ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 【誕生秘話と歴史】2017年のテレビ番組から生まれた異色のバーガー

【誕生秘話と歴史】2017年のテレビ番組から生まれた異色のバーガー

大槻 莉子 大槻 莉子 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

にくにくにくバーガーの誕生には、テレビ番組の企画が深く関係しています。最初から定番商品として開発されたのではなく、商品化されずに眠っていた「没メニュー」が、番組をきっかけに日の目を見た商品でした。

「有吉弘行のダレトク!?」の没メニュー企画が出発点

2017年6月20日、関西テレビ・フジテレビ系列のバラエティー番組「有吉弘行のダレトク!?」で、人気企画「没メニューレストラン」の第3弾が放送されました。

モスバーガーが開発したものの、商品化に至らなかった6種類のメニューが登場。そのなかから選ばれたのが、にくにくにくバーガーでした。

2017年6月21日から27日まで全国のモスバーガー(一部店舗を除く)で期間限定販売され、価格は税込850円。当初の販売期間を延長するほど反響があり、2017年7月の定期販売開始時には累計20万食以上を売り上げたと報じられています。

テレビ番組の一企画から始まった商品が、毎月29日の定番企画へと成長した点は、モスバーガーの商品開発史のなかでも興味深い事例です。

にくにくにくバーガーの歴代商品と販売終了まで

通常版だけでなく、辛さを加えた商品や、筋肉づくりを意識した派生商品も登場しました。特に2022年以降は、新日本プロレスとのコラボレーションによって商品展開が広がっています。

時期 出来事・商品 内容・販売状況
2017年6月 初登場 テレビ番組の没メニュー企画から誕生。価格850円。
2017年7月 定期販売開始 毎月29日の肉の日企画として全国展開。
2022年3月 きんにくにくバーガー 新日本プロレスのオカダ・カズチカ選手監修で登場。
2023年 新きんにくにくバーガー たんぱく質を強化した派生商品が展開される。
2024年2月29日 定期販売終了 通常版・スパイシー版・新きんにくにく版が終了。
2025年11月28~30日 神奈川県限定で復活 88店舗で販売。3日間で5,000個以上を販売。
2026年2月7~9日 神奈川県限定で再復活 89店舗で販売。税込990円。

2024年2月29日の終了は、モスフードサービスが同年1月29日に正式発表したものです。通常版だけでなく、「スパイシーにくにくにくバーガー」と「新きんにくにくバーガー」も同時に販売終了となりました。

ただし、2025年の復活発表によって、販売終了は毎月29日の定期企画についての終了であり、将来の期間限定販売まで否定するものではなかったことが明らかになりました。

【歴代商品を比較】スパイシー版・新きんにくにくバーガーとの違い

にくにくにくバーガー

にくにくにくバーガーには、通常版以外にも個性的な派生商品がありました。名前が似ているため混同されやすいものの、それぞれ開発の目的や具材が異なります。

スパイシーにくにくにくバーガー

通常版の肉の組み合わせをベースに、辛さを加えた商品です。

特徴は、ハラペーニョを「スパイシーモスバーガー」の1.5倍使用していること。肉のボリュームだけでなく、刺激的な辛さも楽しみたい人に向けたバリエーションでした。

2024年2月の販売終了時点の価格は税込950円。通常版の910円より40円高い設定でした。

きんにくにくバーガーと新きんにくにくバーガー

こちらは通常版とは少し方向性が違います。

2022年、モスバーガーと新日本プロレスがともに創業50周年を迎えたことを記念し、プロレスラーのオカダ・カズチカ選手監修による「きんにくにくバーガー」が登場しました。

開発テーマは、筋肉が喜ぶバーガー。通常版のように牛バラ焼肉とチキンを中心にするのではなく、たんぱく質と野菜を組み合わせる構成になっています。

初代のきんにくにくバーガーには、次の食材が使用されました。

- 大豆由来の植物性たんぱくを使用したソイパティ
- 国産鶏むね肉のチキンパティ
- チキンナゲット
- グリーンリーフ
- 千切りキャベツ
- オーロラソース・ケチャップ
- バンズの代わりのレタス

その後、進化版の「新きんにくにくバーガー」も登場。ソイパティ、チキンパティ、チキンナゲットに加え、スライスチーズなどを組み合わせ、たんぱく質を約32gに強化した商品として展開されました。

2024年2月の販売終了時の価格は税込850円です。

ここで注意したいのは、通常版の「にくにくにくバーガー」と「新きんにくにくバーガー」は、名前が似ていても別商品だということです。前者は肉を豪快に味わうことが中心で、後者はたんぱく質や野菜を意識した構成でした。

【糖質・カロリー・口コミ】肉好きから評価される理由と注意点

バンズ不使用・ライス不使用なら糖質ゼロ?

にくにくにくバーガーの特徴として、バンズとライスプレートを使用していないことが挙げられます。

一般的なハンバーガーではパン、ご飯を使ったライスバーガーでは米が炭水化物の主な供給源になります。にくにくにくバーガーは、その両方を肉のパティに置き換えているため、炭水化物を抑えたい人にとって選択肢になり得る商品です。

ただし、バンズもライスも使わないことと、糖質ゼロであることは同じではありません。焼肉だれや調味料、野菜などにも炭水化物は含まれます。

2024年2月販売時の栄養成分を紹介した食品情報では、通常版は次の数値でした。


2024年販売時の栄養成分


536


エネルギー(kcal)


36.4g


たんぱく質


37.9g


脂質


12.1g


炭水化物


出典:2024年2月販売商品の栄養成分紹介。2026年販売分の公式栄養成分値ではありません。

この数値からも、炭水化物を抑えた構成である一方、脂質やカロリーは決して低くないことが分かります。

また、2026年の販売告知では、糖質に配慮した商品構成であることは説明されていますが、上記の数値が2026年版にもそのまま適用できるとは限りません。糖質制限や食事管理をしている人は、最新の公式栄養成分情報を確認することが大切です。

実際の口コミ・評判は?

にくにくにくバーガーの評判を考える際には、肉のボリュームに対する評価と、食べやすさ・味付けに対する評価を分けて見ると特徴が分かります。

2018年には、タレントの上原さくらさんが実際に食べた感想として「とにかく口の中が肉だらけ」と自身のブログに記しています。肉の存在感が強いという商品の特徴を端的に表した感想です。

一方、2025年の復活販売を実食した個人ブログには、肉を頬張るボリューム感を評価する一方、味付けが薄く感じられたという感想も見られます。実食者によって味の受け止め方には違いがあります。

また、2024年の販売終了時には、毎月の楽しみがなくなることを惜しむ声がSNS上で紹介されました。こうした反応は、単なる期間限定商品ではなく、毎月29日に食べることを楽しみにしていた固定ファンがいたことを示しています。

にくにくにくバーガーが向いている人・向いていない人





おすすめできる人

- 牛肉・鶏肉・ハンバーグを一度に楽しみたい
- バンズやライスを使わないバーガーを試したい
- ボリュームのある肉料理が好き
- 期間限定の珍しい商品を食べてみたい




注意したい人

- 脂質や総カロリーを厳しく管理している
- ご飯やパンと一緒に食べたい
- あっさりした味付けを好む
- 手軽に片手で食べられる商品を求めている

特に注意したいのは、肉をパティで挟む独特の構造です。通常のハンバーガーと比べると具材のまとまり方が異なるため、食べるときに肉やソースがこぼれやすいと感じる人もいるでしょう。

糖質を抑えたいという理由だけで選ぶよりも、肉のボリュームと味の組み合わせを楽しめるかどうかを判断基準にするのがおすすめです。

【販売店舗・購入方法】神奈川県で買えた89店舗と今後の確認ポイント

2026年2月の販売対象は、神奈川県内のモスバーガー89店舗でした。公式発表では「一部店舗を除く全店」と案内されており、神奈川県内であればどの店舗でも必ず購入できたわけではありません。

また、2025年11月の販売時は88店舗だったため、年度によって対象店舗数も変わっています。

神奈川県内で販売された理由は?

モスフードサービスは、2025年の復活販売について、神奈川県内の店舗を対象にした地域限定企画として実施しました。その際、3日間で5,000個以上を販売したことが、翌2026年の再復活につながっています。

ただし、神奈川県が恒久的な販売エリアに指定されたという意味ではありません。今回の89店舗という数字も、2026年2月の企画に限った情報です。

次回復活したときの購入手順

次回の販売が発表された場合は、次の順番で確認するとスムーズです。



モスフードサービスの公式ニュースを確認

販売日、価格、販売地域、対象店舗の発表をチェックします。


対象店舗を確認

県内全店舗とは限らないため、店舗ごとの取扱状況を調べます。


販売時間を確認

過去の肉の日企画では10時30分から販売されていました。復活時には新しい案内を優先してください。


売り切れ・販売終了に注意

短期間の限定商品なので、販売期間内でも在庫状況によって購入できない場合があります。

なお、2026年2月の販売実績をもとに、現在も同じ89店舗で購入できると判断することはできません。販売期間終了後は、次回の正式発表を待つ必要があります。

【プロの結論】にくにくにくバーガーは定期販売終了後も復活する人気商品

にくにくにくバーガーの歴史を振り返ると、商品の価値は単なる肉のボリュームだけではありません。

2017年にテレビ番組の没メニューとして誕生し、初回販売で大きな反響を獲得。毎月29日の企画として約6年半にわたり販売され、2024年に定期販売を終了した後も、2025年と2026年に神奈川県限定で復活しました。

特に注目したいのは、2025年の復活販売で3日間に5,000個以上を売り上げたという実績です。これは、定期販売終了後も商品に対する需要が残っていたことを示す具体的な材料です。

一方、2026年10月30日現在、全国販売や毎月29日の定期販売が再開された事実はありません。今後の復活を期待することと、再販が確定していることは明確に区別する必要があります。

商品選びという観点では、次の3点が重要です。

- 価格面: 2026年2月の販売価格は990円。通常のハンバーガーとは異なる肉中心の構成に対する価格として考える。
- 栄養面: パンとライスを使わないものの、低カロリー・糖質ゼロの商品ではない。
- 販売面: 定期販売は終了しており、今後も期間・地域限定の告知を確認する必要がある。

にくにくにくバーガーは、通常メニューに戻った商品ではなく、肉の日の特別企画として復活した商品です。次に食べられる機会を逃さないためには、過去の販売日を頼りにするのではなく、モスフードサービスの最新発表を基準にすることが最も確実です。

にくにくにくバーガーに関するよくある質問(FAQ)

Q1:にくにくにくバーガーは2026年10月現在も買えますか?

A1:2026年2月7日~9日の神奈川県限定販売は終了しています。10月30日時点で次回販売日は発表されておらず、通常メニューとしては購入できません。

Q2:2026年の価格はいくらでしたか?

A2:税込990円でした。神奈川県内89店舗で3日間限定販売された際の価格です。

Q3:2025年の復活販売では何個売れましたか?

A3:モスフードサービスの公式発表によると、2025年11月28日~30日の3日間で5,000個以上を販売しました。

Q4:にくにくにくバーガーには何が入っていますか?

A4:牛バラ焼肉、鶏もも肉のチキン、上下のハンバーガーパティ、グリーンリーフ、レタスが主な構成です。パンとライスプレートは使用していません。

Q5:にくにくにくバーガーは糖質ゼロですか?

A5:いいえ。バンズとライスは不使用ですが、焼肉だれや調味料などに由来する炭水化物は含まれます。糖質ゼロの商品ではありません。

Q6:スパイシーにくにくにくバーガーも復活しましたか?

A6:2024年2月に通常版とともに定期販売を終了しています。2025年・2026年の神奈川県限定復活で告知されたのは通常版であり、スパイシー版の復活は確認できません。

Q7:次回の再販は2027年の2月9日ですか?

A7:2027年の販売予定は発表されていません。過去に2月の肉の日に合わせた復活実績はありますが、翌年も同じ日程で販売されるとは限りません。


まとめ:次回の復活を待つなら公式発表をチェック

モスバーガーのにくにくにくバーガーは、2017年のテレビ番組企画から誕生し、毎月29日の人気商品として長く親しまれてきました。2024年2月に定期販売は終了しましたが、2025年11月に神奈川県限定で復活し、2026年2月にも再登場しています。

2026年の販売価格は990円、対象は神奈川県内89店舗、販売期間は2月7日から9日まででした。2025年の復活時には3日間で5,000個以上を販売しており、再登場を望むファンにとって注目すべき実績です。

ただし、2026年10月30日現在、次回の再販日は未発表です。今後の販売情報を確認するときは、過去の告知記事ではなく、モスフードサービスの最新ニュースリリースを基準にしましょう。

肉で肉を挟むという大胆な発想と、期間限定ならではの特別感。次に復活する機会があれば、通常版だけでなく歴代商品の違いも思い出しながら味わいたい一品です。

同じカテゴリの記事

大槻 莉子
コンテンツディレクター 大槻 莉子
プロフィールを見る →

人物プロフィール担当として9年以上の取材経験。profile領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

おすすめの関連記事