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【決勝結果】ジャルジャルが941点で優勝!477点と464点の勝利の内訳

御厨 美冬 御厨 美冬 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
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キングオブコント2020の決勝は、ファーストステージとファイナルステージの合計得点で優勝者を決める方式でした。審査員5人がそれぞれ100点満点で採点し、各ステージの最高得点は500点です。

ジャルジャルは最初のステージで477点を獲得。2位のニューヨークに16点、3位の空気階段に19点の差をつけて、トップでファイナルステージへ進みました。

続くファイナルステージでは464点を獲得。ニューヨークと空気階段はいずれも463点だったため、ジャルジャルはわずか1点差でこのステージも制しました。2本の合計は941点となり、優勝を決めています。日刊スポーツやぴあエンタメ情報の決勝結果でも、この得点が確認できます。

ジャルジャルの得点内訳

  • ファーストステージ:477点
  • ファイナルステージ:464点
  • 合計:941点
  • 優勝賞金:1000万円

注目したいのは、ファイナルステージだけを見ると、3組の差がほとんどなかったことです。ジャルジャルの勝利を決定づけたのは、ファーストステージで築いた16点のリードでした。2本目の評価だけでなく、1本目から安定して高得点を積み上げたことが優勝につながっています。

つまり、941点という結果は、単に最後のネタが評価されたというだけではありません。異なる2本のコントで高い評価を獲得し、総合力を示した結果だったのです。

【キングオブコント2020順位一覧】ニューヨーク・空気階段との得点差も比較

キングオブコント2020優勝

決勝に進出したのは10組。ファーストステージの上位3組がファイナルステージに進み、最終的にジャルジャル、ニューヨーク、空気階段の順で王者が決まりました。

以下がキングオブコント2020の決勝順位と得点一覧です。マイナビニュースの決勝速報、日刊スポーツの結果報道などを基に整理しています。

順位 コンビ名 1st Final 総合点 1位 ジャルジャル 477 464 941 2位 ニューヨーク 461 463 924 3位 空気階段 458 463 921 4位 ザ・ギース 457 ― 457 5位 ニッポンの社長 454 ― 454 5位 ジャングルポケット 454 ― 454 7位 ロングコートダディ 446 ― 446 8位 滝音 445 ― 445 8位 GAG 445 ― 445 10位 うるとらブギーズ 440 ― 440

※上位3組は2ステージの合計点。4位以下はファーストステージの得点で順位が決まり、ファイナルステージには進出していません。5位と8位は同点です。

この結果から分かるのは、ジャルジャルと2位ニューヨークの差が17点、3位空気階段との差が20点だったことです。

ニューヨークはファーストステージ461点、ファイナルステージ463点と、2本とも安定した得点を獲得しました。空気階段も458点と463点で、最後まで優勝争いに加わっています。

特にファイナルステージでは、ニューヨークと空気階段が同じ463点。ジャルジャルとの差はわずか1点でした。最終的な順位を分けたのは、最初のステージでどれだけ得点を確保できたかという部分です。

なお、4位のザ・ギースは457点で、ファーストステージの上位3組にあと1点届きませんでした。決勝10組の競争がいかに接戦だったかを示す数字です。

【キングオブコント2020審査員】松本人志ら5人の採点結果を検証

2020年大会の審査員を務めたのは、お笑い界を代表する5人です。

- 松本人志(ダウンタウン)
- 大竹一樹(さまぁ~ず)
- 三村マサカズ(さまぁ~ず)
- 日村勇紀(バナナマン)
- 設楽統(バナナマン)

司会は浜田雅功とTBSアナウンサーの日比麻音子。ダウンタウン、さまぁ~ず、バナナマンという実力派の芸人たちが大会を支えました。

ぴあエンタメ情報が掲載した採点記録によると、ジャルジャルのファーストステージの個人得点は次の通りです。

- 松本人志:95点
- 大竹一樹:94点
- 三村マサカズ:96点
- 日村勇紀:97点
- 設楽統:95点

5人全員が95点前後の高評価を付け、最高点は日村勇紀の97点でした。特定の審査員だけが突出して高く評価したわけではなく、全体として高い支持を得た採点結果です。

ファイナルステージの採点は以下の通りでした。

- 松本人志:95点
- 大竹一樹:92点
- 三村マサカズ:90点
- 日村勇紀:94点
- 設楽統:93点

ファイナルでは、松本人志の95点が最高点でした。一方、三村マサカズは90点と、ほかの審査員より低い点数を付けています。それでも合計464点を獲得できたのは、残る4人から安定した評価を受けたためです。

興味深いのは、ニューヨークと空気階段もファイナルで463点を獲得していることです。審査員それぞれの評価には違いがありましたが、総合点ではジャルジャルが1点上回りました。

日刊スポーツの優勝決定後の報道では、松本人志がジャルジャルについて、以前から優勝してもおかしくない実力を持つコンビだったと評価しています。長年の実力が、ついに結果として表れた大会でした。

【13回目の挑戦】ジャルジャルが優勝するまでに歩んだ道のり

ジャルジャルの優勝を語るうえで欠かせないのが、キングオブコントへの継続的な挑戦です。

2人は2003年にコンビを結成。後藤淳平と福徳秀介はともにNSC大阪校25期生で、2008年に始まったキングオブコントに第1回から出場し続けてきました。

2020年は大会開始以来13回目の出場。しかも、決勝進出は4回目で、2019年に続く2年連続のファイナリストでした。つまり、13回目の挑戦で初めて決勝に進んだわけではなく、何度も決勝の舞台を経験しながら王者を目指してきたのです。

大会後の優勝記者会見を取材したQJWebによると、福徳秀介は長年出場を続けることへの苦悩を明かしています。同世代の芸人が大会から離れていくなかで、自分たちが若手の活躍する大会に出続けてよいのかという葛藤もあったといいます。

それでも、チャンピオンになりたいという気持ちは変わらなかった。13回目の挑戦は、単なる出場記録ではなく、2人がコントに向き合い続けてきた時間そのものを象徴していました。

2020年9月26日、ジャルジャルは13度目の挑戦で第13代キングとなった。

TBSの大会結果発表および優勝後の取材報道に基づく要約。

また、日刊スポーツの報道によれば、優勝が決まった瞬間、福徳は涙を流し、後藤も長年の挑戦を振り返って喜びを語りました。2人にとって、1000万円の賞金以上に大きかったのは、長年追い求めてきたキングの称号を手にしたことだったのでしょう。

【優勝の決め手】「野次ワクチン」と「空き巣タンバリン」の選択が光った

キングオブコント2020でジャルジャルが披露した2本のコントは、内容も生まれた背景も異なっていました。

1本目「野次ワクチン」:477点を生んだ大衆性

ファーストステージで披露したのは「野次ワクチン」と呼ばれるコントです。新人歌手がボートレース場でヤジに耐える練習をするという設定で、歌とヤジの掛け合いを軸に笑いを生み出しました。

このネタは2019年末の単独ライブで披露されたものでした。優勝後のインタビューで福徳は、観客の反応がよく、マニアックになりすぎず幅広い層に届くネタだと感じていたことを説明しています。

後藤も、自分たちが演じながら笑ってしまうネタを良いネタの判断材料にしていたと語っています。つまり、単に審査員受けを狙ったのではなく、自分たちの感覚と観客の反応が一致した作品を選んでいたのです。

2本目「空き巣タンバリン」:没ネタから生まれた464点

ファイナルステージでは、空き巣に入る際にタンバリンを持ち込んでしまう人物を題材にしたコントを披露しました。

タンバリンの音が鳴ってしまうため、空き巣としては都合が悪い。それにもかかわらず、状況が次々と展開していくという、ジャルジャルらしい独特の発想が特徴です。

実は、このネタは最初から賞レース用に完成させていた作品ではありませんでした。福徳によると、約10年前に考えたものの、単独ライブでも披露せず、長くボツにしていたアイデアだったそうです。

転機になったのは、公式YouTubeチャンネルで続けていた「ネタのタネ」という企画でした。撮影したネタに対する周囲の反応や視聴者のコメントが良く、キングオブコントに持ち込む可能性を感じたといいます。

QJWebの優勝会見記事では、YouTubeに投稿していたネタが800本以上に達していたことも紹介されています。大量のアイデアを生み出し、反応を確かめ、舞台で勝負できる形に育てていく。この継続的な創作活動が、優勝を支えた背景にありました。

ここには、ジャルジャルの強みが表れています。新しいネタを次々に作るだけでなく、過去に生み出したアイデアも捨てきらず、時間を置いて再評価できることです。ファーストステージとファイナルステージで異なるタイプのネタを用意できたことも、941点という結果に結び付いたと考えられます。

【2026年に振り返る】キングオブコント2020が示した実力と大会の特徴

キングオブコント2020は、ジャルジャルの個人史における節目であると同時に、当時のお笑い界の状況を映した大会でもありました。

決勝進出10組のうち、吉本興業所属は9組。唯一の他事務所所属はザ・ギースでした。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、劇場やライブの開催環境が通常とは異なっていた時期です。

QJWebの優勝会見取材では、ジャルジャルの2人が、吉本興業の劇場で舞台に立つ機会が維持されていたことを、決勝に吉本所属の芸人が多かった理由の一つとして挙げています。

これは、賞レースの結果をネタの面白さだけで説明することの難しさも示しています。日頃から観客の前で演じ、反応を確かめられる環境は、ネタの完成度を高めるうえで大きな意味を持ちます。

一方、ジャルジャルはYouTubeも創作の場として活用していました。劇場での実演と動画での反応確認を組み合わせ、異なる経路からネタを育てていたのです。

2026年から振り返ると、2020年の優勝は、長年の舞台経験と大量のネタ作り、そして作品を選び直す柔軟さが重なった結果として理解できます。

また、よくある誤解として整理しておきたいのが「13回目の挑戦」と「13回目の決勝進出」の違いです。ジャルジャルが13回出場したのは事実ですが、決勝進出は通算4回目。2019年と2020年は2年連続で決勝に進んでいます。

この違いを押さえると、優勝の意味がより明確になります。13年間ただ決勝に届かなかったのではなく、何度も大舞台に立ちながら結果を残せず、それでも挑戦を続けた末に頂点へ到達したのです。

【キングオブコント2020の優勝】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:キングオブコント2020の優勝者は誰ですか? A1:お笑いコンビのジャルジャルです。後藤淳平と福徳秀介の2人が、合計941点を獲得して第13代キングに輝きました。

Q2:ジャルジャルの得点は何点でしたか? A2:ファーストステージ477点、ファイナルステージ464点で、合計941点です。2位のニューヨークは924点、3位の空気階段は921点でした。

Q3:キングオブコント2020の審査員は誰でしたか? A3:松本人志、大竹一樹、三村マサカズ、日村勇紀、設楽統の5人です。それぞれ100点満点で採点し、合計500点満点で競いました。

Q4:ジャルジャルの優勝賞金はいくらですか? A4:優勝賞金は1000万円です。ジャルジャルは第13代王者の称号とともに賞金を獲得しました。

Q5:ジャルジャルは本当に13回目の挑戦で優勝したのですか? A5:その通りです。2008年の第1回大会から13回連続で挑戦し、2020年の第13回大会で初優勝しました。ただし、決勝進出は通算4回目です。

【プロの結論】ジャルジャルの941点は13年間の積み重ねが生んだ結果

キングオブコント2020の優勝者はジャルジャル。ファーストステージ477点、ファイナルステージ464点、合計941点という数字は、今振り返っても大会の象徴的な記録です。

ニューヨークや空気階段との最終的な得点差は小さく、ファイナルステージではわずか1点差でした。それでもジャルジャルが勝ち切れたのは、1本目で十分なリードを築き、2本目でも高い水準の評価を維持したからです。

さらに見逃せないのが、ネタ選びの柔軟さです。単独ライブで手応えを得たネタと、長くボツにしていたアイデアを動画投稿で再発見したネタ。この2本を決勝に持ち込み、異なる魅力を発揮しました。

賞レースで結果を出すためには、優れたネタを作るだけでは足りません。観客の反応を読み、過去の作品を見直し、本番で2本続けて実力を発揮できる準備が必要です。

ジャルジャルの13回目の挑戦は、才能だけでなく、継続的な創作と改善が大きな結果につながることを示した出来事でした。2026年現在も、キングオブコント2020を振り返る際には、941点という数字だけでなく、その数字に至るまでの2人の歩みこそが語り継がれるべきポイントです。

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御厨 美冬

スポーツ担当として7年以上の取材経験。sports領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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