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巨人・坂本勇人の引退説は本当か?2026年成績と本人発言、2027年の去就を徹底検証

榊原 真央 榊原 真央 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
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2026年10月現在、読売ジャイアンツの坂本勇人選手をめぐり、今季限りで引退するのではないかという説がSNSを中心に広がりました。背景にあるのは、打率.175、67試合出場という厳しいシーズン成績に加え、10月2日のヤクルト戦後に岸田行倫選手と交わした会話をめぐる動画です。しかし、10月11日の本人コメントや翌12日の報道を確認すると、引退説とは異なる動きが見えてきます。

実際、中日スポーツは10月12日、坂本選手が2027年シーズンも現役を続行すると報道しました。通算300本塁打を達成した一方、NPB歴代最多まであと13本に迫る二塁打記録も残されています。37歳を迎えたベテランはなぜ引退説に直面し、来季はどのような立場で巨人を支えるのか。2026年の公式成績、本人の発言、岸田選手との関係、記録の現在地から、その去就を整理します。

【引退説の結論】坂本勇人は2026年限りで引退するのか?

巨人坂本引退

最初に結論を整理すると、坂本勇人選手が2026年限りで引退すると決定した事実は確認されていません。

むしろ、2026年10月12日付の中日スポーツは、坂本選手が2027年シーズンも現役を続けることになったと報じています。プロ21年目となる来季も巨人の戦力としてプレーする方向です。

この報道に先立つ10月11日、巨人はDeNAとのクライマックスシリーズ・ファーストステージ第2戦に1対4で敗れ、2連敗で敗退しました。

坂本選手はこの試合の8回、2死一、二塁の場面で代打として出場しましたが、結果は左飛。チームを救う一打を放つことはできませんでした。

試合後、今季を振り返った本人は次のように話しています。

ふがいなかったので、しっかり考えてやっていきます。

この発言は、来季に向けて自身のプレーを見つめ直す意思を示したものです。引退を表明した言葉ではありません。

日刊スポーツも10月11日、坂本選手がプロ21年目となる来季への意気込みを語ったと報じています。

つまり、引退説が広がった時期と、現役続行を示す報道が出た時期はほぼ重なっています。成績だけを見ると厳しいシーズンでしたが、本人の発言と報道内容からは、現役生活を終えるというより、課題を抱えたまま次のシーズンへ向かう姿勢が読み取れます。

【岸田行倫との動画が発端】坂本勇人の引退説が広がった理由

2026年の引退説が大きく注目されたきっかけは、10月2日のヤクルト戦後に撮影された動画でした。

この試合は巨人にとって神宮球場での今季最終戦。試合後、選手たちはグラウンドに整列し、左翼スタンドのファンに向けてシーズンの応援への感謝を伝えました。

その際、坂本選手が隣に並んでいた主将の岸田行倫選手に何かを話しかける場面が映っていました。

SNSで話題になった「やめる」という口の動き

動画がX上で拡散されると、一部の視聴者が坂本選手の口の動きを「やめる」と解釈しました。

加えて、岸田選手の反応も「まじっすか」と読めるという推測が広まり、坂本選手が岸田選手に引退を伝えたのではないかという説につながりました。

日刊ゲンダイは2026年10月6日付の記事で、この動画を発端とする引退説を取り上げています。

ただし、ここで重要なのは、動画の口の動きから読み取られた言葉が、本人によって確認された発言ではないという点です。

坂本選手が実際に引退を伝えたと確認できる証言や公式発表は示されていません。岸田選手が引退を知って驚いたという解釈も、SNS上の推測にとどまります。

岸田行倫は坂本の引退を知っていたのか?

岸田選手は坂本選手と同じ巨人に所属する捕手で、2026年には主将を務めています。

両者の間には、野球に関する会話があることも報道されています。

2025年12月、スポニチは岸田選手が坂本選手との打撃談義について説明したエピソードを紹介しました。

発端は、2025年9月10日の広島戦後のお立ち台です。坂本選手が冗談交じりに「普段から岸田さんにバッティング教えてもらってるんで…」と話し、観客の笑いを誘いました。

その発言の真相を尋ねられた岸田選手は、実際に打撃指導をしたことはないと説明。普段から打撃について会話することがあり、その流れで坂本選手が冗談を言ったのだと明かしています。

このエピソードから分かるのは、二人が日頃から野球について話す関係にあるということです。しかし、2025年の打撃談義と2026年の引退説を結びつける根拠はありません。

岸田選手との動画だけで引退を判断することはできないのです。

【2026年最新成績】打率.175・67試合出場の厳しい現実

引退説が一定の説得力を持って広がった背景には、2026年の成績があります。

NPBの公式年度別成績によると、坂本選手の2026年レギュラーシーズンの打撃成績は次のとおりです。

項目 2026年成績
所属 読売ジャイアンツ
出場試合 67試合
打率 .175
打席 173
打数 154
安打 27本
二塁打 5本
本塁打 5本
打点 19
出塁率 .260
長打率 .305
OPS .565
三振 44

出場67試合で打率.175という数字は、長年にわたって巨人の中心選手として活躍してきた坂本選手にとって、厳しい結果です。

特に注目されるのは、プロ入り後初めて打率が2割を下回ったことです。

2025年も打率.208、62試合出場にとどまっており、2年続けて打撃成績が低迷しました。

2023年には打率.288、22本塁打を記録していただけに、近年の数字の変化は明らかです。

2025年から2026年にかけて何が変わったのか

2024年から2026年までの成績を比較すると、出場機会と打撃成績の両面で変化が見られます。

- 2024年:109試合、打率.238、7本塁打
- 2025年:62試合、打率.208、3本塁打
- 2026年:67試合、打率.175、5本塁打

2026年は2025年より5試合多く出場しましたが、打率はさらに低下しました。

日刊ゲンダイによると、2026年のスタメン出場は38試合。以前のように毎試合先発出場する立場ではなく、ベンチから試合の流れを変える役割も増えています。

一方で、代打としての打率は.333。報道ではリーグ2位タイの数字とされており、限られた打席で勝負強さを見せた場面もありました。

この点は、シーズン全体の打率だけでは見えてこない部分です。

もちろん、代打での成績だけでレギュラーとしての復活を判断することはできません。しかし、打撃が完全に通用しなくなったと断定するのも早計です。

【引退説から現役続行報道まで】坂本勇人をめぐる時系列と関係者

2026年の坂本選手をめぐる動きを整理すると、引退説がどのように生まれ、現役続行の報道に至ったのかが分かります。

時期・人物 出来事・発言 確認できる意味
2026年1月・坂本勇人 名球会チャンネルで引退について語る 引退を意識する瞬間があると明かす
2026年5月13日・坂本勇人 広島戦で通算300号本塁打 逆転サヨナラ3ランで大記録達成
2026年10月2日・岸田行倫 神宮最終戦後に坂本と会話 口の動きをめぐって引退説が拡散
2026年10月6日・日刊ゲンダイ 引退説とOBの証言を紹介 来季現役続行の見方も報道
2026年10月11日・坂本勇人 CS敗退後に来季への意欲を語る 自身のシーズンを反省し、今後を見据える
2026年10月12日・中日スポーツ 来季も現役続行と報道 プロ21年目への展望が示される

この時系列で注目したいのは、1月の発言です。

スポニチが2026年1月11日に報じた名球会チャンネルの出演内容によると、坂本選手は中日・大島洋平選手、楽天・浅村栄斗選手とともに、引退時期や現役生活について語っていました。

その中で坂本選手は、次のような本音を明かしています。

俺、辞めた方がいいんちゃうかと思う時ありますもん。

試合に出る機会が減り、ベンチで試合を見る時間が増えると、自分が現役を続ける意味について考えることもあるという趣旨です。

この発言は引退を考えた経験があることを示しています。しかし、引退を決断したという意味ではありません。

むしろ、選手としての終わりが近づいていることを自覚しながら、現役を続ける葛藤を率直に語ったものです。

10月の現役続行報道と合わせて見ると、坂本選手は引退について考えることがありながらも、少なくとも2027年に向けてプレーを続ける方向にあると考えられます。

【通算300本塁打達成】坂本勇人が残した記録と二塁打歴代最多への挑戦

2026年の坂本選手を語るうえで欠かせないのが、5月13日の広島戦です。

福井で行われたこの試合で、坂本選手は延長12回裏に逆転サヨナラ3ランを放ちました。

この一発が、NPB通算300本塁打となりました。

通算300本塁打はNPB史上48人目の快挙です。巨人生え抜きの選手としても、阿部慎之助監督以来となる記録でした。

低迷するシーズンの中で達成した記念すべき一発は、坂本選手の勝負強さを改めて印象づけました。

加えて、7月17日の中日戦でもサヨナラ3ランを記録しています。

2026年シーズン終了時点の通算本塁打数は303本。300号到達は単なる記念記録ではなく、長年にわたり一軍でプレーしてきた実績の積み重ねでもあります。

二塁打は歴代最多なのか?

もう一つ注目されているのが、二塁打の記録です。

坂本選手の2026年シーズン終了時点の通算二塁打数は474本です。

ただし、ここには正確に理解しておきたいポイントがあります。

474本はNPB歴代最多ではなく、歴代2位の記録です。

NPB公式の通算二塁打ランキングでは、次のようになっています。

- 1位:立浪和義氏・487本
- 2位:坂本勇人選手・474本
- 3位:福本豊氏・449本

坂本選手は歴代最多記録まで、あと13本に迫っています。

現役選手の中では最多の数字であり、2027年以降に記録を更新する可能性が残されています。

日刊ゲンダイも2026年10月6日の記事で、二塁打記録の更新が坂本選手の現役続行を考えるうえで注目される目標だと報じています。

加えて、通算安打数は2474本。2500安打まで残り26本です。

2027年シーズンには、二塁打歴代最多と通算2500安打という二つの節目が大きな注目点になります。

【2027年の去就】巨人・坂本勇人はどのような役割を担うのか

2027年の坂本選手を考える際、重要なのは現役続行そのものだけではありません。

どのような起用法でチームに貢献するのかという点です。

2026年は67試合出場で、スタメン出場は38試合。以前のようにシーズンを通じてレギュラーとして出場する形とは異なっていました。

しかし、代打での打率.333という結果や、重要な場面での本塁打は、まだチームに必要とされる能力が残っていることを示しています。

2027年に注目したい3つのポイント

1. レギュラー出場への復帰

最も注目されるのは、打率の改善です。

2026年の打率.175からどこまで数字を戻せるかは、出場機会を増やすための大きな条件になります。

通年で安定した打撃を取り戻せるかが、先発起用の判断材料になるでしょう。

2. 代打での勝負強さ

2026年はスタメン出場が限られる一方、代打として結果を残した場面もありました。

ベテラン選手に求められるのは、必ずしも毎試合の先発出場だけではありません。

接戦での代打、若手への助言、チームを落ち着かせる役割など、経験を生かせる場面はあります。

3. 二塁打記録と2500安打

立浪和義氏の487二塁打まであと13本、2500安打まであと26本という数字は、2027年の大きな見どころです。

ただし、記録達成を優先するために無理に出場機会を増やすのではなく、コンディションとチーム事情を踏まえた起用が必要になります。

坂本勇人の引退理由として考えられるものは?

現時点で本人が引退理由を発表したわけではありません。

一方、引退説が広がる背景には、次のような事情があります。

- 37歳という年齢と、38歳を迎えるタイミング
- 2025年、2026年と続いた打撃成績の低下
- 先発出場の減少
- ベンチで過ごす時間が増えたこと
- 本人自身が引退について考える機会が増えたと語っていたこと

こうした事情が重なれば、ファンが引退の可能性を意識するのも自然です。

ただし、引退を考えることと、実際に引退を決断することは別です。

2026年10月12日の現役続行報道を踏まえると、2027年は記録への挑戦とチームへの貢献を両立できるかが焦点になります。

【巨人・坂本勇人の引退】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:坂本勇人は2026年に引退するのですか?

A1:2026年10月31日時点で、引退決定の公式発表は確認されていません。中日スポーツは10月12日、坂本選手が2027年も現役を続けると報じています。

Q2:坂本勇人の2026年の成績は打率.175で67試合出場ですか?

A2:そのとおりです。NPB公式の年度別成績では、67試合、打率.175、27安打、5本塁打、19打点となっています。

Q3:岸田行倫に引退を伝えたという話は本当ですか?

A3:10月2日のヤクルト戦後、坂本選手が岸田選手に話しかける動画が拡散し、口の動きから引退を伝えたのではないかという説が広まりました。ただし、実際に引退を伝えたと確認できる発言や証拠は示されていません。

Q4:坂本勇人は通算300本塁打を達成していますか?

A4:達成しています。2026年5月13日の広島戦で逆転サヨナラ3ランを放ち、史上48人目となるNPB通算300本塁打を達成しました。2026年終了時点では303本です。

Q5:坂本勇人の二塁打は歴代最多ですか?

A5:2026年終了時点では474本で歴代2位です。1位は立浪和義氏の487本で、坂本選手はあと13本で歴代最多記録に並びます。現役選手では最多です。

Q6:坂本勇人は2027年も巨人でプレーするのですか?

A6:2026年10月12日の中日スポーツが、来季も現役続行すると報じています。2027年の具体的な起用法や契約条件などについては、今後の球団発表や契約更改が注目されます。

まとめ:坂本勇人の引退説の真相と2027年への期待

2026年の坂本勇人選手は、打率.175、67試合出場という厳しい成績に終わりました。全盛期と比較すれば出場機会も減少しており、引退説が広がる背景には現実的な理由があります。

しかし、10月2日の岸田行倫選手との動画は、口の動きをめぐるSNS上の推測が発端であり、引退決定を裏付けるものではありません。

10月11日には本人が来季を見据えた発言を行い、翌12日には中日スポーツが2027年も現役続行すると報じました。

また、2026年5月の通算300号本塁打達成、通算303本塁打、474二塁打という実績も見逃せません。

【プロの結論】坂本勇人の2026年は、現役引退が決まった年ではなく、選手としての新たな役割を問われた転換点と捉えるのが妥当です。

2027年に注目すべきなのは、単純な試合出場数や打率だけではありません。打撃の復調、代打での勝負強さ、そして立浪和義氏が持つ二塁打歴代最多記録への挑戦です。

長年にわたって巨人を支えてきた背番号6が、プロ21年目にどのような姿を見せるのか。引退説の行方とともに、2027年シーズンの坂本勇人選手から目が離せません。

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榊原 真央

取材デスクとして10年以上の取材経験。geinou領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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