大阪シティウォークの正式名称は「OSAKAシティウオーク」です。大阪市が主催する市内周遊型のウオーキングイベントで、単に距離を歩くことだけでなく、大阪の歴史、文化、街並み、アートに触れられることが特徴です。
このイベントは、大阪市の「市民スポーツイベント魅力発信事業」の一環として実施されています。
事業の関連業務を大阪市から受託しているのは、一般財団法人大阪スポーツみどり財団です。同財団は「オーサカスポーツ」を通じて、スポーツイベントの運営や情報発信を担っています。
参加者を限定しない、幅広い世代向けのイベント
今回の参加対象は、特定の年齢や居住地域に限定されていません。
公式サイトでは、ウオーキング経験者だけでなく、初めて参加する人、子ども、高齢者など、幅広い人が楽しめるイベントとして紹介されています。
参加資格は、年齢を問わず健康で、大会ルールやウオーキングマナーを守れる人です。
小学生以下は保護者の同伴が必要で、参加にあたって第三者のサポートが必要な人は介助者を同伴する条件があります。
つまり、大阪市民だけを対象にしたイベントではなく、条件を満たせば市外からも参加できる大会です。
なぜ大阪市がウオーキングイベントを開催するのか
背景にあるのは、スポーツを競技者だけのものにせず、日常生活の中で誰もが楽しめる機会を増やすという大阪市の方針です。
大阪市の第2期スポーツ振興計画に基づく取り組みでは、子どもから高齢者、障がいのある人まで、それぞれのライフスタイルに応じてスポーツに親しめる環境づくりが掲げられています。
その中で、特別な競技経験や専門的な道具を必要としないウオーキングは、幅広い世代が参加しやすい活動です。
また、大阪の街そのものを会場にすることで、普段は通り過ぎてしまう歴史的建築や商店街、地域のアートに目を向けるきっかけにもなります。
単なる運動不足の解消にとどまらず、健康づくりと地域の魅力発見を組み合わせた企画として位置づけられています。
【2026-2027年最新】開催日・コース・参加条件を一覧で比較

大阪市の2026年9月28日付の報道発表資料によると、今回の大会は全2回です。
第1回は2026年11月29日、第2回は2027年3月14日。それぞれ異なる地域を舞台に、大阪の歴史とアートを楽しむコースが設定されています。
OSAKAシティウオーク2026-2027の開催概要
出典:大阪市報道発表資料、OSAKAシティウオーク2026-2027大会公式案内。
第1回と第2回ではテーマが異なる
今回の企画で注目したいのは、2大会のコース設定です。
第1回は大阪城公園を起点とした歴史・街並み中心のコース、第2回は此花区から中之島方面にかけて現代アートや建築、水辺の風景を楽しむコースとなっています。
同じウオーキングイベントでも、訪れる地域と見どころが大きく異なります。
特に両大会に参加すれば、大阪の歴史的な街並みと現代的な文化の両方を楽しめる構成です。
【第1回・第2回】大阪市内の名所巡りとコースの見どころ
第1回:2026年11月29日「なにわ街歩き」
第1回大会のテーマは「なにわ街歩き~スクリーンに映る大阪を歩く~」です。
NHKドラマ「あさが来た」「ちりとてちん」「ごちそうさん」「豊臣兄弟!」や、映画「プリンセス・トヨトミ」などにゆかりのある名所を巡ります。
ロングコース:約12km
大阪城公園を出発し、天満天神エリア、大阪市中央公会堂、四つ橋筋、御堂筋を経由して空堀商店街へ向かうコースです。
大阪を代表する歴史的な建物や商業エリア、昔ながらの街並みを一度に楽しめる点が魅力です。
ショートコース:約7km
大阪城公園から天満天神エリアへ進み、松屋町筋を南下。本町通を経由して大阪城公園へ戻ります。
ロングコースよりも距離が短いため、長距離歩行に慣れていない人や、家族で参加したい人にも検討しやすい設定です。
- 開催日:2026年11月29日(日)
- 受付場所:大阪城公園 教育塔前
- ロング受付:9時~10時
- ロングスタート:9時40分予定
- ショート受付:10時~11時
- ショートスタート:10時40分予定
受付場所へのアクセスは、Osaka Metro中央線・谷町線の谷町四丁目駅1-B番出口から東へ徒歩約5分です。
第2回:2027年3月14日「アートと水都大阪を巡る」
第2回大会のテーマは「アートと水都大阪を巡る~此花・中之島ウォーク~」です。
こちらは歴史的な名所だけでなく、現代アートや個性的な建築を楽しむ内容になっています。
ロングコース:約14km
ミューラルタウンコノハナから正蓮寺川公園、野田界隈を通り、大阪中之島美術館方面へ。さらに西区を経由し、最後は安治川隧道を歩くルートです。
注目したいのは、安治川隧道です。
川の下を通る歩行者・自転車用のトンネルで、一般的な市街地のウオーキングとは違った体験ができます。
また、此花区の壁画群やパブリックアートなど、街に点在する作品を楽しめるのも特徴です。
ショートコース:約7km
ミューラルタウンコノハナから正蓮寺川公園、野田界隈を巡る比較的短いコースです。
第1回の歴史的な街並みとは異なり、現代アートや水辺の風景を楽しみたい人に向いています。
- 開催日:2027年3月14日(日)
- 受付場所:朝日橋公園グラウンド
- 所在地:大阪市此花区西九条6丁目
- ロング受付:9時~10時
- ロングスタート:9時40分予定
- ショート受付:10時~11時
- ショートスタート:10時40分予定
最寄り駅は、JR大阪環状線・ゆめ咲線、阪神なんば線の西九条駅。駅から南西へ徒歩約5分です。
2大会を完歩するとオリジナル記念品も
参加者全員に参加賞が用意されていますが、特に注目したいのは2大会を完歩した人への特典です。
大会公式サイトによると、全2回を完歩した人には、OSAKAシティウオークのオリジナル目盛り付きフロスティボトルが贈られます。
参加時には大会共通のパスポートが交付され、各大会のスタート・ゴール地点でスタンプを押してもらう仕組みです。
記念品を受け取るには、1枚のパスポートに2大会分のスタンプが必要となります。紛失しないように保管しておきましょう。
【参加方法・料金】2026年10月30日現在の申込み状況
2026年10月30日時点では、第1回大会の事前申込み締切まで約3週間あります。
第2回大会もすでに募集が始まっており、2大会とも事前申込みと当日申込みに対応しています。
参加費はいくら?
料金は以下のとおりです。
- 事前申込み:600円
- 当日申込み:700円
- 団体申込み:500円
- 中学生以下:無料
いずれも1大会・1人あたりの料金で、消費税と保険料が含まれています。
団体料金を利用する場合は、10名以上での事前申込みが必要です。
例えば、大人4人で参加する場合、事前申込みなら合計2,400円。10名以上の団体であれば、条件を満たすことで1人500円になります。
申込み方法は3種類
事前申込みは、インターネット、FAX、ハガキの3つから選択できます。
1. インターネット
大会公式サイトの申込みフォームに必要事項を入力し、申込みサイト上で決済します。
2. FAX
公式の参加申込書に必要事項を記入し、事務局に送信します。
FAX番号:06-6577-5280
3. ハガキ
代表者の氏名、住所、年齢、電話番号、メールアドレスのほか、参加者の氏名・年齢、参加大会、希望コースを記入して事務局に送ります。
送付先は次のとおりです。
一般財団法人大阪スポーツみどり財団
OSAKAシティウオーク事務局
〒552-0005
大阪市港区田中3-1-40
Asueアリーナ大阪内
事前申込みの締切日はいつ?
2026年11月19日(木)必着
開催日:2026年11月29日(日)
2027年2月25日(木)必着
開催日:2027年3月14日(日)
2026年10月30日時点では、第1回大会の事前申込みも間に合います。
ただし、事前申込みの締切を過ぎた場合は、当日申込みの扱いとなり、参加費も700円になります。
当日申込みも可能とされていますが、事前に予定が決まっている場合は、早めに手続きを済ませておくと安心です。
当日の健康チェックコーナーにも注目
今回のイベントでは、ゴール会場に無料の健康チェックコーナーが設けられます。
公式案内に掲載されている測定項目は次の5つです。
- ベジチェック
- 血管年齢
- 自律神経チェッカー
- 脳年齢測定
- 肌年齢チェッカー
単に歩いてゴールするだけでなく、自分の健康状態に関心を持つきっかけも用意されています。
ウオーキングと健康づくりを組み合わせた企画として、イベントの特色が表れている部分です。
【参加前に確認】持ち物・雨天対応・注意事項
参加費やコースを確認したら、次は当日の準備です。
大会公式サイトでは、参加者が安全に歩くための持ち物や注意事項も案内されています。
当日に準備しておきたい持ち物
- 飲料水
- 雨具
- 帽子
- タオル
- 参加費(当日払いの場合)
- 事前申込みの案内状または案内メール
- 複数回参加する場合は大会パスポート
特に水分補給の準備は欠かせません。約7kmでも、普段歩き慣れていない人にとっては相応の運動量になります。
ロングコースは12~14kmあるため、歩きやすい靴を選び、当日までに無理のない範囲で歩く習慣をつけておくとよいでしょう。
雨が降った場合は開催される?
大会公式案内では、雨天決行・荒天中止とされています。
通常の雨であれば開催される予定ですが、荒天の場合は中止になる可能性があります。
中止する場合は、オーサカスポーツのウェブサイトで案内される仕組みです。
天候が不安定な場合は、出発前に公式情報を確認してください。
意外と見落としやすい3つの注意点
1. 荷物預かり・更衣室はない
大会公式案内では、参加者の手荷物預かりと更衣室は用意されないとされています。
大きな荷物を持って参加するのは避け、歩きやすい服装で集合するのがおすすめです。
2. ゴールは15時まで
ゴール受付時間は15時までです。
コース上には誘導員が配置されますが、最後尾のスタッフが通過した後は誘導員が不在になるため、各自でコースマップを確認しながら歩く必要があります。
3. 健康管理は参加者自身で行う
参加者は自身の健康状態を管理したうえで参加することが求められています。
大会中に体調が悪くなった場合は無理をせず、必要に応じてスタッフに相談することが大切です。
また、主催者による写真撮影や報道機関の取材が行われる場合があり、J:COMの取材も予定されています。撮影素材が広報物や新聞などに掲載される可能性も案内されています。
【徹底比較】大阪シティウォークとUSJのユニバーサル・シティウォーク大阪は別物
「大阪シティウォーク」と検索した際に混乱しやすいのが、ユニバーサル・シティウォーク大阪の存在です。
こちらは大阪市此花区にある、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに隣接したエンターテインメント商業施設です。
大阪市が開催するウオーキングイベントとは、名称が似ているだけで別の施設・企画です。
2つの「シティウォーク」の違い
OSAKAシティウオーク
- 大阪市主催のウオーキングイベント
- 開催日は2026年11月29日と2027年3月14日
- 大阪市内の名所や歴史的建築、アートを巡る
- 事前申込みや参加費が必要
- ロング・ショートの2コースから選択
ユニバーサル・シティウォーク大阪
- USJに隣接する商業施設
- レストランやショップが集まる
- アメリカンテイストの街並みが特徴
- 施設内で買い物や食事、エンターテインメントを楽しめる
- 施設運営者は野村不動産コマース株式会社
ユニバーサル・シティウォーク大阪はどんな場所?
ユニバーサル・シティウォーク大阪は、大阪市此花区島屋6丁目2番61号に位置しています。
USJに隣接していることから、テーマパークを訪れる人の食事や買い物、待ち合わせなどにも利用される商業施設です。
公式サイトでは年中無休と案内されていますが、フロアや店舗によって営業時間は異なります。
主な通常営業時間は以下のとおりです。
- 3階のグッズ・サービス・ファストフードなど:10時~22時
- 4階のグッズショップ:11時~22時
- 4階のレストラン:11時~23時
- 5階のレストラン:11時~23時
店舗や季節によって営業時間が変更される場合があります。
USJとユニバーサル・シティウォーク大阪も同じではない
もう一つ押さえておきたいのが、USJとユニバーサル・シティウォーク大阪の違いです。
USJはアトラクションやショーなどを楽しむテーマパークです。一方、ユニバーサル・シティウォーク大阪は、その隣にある飲食・物販などを中心とした商業施設です。
加えて、OSAKAシティウオークは大阪市内を巡る期間限定のスポーツイベントです。
つまり、次の3つを区別すれば混乱しません。
- OSAKAシティウオーク: 大阪市内を歩くイベント
- ユニバーサル・シティウォーク大阪: USJ隣接の商業施設
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン: テーマパーク
名前に「シティウォーク」が含まれていても、開催日や参加方法、目的はまったく異なります。
【大阪シティウォークの魅力】どんな人におすすめ?
今回のイベントを検討する際は、歩く距離だけでなく、何を楽しみたいかも判断材料になります。
参加をおすすめできる人
大阪の歴史や街並みに興味がある人
第1回大会では大阪城公園、大阪市中央公会堂、御堂筋、空堀商店街などを巡ります。普段の観光では見落としがちな街の景色を楽しみたい人に適しています。
休日に健康づくりを始めたい人
約7kmのショートコースがあるため、いきなり長距離に挑戦する必要がありません。家族や友人と一緒に体を動かす機会としても活用できます。
アートや建築が好きな人
第2回大会は、此花区の壁画群や正蓮寺川公園、安治川隧道などが見どころです。大阪の現代アートや独特な建築に興味がある人には魅力的な企画です。
複数回のイベントに参加したい人
全2大会を完歩すれば記念品も受け取れます。2回の開催を通して、大阪の異なる地域を巡りたい人にも向いています。
反対に、注意したい人
長時間の歩行が難しい人や、長距離を歩くことに慣れていない人は、体調と相談してコースを選ぶ必要があります。
特にロングコースは約12~14kmです。ショートコースでも約7kmあるため、普段ほとんど歩かない人は事前に体力を確認しておきましょう。
また、施設内での飲食やショッピングを主な目的にしている人は、ユニバーサル・シティウォーク大阪のほうが目的に合っています。
【プロの結論】イベントの価値は「大阪の街を体験すること」
OSAKAシティウオークの特徴は、歩くことを目的にしながら、その土地の歴史や文化に自然に触れられる点です。
第1回は大阪の歴史的な街並み、第2回は現代アートや水辺の景観というように、テーマを変えて開催することで、同じ大阪市内でも異なる魅力を発見できる構成になっています。
参加費が比較的抑えられていることや、ショートコースが用意されていることも、幅広い層が参加しやすい理由です。
観光地を個別に訪れるだけでは気づきにくい地域同士のつながりを、歩くことで実感できる。そこに、このイベントならではの価値があります。
【大阪シティウォーク】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:大阪シティウォーク2026-2027の開催日はいつですか?
A1:第1回は2026年11月29日(日)、第2回は2027年3月14日(日)です。大阪市内の異なる地域を巡る全2大会が予定されています。
Q2:大阪市民以外でも参加できますか?
A2:参加できます。参加対象は「どなたでも」とされており、大阪市民限定ではありません。ただし、年齢を問わず健康で、大会ルールやウオーキングマナーを守れることが条件です。
Q3:参加費はいくらですか?
A3:事前申込みは600円、当日申込みは700円です。10名以上の事前団体申込みなら1人500円で、中学生以下は無料です。いずれも保険料・消費税込みです。
Q4:初心者でも参加できますか?
A4:参加できます。各大会に約7kmのショートコースが用意されています。初めて参加する人や長距離歩行に慣れていない人は、ショートコースを検討するとよいでしょう。
Q5:雨の日でも開催されますか?
A5:雨天決行ですが、荒天の場合は中止となります。中止の案内はオーサカスポーツの公式ウェブサイトで確認できます。
Q6:ユニバーサル・シティウォーク大阪とは関係がありますか?
A6:別のものです。OSAKAシティウオークは大阪市主催のウオーキングイベントで、ユニバーサル・シティウォーク大阪はUSJに隣接する商業施設です。
Q7:2大会とも参加するメリットはありますか?
A7:両大会を完歩すると、オリジナルの目盛り付きフロスティボトルが記念品として贈られます。大会共通のパスポートに2回分のスタンプを押してもらう必要があります。
まとめ:大阪シティウォーク2026-2027は大阪の街を楽しむ市民参加型イベント
大阪市が主催する「OSAKAシティウオーク2026-2027」は、2026年11月29日と2027年3月14日に開催される全2回のウオーキングイベントです。
第1回は大阪城公園や御堂筋、空堀商店街などの歴史ある街並みを巡るコース、第2回は此花区の壁画群や中之島、安治川隧道などを巡るアートと水都をテーマにしたコースです。
参加対象は幅広く、約7kmのショートコースも設定されています。参加費は事前申込み600円、当日申込み700円で、中学生以下は無料です。
2026年10月30日時点では、第1回の事前申込み締切は11月19日、第2回は2027年2月25日です。
また、検索時に混同しやすいユニバーサル・シティウォーク大阪は、USJ隣接の商業施設であり、大阪市主催のイベントとは別物です。
大阪の街を歩きながら歴史や文化を発見したい人、休日に健康づくりを始めたい人にとって、参加を検討する価値のあるイベントです。参加を予定している場合は、コースや受付時間、荒天時の開催情報を大会公式案内で確認しておきましょう。