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【2026年】エリザベス女王杯の追い切り日程は?11月8日・12日の情報公開に注目

大槻 莉子 大槻 莉子 • 更新: • 公開: • 読了約 14 分
目次

2026年のエリザベス女王杯は、11月15日(日)に京都競馬場で開催される。舞台は芝2200mの外回りコース。3歳牝馬と4歳以上の古馬が同じ舞台で激突する、秋の牝馬GⅠの大一番だ。

追い切り情報を確認するうえで、最初に押さえたいのがJRAの公開スケジュールである。

JRAの公式情報公開スケジュール

日程 公開・実施内容 チェックするポイント
11月8日(日) 出走馬情報公開予定 出走を予定する馬の情報
11月9日(月) プレレーティング公開予定 各馬の能力評価
11月11日前後 1週前追い切りの確認時期 負荷、反応、調教時計
11月12日(木) 出馬表公開予定 出走馬・騎手・枠順など
11月12日(木) JRA調教動画公開予定 最終追い切りの動き
11月12日(木)17時以降 調教後馬体重発表予定 最終調整後の馬体重
11月13日(金) 参考レース動画公開予定 過去のレース内容
11月15日(日) エリザベス女王杯開催 京都芝2200m・GⅠ

特に注意したいのは、11月8日の「出走馬情報」と11月12日の「出馬表」は別の情報だという点だ。

出走馬情報では各馬のプロフィールや実績を確認できる。一方、正式な出馬表では出走馬、騎手、枠順などの具体的なレース情報が確認できる。

また、JRA調教動画の公開予定日は11月12日。最終追い切りの映像を確認する重要なタイミングになる。

11月1日時点で注目したい調整情報

現段階で注目できる個別の調教報道として、オークス馬ジュウリョクピエロの動きがある。

日刊スポーツの10月29日付報道によると、同馬はエリザベス女王杯に向けて2週前追い切りを実施。栗東CWで単走し、6ハロン84秒1、ラスト1ハロン11秒9を記録した。

寺島良調教師は、予定どおりの時計で最後も無理をせず、いい時計だったと説明している。

同馬は疝痛の影響で秋華賞を回避し、目標をエリザベス女王杯に切り替えた経緯がある。そのため、時計だけでなく、その後の調整過程や馬体の維持にも注目したい。

ただし、10月29日の時計は2週前追い切りのものであり、1週前や最終追い切りの評価とは区別する必要がある。

【1週前追い切り】時計の速さより負荷と上昇度をチェック

エリザベス女王杯追い切り

エリザベス女王杯の1週前追い切りは、最終追い切りに向けた重要な判断材料になる。

この段階では、レースに向けて十分な負荷をかけられているか、馬の動きに余裕があるかを確認したい。

1週前追い切りで見るべき5つのポイント

1. 全体時計とラップ構成

6ハロンや5ハロンの全体時計だけでなく、道中のラップにも注目する。

前半を抑え、後半に向けて自然に加速できている馬は、調整の内容を評価しやすい。

反対に、前半から力んで速い時計を出している場合は、折り合いに課題が残っていないか確認したい。

2. ラスト1ハロンの伸び

最後の200mでどのような反応を見せたかは重要だ。

強く促されてから伸びたのか、馬なりのまま鋭く加速したのかで印象は変わる。

特に京都芝2200mは長く脚を使う展開になりやすいため、終いの反応だけでなく、そこに至るまでの余力も評価したい。

3. 併せ馬での反応

併せ馬では、相手に対する反応や走行中の集中力を確認する。

先着したかどうかだけで評価するのは早計だ。

相手の馬の実力や調教の目的、内外の位置関係によって時計や見え方は変わる。

4. 前走時との比較

今回の追い切りを評価する際は、前走時の調教内容と比較することが大切だ。

同じコース、似た負荷、同じ距離の時計を比べると、馬の状態変化を把握しやすい。

5. 調教後の馬体と精神面

時計が優秀でも、馬体が大きく減っていたり、走りに力みがあったりすれば慎重な判断が必要になる。

牝馬は輸送や環境の変化による影響も考慮したい。

1週前追い切りでは、単純な時計の優劣よりも、最終追い切りに向けて順調に調整できているかを重視したい。

【最終追い切り】エリザベス女王杯の調教診断で重視する評価基準

最終追い切りは、レース直前のコンディションを判断するための重要な材料だ。

ただし、最終追い切りで最も速い時計を出した馬が、そのまま最も仕上がっているとは限らない。

最終追い切りの評価基準

今回の調教診断では、以下の5項目を中心に評価したい。

評価項目 高く評価できる内容 注意したい内容
時計 過去の調教と比較して良好 時計だけが極端に速い
反応 促されて素早く加速 反応が鈍く伸びない
折り合い リラックスして走る 力みや掛かる様子がある
フォーム バランスよく安定 頭が高い、左右にぶれる
余力 ゴール後も余裕がある 追われ続けて余裕がない

評価A:仕上がりに期待できる馬

- 1週前追い切りから順調に上昇している
- 最終追い切りで反応が良い
- 馬なりでもスムーズに加速する
- 折り合いとフォームが安定している

評価B:順調な仕上がりが期待できる馬

- 調教内容に大きな問題がない
- 過去の好走時と似た調整過程
- 時計は標準的でも動きに安定感がある

評価C:慎重に判断したい馬

- 追い切りで反応が鈍い
- 前走時と比較して時計や動きが低下
- 力みやフォームの乱れが目立つ
- 調整過程に不安が残る

これは調教内容を整理するための評価基準であり、実際の競走能力や着順を保証するものではない。

また、厩舎によって最終追い切りの目的は異なる。あえて軽めに調整する馬もいるため、時計が遅いという理由だけで評価を下げるべきではない。

【栗東CW・栗東坂路】調教時計と動画の正しい見方

エリザベス女王杯の出走予定馬を評価する際には、栗東CWと栗東坂路の違いを理解しておきたい。

調教時計は走ったコースや距離によって意味が変わるため、異なるコースの数字をそのまま比較することはできない。

栗東CW追い切りの特徴

栗東CWはウッドチップを使用した周回コースだ。

長めの距離を走りながら、全体のペース配分や終盤の加速を確認できる。

注目したいのは次の項目だ。

- 6ハロンなどの全体時計
- 5ハロンから3ハロンにかけてのラップ
- ラスト1ハロンの反応
- 併せ馬での手応え
- 長い距離を走った後の余力

芝2200mのGⅠに向けた調整では、単純な瞬発力だけでなく、長い距離を走り切るための持続力も意識したい。

栗東坂路追い切りの特徴

坂路は上り坂を利用する調教コースで、主に4ハロンの時計が注目される。

確認したい要点は次のとおり。

- 4ハロンの全体時計
- 3ハロンから1ハロンまでの加速
- 坂を上る際のフォーム
- 最後まで脚色が鈍らないか
- 追われたときの反応

坂路で速い時計を記録していても、CWでの長めの調教と同じ評価にはならない。

それぞれのコースで、馬がどのような目的を持って調整されているのかを考える必要がある。

JRA調教動画11月12日のチェックポイント

JRA調教動画が公開されたら、時計と合わせて映像を確認したい。

特に重要なのは、以下の4点だ。

1. 走行フォーム: 首や脚の動きに違和感がないか。
2. 折り合い: 騎手の指示に素直に反応しているか。
3. 加速力: 仕掛けたときにスムーズに伸びるか。
4. 併せ馬: 相手に対して余裕のある動きを見せているか。

JRAレーシングビュアーの調教映像では、調教日、調教コース、馬場状態、200mごとの通過タイムなども確認できる。

映像と時計をセットで見ることで、数字だけでは分からない馬の状態を把握しやすくなる。

【京都芝2200mのコース適性】追い切りで注目したい馬の特徴

今回の舞台は京都競馬場の芝2200m外回り。

JRAのコース解説によると、外回りコースは高低差4.3mで、向正面から3コーナーにかけて上り、4コーナーに向けて下る構造になっている。

直線距離はAコース使用時で403.7m。3コーナーからの下り坂で勢いをつけ、最後の直線で追い比べになる展開が特徴だ。

京都芝2200mで求められる能力

持続力

3コーナーからペースが上がり、ラスト800mのロングスパートになるケースが多い。

一瞬だけ速い脚を使う馬より、長くスピードを維持できる馬に注目したい。

折り合い

スタート直後から無理に脚を使わず、道中でリラックスして走れるかが重要になる。

追い切り映像でも、騎手とのコンタクトや力みの有無を確認したい。

坂の上り下りへの対応

京都特有の起伏をこなすためには、バランスの良い走りが必要になる。

最終追い切りでフォームが安定している馬は、評価する際のプラス材料になる。

直線での瞬発力

持続力だけでなく、最後の直線で他馬と競り合うための加速力も必要だ。

過去3年間の京都開催の結果

JRA公式の過去成績を見ると、2023年から2025年までの優勝馬は次のとおり。

年 優勝馬 性齢 勝ち時計
2025年 レガレイラ 牝4 2分11秒0
2024年 スタニングローズ 牝5 2分11秒1
2023年 ブレイディヴェーグ 牝3 2分12秒6

2021年と2022年は阪神開催だったため、京都開催の傾向を考える際は区別しておきたい。

この3年間の結果からも、年齢やキャリアだけで優劣を決めるのではなく、当日の馬場状態や展開、仕上がりを含めて判断する必要がある。

【プロの結論】追い切り評価で見落としてはいけない3つのポイント

エリザベス女王杯2026の調教診断では、時計の順位だけで評価するのではなく、複数の情報を組み合わせることが重要だ。

1. 1週前追い切りと最終追い切りをセットで見る

1週前にしっかり負荷をかけ、最終追い切りで余裕のある動きを見せる馬は評価しやすい。

一方、最終追い切りだけが目立っても、それ以前の調整過程に問題があれば慎重に考えたい。

2. 前走時との比較を優先する

同じ馬でも、調教コースや厩舎の方針によって時計は変わる。

過去の好走時と今回の調教内容を比べることで、その馬本来の調整パターンから状態を判断できる。

3. 京都芝2200mに合う走りを評価する

京都外回りでは、最後の直線だけでなく、3コーナーからの加速に対応できるかがポイントになる。

追い切りでの反応、フォーム、持続力、折り合いを確認し、レースで求められる能力と結び付けて考えたい。

最終的な調教診断は、11月12日のJRA調教動画公開後に行うのが適切だ。

【FAQ】エリザベス女王杯の追い切りに関するよくある質問

Q1:エリザベス女王杯2026の追い切り動画はいつ公開される?

A1:JRA公式の発表では、2026年11月12日(木)に調教動画が公開予定となっている。

Q2:出走馬情報はいつ発表される?

A2:JRA公式では11月8日(日)に公開予定。正式な出馬表は11月12日(木)に公開予定となっている。

Q3:1週前追い切りと最終追い切りはどちらが重要?

A3:どちらも重要だ。1週前追い切りでは十分な負荷をかけられているか、最終追い切りでは疲労を残さずレースに向けて仕上がっているかを確認したい。

Q4:栗東CWと栗東坂路ではどちらを重視すべき?

A4:一概に優劣はつけられない。CWでは長めの距離での動きや持続力、坂路では加速力やフォームを確認し、それぞれの調教目的に合わせて評価する。

Q5:追い切り時計が速い馬は好走する?

A5:速い時計はプラス材料になる場合があるが、それだけで好走を判断することはできない。過去の調教時計との比較、ラップ構成、馬なりか強めか、映像での動きを総合的に見ることが大切だ。

まとめ:エリザベス女王杯2026は最終追い切りと動画公開後の評価が鍵

2026年のエリザベス女王杯は、11月15日(日)に京都芝2200mで開催される。

追い切り情報を確認するうえで、まず押さえておきたいのは次の3つだ。

- 11月8日(日):JRA出走馬情報の公開予定
- 11月12日(木):出馬表・JRA調教動画の公開予定
- 11月15日(日):第51回エリザベス女王杯の開催

調教診断では、栗東CWや栗東坂路の時計だけでなく、1週前からの上昇度、最終追い切りの反応、折り合い、フォームを確認したい。

加えて、京都芝2200m特有のロングスパートに対応できる持続力も重要な評価材料になる。

現段階ではジュウリョクピエロの2週前追い切りなど、個別に確認できる情報はあるものの、各馬の最終評価を決めるには材料が不足している。

11月12日のJRA調教動画公開後は、調教時計と実際の動きを照合し、最終的な仕上がり評価を更新することが重要だ。 レース直前の情報まで丁寧に確認し、実績や人気だけに左右されない判断につなげたい。

主な情報根拠: JRA「2026年エリザベス女王杯」公式ページ・調教動画公開案内・京都競馬場コース解説、日刊スポーツ(2026年10月29日)、JRA-VAN調教解説。

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コンテンツディレクター 大槻 莉子
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