「神奈川県立博物館」と検索すると、横浜にある神奈川県立歴史博物館、小田原の神奈川県立生命の星・地球博物館、横浜市金沢区の神奈川県立金沢文庫など、複数の施設が候補に挙がります。そのなかでも、横浜・馬車道に位置する神奈川県立歴史博物館は、旧横浜正金銀行本店本館を活用した国指定重要文化財の建物と、神奈川の歴史を体系的に学べる展示で知られる代表的な施設です。
2026年10月17日には、約1年9か月にわたる改修休館を終えて再開館しました。展示環境の刷新に加え、再開館記念特別展「入門!神奈川県立歴史博物館―県博の守り伝えていくコレクション―」もスタートしています。この記事では、2026年11月1日時点の情報をもとに、再開館後の最新情報、建物の歴史、展示内容、入館料、アクセス、そして県立3館の違いまで詳しく整理します。
【まず整理】神奈川県立博物館はどこを指す?横浜の歴史博物館が中心

神奈川県立博物館という名称は、検索上では特定の1施設だけを指すとは限りません。神奈川県が案内する県立の博物館には、歴史博物館、生命の星・地球博物館、金沢文庫の3施設があります。
神奈川県の2026年8月31日更新の案内でも、この3館はそれぞれ異なる専門分野を持つ県立博物館として紹介されています。共通するのは、資料の収集・保存・研究・展示を通じて、県民の学習や文化理解を支えていることです。
神奈川県立歴史博物館とは
神奈川県立歴史博物館は、横浜市中区南仲通5丁目60番地にある人文系の総合博物館です。神奈川の古代から現代までの歴史、文化、民俗などを幅広く扱っています。
建物の大きな特徴は、旧横浜正金銀行本店本館を博物館として活用していることです。重厚な石造りの外観やドームを持つ建築物自体が文化財であり、展示資料だけでなく、施設そのものにも歴史的な価値があります。
「神奈川県立博物館一覧」で混同しやすい施設
神奈川県立生命の星・地球博物館は小田原市にあり、地球の歴史や生命の多様性を扱う自然史系の施設です。一方、金沢文庫は鎌倉文化や中世の歴史を専門としています。
つまり、横浜の歴史博物館を探している人が小田原の自然史博物館に向かってしまうような混同を避けるには、施設名だけでなく、所在地と展示テーマを確認することが大切です。
【2026年最新】神奈川県立歴史博物館は10月17日に再開館!注目の新情報
2026年の神奈川県立歴史博物館にとって、最大のニュースは10月17日の再開館です。設備改修工事のため2025年1月から休館していましたが、約1年9か月の期間を経て、再び一般来館者を迎えることになりました。
2026年3月26日の再開館予告では、建物の長寿命化と来館者サービスの充実が改修の目的として示されていました。博物館の収蔵資料を将来に引き継ぐための施設整備という意味も持っています。
再開館に合わせて何が変わった?
今回の改修では、単に設備を新しくしただけではありません。文化財の展示環境を改善し、資料をより見やすくするための整備が行われました。
- エレベーターの更新
- 展示室照明のLED化
- 展示ケースのガラスへの反射を抑えるフィルムの設置
- 新しい展示台の導入
- 館内諸設備の修繕・更新
特に注目したいのが、展示ケースの反射を抑える対策です。歴史資料や美術工芸品は、照明やガラスの映り込みによって細部が見えにくくなる場合があります。展示環境の改善は、資料の保存と鑑賞の両方に関わる重要な改修です。
再開館記念特別展は12月13日まで
再開館後最初の特別展は「入門!神奈川県立歴史博物館―県博の守り伝えていくコレクション―」です。
会期は2026年10月17日から12月13日まで。国や県指定の重要文化財をはじめ、同館が守り伝えてきた代表的な収蔵資料が紹介されています。
展示の見どころには、小田原北条氏の虎の印判状、眞葛焼、仏像、歴史資料、刀剣、工芸品などがあります。浮世絵の丹波コレクションからは、神奈川県にゆかりのある東海道五十三次も取り上げられています。
再開館直後だけの記念企画というだけでなく、博物館の収蔵品そのものを知るための入門展という性格を持つのが特徴です。
11月3日は無料観覧日!屋上ドームも特別公開
2026年11月1日時点で、次に注目したいのが11月3日(火・文化の日)の無料観覧です。常設展と特別展の両方を無料で鑑賞できます。
加えて、通常は一般公開されていない屋上ドーム、通称「エースのドーム」も特別公開されます。
- 開催日:2026年11月3日(火・文化の日)
- 開館時間:9時30分~17時
- 最終入館:16時30分
- 屋上ドーム公開:おおむね10時~16時
- 見学時間:1回約25分
- 予約方法:当日、1階会議室で配布する予約券が必要。先着順・完全入替制
屋上ドームの見学は雨天・強風時には中止されます。また、見学経路には19段の階段があり、ドーム部分にはエレベーターがありません。通常の展示室見学とは異なる条件があるため、参加前に確認しておきたいところです。
なお、再開館記念の10月17日・18日にも無料観覧が実施されましたが、屋上ドームの公開はありませんでした。11月3日の企画とは内容が異なります。
2026年11月時点で知っておきたい公式サイトの状況
もう一つ注意したいのが、博物館公式ウェブサイトの公開停止です。2026年10月31日更新の神奈川県の案内によると、公式サイトで使用していたプログラミング言語PHPについて、重大な脆弱性情報が公表されたことを受け、予防的措置として公開を停止しています。
県の発表では、不正アクセスなどの被害は確認されておらず、必要な安全対策を終えた後に公開を再開する予定とされています。重要なのは、ウェブサイトの公開停止と博物館の休館は別の問題だということです。同館は通常どおり開館しています。
来館前の確認や問い合わせには、神奈川県の案内ページや電話窓口(045-201-0926)を活用するとよいでしょう。
【建物そのものが文化財】旧横浜正金銀行本店本館の歴史と見どころ
神奈川県立歴史博物館の魅力を語るうえで、旧横浜正金銀行本店本館の存在は欠かせません。この建物は、単なる展示施設の外観ではなく、横浜の近代化と金融の歴史を現在に伝える文化財です。
1904年に完成したネオ・バロック様式の建築
旧横浜正金銀行本店本館は、明治時代に外国為替や貿易金融を担った横浜正金銀行の本店として建設されました。
設計を担当したのは、明治建築界を代表する建築家の妻木頼黄です。1900年に着工し、1904年(明治37年)7月に完成しました。
建物の特徴は、煉瓦と石材を組み合わせた重厚な外観です。地上3階、地下1階の構造で、正面中央には八角形の塔屋と巨大なドームを備えています。コリント式の柱頭飾りを持つ大オーダーなど、ネオ・バロック様式の意匠も見どころです。
関東大震災を乗り越えた建築物
1923年9月1日の関東大震災では、建物の内部と屋上のドームが被災しました。その後、復旧工事が行われ、銀行として使用され続けます。
1967年3月には、ドームを復元した建物が神奈川県立博物館として開館しました。さらに1995年3月、人文系部門を中心とする施設として神奈川県立歴史博物館にリニューアルされ、現在に至ります。
国指定重要文化財と国指定史跡の二つの価値
旧横浜正金銀行本店本館の旧館部分は、1969年3月12日に国の重要文化財(建造物)に指定されました。文化庁の国指定文化財等データベースにも登録されており、明治時代を代表する洋風建築の一つとして評価されています。
加えて、1995年には近代日本の産業経済を支えた歴史的な遺跡として国指定史跡にも指定されました。
つまり、この場所には二つの異なる価値があります。一つは明治建築としての建造物の価値、もう一つは横浜の金融・貿易の発展を物語る歴史的な場所としての価値です。
建物を外から眺めるだけでも楽しめますが、館内の展示と組み合わせて見ることで、横浜という都市がどのように近代化していったのかを立体的に理解できます。
【展示内容を解説】神奈川県立歴史博物館の常設展と見どころ
神奈川県立歴史博物館の常設展示は、「文化の交流と変容」を基本テーマとしています。神奈川県域の歴史を、古代・中世・近世・近代・現代・民俗という5つのテーマに分け、時代順に見学できる構成です。
テーマ1:古代「さがみの古代に生きた人びと」
神奈川の土地に人々が住み始めた時代から、平安時代までの歴史を紹介します。旧石器時代の狩人、海への進出、稲作の始まり、古墳の築造など、地域社会の形成をたどる展示です。
神奈川県という地域が、現在の姿になる以前からどのような自然環境と生活文化を持っていたのかを理解する入口になります。
テーマ2:中世「都市鎌倉と中世びと」
鎌倉幕府と東国武士団の活動を中心に、中世の政治や文化を紹介します。源頼朝と武士団、戦国大名の後北条氏、鎌倉で発展した仏教文化などが主なテーマです。
鎌倉という都市が政治・宗教・文化の中心地として発展した背景を、資料を通じて学べます。
テーマ3:近世「近世の街道と庶民文化」
江戸時代の神奈川を理解するうえで重要なのが、街道と宿場町の存在です。古文書、地図、浮世絵、模型などを通じて、街道を行き交う人々や庶民の暮らし、地域経済の発展を紹介します。
東海道や宿場町、名所めぐりなどに関心がある人には、特に興味深い展示分野です。
テーマ4:近代「横浜開港と近代化」
横浜の開港をきっかけに進んだ文明開化や自由民権運動などを扱います。外国文化の流入、産業や経済の変化、都市の発展など、神奈川が近代日本の形成に果たした役割を読み解けます。
旧横浜正金銀行本店本館という建物の歴史とも直接つながるテーマです。建物の外観を見た後にこの展示を鑑賞すると、銀行建築が生まれた時代背景をより深く理解できます。
テーマ5:現代の神奈川と伝統文化
現代に至るまでの神奈川県の変化を、県民生活や民俗文化の視点から紹介します。時代ごとの政治・経済の動きだけでなく、地域で受け継がれてきた生活習慣や伝統文化にも目を向けています。
2026年の再開館後に注目したい収蔵品
2026年の再開館記念特別展では、通常の常設展とは異なる切り口で、館のコレクションを幅広く紹介しています。
- 小田原北条氏の虎の印判状:戦国時代の政治や統治を考える手がかりとなる歴史資料。
- 眞葛焼:神奈川の工芸文化を知るうえで注目したい作品群。
- 仏像:地域の信仰や仏教文化を伝える資料。
- 刀剣・工芸品:当時の技術や美意識を読み解く展示。
- 丹波コレクション:神奈川県にゆかりのある東海道五十三次などの浮世絵資料。
なお、常設展の展示資料は随時入れ替えられています。公式に紹介された資料が、訪問日にも必ず展示されているとは限りません。特定の作品を目当てに訪れる場合は、展示状況を事前に確認するのがおすすめです。
見学を充実させるポイント
常設展示は3階の展示室から時代順に見ていくことができます。最初から細かな資料をすべて読み込もうとするよりも、まず時代の流れをつかみ、関心を持った資料をじっくり見ると理解しやすくなります。
また、無料のスマートフォンアプリ「ポケット学芸員」を利用した音声・文字解説も用意されています。常設展では音声4言語、文字5言語による解説に対応しており、日本語以外の言語で学びたい人にも便利です。
【料金・開館時間・アクセス】馬車道駅から徒歩1分、駐車場はある?
神奈川県立歴史博物館は横浜の中心部に位置しており、電車でのアクセスが便利です。観覧料も比較的利用しやすい水準ですが、常設展と特別展では料金が異なります。
2026年の常設展・特別展の入館料
2026年の再開館記念特別展について、横浜市観光情報サイトに掲載されている料金は以下のとおりです。
常設展の観覧料
- 一般(20歳以上65歳未満・学生を除く):300円
- 20歳未満・学生:200円
- 高校生:100円
- 65歳以上:100円
- 中学生以下:無料
特別展「入門!県博の守り伝えていくコレクション」の観覧料
- 一般:600円
- 20歳未満・学生:400円
- 高校生:100円
- 65歳以上:200円
- 中学生以下:無料
特別展・常設展セット料金
- 一般:850円
- 20歳未満・学生:550円
- 高校生:200円
- 65歳以上:250円
- 中学生以下:無料
20名以上の団体には別途団体料金が設定されています。学生や20歳未満、65歳以上の人は、受付で学生証や年齢を確認できるものの提示が必要です。障害者手帳などを所持している人は、所定の条件により無料で観覧できます。
常設展だけを見る場合は一般300円、特別展と両方を見る場合はセット料金850円です。再開館記念特別展を目的に訪れるなら、セット券を選ぶと効率的です。
開館時間と休館日
- 開館時間:9時30分~17時
- 最終入館:16時30分
- 休館日:月曜日(祝日・休日の場合は開館)
- その他:年末年始、資料整理休館日、臨時休館日など
祝日の翌日も通常は休館対象となりますが、特別展の開催期間中は開館する場合があります。2026年の再開館記念特別展期間中は、11月23日(月・祝)も開館予定です。
また、11月20日(金)は特別展の観覧時間が19時まで延長され、入館は18時30分までとなっています。通常の閉館時間とは異なるため、夜間に訪れたい人には見逃せない日程です。
住所と最寄り駅
所在地:神奈川県横浜市中区南仲通5-60
電話番号:045-201-0926
主な交通アクセスは以下のとおりです。
- みなとみらい線・馬車道駅:3番・5番出口から徒歩約1分。
- JR桜木町駅:新南口(ICカード専用)から徒歩約5分。
- 横浜市営地下鉄・関内駅:9番出口から徒歩約5分。
- JR関内駅:徒歩約8分。
馬車道駅から向かう場合、エスカレーター・エレベーターを利用したい人は5番出口方面が便利です。3番出口は階段のみとなっています。
駐車場はある?車で行く場合の注意点
神奈川県立歴史博物館には、一般来館者向けの駐車場・駐輪場はありません。自家用車で訪れる場合は、周辺の有料駐車場を利用する必要があります。
車でのアクセス自体は首都高速横浜・羽田空港線のみなとみらいランプから約5分ですが、博物館専用の駐車スペースがあるわけではありません。特に再開館後の特別展や無料観覧日には、公共交通機関を利用するほうが計画を立てやすいでしょう。
【県立博物館3館を徹底比較】生命の星・地球博物館と金沢文庫との違い
神奈川県立博物館を探している人が知っておきたいのが、県立3館の役割の違いです。いずれも神奈川県に関する貴重な資料を扱っていますが、展示内容や立地、観覧料は大きく異なります。
神奈川県の案内では、歴史博物館は神奈川の文化と歴史、生命の星・地球博物館は地球の歴史と生命の多様性、金沢文庫は鎌倉文化を中心とする中世の歴史を紹介する施設として整理されています。
| 施設名 | 所在地 | 主な展示テーマ | 観覧料金の目安 | おすすめの目的 |
|---|---|---|---|---|
| 神奈川県立歴史博物館 | 横浜市中区南仲通5-60 | 神奈川の古代から現代までの歴史・文化・民俗 | 一般300円(常設展) | 横浜開港、鎌倉、東海道、近代建築を学びたい人 |
| 神奈川県立生命の星・地球博物館 | 小田原市入生田499 | 地球46億年の歴史、化石、生命の多様性、自然史 | 一般520円(常設展) | 恐竜や化石、地球科学、自然科学に興味がある人 |
| 神奈川県立金沢文庫 | 横浜市金沢区金沢町142 | 鎌倉文化、中世の歴史、仏教文化、古文書 | 一般250円(企画展) | 鎌倉時代、金沢北条氏、古文書や仏教美術を学びたい人 |
※料金は各館の通常の観覧料金を基準にしています。特別展・企画展では別料金になる場合があります。
神奈川県立生命の星・地球博物館:自然科学を学ぶならこちら
小田原市入生田にある神奈川県立生命の星・地球博物館は、地球の歴史と生命の多様性をテーマとする自然史博物館です。
常設展では、地球誕生から現在までの約46億年を時間軸に沿って紹介しています。巨大な恐竜や隕石から小さな昆虫まで、約1万点にのぼる実物標本が展示されているのが大きな特徴です。
常設展の一般料金は520円、開館時間は9時から16時30分まで(入館は16時まで)。月曜日や館内整備日などが休館日となります。
アクセスは箱根登山電車の入生田駅から徒歩約3分。歴史的な建築や横浜の近代化よりも、自然や生命の進化を学びたい人に適しています。
神奈川県立金沢文庫:鎌倉時代や中世文化を深く知る施設
神奈川県立金沢文庫は、横浜市金沢区金沢町に位置する中世歴史博物館です。その起源は、鎌倉幕府の重鎮として活躍した金沢北条氏が創設した金沢文庫にあります。
隣接する称名寺に伝来した国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」など、中世の歴史や文化を伝える貴重な資料を保管・研究しています。
歴史博物館と異なり、常設展の料金設定はありません。企画展の観覧料は一般250円、20歳未満・学生150円、高校生・65歳以上100円が基本です。中学生以下は無料です。
開館時間は9時から16時30分まで。京浜急行の金沢文庫駅から徒歩約12分です。鎌倉時代の政治や仏教文化、古文書に関心がある人におすすめできます。
どの施設を選ぶべき?目的別の判断基準
3館の選び方は、興味のあるテーマを基準にすると分かりやすくなります。
- 横浜の歴史や近代建築を見たい:神奈川県立歴史博物館。
- 恐竜・化石・地球の歴史を知りたい:神奈川県立生命の星・地球博物館。
- 鎌倉時代や仏教文化を掘り下げたい:神奈川県立金沢文庫。
一方、恐竜や自然科学を中心に楽しみたい人には、歴史博物館の展示だけでは目的を満たせない可能性があります。逆に、横浜の開港や銀行建築に関心がある人にとっては、生命の星・地球博物館より歴史博物館のほうが適しています。
また、歴史博物館と金沢文庫は同じ横浜市内でも離れた場所にあります。1日で両方を回る場合は、移動時間も考慮した計画が必要です。
【神奈川県立博物館の見どころ・評判】訪問前に知っておきたい魅力と注意点
神奈川県立歴史博物館の魅力は、歴史資料と建築文化財を一つの場所で楽しめることです。一般的な博物館では、展示品を鑑賞することが訪問の中心になりますが、この施設では建物自体も重要な鑑賞対象になります。
見どころ1:建物と展示が一体になっている
旧横浜正金銀行本店本館は、明治時代の横浜が国際貿易や金融の拠点として発展していたことを伝えています。展示室で近代化の歴史を学び、実際にその時代に建てられた建築物の内部で過ごせる点は、同館ならではの体験です。
見どころ2:神奈川の歴史を一つの流れで理解できる
古代から現代までを5つのテーマに分けているため、特定の時代だけでなく、神奈川県域の歴史全体を俯瞰できます。
鎌倉幕府、江戸時代の街道、横浜開港、近代化という、それぞれ別の出来事に見える歴史が、地域の変化という一つの流れとしてつながるのが特徴です。
見どころ3:駅から近く、観光と組み合わせやすい
馬車道駅から徒歩約1分という立地は、観光で訪れる人にとって大きな利点です。横浜の中心部にあるため、博物館見学と周辺の歴史的建築物巡りを組み合わせることもできます。
訪問前に知っておきたい注意点
- 一般来館者向けの専用駐車場はありません。
- 月曜日などの休館日を確認する必要があります。
- 常設展と特別展は料金が異なります。
- 展示資料は入れ替えがあり、特定の資料が常時展示されているとは限りません。
- 屋上ドームは通常公開されておらず、特別公開日にも予約券や天候条件があります。
評判を考える際も、単純な入館料や展示点数だけではなく、文化財建築の価値、展示の専門性、アクセスの利便性を合わせて判断することが大切です。特に歴史や建築に関心がある人にとっては、展示室の外にも見どころが広がる施設です。
【神奈川県立博物館のよくある質問(FAQ)】
Q1:神奈川県立博物館はどこにありますか?
A1:横浜の神奈川県立歴史博物館を指す場合、所在地は横浜市中区南仲通5-60です。みなとみらい線の馬車道駅から徒歩約1分です。なお、県立博物館には小田原の生命の星・地球博物館と横浜市金沢区の金沢文庫もあります。
Q2:神奈川県立歴史博物館は2026年に再開館しましたか?
A2:はい。設備改修工事のため休館していましたが、2026年10月17日に再開館しました。現在は常設展と再開館記念特別展を開催しています。
Q3:神奈川県立歴史博物館の入館料はいくらですか?
A3:常設展は一般300円、20歳未満・学生200円、高校生・65歳以上100円です。再開館記念特別展は一般600円で、常設展とのセット料金は850円です。中学生以下は無料です。
Q4:神奈川県立歴史博物館に駐車場はありますか?
A4:一般来館者向けの専用駐車場はありません。周辺の有料駐車場を利用するか、馬車道駅などから公共交通機関で訪れる方法がおすすめです。
Q5:旧横浜正金銀行本店本館は重要文化財ですか?
A5:はい。1904年に完成した旧館部分は、1969年3月12日に国指定重要文化財に指定されています。また、1995年には国指定史跡にも指定されました。
Q6:神奈川県立歴史博物館と金沢文庫の違いは何ですか?
A6:歴史博物館は神奈川の古代から現代までを幅広く紹介する総合的な歴史博物館です。金沢文庫は鎌倉時代や中世の歴史・仏教文化を専門とする施設です。展示テーマと所在地が異なります。
まとめ:【プロの結論】2026年の神奈川県立博物館は目的に合わせて選ぶ
神奈川県立博物館という検索語の中心となる施設は、横浜・馬車道にある神奈川県立歴史博物館です。1904年完成の旧横浜正金銀行本店本館を活用し、神奈川の歴史と文化を古代から現代まで紹介しています。
2026年10月17日の再開館によって、展示照明や展示ケース、エレベーターなどの設備が更新され、より見やすい展示環境が整いました。12月13日まで開催される再開館記念特別展は、館の代表的な収蔵品を知る絶好の機会です。
加えて、2026年11月3日の文化の日には無料観覧と屋上ドームの特別公開が予定されています。通常は見られない建築の一部を見学できるため、建築や横浜の近代史に興味がある人には注目の日程です。
一方で、自然科学を楽しみたいなら生命の星・地球博物館、中世の歴史を深く学びたいなら金沢文庫という選択肢もあります。3館は競合する施設ではなく、それぞれ異なる専門性を持つ文化・教育施設です。
【プロの結論】神奈川県立歴史博物館の本当の価値は、展示資料だけでなく、旧横浜正金銀行本店本館という歴史的建築物を通して、横浜と神奈川の近代化を体感できることにあります。2026年の再開館は、施設の設備更新にとどまらず、地域の歴史を次世代へ伝える拠点としての役割を改めて示す節目となりました。
訪問する際は、特別展の会期、観覧料金、休館日、無料公開イベントの条件を確認し、自分の興味に合った展示を選ぶことが満足度を高めるポイントです。
編集上の補足: 2026年11月1日時点の公式発表・神奈川県の案内・文化庁の文化財情報・横浜市観光情報をもとに構成しています。特に11月3日の無料観覧と屋上ドーム公開、公式ウェブサイトの一時公開停止は、訪問前に確認したい最新情報です。