュー上に示されている。醤油の濃さも薄め・普通・濃いめから選べる。
例えば、脂の重さが気になる人は背脂少なめ、醤油の塩味が強く感じられる人は薄めを指定すると、好みに近づけやすい。
反対に、醤油の風味をはっきり感じたい人は濃いめを試す方法もある。ただし、背脂と醤油を同時に濃くすると、味の印象が強くなるため、初回は一つずつ調整するのがおすすめだ。
なお、背脂の多めについては注意したい。公式サイトには背脂の注文に関する別途のお知らせがあり、2026年の利用者口コミにも、多めを注文できなかったという体験が見られる。希望する量が必ず提供されるとは限らないため、注文画面やスタッフに確認したい。
ネギとチャーシューも好みに合わせられる
ネギは少なめ・普通・多めを選べる。背脂のコクに対してネギの風味や食感が加わるため、ネギ多めは醤油ラーメンとの相性を楽しみたい人に向いている。
チャーシューについても、赤身と脂身の好みを指定できる。脂身の柔らかさを重視するか、赤身の食べやすさを重視するかによって、同じラーメンでも印象が変わる。
注文時の伝え方は難しくない。「麺硬め、醤油普通、背脂少なめ、ネギ多め、一味抜き」のように希望をまとめて伝えればよい。タッチパネルを導入している店舗では、画面上の選択項目を確認しながら注文できる。
【定食・カロリーを検証】チャーハンやギョーザを追加する価値は?
来来亭の満足度を考えるうえで、ラーメン単品だけでなく定食の存在も見逃せない。
チャーハン定食は満腹感を求める人におすすめ
チャーハン定食は、通常ラーメンとチャーハンを組み合わせた税込1,200円のメニューだ。
ラーメンの細麺と醤油スープを楽しみながら、香ばしいチャーハンも味わえる。炭水化物をしっかり食べたい人や、一食で満足感を得たい人に向いている。
一方、ギョーザ定食はラーメン、ギョーザ5個、ライス(小)の組み合わせで1,200円。唐揚げを食べたい人には、通常ラーメンと唐揚げ4個、ミニチャーハンが付くがっつりB定食も候補になる。
ギョーザや唐揚げは単品でも注文できる。複数人で利用する場合は、サイドメニューを分け合う楽しみ方もある。
来来亭のカロリーはどのくらい?
健康面で気になるのが、ラーメンのカロリーだ。
来来亭公式のアレルギー情報ページによると、醤油ラーメンのカロリーは約650kcal。その他のラーメンは、おおむね600〜700kcal前後と案内されている。
ただし、これはラーメンの目安であり、チャーハン定食や唐揚げ定食など、すべてのメニューの栄養成分を示す数字ではない。
また、背脂やチャーシューの量を調整できるため、実際の摂取カロリーも注文内容によって変化する。公式サイトも、表示値は目安として考えるよう案内している。
カロリーを抑えたい場合の選び方
- 定食ではなくラーメン単品を選ぶ。
- 背脂を少なめにする、または抜きにする。
- チャーシューの脂身より赤身を選ぶ。
- チャーハンや唐揚げなどの追加注文を控える。
ただし、背脂を減らしたからといって、正確なカロリーがどれだけ下がるかは公表されていない。細かな栄養管理が必要な場合は、単純な推定値ではなく、公式の最新情報を確認することが大切だ。
【口コミ・評判の実態】おいしいという声と気になる店舗差
来来亭の口コミを確認すると、評価の中心にあるのは背脂醤油の味、細麺の食感、ネギの量、定食の満足感だ。
好意的な口コミで目立つポイント
2026年に掲載された食べログやYahoo!マップ経由の口コミには、背脂のコクがありながら醤油の風味が感じられる点や、細麺との相性を評価する投稿が見られる。
また、ネギ多めや麺硬めなど、自分好みに変更できることを評価する利用者もいる。通常ラーメンだけでなく、こってりラーメンやチャーハン、唐揚げを組み合わせた定食を楽しむ投稿も確認できる。
こうした反応からは、来来亭の魅力が単純な味の濃さだけではなく、注文時に自分の好みに合わせられる点にもあることが分かる。
気になる口コミは麺の食感と店舗ごとの違い
一方で、すべての口コミが高評価というわけではない。
2026年3月の食べログ投稿には、普段から麺硬めを注文している利用者が、訪問した店舗では少し柔らかく感じたという内容がある。また、2026年4月には背脂多めを指定できなかったという投稿も確認できる。
店舗による味の違いを感じるという声もあり、同じチェーンだからといって、どの店舗でも完全に同じ食体験になるとは限らない。
ただし、これらは個々の利用者による体験談であり、全国の店舗で同じ問題が発生していることを示す統計ではない。
口コミを見るときの判断基準
来来亭の口コミを参考にするなら、星の数だけで判断するよりも、次の点を確認したい。
- 通常ラーメンとこってりラーメンのどちらを評価しているか。
- 麺の硬さや背脂など、注文時の条件が書かれているか。
- 来店した店舗と訪問時期が明記されているか。
- 価格改定前の口コミではないか。
- 料理だけでなく、接客や待ち時間などの評価も確認できるか。
特に価格については、2026年10月1日の改定前後で条件が変わる。過去の「安くて満足」という口コミを現在の価格にそのまま当てはめるのは適切ではない。
テイクアウトで注文できるメニュー
来来亭は持ち帰りにも対応している。公式のテイクアウト案内では、ラーメン、こってりラーメン、チャーシュー麺のほか、ギョーザ、唐揚げ、焼肉ポーク、チャーハン、天津飯、麻婆丼などが紹介されている。
サイドメニューには、アジフライ、白身魚フライ、春巻、キムチチャーハン、パリパリチーズなどもある。
ただし、持ち帰り商品の取り扱いは店舗によって異なる。店内飲食のメニューがそのまま全品持ち帰りできるわけではないため、利用する店舗で事前に確認したい。
営業時間・定休日は店舗ごとに異なる
来来亭の店舗情報で見落としやすいのが、営業時間と定休日の違いだ。
公式の店舗検索には、11時から24時まで営業する店舗がある一方、昼営業と夜営業の間に休憩時間を設けている店舗も掲載されている。
例えば、茨木駅前店は11時〜14時30分、17時30分〜22時30分の営業で、火曜日が定休日。別の店舗では定休日なしで営業するケースもある。
また、毎月決まった日を休業日に設定する店舗も存在する。年末年始や臨時休業も含め、来店前には公式店舗検索で利用店舗の情報を確認するのが確実だ。
【プロの結論】来来亭はどんな人におすすめ?価格に見合う満足感を検証
来来亭の価値は、ラーメンの価格だけでは測れない。背脂醤油の独自性、細麺との相性、注文時のカスタマイズ、定食の選択肢を含めて判断する必要がある。
来来亭がおすすめできる人
- 背脂のコクと醤油の風味を両方楽しみたい人。
- 豚骨系の濃厚さとは違う、鶏ガラ醤油ベースのラーメンが好きな人。
- 麺の硬さやネギの量を細かく調整したい人。
- ラーメンだけでなくチャーハンやギョーザも楽しみたい人。
- 通常ラーメンからこってり系まで、その日の気分で選びたい人。
あまりおすすめできない人
- 背脂の風味や脂の口当たりが苦手な人。
- 極太麺や強い豚骨の風味を最優先する人。
- ラーメンをできるだけ低カロリーに抑えたい人。
- どの店舗でも完全に同じ価格・営業時間・注文条件を期待する人。
初めての来店で失敗しない注文方法
初回は通常の醤油ラーメンを選び、麺・醤油・背脂をすべて普通にするのがおすすめだ。基本の味を把握してから、2回目以降に麺硬めやネギ多め、背脂少なめなどを試せば、自分に合う組み合わせを見つけやすい。
食事量が多い人はチャーハン定食、揚げ物も食べたい人はがっつりB定食が候補になる。反対に、ラーメンの味そのものを楽しみたいなら、単品にして味玉などを追加する選び方もある。
価格に対する満足感は、何を求めて来店するかによって変わる。870円の通常ラーメンを基準に、好みの調整や定食の内容まで含めて考えれば、来来亭の価格設定をより適切に評価できる。
来来亭に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月現在、来来亭のラーメンはいくらですか?
A1:公式全国標準メニューでは、通常ラーメンが税込870円、ラーメン(小)が650円、こってりラーメンが930円、こってりラーメン(小)が680円です。地域や店舗によって価格が異なる場合があります。
Q2:来来亭で一番人気のおすすめメニューは何ですか?
A2:初めてなら通常の醤油ラーメンがおすすめです。公式サイトも基本の醤油ラーメンを初来店の人に推奨しています。濃厚な味が好きならこってりラーメン、ネギをたっぷり楽しみたいなら数量限定の葱ラーメンも候補です。
Q3:麺の硬さや背脂の量は無料で変更できますか?
A3:公式サイトでは麺の硬さ、醤油の濃さ、背脂の量、一味唐辛子、ネギ、チャーシューの好みを注文時に指定できると案内しています。ただし、背脂多めなどは店舗の対応状況を確認してください。
Q4:来来亭のラーメンのカロリーはどのくらいですか?
A4:公式情報では、醤油ラーメンが約650kcal、その他のラーメンがおおむね600〜700kcal前後です。背脂やチャーシューの量、追加メニューによって変わります。
Q5:来来亭のチャーハン定食はいくらですか?
A5:2026年10月の価格改定後の全国標準メニューでは、税込1,200円です。通常ラーメンとチャーハンを組み合わせたセットです。
Q6:来来亭はテイクアウトできますか?
A6:できます。ラーメン、こってりラーメン、チャーシュー麺のほか、ギョーザ、唐揚げ、チャーハン、天津飯などが公式の持ち帰りメニューに掲載されています。取り扱い商品は店舗によって異なります。
Q7:来来亭は全店舗が同じ営業時間・定休日ですか?
A7:いいえ。営業時間や定休日は店舗によって異なります。昼休憩のある店舗、定休日のない店舗、月ごとに休業日を設定している店舗などがあるため、来店前に公式店舗検索を確認してください。
まとめ:2026年の来来亭は味・価格・カスタマイズで選ぶ
来来亭の魅力は、京都風醤油味の鶏ガラスープに背脂を浮かべ、コシのある細麺と組み合わせた独自の味にある。通常の醤油ラーメンだけでなく、こってりラーメン、葱ラーメン、チャーハン定食など、食べたい量や好みに合わせた選択肢も充実している。
2026年10月1日の価格改定後は、通常ラーメン870円、こってりラーメン930円、チャーハン定食1,200円が全国標準メニューの目安となった。ただし、地域や店舗による価格差には注意が必要だ。
カロリーは通常の醤油ラーメンで約650kcalが公式の目安。背脂やチャーシューの調整によって食べ方を変えられる点も、来来亭ならではの特徴といえる。
口コミを判断するときは、味だけでなく、訪問店舗、注文内容、投稿時期、価格改定前後の違いにも注目したい。
初めてなら通常の醤油ラーメンから。濃厚さを求めるならこってりラーメン、満腹感を重視するなら定食。自分の好みに合わせて一杯を組み立てられることこそ、来来亭が長く支持される理由の一つだ。
主な参照資料:来来亭公式「来来亭について」「メニュー」「価格改定へのご理解のお願い」「アレルギー情報」「店舗検索」「お持ち帰りメニュー」、2026年掲載の食べログ・Yahoo!マップ利用者口コミ。